Side:アインス


イミハヤヒを退け、そしておまえを追って辿り着いた先が此処とはな千――否、今は『虚海』と言うべきか?
……この結界石の洞窟がお前の活動拠点だったとはな……盲点だった。そして、もっと早く気付いて、この洞窟その物を破壊してお
くべきだったと思っているよ。



「アインス……」

「覚悟を決めろ虚海……蝕鬼は全て九葉が抑えた――最早お前には、何一つ成す術はない。」

既にこの場には、ウタカタの精鋭たちが集まっているからな?
まさかとは思うが、私を含め11人ものモノノフの精鋭を相手にして勝てると思って居る程、お前は阿呆ではないだろう?……大人し
く縛についてくれないか?



「クックック……こうなっては、致し方ない……早く私を捕まえるが良い。」



?何だ、妙に潔いが……



――ダッ!!ガバァ!!



「悪足掻きは止める事です。」



ホロウ?
虚海を押し倒して……って、虚海の手から零れ落ちたのは『蝕鬼』の核が閉じ込められた小箱?……コイツ、大人しく捕まると見せ
かけておいて、未だ足掻く心算だったのか……何と言うか、見事なファインプレイだなホロウ。












討鬼伝×リリカルなのは~鬼討つ夜天~ 任務77
『ホロウの真実:時を越えた戦』











ホロウに抑え込まれた虚海は必至に暴れるが、馬乗りになられた状態ではどうしようもないだろうな……諦めて大人しくする事を勧
めるぞ虚海?
捕らえられて惨めにバタつくのは、見苦しい事この上ないからな。



「グ……ホロウ……おんしが邪魔をするのか……私の……!」

「貴女は私を知っているのですか?」

「私を忘れたか……?思い出せ私を!思い出せ、千年前の事を!!ホロウ……お姉ちゃん。」

「ち……とせ……?」

「あぁ、何時以来だろうな、その名で呼ばれるのは……」



って、お前達は本当に知り合いだったのかホロウ?
其れに、ちとせとは……其れが虚海の本当の名だと言うのか?……如何にも分からん事が多すぎる……いったんウタカタに戻って
から、状況を整理した方が良さそうだな……



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



で、毎度お馴染み瞬間移動でウタカタに帰還だ。……時に、何やら気が立ってないか凛音?



「虚海には牢に入って貰ったけど……敵を捕らえる作戦があるのなら、早めに説明して貰いたいものね、九葉?」

「……誰が敵で、誰が味方か、分からなかったのでな――最後まで作戦を秘しておく必要があった。
 悪く思うなよ、モノノフ達よ。」



まぁ、今回は事が事だったからな……其れは良いさ。――其れよりも問題は、改めてお前が何者なのか聞いておこうかなホロウ?
記憶を失ったモノノフで片付ける事は簡単だが、虚海はお前の事を知っていた……お前はアイツと知り合いなのか?
否それよりもホロウ……お前、記憶が戻ったのか?



「……肯定です、アインス。
 すべて、思い出したと認めます。」

「なら話してもらおうか、お前が何者なのか。」

「……無理強いは感心しない。語りたくとも、語れぬ事も有ろう。」

「気遣い感謝します、速鳥。ですが、大丈夫です。
 私と千歳は、古い『友達』です。」

「友達だと……?『陰陽方』の長老と……?」

だが、ホロウが『陰陽方』の手の物とは思えん……若しそうだとしたら、記憶を取り戻した今、私達と共に居る事は無く、牢に放り込
まれる前に虚海を連れて、何処かへと姿をくらましているだろうからね。
にしても、齢18で『古い友人』とは……



「……あの頃は、『陰陽方』など有りませんでした。
 …………此処に居る全員に通達します。可及的速やかに、戦の準備をしてください――もう時間がありません。
 間もなくこの地に、イズチカナタが現れます。」

「イズチカナタ……?」

「なんだそりゃ?」



イズチカナタ……夢の中でオビトが言っていた『鬼』の事か!
一つ目で、腕が沢山ある『鬼』との事だったが……ホロウは、イズチカナタの事を知っているのか?



