ライトロードのリベールへの侵攻は、リベールの五大都市には一切に被害を出す事なく、またリベール側には只の一人も犠牲者は出さずにリベールがライトロードを退けての完全勝利となった。
王都防衛隊の前線となったエルベ離宮周辺は、裁きの龍の最大の一撃で焼かれ、エルベ離宮も半壊状態になったのだが、此れまで襲撃した場所を確実に滅ぼし、或は其の場に居た魔族を滅して来たライトロードを相手にして、被害が此れで済んだと言うのは寧ろ誇れる事だろう――半壊したエルベ離宮は修繕すれば良いだけの事なのだから。


「捕らえたのは良いんだけどよ、コイツどうやって王都まで連れてくよオッサン?」

「歩いて行くにしても、飛んでくにしても時間が掛かるからな……此処は一つ、世紀の大魔導師様のお力を借りるとしようじゃないか?出番だぜ、プレシア婆さん!!」

サンダー・レェェェイジ!!

「みぎゃーーーーー!!」

「口を慎みなさい坊や……」

「いやぁ、こう言えば速攻で来てくれるんじゃねぇかと思ってよ……まぁ、俺が頑丈だから出来る事でもあるから、良い子の皆は真似しちゃダメだぜ?オジサンとの大事な大事な約束だ!」

「この人呼び出す為だけに自分を犠牲にするとか大分狂ってんなぁこのオッサンも……」


ジェニス王立学園では、旧校舎の地下に潜んでいたライトロードの召喚士、ルミナスをどうやって王都まで連れて行くかで雪女こと早乙女雪奈とダンテが頭を悩ませていたのだが、此処でダンテが自らを犠牲にプレシアを呼び出していた……確かにプレシアの実年齢は五百歳オーバーなので『婆さん』と言っても過言ではないが、その容姿は三十代前半を保っているのだから、婆さん呼ばわりされたら気分は良くないだろう。……そのダンテの一言をバッチリ受信したプレシアも割とオカシイが。


「つ~訳で俺と雪女の嬢ちゃんとライトロードの召喚士様をなのは嬢ちゃんのとこまで転移してくれねぇか世紀の大魔導師様?」

「其れ位お安い御用だけど……次に私の事を『婆さん』と呼んだら、今度は骨の欠片も残さない一撃で冥界に送ってあげるからその心算で居なさい?良いわね?」

「あ、あぁ……胆に銘じておく。」

「オッサンがビビるとは……確かに圧がハンパねぇけどな……」


なのはの元に転移してくれる事にはなったが、プレシアから放たれた圧に、『悪魔も泣き出す男』と称されるダンテも、『ジェニス王立学園始まって以来の正義の不良』と言われている雪女も圧倒される結果に……五百年を生きて来た『魔女』の圧には勝てなかったようだ。
因みに捕らえられたルミナスは両手を後ろ手に縛られ、舌を嚙み切っての自害が出来ない様に猿轡をされている状態だった。


「其れでは、なのはさんの元に転移するわね。」


そう言った瞬間に、プレシア、ダンテ、雪女、そしてルミナスの姿はジェニス王立学園から閃光と共に消え去ったのだった。











黒き星と白き翼 Chapter42
『After the battle is over, he has various things』










グランセル城に戻って来たなのはは女王宮にて各地の状況報告を聞いていたが、五大都市は何れも都市部に被害は一切無く、人的被害もないとの事だった――敢えて言うのであれば、ロレント地方にてライトロードに洗脳されていた柴舟が京とそのクローン達によって割と大ダメージを喰らったのだが、其れで洗脳が解け、更にはライトロードとの戦線に加わったと言うのだから、柴舟の頑丈さと言うのは中々のモノであるらしい。
尤もその柴舟は、戦闘終了後強制的に家に送還されて、現在妻の静から可成りキッツイ説教を喰らっている最中なのだが……その説教の内容が、行方知れずになっていた事ではなく、京が静に『親父が偶には若い子と触れあいたいってぬかしてたぜ。』とチクった事によるモノなのが何とも情けない事この上ない。

