Side:なのは


管理局の闇……其れってなんなんだろう?
プレシアさんが言うには、リンディさん達(それからレティさん?)以外が来てたら、闇の書が封印されていたかもしれないって…

冗談じゃないの!
シグナム達を封印するなんて絶対不許可の超却下!!


『仰る通りですMaster。騎士達は私と同様にMasterを護る者達であり、私にしてみれば同志と言える存在です。
 其れを封印など認められるものではありません。』


レイジングハート…ありがとう。


『何を仰いますか……いえ、私だけではありません…はやて達のデバイスも、皆同じ気持ちですよ。』

「レイジングハート…皆も……私達は良き仲間を持ったな、ヴィータよ。」

「あぁ……最高の仲間を持てたみてぇだ…」


うん、皆最高のお友達なの!

「……えっと、脱線してスイマセン……改めて教えてもらえますか…管理局の闇って言うのを…」

「えぇ…彼方達には私の知っている事を全て話すわ……そう、全てをね…」








魔法少女リリカルなのは〜夜天のなのは〜  夜天21
『明かされた真実』










Side:プレシア


強い子ねこの子達は……管理局の闇と聞いても一切怯む様子がないし、それどころかこれから私が話す事を真正面から受け止める気で居るのだから。
其れに、闇の書の封印と聞いて、これ程までに其れを認めないと言うとはね…本当に良い子だわ。

でも、だからこそ私は話さなきゃいけない…管理局の闇と、闇の書の真実を――この子達ならきっと大丈夫なはずだから。

「私は5年前までは管理局の局員として働いてたわ――科学者として、そして武装隊員としてね。」

「科学者と武装隊員?裏方と戦闘要員を兼任してはったんですか?」

「母さんは科学者としても魔導師とも凄かったんだ…魔導師としてのランクは当時最高のSS。」

「「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」」

「更に言うと、管理局の一般局員が使用してる戦闘用デバイスって、お母さんが基礎を作ったんだよね〜〜〜。」

「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」」」」


思った以上に驚くわね?……ドクター・グランツも相当な科学者なのでしょう?それほど驚く事かしら?


「驚きますよ…お父さんは科学者としては超一流かもしれませんが、戦闘能力は皆無と言っても過言ではありません!」

「『戦闘力5?…ゴミめ。』って消されちゃうくらいの戦闘能力の低さよ〜〜ん。」

「……天に二物を与えられた人って偶に存在するのよね…」

「プレシアさんの容姿を考えると、二物どころか三物じゃないかなぁ?」

「どうやらプレシアさんは、才能の神と、武の神と、美の神に溺愛されてるようやな…」

「其れは全く持って否定できないのはやてちゃん…」


此れは褒められているのよね?……まぁ良いわ。
確かに兼任はしていたけれど、どちらかと言うと私は戦闘よりも研究や開発の方に携わる事の方が多かったわ。

その中で、私は夫と共に新たなエネルギー開発の研究を始めたのよ。
永久に止まる事のないエネルギー発生機関『永久機関』の開発をね。


「永久機関…聞いた事は有るが、其れは可能なのかプレシア女史?」

「可能よ。『核融合』と『核分裂』を同じ場所で同時に行う事が出来ればね。
 核融合によって誕生した核を核分裂し、核分裂した核を核融合すれば永久に止まる事のないエネルギー機関が完成するわ。」

理論は8割完成していたし、後は実証実験を経て実用化に漕ぎ付けるところまで来ていたのよ。
けれど、それが完成すると不都合な連中が管理局に居たんでしょうね……ある日の実験で其れは起こったわ――研究所が爆破されたのよ。


「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」

「幸い私は難を逃れたけれど、夫は爆発に巻き込まれて帰らぬ人となったわ…そしてその爆破事件を皮切りに、私は管理局での立場を無くした。
 爆発は犯罪やテロの可能性が初めから排除され、私と夫の準備不足と安全管理義務の怠慢と言う事にされたのよ。
 当然研究は凍結され、私は当時得ていた階級と魔導師ランクの全てを剥奪されたわ……
 だけど皮肉にもこの時初めて気づいたのよ…私は管理局に潰されたってね。」