「何地彼方より来たりて、何地彼方へ去りし者。
 因果を喰らう常闇の『鬼』です。『蝕鬼』は、その先触れに過ぎません。
 私はその『鬼』を追って、千年の間、戦い続けて来ました。」

「お前も、千年を生きた者だったか……」

尤も、覚醒と終焉を繰り返していた私とは違い、ホロウは真に千年を生きて来たのだろうが……だとしたら、如何して若いままでいら
れるんだ?
其れにどうやっても、人の寿命は120歳が限界の筈だが……



「私はホロウ……千年前、ムスヒの君と共に、『モノノフ』を創設した者です。」

「『モノノフ』を作っただと……?どういうことだ……」

「千年前、私はこの中つ国にやって来ました。『鬼』を討つ使命を帯びて。
 其処で千歳と、ムスヒの君と出会い、『モノノフ』を創設しました。」

「ちょ、ちょっと待った。
 じゃあホロウは、千年生きてるって事か?」



矢張り当然の疑問だよな息吹?
どう見てもホロウは私や桜花と同世代の見た目だ……まぁ、私生まれた時からこの容姿だが――まさかとは思うが、不老不死の身
体を持っているとか言わないよな?



「少し違います、息吹。そして私は不老不死ではありません、アインス。
 私はイズチカナタを追って、時間を飛び越えて戦って来ました。
 初穂、貴女は神隠しに遭い、四十年の時を越えたと聞きます。」

「そ、そうだけど……」

「其れと同じです。
 千年前、私とムスヒの君は、イズチカナタと戦いました――しかし、倒す事は出来ず、時間の彼方への逃亡を許しました。
 私は其れを追って、千年、時間を越えて戦って来たのです……一つの時代から、また次の時代へと。
 歴史の因果点で、私は戦い続けて来ました。壇ノ浦で、関ヶ原で、箱館で……兵達を糾合し、イズチカナタに立ち向かいました。」



其れはまた何とも……歴史の変わり目で戦って来たのか。
だが、其れならばお前の記憶が複数の時代にまたがって点在していたのかが納得できる……記憶は失っても、己が戦って来た事
は断片的に覚えていたと言う事か。



「ちょ、ちょっと待ってよ!」

「如何した初穂?」

「如何したじゃないわよアインス!
 関ヶ原って言えば、徳川と豊臣の戦いでしょ?私だってその位知ってるわ。
 其れが如何して『鬼』との戦いになるの?」

「……私とイズチカナタが其の地から消え、歴史が書き換わったものと思われます。
 恐らく、『鬼』が現れなければ、そうなっていた筈の正しい歴史に。」



……此処まで来ると壮大過ぎて想像が出来んよ……歴史にまで干渉するとはな。
此れと比べると、闇の書の辿って来た歴史が、まるで些事に思えてきてしまう……もしも古代のベルカに『鬼』が現れていたら、あの
戦乱は起きず、闇の書が生まれる事も無かったかも知れんな……



「イズチカナタは『結び』を喰らう『鬼』。
 人や事物の結びつきを喰らう事で、歴史の因果を解く『鬼』です――私が得た全ての『結び』は、イズチカナタに喰われてしまいま
 した……だから、誰も私を覚えていません。
 私は歴史から消えた存在、ホロウ。『モノノフ』の創始者にして、誰も知らない歴史の証人です。」

「誰も知らない『歴史』……」

「まったく持って驚きの連続だが、今はお前が何者かと言うのは、大した問題じゃない……そうだろ、ホロウ?」

「肯定しますアインス。
 真に大切なのは、この地に、イズチカナタが再び迫っている事です――イズチカナタを放置すれば、中つ国の全ての因果が解けま
 す……そうなれば人は滅びます。
 因果を、歴史を失って。」

「歴史を失う、か……」

「……その話が正しいと証明する手段は?」



……普通に考えてないんだろうな、今のところは。
私の夢の話をすると言う手もあるが、夢の中でミタマやオビトと語らったなどと言うのは、ホロウの話と同じレベルの荒唐無稽なモノ
だからな……さて、如何した物か?



