進化した鬼柳のエースに対して、新たなアクセルシンクロモンスターを呼び出した遊哉。
戦術を崩されながらも、モンスター効果で再度ハンドレスを作り上げ、更に進化したエースを呼び戻した鬼柳。
ライフは互いにマダマダある。
が、従えたモンスターを考えると、ライフの量では安心できない。
チーム遊戯王の中でも特に攻撃的なこの2人はどんな方法で攻撃力を上げ、そしてライフを削りに来るか分ったものではない。
故に気が抜けないが、ソレが楽しくもある。
事実、この激闘を展開している2人は笑っているのだから。
「ハッハー、やるな京介!流石だぜ!!」
「くく…お前もなぁ遊哉!!」
「ふっふっふ…」
「ヒハハハハ…」
「「ハ〜ッハッハッハーーー!!」」
…但しちょっぴり怖かったが。
遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel101
『魂の昇華は止まらない』
「しかしまぁ、攻撃力では俺が勝ってるとは言え、そいつが復活してくっと結構きついな?」
遊哉:LP2900 SC7
真幻龍皇−イサカル:ATK3800
真鋼龍皇−フガク:ATK2800
「簡単にやられたままじゃコイツも俺も満足できないからなぁ?」
鬼柳:LP3200 SC11
煉獄超龍 オーガ・ドラグーン・タナトス:ATK3500
状況は甲乙付けがたい。
と言うのも盤面だけを見れば遊哉が圧倒的に有利に思えるが、鬼柳にはタナトスの効果で捨てた手札がある。
その墓地に捨てられたカードによってはハンドレスの力が最大限発動される可能性がある。
だから、どっちが有利とは一概に言えないのだ。
遊哉の『キツイ』もその辺を指してのことだろう。
「さぁて…更なる満足を目指そうぜ?
俺は墓地の『インフェルニティ・ライブラリアン』の効果を発動。
手札が0枚の時、墓地のこのカードを除外する事で、デッキから『インフェルニティ』又は『煉獄』と名の付くモンスター1体を手札に加える。
俺はこのカードを手札に加えるぜ。」
早速墓地効果でモンスターをサーチ。
態々ハンドレスを一時的に崩す事になってもサーチしたモンスター…果たしてなんだろうか?
「ハンドレスだからこそ許されるサーチ効果だなったく……で、何を引っ張ってきやがった?」
「そいつを今から見せてやる……俺はオーガ・ドラグーン・タナトスをゲームから除外する!」
「ソイツを除外するだと!?」
如何やら条件召喚モンスターで有るらしい。
だが、オーガ・ドラグーン・タナトスを除外してまで召喚するモンスター…只者では無さそうだ。
「コイツはオーガ・ドラグーン・タナトスを除外した場合にのみ特殊召喚出来るモンスターだ。
得と拝めよ?……現れろ無限煉獄最強の支配者!『煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零』!!」
『グガァァァァァァァァ!!』
煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零:ATK4500
「煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零!?しかも社長の究極嫁と同じ攻撃力だと!?」
天を引き裂いて現れたのは、オーガ・ドラグーン・タナトスを機械化した様なメタルブラックの龍。
鈍い金属光沢を放つ体躯は、オーガ・ドラグーン・タナトス以上の迫力と威圧感を感じさせる。
それは遊哉の『紅蓮迦具土』、遊星の『コズミック・クェーサー』、霧恵の『エリア・ヘカーテ』に匹敵する程だ。
「オーガ・ドラグーン零の効果。
俺の手札が0の時、俺の墓地の闇属性モンスターの効果を全て其の身に宿す!」
「ぬあぁにぃ!?
ッて事は何か?ソイツは直接攻撃できて、インフェルニティ蘇生できて、破壊されなくて
ハンドレス崩さずに魔法・罠のセットかモンスターの特殊召喚出来るって事か、今の状況だと!?」
そして効果も凶悪そのもの。
鬼柳の墓地のモンスターを考えると、此れはもう最強の部類だろう。
「その通りだぜ遊哉ぁ!今の状況においてのオーガ・ドラーグーン零は正に無敵!煉獄は超えさせないぜ!