其れに気付いた私は焦ったわ。
管理局が私を潰そうとしているなら、夫が消されたようにアリシアとフェイトもまた消されるかもしれないってね。

私への不当な処分はリンディとレティが必死に抵抗してくれていたけれど、私にはそれどころじゃなかったわ。
自分と子供達、そして助手として働いてくれていたリニスの安全の確保に躍起になったわよ。
其処で逃亡先として選んだのがこの地球だったの。

此処は管理外世界だから管理局の目は届かないし、夫と管理局退局後は此処で暮らしたいと話をしていたからね。
そんなこんなで、今は私も地球の住人と言う訳。


「成程な…オメェの言う事は良く分かった。
 よーするにリンディと、もう1人…レティとか言うやつの派閥じゃない局員は信用しちゃダメって事なんだろ?
 テメェの都合だけで、多くの人にとって有益なモンを潰すなんざ碌なもんじゃねぇ!!」

「貴女が潰された理由……恐らくは管理局の『魔法魔導師至上主義』から来るものだろう。」

「魔法魔導師至上主義?」

「其れって何ですかシグナムさん?言葉の響きからして嫌な予感がするんですが…

「言葉通りの意味だ。
 私もハッキリとしたことは覚えている訳ではないが、時空管理局と言う組織は魔法と魔導師を絶対の存在として扱っているのだ。
 武装隊員も全て魔導師で構成されているしな……故に魔法エネルギー以外の物を排斥せんとする風潮があるらしい。」

「そうなの〜〜ん?
 あらん?そうなると、アリシアちゃん達が昔住んでた場所のインフラ関係は如何なってのかしら〜〜?」

「基本的には地球とあまり変わりないよ?電気も水道も通ってるから。
 ただ、其処に使われてるエネルギー源が魔法エネルギーってだけ。」


そう言う事よ。
そしてそれが管理局が巨大で強大な組織になっている理由でもあるわ。

「海鳴市と言う場所に、此れだけの魔導の才を持つ人達が居るのには驚いたけれど、本来魔導の才を持つ人間と言うのはそれほど多くはないのよ。
 私達が住んでいた場所でも、魔導の才を持つ者は全人口の1割にも満たなかったわ……更に高ランクの魔導師ともなれば其れこそね…
 けれど、其れだけに高ランクの魔導師は其れだけで尊敬の対象になってしまい――そして何時しか自分を特別な存在と思うようになる。
 更に管理局は魔法の絶対性を高めるために質量兵器……地球で言うところの拳銃のような武器を一切禁じているのよ。
 市民が持つ事はもとより、管理局の武装隊員にすら其れを認めていない……武装隊員は魔導師であるべきだとね…」

「…なんか、オカシイですねそれ。
 それじゃあ、高ランクの魔導師の中には、自分を特別だって思い込んで横柄な態度をとる人もいるんじゃないですか?」

「って言うか今の話を総合すると、魔道の力は実質管理局が独占状態で、管理局がやろうと思えばインフラは全てストップできるって事よね?
 だから、民間で管理できる魔法以外のエネルギーを作り出されると脅威だから、プレシアさんは潰されたって事じゃない!!」

「それに、それじゃあ魔導の力を持たない一般市民は、魔道を悪用する犯罪者とかには抵抗すら許されないって事ですよね?」

「何を考えとるんや管理局ってのは…」


全ては自分達が頂点に居座る為の法律よね。
私とリンディとレティは、その体質を変えようとも考えていたのだけれど…私が潰されたせいで、其れは白紙に戻ってしまったでしょうね。

只、それ以上に問題なのは、ジュエルシードを巡る今回の件で、地球の詳細が管理局に知られてしまうと言う事よ。
恐らくリンディは可能な限り、地球の詳細はぼかして報告書を上げるでしょうけど、それにも限界があるわ。

