Side:キリエ


さ〜てと、何処の何方か知らないけど、私の大親友に手を出した代償は払って貰おうかしら〜〜ん?
って言うか、大の大人が足の不自由な女の子によってたかってなんてカッコ悪いの極み、KWKよ?……まぁ、其れも此処までだけどね〜〜?

「何よりも、貴方達の蛮行は、忠義に厚い剣の騎士様と、なのはちゃん大好きな鉄槌の騎士様の逆鱗に触れたみたいね〜〜?
 その2人によく似た似非騎士の2人は、若しかしたら細切れのバーベキューと、ペチャンコのプレスハムにされちゃうかもしれないわよ〜〜ん?」

まぁ、幾ら何でもなのはちゃんが非殺傷でやるように言ってるだろうから大丈夫だとは思うけどね?
だけど、ハッキリ言ってフルボッコどころじゃ済ませられないのよね此れって?……美由希と恭也さんも本音は自分達もこっちに来たかった筈だし〜?

その2人に加えて、桃子さんと士郎さんの分もやるとなると、フルボッコどころか顔面整形手術位はしないと間に合わないのよね〜〜?
そんな訳だから、大人しく私にボッコボコにされちゃいなさい?


「なのはさんへのその蛮行……断じて許しませんよ!とりゃあぁぁぁ、ファイネストカノン!!!

「アタシの親友に上等かましてくれた礼は……1000倍にして返してやるわよ!!アイントリガー!!

『行けオラァ!!』



……アミタやアリサちゃんと比べれば、5%ほど優しくしてあげるからね〜〜?
ま、其れでも全力全壊フルボッコのZZHなのは変わらないけど………自業自得と思ってあきらめなさ〜い。
『時の操手』ことキリエ・フローリアンが、バッチリ断罪してあげるから♪――アレ?ところで今の二つ名って一体何処で誰が呼んだんだったかしら〜?











魔法少女リリカルなのは〜夜天のなのは〜  夜天40
『戦闘終了。そして残る謎』











Side:シグナム


「貴様が何故私と似た容姿をしているのか……其れを問いただすのは止めておいてやろう。
 だが貴様は、愚かにも我が主に手を出した――ならばそれ相応の報いを受ける覚悟はあるモノと取るが……構わないな?」

「報いか……果たしてそんなモノがあるかな?
 闇の書は存在が許されぬ魔導書……其れを排除しようとする我等の行為は別分咎められるほどの物でもないと思うがな?違うか剣騎士?」


戯言だな……確かに我等闇の書が、過去に多大な過ちを犯した事は事実だろうし、其れを否定し目を背ける心算もない。
だが、だからこそ我等は此度の優しき主を護り、そして書の呪いを超える為の手助けをせねばならんのだ……故に闇の書の破壊などさせん!!


「傲慢だな剣騎士……お前等はそうやってあの子をダシにして自分達の罪を軽くしようとしているだけだ……そうに決まっている。」

「お前が我等をどう思おうと勝手だ……だが、主なのはの思いと、我等の主への忠義は天地神明に誓って嘘偽りのない物と言いきれる!
 其れに貴様等は闇の書と我等ではなく、まだ幼い主を狙った――其れだけで、我等が貴様等を斬り捨てる理由は充分だ!覚悟は良いな下郎!」

「ふん…愚かだな剣騎士……お前では私に勝つ事は出来ん!!」


烈火の将を舐めるなよ?
確かに貴様は男性体で、腕力だけでなく全身の筋力に於いても私を遥かに凌駕するのだろう……だが、戦いと言うモノは筋力だけでは決まらない!!

圧倒的な力があれば負けはしないと言うのは幻想に過ぎん――技も切れる相手には力だけで押しきる事は出来ないと知れ!