バトル!墓地の『インフェルニティ・アーチャー』の効果を受けている零はダイレクトアタックできる!
更に、墓地の『インフェルニティ・キング』の効果で攻撃力は500ポイントアップ!
オーガ・ドラグーン零で、遊哉にダイレクトアタック!『煉獄滅殺劫火』!!」
煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零:ATK4500→5000
攻撃力5000でのダイレクトアタックなど凶悪極まりない。
観客も、流石に遊哉も此処で土がつくかと思ったが…そうはいかない。
「5000でダイレクトってありえねぇ……だが、悪いがソレは通さねぇ!トラップ発動『強者の戦い』!
相手モンスターの攻撃対象を、俺のフィールド上の最も攻撃力の高いモンスターに変更する!
コイツでオーガ・ドラグーン零の攻撃は、俺からイサカルに向かう!
そして、フガクの効果でイサカルは戦闘では破壊されねぇ!!」
攻撃対象の変更。
此れでダメージは受けてもライフは残る――
「そうは行かないぜ遊哉ぁ!
墓地の『インフェルニティ・デスペラー』の効果発動!
俺の手札が0枚で、コイツが墓地に存在する時、このカードをゲームから除外する事で相手のカード効果の発動を無効にして破壊する!
此れで『強者の戦い』は無効になり、オーガ・ドラグーン零の攻撃はお前を直撃するぜぇ!!」
などと言う事を鬼柳が許す筈もなく、墓地から発生した煉獄の炎が遊哉のトラップを焼滅。
此れにより、オーガ・ドラグーン零の攻撃はその軌道を変える事無く遊哉を直撃!
今度こそライフは尽きたのか…?
否!
「うおぉぉ…さっすがにヤバかったぜ…!」
遊哉:LP200
ギリギリではあるがライフは残っていた。
もう1枚のカードを発動させていたのだ。
「そのカードは…!!」
「もう1枚のカードを発動したぜ!トラップカード『体力増強剤スーパーZ・GOLD!』!!
俺がダイレクトアタックでダメージを受けるとき、ダメージ計算前に俺のライフポイントを2倍にする!
此れで俺のライフは2600の倍の5200となり、ギリッギリ200ポイントだけ残ったぜ!」
正に首の皮1枚で繋がったと言った所。
だが絶対不利である事は変わりは無い。
と言うか、次の遊哉のターンでこの『絶対無手札必殺』とも言える鬼柳の布陣を崩さなければ敗北は必至。
事実上、次の遊哉のターンがこのデュエルの結果を決めるターンとなるだろう。
「ターンエンド……だが、此れをどう崩す?満足させてくれよぉ!?」
煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零:ATK5000→4500
「満足はさせてぇが…さて、如何崩したモンかなぁ?俺のターン!」
遊哉:SC7→8
鬼柳:SC11→12
「よし!手札からスピードスペル『Sp−貪欲な壺』を発動!
スピードカウンターが5個以上あるとき、俺の墓地のモンスター5体を選択してデッキに戻してシャッフルしカードを2枚ドローする。
俺は墓地の『クイン・ドラグーン』『コイル・ドラグーン』『ドラゴンガール』『ヘブンズ・ドラグーン』『ガード・リンドヴルム』をデッキに戻し新たに2枚ドロー!」
此処で手札増強カード。
前のターンの天よりの宝札と言い、尽く引きも強いようだ。
だが、此処でこのカードを使ったという事は既存の手札では対抗策は無いと言う事の表れでもある。
つまりはこのドローで全てが決まるのだ。
「ドロー!!」
渾身の思いを込めたドロー…果たして…
「……!!!来たぜぇぇ、この無限煉獄を攻略するカードが!」
「なに?」
「行くぜ!イサカルの効果発動!手札のドラゴンを捨て、イサカル以外のモンスターを全て破壊する!」
「無駄だ!墓地の『インフェルニティ・ビショップ』の効果で…」
「更にチェーンコンボ!スピードスペル『Sp−魂魄滅殺』!
このカードは俺のスピードカウンターが7個以上あるとき、速攻発動が出来る!