下手をすれば管理局が強引に地球を管理世界にしようとする可能性すらあるわ。
まして、其処に闇の書があるとなれば余計にね…


「其れです!何で闇の書を封印しなくちゃならないんですか!
 闇の書もシグナム達も何も悪い事はしてないのに…何で封印指定のロストロギアなんですか!!」

「………闇の書は、此れまで数えきれない世界を滅ぼして来たのよ……書の力が暴走したせいでね。」

「「「「「「「「え?」」」」」」」」


恐らくは守護騎士達も覚えていない事よ……闇の書には一種の『呪い』とも呼べるような機能が備わっているのよ。








――――――








Side:シグナム


闇の書が暴走して数多の世界を滅ぼしてきただと?……馬鹿な、我等にはそんな記憶はないぞ…!!
いや、記憶がハッキリしない部分もある故に断定は出来ないかもしれんが…だが、それでも我等ヴォルケンリッターは破滅の為に剣を取った事は無い!


「えぇ、確かに貴女達が世界を滅びに導いたわけではないわ……書の暴走が始まる前に、守護騎士は書に吸収されるんですからね…」

「な!!」

「嘘だろオイ…!!」

「シグナム、ヴィータちゃん…!」


ヴィータのみならず、主なのはも驚いておられるが…其れも当然の事か…
いや、だが其れならば逆に我等が此れまでの主の最期を知らないのも説明が付く……其れを見届ける前に書に吸収されたのならば知る由もない。

「だがそれでも矢張り解せん…書が暴走するとはどういう事だプレシア女史?」

「私も管理局員だったから、無限書庫で色々な事を調べる事も多かったのだけれど、11年前の闇の書関係の事件に係わった時に知ったのよ。
 あくまでも私見だけれど、闇の書は持ち主の心を映し出す鏡の様な物ではないのかしら?
 持ち主の心が闇に染まれば暴走して持ち主を喰らって世界を滅ぼし、持ち主が良き心を持っていれば書はその大いなる力を主に与える。」


人の心を映す鏡…悪しき心の持ち主が持てば、書に喰われて命を落とす……成程、其処だけを見れば確かに『呪い』とも言うべき力だな。


「私はね、なのはさんと会ってその考えが正しかったと思っているの。」

「ほえ、私ですか?」

「えぇ…記録に残っている守護騎士の記述を見ると、其れはまるで感情を持たない戦闘マシーンとしか思えない物ばかりだったわ。
 けれど、貴女の守護騎士達はこんなにも感情豊かで人間らしい――此れこそが書の主の心を反映しているのだと思うのよ。
 此れまでの書の主は、闇の書の力のみを求め、守護騎士達の事も道具としてしか見ていなかった…故に騎士達にも感情は無かった。
 だけど、貴女は騎士達を人として扱い、闇の書の力を求めなかったのでしょう?…だからこそ、蒐集をしても書は暴走していない。
 騎士達も、命令されるがままに戦うのではなく、今回は自ら主の為に戦う事を選んだ……此れも書に暴走の兆候がない理由になるわ。」


成程…書の主の心の持ちようか…。
ならば、主なのはが我等の主である以上は、書が暴走して地球を壊す事は無いと言う事か?


「そうなるわね……其れだけならば何の問題もないわ。
 けれど、管理局はそう思っていない…危険なロストロギアは何としても封印しようと考えている…それこそ最悪なのはさんを殺してでもね。」

「な!!ふざっけんな!!なのはを殺すなんて、そんなのぜってー許さねぇ!!」

「許せるはずが有りません!幾ら何でも一方的すぎます!!」


ヴィータとアミティエの言う通りだな…そんな事は断じて許さん!
主なのはに害をなすと言うのならば、例え管理局だろうと我がレヴァンティンの錆としてくれる!!