「あら、あるんじゃない?」

「凛音。如何言う事だ?」

「あの子に聞けば良いんじゃないかしら――『千歳』と言ったかしら?
 ……貴女の知り合いなのよね、ホロウ?」

「……貴女の言う通りです凛音。
 千歳は、千年前の戦いの、生き証人。」

「なら、連れてきて話を聞きましょ。貴女の話だけでは判断できないわ。」



成程、その手が有ったか。
時を越えたホロウとは違い、虚海……もとい千歳は半身が『鬼』と化しているから、真に千年を生きてきた可能性は高いからな。

さてと、千歳を連れて来るまでの間、少し話でもしながら時間を潰すか。

「富嶽、さっきは助かったぞ?」

「テメェか……さっきは危なかったな?
 おっさんの『命令書』通りに動いてたら、テメェと『鬼』がやり合ってるとこに出てな、何かの冗談かと思ったぜ。
 全部あのおっさんの計画通りって訳か?……舐めた真似をしやがる。」



ハハ、まぁそう怒るな富嶽?
九葉は軍師だからな……確実に事を進める主義なんだろうさ――『敵を騙すには味方から』と言う言葉もあるしね。



「だとしても次はねぇ……覚悟しとけよおっさん。」

「……九葉に、富嶽からのぶっ飛ばしフラグが残機1で立ったな此れは……」

まぁ、富嶽の様な直情型は、絶対に九葉とは相容れないタイプだろうからね。
――で、何を思い詰めた顔をしてるんだ大和?里のお頭が辛気臭い顔をしていたら、里の皆が不安になってしまうぞ?



「……すまんな、アインス。お前をむざむざ死地に送った。」

「いや、別に気にしてないぞ?……そもそも、私は簡単には死なないしな。」

「お前ならば大丈夫だろうが……二度は無いぞ九葉。俺の部下に手を出せば、次は斬る――良いな。」

「……肝に銘じておこう。」

「……お前、絶対に肝に銘じてないだろ九葉?」

だが、また囮が必要ならば私を使えよ?
私は頑丈だし、その辺の大型『鬼』よりも強いから、簡単にはくたばらんからな――寧ろ私以外を囮に使い、そいつが死んだその時
は、私がお前を許さん。
永遠の悪夢の中で、死ぬ事すら許されない苦しみを与えてやるから覚えておけ。



「……其れは恐ろしい……覚えておこう。」

「凛音が虚海……千歳を連れてくるそうだ。其れまで本部で待機していろ。」

「了解だぁ!」(AGOフェイス)

「「ぶっ!!」」



おぉ、大和だけでなく九葉まで吹くとは、恐るべし凡骨のAGOフェイス。
まだ時間が有ったので、ホロウとも話をしたが……マッタク持って驚いた事だが、ホロウが居た時代と言うのは、我が主が居た世界
か、それ以上の技術が発展した世界だったとはな。
其処から過去へ……ホロウは厳密に言うと未来人と言う所か。

さて、そろそろ来たようだな?



「私に何の用だモノノフ達よ。首でも刎ねるか?」



……来たか千歳。
首を刎ねたりはせんよ――只、お前に聞きたい事がある。……イズチカナタ、この名を聞いた事は有るか?



