Side:アインス


村長さんの話では、例の『空を飛ぶ大きな影』の目撃者はルゥイと言う少年らしい……名前から、某ボンバーマンに登場する支援アニマルを連想し
た私は悪くないと思う。
まぁ、名前しか分からないのではどうしようもないので、村人に話を聞いたら、アッサリとルゥイ少年の事は分かった……まぁ、ラヴェンヌ村はそれ程
大きな村ではないから、村人全員が村の人間の容姿と名前を覚えて居るのかも知れないね。
池の桟橋で見たと言うので、その桟橋にやって来たのだが……確かに少年が居たな。



「ちょっとゴメンね?君がルゥイで良いのかな?」

「そうだけど……アレ、お姉ちゃん達見かけない顔だね……フルーツ買いに来た商人さん?」

「ふ、其れが違うのよね……何を隠そう、遊撃士よ!」

「遊撃士?アガットお兄ちゃんと同じ?――でもお姉ちゃん、そんなに強そうには見えないけど……」

「ウグ、ハッキリ言ってくれちゃって……でも、此の華麗な棒術を見て果たして同じ事が言えるかしら?」



その少年――ルゥイはエステルが遊撃士と言う事に驚いたみたいだが、アガットと同じと言うのが信じられないらしいな?……確かにアガットは、見
た目は滅茶苦茶強そうに見えるから、其れと比べたらエスエルは強そうには見えないだろうさ。――実際は同年代ではヨシュア以外に敵無しのクソ
チートレベルなんだがな。
エステルもハッキリ言われた事がショックだったみたいだが、ルゥイの疑念を晴らす為に棒術の妙技を披露したか……高速の棒回しだけに留まらず
に、棒術の演武とも言うべき技を次々と披露して行く。うん、実に見事だ。
見事だから、私もアーツで更なる派手さを加えてやるか。



――ボッ!



「凄い!棒の先に火が点いた!」

「ふふふ、思い知ったかね?其れじゃあ今度はもっとすごい技を……」



そうだな、今度は棒術具の先に幻属性のアーツを応用してみようか?きっと凄い技が出来る筈だ。



「エステル、はしゃぎ過ぎだよ。御免ね、改めて君がルゥイ君でいいのかな?」

「そうだけど、なんで名前を知ってるの?」

「村長さんや村の人に聞いたんだ――空を飛ぶ影を見たって言うのは本当かな?もし良ければ、その時の事を聞かせてくれるかな?」



更に派手な技を披露しようとした所で、ヨシュアから待ったが掛かってしまったか、残念だ――が、本来の目的はルゥイが見たと言う『空飛ぶ影』の
真相を確かめる事だから、ヨシュアのやった事は間違いではないか。
果たして、ルゥイ少年の口からは、どんな情報が齎されるのかだね。










夜天宿した太陽の娘 軌跡35
廃坑探索の先の大当たり』









「え、でも……兵隊さんが調べて、何もなかったって。」



だが、ルゥイ少年が口にしたのは軍が調べても何もなかったと言う事だ……ちゃんと隅々まで調べたかどうかは分からないが、軍の調査では一応
何もなかった訳だ。



「うん、其れでも良いんだ。僕達にも教えてくれないかな?出来る限り詳しくね。」



とは言っても、先程の村長さんの話を聞く限り、軍が真面な調査をしたとは思えん……大方、ルゥイ少年の目撃情報から、形の上での調査だけをし
たと言う感じだろうね。
此れは益々調べてみる価値がありそうだ……巧くいけば、あのいけ好かない小童将軍の鼻を明かしてやる事が出来るかも知れないからな。



《小童って……見た目は将軍さんの方が年上よ?人格交代してもアタシの色違いだし、アインス本来の姿でも充分若いと思うし。》

《私の身体には老いと言う概念がないが、精神的には永い眠りと束の間の覚醒を挟んで千年もの時を過ごしたと言っただろう?五~六十年程度し
 か生きてない将軍など、私からすれば十分小童だ。》

《む、無茶苦茶過ぎない其れ?》

《無理を通して道理を引っ込ませる……否、無理を通して道理を蹴り殺す。少なくとも高町なのはならば、躊躇なくその方法を選ぶと思う絶対に!》

《アインスの世界のお子様物騒過ぎない!?》



否定出来ないなぁ其れは。
一撃必殺上等な高町なのは、防御を捨ててスピードを極めたスピード狂のフェイト・テスタロッサ、私の蒐集した魔法が基になってるとは言え、広域
殲滅楽勝な我が主……そして、其れをベースにしたマテリアルズに、紫天の盟主であるユーリ――あの七人が揃ったら冗談抜きに世界征服を出来
る気がしてならないよ。
其れは兎も角、ヨシュアは子供の相手も見事だな?エステルの棒術披露で此方の力は信頼してくれたであろうルゥイ少年に、出来るだけ優しく語り
掛けて情報の提供を求めたのだからね……意外と、子供相手の仕事も向いてるのかも知れないな。保育士とか。