「純粋なパワーは技を超えるとも言うぞ?」

「それは、ヴィータの3倍以上のパワーがある奴のみが吐く事を許されるセリフだな。」


――キィィィン……


「む……正面から打ち合わないとは、其れが騎士の戦い方か?」


その鉄塊の様な大剣と馬鹿正直に正面から打ち合う奴があるか?
そんな事をしたら此方の腕が痺れるし、一歩間違えば武器破壊だろう?……或はそれを狙っての一撃だったのかもしれんが、当てが外れたか?

序に一つ助言をしておいてやろう。
パワーが如何の言っていたが、力に拘り過ぎてしまっては思わぬ『弱点』を露出するぞ?


「弱点だと?面白い事を言うな剣騎士?
 一撃で巨岩をも粉砕するこの大剣の攻撃に弱点があると言うのか?ならば其れをご教授願いたいものだな?」

「良いだろう。
 先ず第一に、重量武器と言うモノは得てして攻撃が単調になる――その大きさの刀剣の場合は斬り下ろすか薙ぎ払うかの二者一択に限定される。
 一応斬り上げも可能だろうが、それを行った場合バランスを著しく崩す危険があるので先ず使う事はないし、突き等は使用以前の問題だ。
 つまりお前の攻撃は左右と上方からのみに限定される……攻撃が来る場所が限定されるのならこれ程対処しやすい物もない。
 ましてその大剣では、攻撃の予備動作が大きすぎて私に『此れから何処を攻撃するか』を知らせているようなものだ……至極読みやすい!!」


――ゲシィィ!!


更に、其れだけの武器は構えるだけで両手を使ってしまう為に自由度もまた低い。
だからこそ懐に入り込まれて格闘を仕掛けられると面白いほどに脆い!!


――バキィィ!!


「ぐあぁあ!……く、私の剣を足場代わりにして膝蹴りだと!?」

「シャイニングウィザードと言う変則的な格闘技だ。『天才』と称されるプロの格闘家が編み出した必殺技らしいぞ?」

本来は立ち上がろうとする相手の片膝を踏み台にして放つらしいが、使えるモノは何でも踏み台にしてこそこの技の真価が発揮できるとの事だ。
其れよりも、此れだけの混戦だ……私だけに集中していると些か危険だぞ?


「なに?……うわ!!此れは……オイ、此方に撃つな!気を付けろ!!」

「るっせー!狙った訳じゃねぇ!!」


此れだけ込み合った戦場ではフレンドリーファイヤーにも気を付けねばな。
尤も………


――ガキィィィン!!……ドゴォォォォン!!!


其れすら己の攻撃として使えぬようでは一流とは言えんがな?
……其れにしても今の鉄球はヴィータだろうが、可成り重かったな……アイツも相当怒っていると言う事か――まぁ、当然だな。

「さて、似非騎士よお前は力だけならば私を凌駕し、確かに戦闘のセンスもあるようだが――如何せん経験不足は否めんな?
 長期戦になればなるほどお前が不利となるし、まして我等の参謀格が結界の破壊工作中だ……逃走の準備をする事を進めるぞ?」

「そう言われてお前は退くか?」

「戦略的撤退を選ぶもまた兵法だ。……レヴァンティン!!」

『Ja Schlangebeissen.』


――轟!!



「!!!」


そしてレヴァンティンを只の近接武器と思うなよ?我が剣は間合いを選ばんと知れ!!








――――――








Side:なのは


うん、やっぱりシグナム達は頼りになるね。
はやてちゃん達も押し負けてないし、此れなら何とかなるかもしれない……シャマル、結界の解除の方は如何?


「もう少し……意外と複雑な構造の結界だけど、私とクラールヴィントならどんなに掛かってもあと2分もあれば解除できるわ。」

「流石はシャマル、バックス能力なら右に出るモノは居ないね♪」

と……それ以上こっちには来させないよ!



だけど、やっぱり私を狙ってくる人は多い……或はシャマルを戦闘不能にして結界の解除をさせないつもりなのかもしれないけど・・・
確かにレイジングハートが折れた今、私が使える魔法は闇の書の力を借りても極端に少ないし、シャマルはそもそも戦闘向きじゃないからね?