「でもちょっと待ってプレシアさん〜〜。
 確かに闇の書の過去は分かったけど、そんな事は調べれば分かる事で、なのはちゃんが無害って事は分かるんじゃな〜〜い?
 其れなのに強引に封印ていうのはあんまりじゃないのかしら〜〜〜のSGHなんだけど?」

「えぇ…確かにね……けれどさっき言った11年前の事件で管理局は闇の書を封印する大義名分を手に入れてしまったのよ…」


大義名分だと?…我等は知る由もないが、11年間に何が有ったのだ?


「11年前、管理局は当時の書の持ち主を逮捕、確保する事に成功したわ…既に貴女達は書に蒐集された後だったけれどね。
 書は厳重に封印を施して管理局に運ばれていたのだけれど……その途中で書が暴走し、封印を破壊して荒れ狂ったのよ。
 最終的に書は1人の局員が護送艦の外に持ち出した事で大事には至らなかったのだけど……その局員は書の暴走に巻き込まれてね…」

「死んじゃった……んですね…」


そんな事が……と言う事はまさか管理局は!!


「えぇ『管理局員の命を奪った闇の書は封印すべし』と言う考えが一気に広がっていったわ。
 更に殉職した局員が提督と言う高い地位に有ったのも大きかったわ……其れでも封印なんて事をリンディは望んでいないのね…」

「?如何して其処でリンディさんが出て来るんですか?」

「…殉職した局員の名は『クライド・ハラオウン』…リンディの夫で、クロノ君の父親よ…」


!!!なんだと…!!…アースラとやらの艦長と執務官の父親が……と、確りしてください主なのは!!


「そんな…私はリンディさんとクロノ君に何て言えばいいの?今度どんな顔して会えばいいの?
 ダメ……其れでも私は騎士の皆を喪いたくない…リンディさんとクロノ君に恨まれても、シグナム達を喪いたくないの!!
 恨まれたって良い、罵倒されたって良い…私は皆と一緒に居たいよぉぉ!!!皆が居なくなるなんて嫌だよぉ…!!」


主なのは……ご安心ください、我等とて簡単に封印などされません。
管理局が我等を『悪』として断罪すると言うのならば、我等は連中の言う『悪』を貫き通して生き、貴女と共にいます…だから安心してください。
我等ヴォルケンリッターは、何が有ろうとも主なのはの前から消える事はありませんよ。


「シグナム…うん…」

「大丈夫だって!アタシ等は管理局の魔導師なんかよりも数倍強いからな。
 下らねぇいちゃもん付けてくる奴は、纏めてぶっ叩いてシャマルにリンカーコアぶっこ抜かせて闇の書の糧にしてやるぜ!」

「せやな……大義名分掲げてなのはちゃんに害をなす言うなら……アロンダイトで一刀両断したるわ…


…落ち着けはやて嬢…目の色が反転しているうえにどす黒いオーラが身体から滲み出しているぞ?
まぁ、それだけ主なのはのことを思ってくれていると言う事か。

いや、はやて嬢だけでなく、月村にバニングス、フローリアン姉妹もその気の様だし、テスタロッサ姉妹までか。
ふ、主なのはは、如何やら人との縁を繋ぐ力があるようだ…此れだけの仲間が周囲に集うのだからな。


「…矢張り、貴女は歴代の闇の書の主の中でも最高の存在よなのはさん。
 貴女ならばきっと闇の書を暴走させずに完成させる事が出来る筈だわ――ジュエルシードの件が一段落ついたら私達のコアも蒐集すると良いわ。」