このターン、『フィールド上のカードを破壊する効果』は『墓地のカードを除外する効果』になる!」
「なんだと!?」
引き込んだようだ、逆転のキーカードを。
鬼柳の『絶対無手札必殺』は強力だが、その唯一の弱点――墓地カードの依存を突いたのだ。
墓地のカードがなくなれば、このコンボは崩れ去る。
遊哉の引きが、無限煉獄を超えたのだ。
「此れにより、イサカルが葬るのはフィールドのモンスターじゃなく、俺とお前の墓地のモンスターだ!
墓地に眠りし魂を、異次元へと葬り去れ!!『ホーリー・ジェノサイド』!!」
『消え去れ…!』
――ゴォォン…!!
聖なる炎が墓地を焼き尽くし、無限煉獄を粉砕する。
そして、無限煉獄さえ崩れればソレはもう遊哉の場となる。
「コイツで終わらせるぜ京介!『ストライク・ドラゴン』を召喚!」
ストライク・ドラゴン:ATK2000
「そしてスピードスペル『Sp−龍族の絆』を発動!俺のスピードカウンターが5個以上の時に発動!
俺の場のドラゴン1体を選択し、選択したモンスターに他のドラゴンの攻撃力を集約する!
コイツでイサカルにフガクとストライク・ドラゴンの攻撃力の合計4800ポイントを上乗せするぜ!!」
『貴殿等の力、貰い受けるぞ!!』
真幻龍皇−イサカル:ATK3800→8600
そして攻撃力馬鹿の真骨頂たる爆発的攻撃力の上昇。
墓地を焼かれ、フィールド上にはモンスターのみの鬼柳に対抗策は無い。
「無限煉獄を超えた…?…そうか、そうだよな…ハハ、何とも満足できるデュエルだったぜ…!」
「満足できたか?なら俺も満足だぜ京介!
バトル!真幻龍皇−イサカルで、煉獄神龍 オーガ・ドラグーン零に攻撃!『ディバイト・ゼロ・エクリプス』!!」
『我が一撃、此れで全てをゼロにする!』
――ゴバァァアァン!!
仲間の力を受けて強化された技が煉獄最強の龍を焼き滅ぼす。
3rdデュエルも遂に決着だ。
「負けちまったか…だが此れで満足だ…!」
鬼柳:LP3200→0
『決まった〜〜!!3rdデュエルも制したのは緋渡遊哉!
ギリギリまで追い込まれながらも見事な逆転勝利!!この男は果たして止まるのか〜?』
本当に止まるのか怪しい。
と言うか止まるのか?と言う感じすらしてくる。
「だが、次の相手は遊星だ……何処まで突っ走れるだろうな?」
「遊星と霧恵が残ってるのは正直キツイが…負ける気は毛頭ねぇ!」
「だろうな……楽しいデュエルだったぜ遊哉!」
「おう!俺も楽しかったぜ京介!」
走りながらもタッチを交わし、鬼柳はピットイン。
そして次なるデュエリストは不動遊星である!
チーム遊戯王の『トップ3』の一角である遊星ともなれば更なる激闘は想像に難くない。
手早く交代を済ませ、すぐさま遊哉に並ぶ。
『さぁ、遂に4thデュエル!遂に来たぞ不動遊星!此処で遊哉の連勝は止まるのか!?
それとも不動遊星をも打ち倒して4連勝を達成するのか〜〜!!!』
「4人目でお前か……ワリィが俺が勝つぜ遊星!」
「ソレは如何かな?俺もお前だけに勝たせはしないさ。」
当然、ライバル兼親友の2人は闘気MAX!
デュエルもソレに相応しいものになるだろう。
『2人とも気合は充分だ〜〜!それじゃあ行くぞ、4thデュエル!』
「「「「「「「デュエル、スタートォォォォ!!」」」」」」」
「「デュエル!!」」
遊哉:LP4000 SC8
遊星:LP4000 SC11
爆走する2台。
先攻は遊星からだ。
「俺のターン!手札からスピードスペル『Sp−リセットスイッチ』を発動!