此度の戦闘で解放されたクローゼの精霊である『エクゾディア』は、再び封印される事なくクローゼの身の内に戻る事になった。
幼い頃のクローゼではエクゾディアに其の身を喰われていたかも知れないが、成長してアウスレーゼの血が覚醒して限りなく神族に近い存在となったクローゼならばエクゾディアを逆に完全コントロールする事が出来るようになっているのだ――因みにエクゾディアの封印が解かれた事でクローゼ自身の戦闘力も爆上がりし、現在の戦闘力は四十五万となっていたりする。


「都市部への被害はなく、人的被害もゼロ……となると、必要になるのはエルベ離宮の復興作業だけだが、其方に関しても修復の為の資材は霊使い四姉妹の霊術で錬成する事が可能だし、人員に関しても王宮お抱えの宮大工に不動兄妹の精霊に手伝って貰えば復興に時間は掛からないだろうな。」

「遊星さん達がエルベ離宮の復興に当たったら、エルベ離宮が色々と改造されるかも知れませんね?
 門は自動開閉になって、不審人物が近付いてきたら自動的に門を施錠してしまう位の機能は付けてしまうのではないかと思います。」

「否定出来んな其れは。」


差し当っての問題は半壊したエルベ離宮の修繕だが、其れも滞りなく行う事が出来そうだ……クローゼの言うように、不動兄妹が修繕に関わったらエルベ離宮が魔改造される可能性はゼロではないのだが。



――シュン!!



其処に現れたのは、ジェニス王立学園から転移して来たプレシアとダンテと雪女、そしてライトロードの召喚士であるルミナスだった。


「よ~、王様!ライトロードの召喚士連れて来たぜ~~!
 まさか、学園の旧校舎の地下に居るとは思わなかったがよ……確かにあそこはアタシを含めて知ってる奴は片手の指で足りるから、身を隠すには絶好の場所だったんだろうけどな。」

「お前が召喚士を発見し、捕らえたのか……名を聞かせてくれるか?
 召喚士を無力化する事こそが此度の戦いを終わらせる為の最大のキーポイントだった故、その大義を成したお前には相応の褒美を与えるが道理……だが、名を知らぬのではそれを与える場で呼びようがないのでな。」

「王様に名前を憶えて貰えるってのは光栄だぜ!
 アタシは早乙女雪奈。ジェニス王立学園の生徒で『雪女』ってあだ名で通ってんだ。」


リベールの王であるなのはを前にして普段と変わらぬ態度を貫ける雪女の度胸は見事であると言えるだろう。
ダンテとプレシアとも軽く挨拶を交わした後に、なのははユリアに『ソイツの猿轡を解いてやれ』と命じ、ユリアはナイフでルミナスの猿轡を切って喋れる状態にしてやった――荒縄の猿轡を一瞬で斬り裂いたユリアは、剣だけでなくナイフ捌きも一流であるのだろう。


「こうして会うのは初めてだなライトロードの召喚士よ?十年前、私達が暮らしていた村に攻め入った時も、召喚士であるお前は村には直接出向いて居なかったのだろうからな。」

「ふ……その通りだ。
 だが、その後のハーメルへの攻撃の際には私も前線に出ていた事で『鬼』に殺され掛けたがな……そして、十年の時を経て復活してお前が王となったリベールに戦いを挑んだモノの、そっちの被害はエルベ離宮のみで人的被害はゼロであるのに対し、我等ライトロードは私以外は死に絶えた――言い訳も出来ない位の完敗だ。」


そのルミナスだが、此度の戦いでの敗北を意外な事に素直に受け入れていた――殺意の波動を其の身に宿さなかった事で正常な思考能力が残っていたのかも知れないが、だとしても魔族を絶対悪と考えているライトロードが魔族の血を引くなのはが王であるリベールに対して敗北を認めると言うのは異例の事態と言えるだろう。