「だけど…それでも簡単にやられるほど『闇の書の主』は脆くはないの!」

直射砲が使えなくても、誘導弾で結界解除までの時間を稼ぐくらいならやって出来ない事はないの……!!其処!!!


――バヒュゥゥゥン!!


後は最高で2分護りきれば……


――ズブゥ……


え?……な、何此れ!?私の身体から腕が……其れに此れは……若しかして、私のリンカーコア!?


「なのはちゃん!?……まさか、リンカーコアから直接魔力を奪う心算!?……そうはさせるモンですか!!」

「……!!待ってシャマル…!!ダメ……シャマルは結界の解除を続けて……!!」

「だけど!!」


だ、大丈夫……行き成り全部奪われる訳じゃないから……結界が消えればこの攻撃だって持続は出来ない筈だから…だから結界を!!


「……分かったわ……直ぐに解除するから其れまで頑張って!!」


うん……だけどなるべく早くお願い……!!
く……だけど此れは……予想以上にキツイの……力がどんどん入らなくなる……もってあと1分って所かなぁ?


「闇の書の主…覚悟!!」

「平穏の為に散れ!!!」


!!……此れは流石に拙そう……こんな状態で攻撃されたら、幾ら何でも防げない……!誘導弾ですら、これじゃあ……!!!



「そうはさせん。」

「見えない場所からの攻撃か……効果的とは言え、あまり好きではないな?」

「え?」

だ、誰?行き成り仮面のお兄さんが2人!?
私に向かって来た人達の攻撃をいとも簡単にシールドで防いだ……つ、強いよねこの人?


「この子の魔力が奪われると言うのは問題なのでね……邪魔をさせて貰う!!」


――クン……ボキィィィィ!!


『―――――!!!』

「場合によってはこんな攻撃だって出来るんだ……綺麗に折ってやったから、10日もあれば骨は元に戻るだろうさ。」


そしてもう1人の人が、私から生えてた腕を……折ったんだよね多分……お蔭で助かったけど……流石にもう力が入らないよ…
シャマル、結界は?


「此れで準備完了!封鎖結界……強制解除!!!」


――バリィィィン!!


景色が元に……結界が破れたんだね……皆は……?


「ご無事ですか、主なのは!?」

「なのはちゃん大丈夫か〜〜〜!?」


シグナム、はやてちゃん……にゃはは、ちょっときついけど大丈夫だよ?そこの仮面の2人組が助けてくれたからね。
だけどもう魔力が限界……ゴメン、もう立ってられないや……


――シュゥゥゥン……


「おっと!!……魔法無しでは立つ事もままならないのですから、無理はなさらずに……」

「にゃはは……ゴメンね?其れと支えてくれてありがとうシグナム。」

「いえ、此れ位は……。
 ……其れよりも、主を助けてくれた事には礼を言うが、お前達は何者だ?……私の思い違いでなければ以前に主と我等を監視していた輩と思うが…」


ふえぇ?そ、そうなの?
だ、だけど助けてくれたんだよ?少なくとも敵じゃないと思うよ?だからそんなにピリピリしないで!?ね?お願いだから!!


「いや……其方の反応は妥当なモノだ……確かに我等はお前達を監視していたからね。
 だが、その監視の結果として『高町なのはと守護騎士は排除すべき相手ではない』と判断し、必要ならば力を貸せと上から仰せつかったのでね…」

「その子の魔力が極端に低下したとなれば、闇の書と守護騎士とて影響を受ける。
 その影響が何を引き起こすかは分からないからね……リンカーコアが一時的な機能不全に陥るまえに介入させて貰っただけだ。」

「そうかよ……まぁ、なのはがお前等を敵じゃないって言うならアタシ等がとやかく言う事はねぇ。
 だけどなぁ……せめて敵じゃねぇってんならその変な仮面外さねぇか!?幾ら何でも怪しすぎだろ!場合によっては通報されるぞお前等!?」


……確かにこの仮面は怪しすぎるかも……何でそんな仮面を付けてるんですか?