俺のスピードカウンターが10個以上ある時、互いのプレイヤーはフィールド、墓地、手札、除外されているカード全てをデッキに戻し、新たに5枚の手札を得る!」
「な!?リセットカードだと!?」
先ず遊星が使ってきたのは全てを元に戻すカード。
確かに今の状態では遊星が絶対不利なので、此れはある意味理に適った戦術だ。
全てがデッキに戻り、新たに5枚の手札が。
つまり、此処から完全な仕切り直しがなされるのである。
「このカードを発動するターンはバトルフェイズを行えない。
だが、それ以外の制限は一切ない!スピードスペル『Sp−光速同調』!
俺のスピードカウンターが7個以上あるとき、エクストラデッキからシンクロモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する!
頼むぞ『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!!」
『バオォォォォォ!!!』
レッド・デーモンズ・ドラゴン:ATK3000(効果無効)
仕切り直しから、呼び出したるは真紅の悪魔龍!
効果が無効になっているとは言え此れは強い。
「イキナリかよ…!」
「此れくらい、俺達なら普通だろ?
俺の場にシンクロモンスターが存在する時、手札のチューナー『シンクロ・シンクロン』を特殊召喚出来る!
更に『ロード・ランナー』を守備表示で召喚!」
シンクロ・シンクロン:DEF0
ロード・ランナー:DEF300
そしてこの布陣。
イキナリやるつもりなのだ、アレを!
「レベル1のロード・ランナーに、レベル1のシンクロ・シンクロンをチューニング!
集いし希望が新たな速度の地平へ誘う。光射す道となれ!シンクロ召喚、希望の力、シンクロチューナー『フォーミュラ・シンクロン』!」
フォーミュラ・シンクロン:DEF1500
「シンクロチューナー…1ターン目からとはな!!」
「このデュエル、一切の出し惜しみはしない!フォーミュラ・シンクロンの効果で1枚ドローし…行くぞ!クリアマインド!!
レベル8シンクロモンスター、レッド・デーモンズ・ドラゴンに、レベル2シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!
集いし焔を纏いし炎魔が、進化の道を翔け上がる!光射す道となれ!アクセルシンクロォォォォ!!」
――ゴォォォォォ…!
「轟来せよ『クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン』!!」
『バオアァァァァァ!!』
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK3500
先にアクセルしたのは遊星。
此れだけでも大きなアドバンテージだろう。
「クリムゾン・ノヴァの攻撃力は俺の墓地のチューナの数×300ポイントアップする。
俺の墓地のチューナーは2体!よって攻撃力は600ポイントアップ!
カードを2枚伏せてターンエンド。」
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK3500→4100
「俺のターン!」
遊哉:SC8→9
遊星:SC11→12
「俺の墓地にモンスターが存在しない時、『ガーディアン・エアトス』は特殊召喚出来る!
更にエアトスが存在する時、手札の『慈愛の守護龍』を特殊召喚出来る!」
ガーディアン・エアトス:ATK2500
慈愛の守護龍:ATK0
だが遊哉も負けじと、返しのターンで即時シンクロの準備。
今回の先発はエアトスらしい。
「レベル8のガーディアン・エアトスに、レベル1の慈愛の守護龍をチューニング!
全ての命を守護する女神よ、その身の真なる力を今こそ解き放て!シンクロ召喚!舞い降りろ『守護女神−エアトス』!」
『では参りましょう。』
守護女神−エアトス:ATK3000
「エアトスのシンクロ召喚に成功した事で2枚ドロー!
更に俺がモンスターを特殊召喚した事で、手札の『ブリッツ・ドラグーン』を特殊召喚!
そして、『ドラクリボー』を守備表示で通常召喚だ!」
ブリッツ・ドラグーン:DEF0
ドラクリボー:DEF200
遊哉もまた超高速でこの布陣。
本当に限界など無いようだ。
「レベル1のドラクリボーに、レベル1のブリッツ・ドラグーンをチューニング!
進化を促す光速の翼よ、その力を今こそ解き放て!シンクロ召喚、奇跡の化身シンクロチューナー『フォーミュラ・ドラゴン』!!」
フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200
「矢張りそう来るか…!俺達の戦いに限界など必要無いな?」
「ッたりめーだろ!行くぜぇぇ!