「魔族を絶対悪とするライトロードが、魔族の血を引く私が王を務めるリベールに対して敗北を認めるだと?」

「あぁ、その通りだ……情けない事だが、正規軍を全て召喚し、そして私を捕らえた少女とスパーダの末裔と対峙した時に思い出してしまったのだ、ライトロードは本来は力なき人々を魔の手から護るべき存在であり、魔族だからと言って無差別に滅する集団ではなかったと言う事を。」

「なに?ならば何故貴様等は十年前私達が暮らしていた村を襲い、村民を唆して父と姉を殺した!
 そして、其れだけは飽き足らずにハーメル村を襲撃して一夏達から家族を奪った!答えろ、何故だ!!」


ルミナスは『ライトロードは本来は魔族だからと無差別に滅する集団ではなかった』と言ったが、其れはなのはにとっては大凡納得出来るモノでは無かった――ルミナスの言う事が本当ならば、十年前に『魔族が居るから』と言う理由でなのは達が暮らしていた村を襲撃し、更には村民を唆して士郎の殺害に加担させた事の説明が付かないのだ。


「分からない……だが、少なくとも私がライトロードに参入した頃には既に魔族を絶対悪とする風潮が広まっており、私も其れに染まった――否、染められたと言った方が正しいか。
 恐らくだが、ライトロードの教義を歪めた人物が居るのだと思う……私がライトロードの一員となったのは十五年前だが、其れを考えると少なくとも二十年前には既にライトロード内ではその教義は歪められていたのだろう。
 だが、表向きには本来の教義を掲げ、新たな一員となった者に対して歪められた教義を何度も何度も教え込み、半ば洗脳に近い形で其れが正しい事だと信じ込ませる……事実、今の今まで私は自分が行っている事に疑問すら感じていなかった。此れは正しい事なのだと、そう信じていたのだから。」

「ライトロードは何者かに歪められた、つまりはそう言う事か?」

「ですが、だとしたら一体誰がそんな事を?
 本来は人々を邪悪な存在から護る事を掲げていたライトロードを、魔族、或は闇の力を根絶やしにする一団に変えてしまうと言うのは余程の力が無いと出来ない事だと思うのですか?」

「だから分からない……だが、十年前にハーメル村で壊滅状態になったライトロードを生命維持装置兼治療ポッドを使って時間を掛けて治療し、私以外のライトロードと裁きの龍に殺意の波動を宿したのは、ライトロードの教義を歪めた存在と同じなのではないかと考えている。」


だが、如何やらライトロードは何者かによって其の存在意義を歪められてしまったらしい。
ライトロードは元々は邪悪な存在から人々を護る為に誕生した組織だったが、最低でも二十年前には其の存在意義が歪められ、魔族や闇の力を絶対悪として根絶やしにしようとする過激な武装組織に変貌してしまったと言うのだ。
更にはライトロード内ではその考え方こそが正義であると何度も教え込まれ、新たにライトロードの一員となった者はモノの数日でその思考に染められ、己のやっている事に一切の疑問を感じなくなると言うのだから恐ろしき洗脳である。
そうなって来るとプレシアや魔王、カシウスやダンテが本来のライトロードの姿を知らなかったのか、と言う話になりそうだが、プレシアは魔女として己の『時の庭園』で暮らしていて人間界には基本関わらず、魔王達も魔界の夫々の領地で自らは積極的に人間界には関わっておらず、ダンテは基本的に自分が興味のない事にはノータッチなのでライトロードの真の姿を知らなかった。
カシウスはライトロードの事を調べた事はあったが、今現在のライトロードの在り方以前の教義と言うか資料は一切残っておらず、遡れる歴史は三十年程前までで、ライトロードが本来何を目的として何時誕生したのかまでは把握する事が出来ていなかったと言う訳だ。