「素性が知られるのは避けたいと言う事にしておいてくれ……私達だって好きで付けてるんじゃないんだ……」

「だけど仕事だからね……社会人て辛い……って、そんな事は今は良いだろう!?
 其れよりも騎士以外の皆は大丈夫なのか?……見たところデバイスが大分危なさそうだが?」


へ?……えぇぇぇ!?はやてちゃんも、アリサちゃんもすずかちゃんも……其れにアミタさん達とフェイトちゃん達までデバイスがボロボロ!?
何で!?戦いは押してるように見えたのに……!!


「確かに戦いそのものは押してたんだけど……アイツ等途中から徹底してアタシ達のデバイスに攻撃目標を変えて来たのよ!」

「防ぐのは難しくなかったけど、矢継ぎ早に攻撃されたら流石にね……大破しなかったのがせめてもの救いかもしれないよね……」


そんな……はやてちゃんのアロンダイト以外はグランツ博士のお手製なのに、其れを此処まで壊すなんて……意外と強敵なのかなあの人達は?
それに、シグナム達にそっくりな人達も……あの人達は一体何なんだろう?何か知りませんか?


「生憎と此方でもアイツ等の事は分からない……此れから調査中と言うところだな…」

「デバイスの方は大丈夫か?……必要ならば、修理の方を手配するが……」


「その申し出は有り難いが、今初めて会った奴からの申し出を『はいそうですか』と受けるのは幾ら何でも愚かに過ぎる。
 敵ではないようだが、だからと言って即信頼すると言う訳にも行くまい……お互いにな。
 それに破損したデバイスも、プロフェッサーグランツの手にかかれば――多分2日もあれば全機の修理が完了する筈だ……略間違いなく。」

「パパならやりかねないわね〜ん……」

「やりかねませんねぇ………」


確かに一切否定できないかもそれは……でもレイジングハートの修理もあるからもっとかかるかも知れないけどね。
大丈夫、レイジングハート?


『問題ありませんが……あのショタ騎士、次に会ったらフルボッコじゃ足りませんね……四肢を4重に拘束した上で集束砲かましてやりましょう。』

「予想外にデバイスが凶悪!?」

『お褒めに預かり恐悦至極。』


多分褒めてないと思うなぁ?
あふ……それにしても、なんだかものすごく眠い感じが………


「全部じゃないとは言えリンカーコアから強引に魔力を奪われたんですもの……疲れるのは無理ないわ。ゆっくり休んで……」

「奴等の襲撃はまたあるやもしれんからな……デバイスと共に暫し休んでおけ……」

「では、我等は此処で失礼させてもらう……今回の事を上に報告しなくてはならないのでね……」


あ……行っちゃうんですか?……あの、助けてくれて本当にありがとうございました。


「気にするな、此方も仕事だからな……縁あれば、また会う事も有るだろう――またな、闇の書の主と守護騎士、そしてその仲間達よ。」


――シュゥゥゥン……


「消えてもうた……まぁ、敵やないみたいやから良いけどな〜。
 せやけど、なのはちゃんを襲ったんは一体何者や?シグナム達の性別を反転させたような連中と言い……分からん事だらけやで!?」

「そうだね……だけどあの人達は私を――闇の書の主を狙って来た。
 仮面の人が、私のリンカーコアを奪おうとした人に大怪我を負わせたから、直ぐにもう一度と言う事はないと思うけど――用心してた方が良いかもね。」

「面倒な事が起きたみたいだけど……うん、母さんに相談してみる。
 母さんとリニスだったら、謎の襲撃者の事も何か分かるかも知れないしね?」

「そーだね、お母さんとリニスならきっとね!」


フェイトちゃん、アリシアちゃん……うん、お願いします!