取り敢えず、ルゥイ少年の目撃情報を纏めると。


・ルゥイ少年は星を見るのが好きで、よく星を見る為に夜中に家を抜け出していたが、最近の夜、夜空に動く二つの影を見た。
・二つの陰の大きさは異なり、親子連れみたいだった。
・その二つの影は北の方に飛んで行ってしまった。


こんな所だが、此れだけの情報でも可成り重要なモノが有るな?
何よりも需要なのは、ルゥイ少年が見たと言う夜空の物陰が二つであり、その大きさは異なっていたと言う事だ……となると、その二つの影は空賊
の飛行艇と定期船と見て良いだろう。
ミストヴァルトに現れた空賊の飛行艇は、定期船と比べると可成り小型だったからな。
そしてもう一つ重要なのは、その影が北の方に行ったと言う事だね。



「北って言うと……若しかしてさっきシェラ姉が言ってた、廃校になった七耀石の鉱山がある場所!!」

「あら、よく気付いたわねエステル?おねーさん感心よ。
 村の裏口から更に山道が続いているわ。」

「兵隊さん達、北の山道を徹底的に調べたんだけど、何も見つからなかったって……だから、僕が寝惚けて夢を見たんだろうって言って……それで
 馬鹿にしたように笑って……」



な・ん・だ、それはぁぁぁぁぁ!!
北の方に行ったと言うだけで、北の山道とは言ってないにも拘らず、北の山道だけを調査して何もなかったと言い、あまつさえ寝ぼけたで片付ける
とか正気か?其れ以上に、善良な市民を、其れも子供を馬鹿にしたように笑うとは許せん!
其れが悔しかったのか、ルゥイ少年は目に涙を浮かべてるじゃないか……自分の言った事が一笑されたのが堪らなく悔しく、屈辱だったのだろう。



「あぁ、もう……男の子が泣いたりしないの!
 アタシ達は兵隊とは違うよ――君の話が夢なんかじゃないって、ちゃんと証明してあげるんだから!」

「ほ、ホント!?」

「ホントもホント。どーんと任せなさいって!約束するわ……そうね、どっちの手でも良いから小指を出してくれるかな?」

「小指?これで良い?」



エステルも其れを見てられなかったのか、ルゥイ少年の話が嘘じゃないと証明すると言って、更に小指を出させたか……



「アタシ達は君の言った事が夢じゃないって証明する。ゆびきりげんまん、嘘ついたら針千本飲~ます。指切った!
 此れで、君との約束は絶対になったから、アタシ達は君の言ったが正しかったって証明する。だから君も、ベソかいちゃダメだからね?」

「う、うん……!お姉ちゃん、良い人だね。」



私が主から教わり、エステルに伝えた『指切り』で約束か……『ゆびきりげんまん、嘘吐いたら、針千本飲ます』と言うのは、言葉尻だけを捉えると物
騒極まりないんだが、テンポの良いリズムで言われるから微塵も物騒さを感じさせないから不思議だよ。

それにしても、エステルは子供に好かれるな……此れもまた人徳と言えるのかもな――其れを踏まえると、遊撃士として失業した際には、エステル
とヨシュアで保育園や幼稚園を経営するのも一つの選択肢として考えても良いかも知れないな。
尤も、エステルとヨシュアが遊撃士として失業するなんて事は、一億分の一も無いだろうけどね。

だがまぁ、やるべき事は決まったな……早速村の裏口から出て、山道を調べてみるとしよう。



「そうね、山道を調べてみましょ!」

「エステル……否、もう突っ込むのも徒労かな此れは。」



そうだな、突っ込むだけ無駄だよヨシュア……エステルが私との会話を思わず口にしてしまうと言うのは、彼是十年間のクセだからね。今更、直そう
として直せる物でもないさ。



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そんな訳で、山道を散策して嘗ての鉱山跡地に到着――道中の魔獣は、私とエステルとヨシュアでも如何無用に滅殺してやった。ロレント周辺に出
て来る魔獣よりは多少強かったが、私達の敵ではなかったな。
で、目的地に到着し、嘗ての採掘現場へと繋がっている場所にやって来たのだが……其処には強靭な鉄の扉が嘗ての出入口を塞いでいる。
可成り長い年月閉鎖されていたのだろう……鉄製の扉には南京錠が掛かってるが、鍵も鎖も錆びついている――少なくとも最近開かれた事はなさ
そうだな。