「とは言え、私達が罪なき者を身勝手な理由で殺戮した事実は消えない……だからお前がどのような沙汰を下そうとも、私は其れを受け入れよう。――本来ならばハーメル村を襲撃したあの日に死んでいた身、今更この命は惜しくもない。」


召喚士として限界まで力を使った事で洗脳が解けたルミナスは既に覚悟は出来ているらしく、なのはがどのような沙汰を下そうとも其れを全面的に受け入れる気でいるようだ。
そんなルミナスに対し、なのは少しばかり考え込むと、良い事を思い付いたと言わんばかりの顔になる――尤もそれは、いたずらっ子が最高のイタズラを考えついた時の表情に近いモノがあったが。


「ふむ……ならばルミナスよ、お前も私の仲間になれ。」

「なのはさん?」

「なのはママ!?」

「陛下、本気ですか?」

「何だと……?」

「王様、大分ぶっちゃけたなオイ!?」

「五百年を生きて来た私だけれど、なのはさんの思考を読み切るのは難しいわね……でも、だからこそ次に何をやるのかが読めなくて面白いのだけどね?」

「仇の一員を仲間にか……中々のクレイジーさだ。」


次になのはが発した言葉にはその場にいた全員が驚く事になった……ルミナスですら驚愕の表情でなのはを見ており、その目には『コイツ、一体何を言っている?』と言う感情がありありと浮かんでいるのだ。


「既に死ぬ覚悟が出来ている奴に死罰を与えたところで何の罰にもならん。
 なれば生きて罪を償わせる方が罰となる……まして、洗脳されていたとは言え己が絶対悪と考えていた魔族の血を引く者の下で働くと言うのは此の上ない罰となろう?……何より、歪んだ正義を洗脳によって正しいと思い込まされていたのであるのならば、十年前の事も今回の事も、納得は出来なくとも理解は出来る。
 其れに、お前の召喚士としての能力には目を見張るモノもあるので死なすには惜しい……殺意の波動で狂ったライトロードに用はないが、殺意の波動を宿さずに生き残ったお前にはまだ価値もあるのでな。
 洗脳が解け、己のして来た事に少しでも後悔があるのであれば、私の配下となって働き己の罪に報いろ!そして己の目で確かめるが良い、魔族や闇の力を宿す者が、本当に根絶やしにすべき邪悪な存在であるのかを。」


だが、なのはの言う事はある意味で尤もな事だった。
死を覚悟している相手に死刑を言い渡した所で何の罰にもならないので、なれば生きて罪を償わせる事の方が罰として成立するのだ――だからと言って、自分の仲間になれと言うのは中々にぶっ飛んだ内容ではあるが、リベリオン時代からなのはは『実力があれば種族も出自も問わない』と言った姿勢を貫いており、潰した裏組織からも有能な人物は殺さずにリベリオンに招き入れたのだ。
其れが出来たのも、なのはには生まれ持ってのカリスマ性があったからなのだが。


「憎き仇である私を仲間にとは……マッタク持って大胆な事をするな高町なのは?
 だが、死を受け入れている私に対して死罰を下しても何の罰にもならないのはその通りだからね……その罰は受けよう。そして、見極めよう――魔族と闇の力を宿した者は、根絶やしにすべき邪悪な存在であるのかを。」

「ならば決まりだな。
 お前は嘱託の親衛隊員とし、平時はシェンとユーリと行動を共にして貰う……異論はないな?」

「ある筈がない……精々、務めさせて貰うさ。」


ルミナスもその沙汰を受け入れると、なのははユリアに腕の縄も切るように命じ、ユリアはこれまた見事なナイフ捌きで後ろ手に縛られていたルミナスの拘束を解き、拘束を解かれたルミナスは、なのはの前に片膝を付いて頭を垂れ、服従の意を示す。
洗脳が解け、歪んだライトロードの教義から解き放たれたルミナスは、己の命を救う沙汰を下してくれたなのはに、感謝の気持ちを抱いたのかも知れない――何にしても期せずしてリベールの戦力が底上げされたのは間違いなさそうだ。