「イズチカナタ……?
 ククク……アッハハハハハハ!そうか、そう言う事か……イズチカナタがやって来るか。
 『蝕鬼』が出現したのは、そう言う理由であったか。
 あぁ……知っているとも。覚えているとも……その名を……千年前、我等が戦った『鬼』の名だ。」

「……あんたも、千年前の人間だって言うのか?」

「……その通りだ。
 私達は千年前、『モノノフ』を作った。ホロウとムスヒの君に率いられて。」



……となると、ホロウの話は真実だと言う事か。
記憶を失っていたホロウと、永き時を越えてホロウと再会した千歳が、事前の口裏合わせなど出来る筈が無いからな――だが、な
らば何故、お前は今此処に居るんだ?



「……私は落ちたのだ……イズチカナタとの戦いで、鬼門に――落ちてはならぬ、常闇の門に。
 そして流された。千年の時を越えて、この時代に――此の半人半鬼の姿に成り果てて……」

「鬼門に落ちただと……?」

「その顔……そりゃ『鬼』か。」



其の通りだよ富嶽……千歳の半身は『鬼』と化してしまっているんだ。
何故そんな事になったのか疑問だったが……成程、人の身でありながら『鬼』の世界を彷徨い、『鬼』の瘴気に晒された結果、死ぬ
事も出来ずにそんな身体になった、そんな所だろうね。



「鬼門に落ち、目覚めれば其処は異郷……水面に映る、己の半身の姿におののき、私は走った。
 幾年も、懐かしい故郷に帰る方法を求めて。物の怪と恐れられ、『鬼』と石を投げつけられながら、千年の時を遡る方法を、私は探
 し続けた。」

「……だから『陰陽方』に入ったのですか、千歳。」

「……そうだ。おんしの記録を探るためにな、ホロウ。」

「ホロウの……?」

一体如何言う事だ?



「陰陽方には、この世界の暗部を記述した、膨大な古文書が集められていた。
 その記録の中に、不可思議な人物がいる事に、私は気付いた――歴史の変わり目に現れる、翠瞳の乙女。
 幾つかの時代に、その存在は記録されていた。大きく歴史が動くとき、其の者は現れる。
 そして、ある時忽然と姿を消す……『鬼』と戦い、『鬼』を退けて……おんしの事だろう、ホロウ。」



……ホロウの話と合わせて考えれば、そうなのだろうな。
まったく、皮肉なモノだな?人々の記憶からは消えても、書物にはその存在が残されていたとはな…………だから、お前は『蝕鬼』
を使って世界を危機に陥れようと考えたのか千歳。
世界が危機に陥り、イズチカナタが現れれば、必ずそこにホロウが現れるとから……



「その通りだアインス。
 歴史の変わり目に、ホロウは現れる……この世界を危機に晒せば、おんしが現れると思ったのだホロウ。
 此れまで、幾度もそうだったように――そしておんしは来た、私を迎えに。そうだろう、英雄ホロウ!」

「千歳……」

「おんしは時を渡る翠瞳の乙女――おんしなら、私を千年前に還せる筈だ!
 私を還せ、ホロウ!元いた世界に……!ホロウ!!!」

「……申し訳ありません、私にもそれは不可能です。――人が時間を遡る事は、出来ません。」



そして願ったのは元の時代への帰還か……だが、其れはホロウでも不可能のようだな。
秋水も過去への渡航を考えていたようだが、仮に過去への渡航が出来た所で歴史を変える事は出来ん……過去を変えても自分が
いた未来は変わらん……変えた過去から別の未来が分岐するだけだからな。
残酷なようだが、過去に戻る事は出来ない筈だ……千歳。



「……クックックック……ハッハッハッハ……もう良い、些か疲れた。
 この狂った世界で、生きるのも……もう用は済んだろう?後はおんしらの好きにすればいい。
 ……ではな、アインス。さらばだ……私の最後の友達よ。」