「アインスが最近開かれた事はないんじゃないかって言ってるわ。」

「と言う事は、空賊達が出入りた可能性もない……だから、軍も調べなかったのかな?」

「確かに、岩山の中を調べても何かの手掛かりが見つかる訳……………………………!」

「如何したのエステル?」

「気のせいかも知れないけど、中から風が吹いて来てない?」



いや、気のせいではないな?確かに僅かではあるが風の流れを感じる……如何言う事だ?ドレだけ採掘されたのかは知らないが、通常鉱山は地
下に向かって掘って行くものだから、穴が何処かに貫通して風の通り道が出来る事はないのだが……



「アインスも、アタシ越しに感じたみたいなのよ。」

「ちょっと待って…………………
 !本当だ……微かだけど風が吹いて来ている。」

「あ、やっぱり?」

「アンタって、時々驚くほど勘が冴える事があるわねぇ。流石先生の娘ってところかしら?」

「父さんは関係ないってば。――其れよりこの中……メチャメチャ気にならない?」

「確かに、何処かに通じてる可能性があるかも知れないね。調べてみる価値はありそうだ。」

「「よーし(決まりだな。)、そうと決まったら(ならば善は急げだ。)、さっそく鍵をぶち破って……」」

「こらこら止めなさい。って言うか、アインスの声も交じってる上に、言ってる事が一部違うせいで聞き取りにくい事この上ないわねぇ?と言うか、どう
 してイキナリ壊そうとするのかしら?」

「「扉は壊すモノだから。」」

「なんでさ……」



何でと言われると答えに窮するんだが、開かない扉は蹴り壊せと言うのが常識と言うか何と言うか……だがまぁ、シェラザードの言う様に止めてお
いた方が良いかも知れないな。
廃校に出入りし放題となったら、其れこそヤバい薬の密売所とかに利用されて犯罪の温床になりそうだからな。



「取り敢えず、村に戻って村長さんに相談してみるわよ。鍵を持ってるかも知れないわ。」

「ちぇ~~、残念。」



何故そこで残念がるのか……取り敢えず一度村に戻るか。



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一度村に戻ったのだが、村長さんは墓地で一番大きな墓の前に居た――十年前の戦争の犠牲者を弔う為に建てられたモノらしい。……帝国に近
いせいで一番の激戦区になったのだったなそう言えば。
ボースにほど近いラヴェンヌ村も戦火に巻き込まれて少なくない犠牲者が出た訳か……其れを聞いて、エステルもヨシュアもしんみりしてしまったけ
れど、私も同じ気持ちだ。
私は戦争を知っているだけではなく、命を奪う側に居たから余計にな……せめてもの償いは、エステルの第二人格として、エステルをサポートし、エ
ステルが幸せを掴めるように尽力する事か……だけど問題は、この鈍感娘は現状自分の気持ちに全く気が付いてない事なのだけどね。
村長さんは慰霊碑を掃除するのが日課になっているとか……今度来る時があったらその時は、線香の一本でも上げさせて――いや、線香はない
から献花で納得するか。

エステルとヨシュアとシェラザードもお参りをしてから、村長さんに事情を話し、廃坑の鍵を無事に借りる事が出来たので、再び鉱山に。
鍵を借りる際に村長さんから聞いた話では、軍の兵士達は廃坑の中までは調べなかったらしい……要するに手抜き捜査だったか。其れで良くもま
ぁルゥイ少年の証言を一笑出来たモノだと呆れてしまうね。
村長さんに『宜しくお願いする』と言われた以上、確り調査しないとな。

エステルが村長さんから借りた鍵で、南京錠を開錠して中に入れるようになったが……空賊共の気配はないが、魔獣の気配はバリバリするな。
とは言っても私達が苦戦する事はないだろうさ……私が表に出れば絶対に負けないし、私が表に出ずともエステルの補助に回って、クラフトにアー
ツで属性付加すれば可成り強いし、そもそもヨシュアにクロックアップを使った上で絶影を連発して貰えば『ずっと俺のターン』でハメ殺しもOKだから
な……ヨシュアの絶影は本当に見事な技だと思う。



「ヨシュア、アインスが絶影は見事な技だって。」

「えっと、其れはありがとう……なのかな?」



あぁ、それで良い。
それにしてもこの廃坑は、絶対タダの廃坑ではない――風を感じたと言うのは、何処かに穴が貫通している証拠だからな。果たして廃坑の先に何
があるのかだな。



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廃坑の探索を初めておよそ三十分……廃坑内でエンカウントした魔獣は、エステルの属性旋風輪で一網打尽にするか、ヨシュアにクロックアップを
倍掛けた上で絶影の連発でハメ殺した。
私が表に出て、広域殲滅魔法を使っても良かったんだが、其れをやったら廃坑その物が崩れてしまう可能性があったから自重した。
その末に、洞窟の先に光が見えたので其方に行ってみたら……其処には何やら開けた場所があったのだが――