ルミナスへの沙汰を下した後もなのはの仕事が終わる事はなく、エルベ離宮の修繕工事の見積書や、各戦闘地域からの報告書など、目を通さねばならない書類は山の様にあり、此の日はクローゼと共に書類と睨めっこして判を捺す作業に追われ、夕食すら執務室で摂りながらで、全ての仕事が終わった時には時計の針は二十三時を刺していた。
此の時間には既にヴィヴィオは夢の世界に旅立っている所だ。因みに本日ヴィヴィオはなのはとクローゼと一緒ではなく、本来の自分の寝室で就寝中である。


「あ~~……仕事を終えた後の風呂はナニモノにも代えがたい幸福な時間だな。」


仕事を終えたなのはは、王城内に新たに作った大浴場で寛いでいた。
エルモ村の温泉を大層気に入ったなのはは、王城でもその温泉が堪能出来るように、エルモ村からパイプを引いて、王城内に温泉の大浴場を作ったのだが、此れが王城に勤めている侍女や親衛隊には大好評で大当たりだったのだ。
大浴場内に作られた『サウナ』も、『いい汗がかける』との理由で大人気だったりする。


「そうですね、お風呂タイムは至福の時間です。」

「お前もそう思うか。」


其処にクローゼもやって来て、なのはの隣に腰を下ろして湯船に浸かる……その距離はゼロだ。


「ライトロードへの復讐は成しました……そして、これから何をする心算ですかなのはさん?」

「私の最大の復讐は成った……なれば、今度はリベールをより良い国にする事に邁進するさ。――とは言っても、其れは私一人で成し遂げられるモノではない……だからお前の力も貸してくれクローゼ。」

「はい、私の力で良ければ幾らでも。」


そしてどちらから言うでもなく口付けを交わし、風呂から上がった後は、寝室で此の上なく愛し合った……その結果、なのはとクローゼの心の絆はより深いモノになっただった。








――――――








ライトロードとの戦いから数日、唯一の被害を受けたエルベ離宮の復興は急ピッチで進められ、半壊した離宮は略元の姿を取り戻しつつあった――此処まで復興作業が順調だったのは、瓦礫をルガールが『ゴッド・プレス直行便』で処理してくれた事と、不動兄妹の精霊が復興に手を貸してくれたのが大きな要因と言えるだろう。
都市部には一切の被害がなかったので、エルベ離宮が復興すれば、此度の戦いの事は集結したと言えるだろう。


そんな中、なのははクローゼ、ヴィヴィオと共に王都を一望出来る丘にピクニックに来ていた――と言うのも、ヴィヴィオから『なのはママとクローゼママと一緒にお出掛けしたい!』とのリクエストを受けていたので、時間の空きを見付けて、ピクニックにやって来たのだ。
ピクニックの弁当はなのはとクローゼの手作りなので、余計に期待出来るだろう。


「家族水入らずの時間を盗み見ると言うのは感心出来んな?姿を見せよ。」


だが、なのはは何かを感じ取ったらしく、直ぐ近くにあったブナの巨木に言葉を投げかけると、その巨木の根元が揺らいで、其処に隠れていた人物を露わにして行く――そして、遂にその正体が顕わになる。


「バレてたか……流石だなリベール王。」

「その闘気で気付かん方がオカシイ……マッタク持って凄まじい闘気だなベルカ王?」


そして露わになったのは、白い衣を身に纏った、翠の髪が印象的なオッドアイの青年だった――同時に其れはリベールの魔王と、ベルカの覇王が邂逅した瞬間でもあったのであった。












 To Be Continued 







補足説明