「千歳……」

……結局、有力な情報を得るには至らなかったか――にしても、時間の彷徨者か……
初穂と同じだが、初穂には大和が居た……だがホロウと千歳には……



「……感傷に浸ってよい時か?
 千年前の事などどうでもよい。問題は目前の危機の方……恐らく北の『鬼』の元凶とは、そのイズチカナタと言う『鬼』だ。
 ならば其れに備えねばならん。」

「九葉……確かに其の通りだ。
 感傷に浸る事は何時でも出来るが、人が滅んでは其れも出来なくなるからな……如何すれば良いホロウ?」

「……イズチカナタは、まだこの世界に実体化していません。
 今はまだ、其の力が漏れ出しているだけ……此処がまだ無事である事が、何よりの証拠。
 恐らく、霊山君が見た風景が、イズチカナタが現れる場所です。そこを見つけ出し、網を張ります。
 そして、敵が完全に実体化する前に、討ち滅ぼします。其れが唯一の勝機……」



なら探し出すだけだ。
皆も聞いたな?



「……ってぇと、その霊山君の話は嘘じゃなかったって訳か?」

「私もてっきり、戯言だとばかり……」

「……信頼を失って大変だな、九葉。」

「まぁ、色々やってきたツケだな。諦めて受け入れろ。」

「大和に言われるのは兎も角、年若い顔のお前に言われると、妙に腹が立つのは何故だろうなアインス?」

「其れはだな九葉……見た者がイラっとくるような『ドヤ顔』をしてるからだ!!どうだ、とってもうざったくて殴りたくなるだろう!!」

「……お前を殴ったら此方の拳が砕けそうなので止めておこう。
 だが、急ぎ霊山君の見た風景を探せ。最早一刻の猶予もないぞ。」



だな。
凛音、千歳はお前に任せて良いか?何か情報を持ってないか、調べてくれ。



「了解よアインス……だけど、どうにも腑に落ちないわ。
 本当にあの子は、ホロウを呼ぶためだけに『蝕鬼』を使ったのかしら?」

「如何言う事だ?」

「あの子の目は、まだ死んでなかった……何か別の思惑があるんじゃないかしら……ま、其れを含めて調べましょ。」



……あぁ、頼む。
明日から件の風景の捜索を再開か……



「その通りだ。疲れているだろうが頼む。
 ……ホロウの話が真実なら、俺達は滅びの縁に立って居る事になるからな。」

「だな、急いだ方が良いだろう。」

「その意気だ、アインス。」

「必ず生き抜くぞ、この戦に勝ってな。」



言われるまでもない……必ず生き抜いてやる……イズチカナタを撃滅してな!!



――轟!!

――バキィィィン!!




「……ゆ、床が砕けただと!?」

「今更だが、ドンだけだテメェは!?」



……少しばかり興奮してしまったようだな。
だがまぁ、これ位の気合を入れても罰は当たらないだろう……イズチカナタと戦う前の前哨戦として、多数の大型の『鬼』と戦う事に
なるのは間違い無からな。

だが、何が来ようとも返り討ちにするだけだ!
精々かかかって来るが良い……死にたいと言うのならば、その望み私が叶えてやる――!!










 To Be Continued… 



おまけ:本日の禊場



イミハヤヒとの戦闘が有ったので、穢れを落とす為の禊は必須だが……

「居たのか桜花?」

「まぁ、禊はモノノフにとって大事だからね。」

「その意見には同意だが……水にぬれて透けた白衣をまとったお前は、今更ながらに色々と色っぽいな桜花?」

「あ、アインス?ちょっと待て、目が怪しいぞオイ!!」



フフフ……恨むなら、魅力的な己を恨め!
据え膳喰わねばなんとやらだ……覚悟しろ桜花ーーー!!



「ちょ、待てアインス!やめっ、こら!!あーーーーー!!!」



この後、何があったのかは想像に任せるが、取り敢えず桜花がとっても可愛かったです。
そして、英気は充分に養った……覚悟しろ『鬼』共……私と出会ったその時が、貴様等の命日と知るが良い!!