「良いのかプレシア女史!?」

「えぇ…正しき心を持つ者に、己の力を差し出すのは悪くないわ…アリシアとフェイト、リニスとアルフも良いでしょう?」

「とーぜんでしょ!友達の為にはリンカーコアの1つや2つ差し出すって!」

「私も…其れがなのはを助ける事になるなら異論はないよ?」

「フェイトが良いって言うならアタシだってOKさ!好きなだけ持って行きな!」

「ふふ、私も微力ながら協力しますよ♪」


何と……全員が協力してくれるとは…忝い。
ヴォルケンリッターが将、この場に居ない騎士達に変わって、貴女達に礼を言おう……ありがとう…。


「アリシアちゃん、フェイトちゃん…プレシアさんにリニスさん、アルフさんも…ありがとうございます!!」

「ほんまやな……私からもおおきに!」


幾ら礼を言っても足りないくらいだ…闇の書の咎を知って尚力を貸してくれるとは…優しき人達だな、真の意味で。


「どういたしまして…さて、リンディなら先走って馬鹿な真似はしないから安心していいわ。
 当面の問題はジュエルシードだわ…私達が封印した数と、貴女達が封印した数の合計は…」

「9個ね…あの忍者達も何個かは手に入れてるだろうけど…」


何れにせよ、残るジュエルシードは少ない……此れは発見の早さが重要になるが…まぁ、其れは大丈夫だろう。
プレシア女史と博士、更にアースラの索敵が有ればジュエルシードの反応を掴む事など容易だろうからな。

闇の書の事は今は後回しだ――優先すべきはジュエルシード。
残りは全て回収し、封印したうえで闇の書の糧にしてくれるさ……例え何者が立ち塞がろうともな。








――――――








Side:アミタ


「ふむ…なのは君の持つ闇の書は、僕が思っていた以上に凄いモノみたいだねぇ?」

「でしょ〜〜?だけど、ちょ〜〜っと気になるのよねぇ…」

「気になる?」


はい…プレシアさんの話は納得できるんですが、闇の書が悠久の時を歩んできた魔導書だと言うなら、その年月の中で劣化した部分があると思います。
その劣化した部分が、闇の書の本体に影響を与えて暴走を引き起こした可能性だって0じゃない筈です。

「もしそうなら見逃せません!
 お父さん、一度なのはさんに頼んでみるので、闇の書がどうなってるか解析してください!
 其れで、もし劣化してる部分があるなら治しちゃってください!お父さんなら出来る筈です!気合と根性で何とかなる筈です!!」

「アミタお得意のKKG〜〜?其れで何とかなる……のよねアミタの場合は…」


大概の事は気合と根性で何とかなります!!
闇の書が何らかの破損をしていても、お父さんなら気合と根性で何とかしてくれるはずです!!


「そうだねえ…うん、分かった――ジュエルシードの件にかたが付いたらなのは君に頼んで書を調べさせてもらう事にしよう。
 その結果で何らかの不具合が見つかったら、僕に出来る事は全てしてみようじゃないか。」

「ありがとうございます!」

「ありがと、パパ♪」

「あはは、此れくらいはねぇ?……それにしてもアミタもキリエも随分なのは君に入れ込んでるねぇ?」


当然です!美由希さんの妹と言うだけでなく、なのはさん達は既に私とキリエの親友です!
その親友を助けるために一肌脱がないなんて友としての名が廃りますし、何よりも私の心が『こうせよ』と言っているんです!


「私もよ〜〜。私もアミタも自分の心に従ってるだけなの♪」

「成程ね…いやあ、僕は良い娘を持ったねぇ?父親冥利に尽きるよ。
 まぁ、先ずはジュエルシードの一件を終わらせない事にはどうにもならないけどね…何とかなるさ。
 アミタ、キリエ……頑張って来るんだよ。」

「はい、お父さん…!」

「任せてパパ…必ず何とかするから!!」


必ずジュエルシードは何とかしますし、なのはさんの事だって何とかします!


及ばずながら、このアミティエ・フローリアン、気合と根性で頑張らせて頂きます!!


「あっつ!?ちょっと、アミタ熱くなりすぎ!!溢れ出した魔力が燃えてるわよ!?」


っと、此れは失礼…ですがそれだけ燃えてると言う事ですよ!!
なのはさんもシグナムさん達も、必ずハッピーエンドに導かないと、大凡満足できそうにありませんからね♪











 To Be Continued…