それにしても、本当に何者なんだろうね……あの人達は?
だけど何が有っても、闇の書を破壊させはしないの!……シグナムもヴィータちゃんもザフィーラもシャマルも大切な人だから絶対に奪わせないから。

勿論闇の書だって好きにはさせない……何よりまだ、私は闇の書と約束した事を果たしてないからね。








――――――








Side:???


ち……あと少しで高町なのはのリンカーコアを停止出来たモノを……要らん横槍を入れてくれたなギル・グレアムの使い魔どもが……!!
奴等とて闇の書に恨みがある筈なのに、変な情に流されるとは愚かの極みだ。

闇の書は危険なロストロギア……ならば封印処置をし、その力を正しく使ってやらねばならないと言うのにね。
その為には、書の主である高町なのはの無力は必須……リンカーコアを停止した上で凍結封印しなくては危険な事この上ない……

まぁ良い、守護騎士のパワーアップは予想外だったが、其れならばコイツ等を再調整すれば良いだけの事だ。
其れに高町なのはとその友人関係の奴等は大破とまでは行かなくともデバイスを大きく破損させたからな……其れで良しとしておくか。

尤もこっちも部隊が大ダメージを受けたから立て直しは必要だけど、駒は幾らでも生み出せるからね。
何よりも闇の書は僕に勝つ事は出来ないんだ……闇は光によって掻き消されるものと相場が決まっているんだ……

11年もかけて作りだしたアンチ闇の書のストレージデバイス『閃光の書』がこの手にある限り、最終的に勝つのはこの僕だ……!!
何れ闇の書も、閃光の書の一部にしてやるさ…必ずね。








――――――








Side:プレシア


なのはさんが襲われた……何れ起きるとは思っていたけれど、闇の書が起動して1年もしない内に其れが起きるとはね。
しかも相手は守護騎士にそっくりな魔道騎士と、数多の魔導師――闇の書に恨みを持つ者の個人的な犯行とは考え辛いわ。

それにバルディッシュとアスカロンをあそこまで壊すなんて、相当な力がないと出来ないわ。
まぁ、デバイスの方はグランツ博士の方と相談しながら強化回収をすればいいのだけれど、問題は襲撃者の正体――魔導師であるのは確実だけど…

此れは、私よりも彼女に頼んだ方が良いわね……


――ヴィン……


「リンディ、ちょっと良いかしら?」

『プレシア、丁度連絡しようと思っていたのよ!……うん、なのはさん達の事ね?
 今し方、私もグレアム提督から聞かされたのよ……地球でなのはさんが謎の敵から襲われたみたいだって……』


グレアム提督が?……何でその事を彼が……此方に使い魔でも送り込んでいるのかしら?
……其れは良いわ、そうその通りよリンディ……しかもアリシアとフェイトの話から、如何も相手はなのはさんが『闇の書の主』と知っていたみたいなの。


『其れは厄介ね……闇の書に対する悪意が牙を剥いたら何がどうなるか分からないわよ?』

「そうね……確かに、そうなったら次元震では済まない事が起きかねないわ。
 そうさせない為にも、至急貴女に調べてほしい事が有るのよリンディ……」

『調べモノ?…何かしら?』


えぇ……11年前の闇の書事件の際に、貴女の夫以外であの場から未帰還だった者が居ないかどうか調べてほしいのよ。
もし居た場合は、可能なら名前と顔写真付きでデータを送ってくれると助かるのだけれど……お願いできるかしら?


『其れ位はお安い御用だけど……何でそんなモノを……まさかとは思うけどプレシア、貴女……』


そのまさかよ?闇の書に何らかの悪意を持っている者は、11年前の事件より前の闇の書関連の関係者では存在し得ない…皆鬼籍に入っているもの。


其れを踏まえたら、11年前の事件の関係者しか居ないのよ……今回の襲撃事件の犯人はね……











 To Be Continued…