レベル9の守護女神−エアトスに、レベル2のフォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
守護の光を宿した女神よ、其の力を昇華し、聖なる輝きと共に現れろ!アクセルシンクロォォォ!!!」
そして当然アクセルシンクロ。
光が弾け、聖なる女神が降臨だ!
「降臨せよ『聖女神−エアトス』!」
『それでは、全力で戦いましょう!』
聖女神−エアトス:ATK3000
光を超えて進化した女神は、紅蓮の魔龍を前にしても怯まない。
互いに睨み合い、引く気は一歩も無さそうだ。
「来たか!だがトラップ発動『同調エラー』!
相手のシンクロモンスター1体の効果を無効にする!」
「甘いぜ遊星!聖女神は1ターンの1度だけ相手の効果を受けない!
此れによりエアトスの効果は健在!よって俺の墓地のシンクロのモンスターの数×300ポイント強化される効果は有効!
更に『フォーミュラ・ドラゴン』の効果で2枚ドロー!」
聖女神−エアトス:ATK3000→3600
効果も無効にし磐石。
「そしてスピードスペル『Sp−スピードエナジー』!
コイツでエアトスの攻撃力を俺のスピードカウンターの数×200ポイントアップする!
俺のスピードカウンターは9!よって攻撃力は1800ポイントアップするぜ!!」
『貴方には御退場願います!』
聖女神−エアトス:ATK3600→5400
そして攻撃力の上昇。
となれば当然バトルだろう!
「行くぜ遊星!聖女神−エアトスで、クリムゾン・ノヴァ・ドラゴンを攻撃!」
エアトスの攻撃がクリムゾン・ノヴァに迫る。
クリムゾン・ノヴァの効果を使えばこの攻撃はかわせるが、遊星は敢えてソレを行わなかった。
「そうはさせない!トラップカード『スター・エクスカージョン』!
シンクロモンスター同士がバトルを行うとき、互いのモンスターは除外され、3回目の相手のバトルフェイズ終了時に夫々のフィールドに戻る!」
トラップで2体のシンクロモンスターを限定的に異次元に強制送還。
此れで互いのフィールド上は又ゼロだ。
「此処でかよ…やってくれるぜ!」
「俺達のデュエルが速攻で決まったら、面白くないだろう?」
「かもな…カードを1枚伏せてターンエンド!」
互いのモンスターが戻ってくるのは3ターン後。
その3ターンの間に一体何が起こるのか?マダマダ予想は付きそうに無い。
To Be Continued… 
*登場カード補足
Sp−魂魄滅殺
スピードスペル
自分のスピードカウンターが5個以上ある時に発動できる。
発動ターン、「フィールド上のカードを破壊する効果」は「墓地のカードを除外する効果」になる。
自分のスピードカウンターが7個以上あるとき、このカードは速攻発動が出来る。
Sp−龍族の絆
スピードスペル
自分のスピードカウンターが5個以上ある時に発動できる。
自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体を選択し、選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズまで、
自分フィールド上の選択したモンスター以外のドラゴン族モンスターの攻撃力の合計値分アップする。
このカードを発動するターン、選択したモンスターのみが攻撃できる。
Sp−リセットスイッチ
スピードスペル
自分のスピードカウンターが10個以上ある時に発動できる。
互いのプレイヤーは、自分の手札、フィールド、墓地、ゲームから除外されているカード、これら全てをデッキに戻してシャッフルする。
その後互いに5枚の手札を得る。
このカードを発動するターン自分はバトルフェイズを行えない。
光速同調
スピードスペル
自分のスピードカウンターが7個以上ある時に発動できる。
自分のエクストラデッキからシンクロモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効になる。
強者の戦い
通常罠
相手の攻撃宣言時に発動できる。
相手モンスターの攻撃対象を、自分フィールド上の最も攻撃力の高いドラゴン族モンスターに変更する。
体力増強剤スーパーZ・GOLD
通常罠
自分が直接攻撃を受ける時に発動できる。
ダメージ計算前に自分のライフを2倍にする。
同調エラー
通常罠
相手フィールド上のシンクロモンスター1体の効果を無効にする。