「うわ、眩し……ん、アレって……」

「(静かに、エステル……)」

「(此れは、大ビンゴね……)」



Sicher ein Jackpot.(確かに大当たりだな。)
私達が辿り着いた場所には、消息を絶った連絡船と、その前で何か話をしている空賊団の姿があったのだからな……あの青髪の青年はキールと
言ったか?確かアホの子が『キール兄』と呼んでいたと記憶しているが。
だが、まさかこんな所に定期船があるとは……此れは、軍も掴んでいない重要な情報を得たかもだ。



《そうね……あの子の話は、やっぱり夢じゃなかったんだ。》

《だな……此処は恐らく『露天掘り』と言うモノを行っていた谷間だろう。……成程、上手い隠し場所もあったモノだ。廃坑の露天掘り跡なら、早々見
 つかる事はないだろうからね。》

《木を隠すなら森の中、飛空艇を隠すなら谷間の中って事ね。》



其れはちょっとじゃなくて可成り違うかな?――否、でもちょっとだけ納得出来るか?いやいや、納得しちゃダメだろう此れは……何となく納得してし
まったら負けな気がするしね。
まぁ、其れは兎も角、連中は定期船の荷物を空賊艇に運び込んでるみたいだが、如何する?



《そんなの決まってるでしょ?また逃げられる前に捕まえるわよ!》

《ふ、そうだな……ならば、正義のヒーローらしく派手に行くとするか。》

《賛成!!》







「ったく、兄貴も弟使いが荒いぜ。何にせよ、此れが終わったら改めて身代金の要求を……」

「其処までよ!!」

「な、なに!?」



ふ、予想外の事態に驚いたか?だが、驚くのはまだ早い……行け、エステル!ヨシュア!!



「バカで勝手で笑われようと、意地が頼みの喧嘩道。」

「墓穴掘っても掘り続け、突き抜けたのなら僕の勝ち。」

「アンタ等アタシを誰だと思ってやがる!アタシは太陽の子、遊撃士、エステル・ブライト!」

「僕は漆黒の月、遊撃士、ヨシュア・ブライト……覚悟は、良いですね?」



うわぁ、グレンラガンに仮面ライダーBlackRXが若干混じってるな此れ?教えたのは私だが……と言うか、エステルは完全にRXのキレッキレな口上
の時の動きをマスターしているし、ヨシュアはヨシュアでBlackの名乗り口上をマスターしてるみたいだからね。
意外とノリノリのヨシュアに驚いたけれどな。



「お前等はジョゼットがやり合った連中?話が違うじゃないか……どうしてこんなに早く此処に来るんだよ!」

「話が違う?早く来る?何訳の分からない事を……!」



確かに訳が分からないかも知れないが、空賊の連中は若しかしたら独自の情報網があるのかもな……その情報網から得た情報で、私達が此処を
特定するのはもっと先だと思っていたと言う所か?
だが、残念だったな?此処で私達に見つかってしまったのだからね。
遊撃士協会の規定に基づき、定期船強奪及び、乗客拉致の疑いで貴様等を緊急逮捕させて貰う。



「取り敢えず、アンタら逮捕するから覚悟しなさい!!!」

「ちょ、ちょっと待て、アンタら三人で捕まえに来たのか?」

「何よ、見れば分かるでしょ?」

「ふ~ん、成程ね……なら、あの連中とは関係ない訳か――だったら話は早い、暫く眠っていて貰おうか!」



あの連中?一体誰の事だ?――気になる事は有るが、抵抗すると言うのならば、此方も相応の対応をさせて貰うぞ?……逮捕相手の方から攻撃
してきたその時は、正当防衛が成り立つからね。
行くぞエステル、大人しく投降しなかった事を後悔させてやる。



《そうね……骨の髄まで後悔させてやるわ!》

《お前の望む技は一通り発動出来るようにしてある……真空波動拳でも裏百八式・大蛇薙でも使い放題だよ。》

《あは、サンキュー♪》



さてと、覚悟は良いな悪党ども?
まぁ、覚悟が出来ていようといまいと、私達のやる事は変わらん……貴様等をギッタンギッタンのフルボッコにしてやるだけだからな――女神へのお
祈りは済んだか?トイレは?部屋の隅でぶるぶる震える準備はOK?
悪党に情け容赦は必要ない……貴様等の悪行は此処で終わる。其れだけは、言いきってやる。――貴様等の蛮行、終わりにさせてやる……!!














 To Be Continued… 





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