Side:京
唐突に八神が現れて、そんで戦わずに撃退したと思ったらはやてが盛大に突っ込み入れて、更になのはが八神を説得(?)して、只今隊長室
で、八神の彼是に関して検討中ってとこだな。
「マッタク持って、管理局に不法侵入した上に、嘱託職員に行き成り喧嘩売るとか何考えとんねん庵さん!!
他の部署の隊員なら兎も角、六課の隊員に何かあったら、私に始末書が回って来るんやで!?只でさえ忙しいのに、仕事増やすやな!」
「そんな事など知らん……俺の望みは京を殺す、其れだけだ!!」
「なんちゅ~、シンプルかつ物騒で迷惑な思考形態してんねん!!
って言うか、京さんを殺すのは兎も角として、普通にロビーで受け付け済ませてから中に入れや此の厨二病!そんな常識も無いんかい!」
「そんな物、俺には関係ない!!」
「ドアホ垂れぇ!!最低限の手順位踏まんかい!!」
まぁ、其れも半ば、はやてと八神の漫才と化してんだけどな。
だけど、野郎を説得するってのは、相当に骨が折れるだろうな……八神の奴には、大凡一般的な常識なんてものは備わってねぇからな。
尤も、そんな八神に言う事をきかせられるなのはが一番常識外なんだけどな。
さて、八神の奴には一体どんな決断が成されるのか……頼むから、打つ手だけは間違ないでくれよはやて。
リリカルなのは×THE KING OF FIGHTERS~紅蓮の炎~ Round10
『因縁の戦い~京vs庵~』
んで、結局どうすんだコイツははやて?
「庵さんの力は相当なモンやから、六課に引き入れたい所やけど……庵さんは、大人しく私の言う事を聞いてはくれへんやろ?」
「ふん、貴様等に手を貸す事で、俺に一体何のメリットがある?
俺は京を殺すことが出来れば其れで良い……それ以外の事になど、興味はない。あまり下らん事を言っていると、旧知の中とは言え貴様も
殺すぞ?」
まぁ、八神ならそう言うよな。
コイツを仲間に引き入れるってのは相当に難しいんだ。オロチを倒した時も、神楽が勝手にエントリーしてKOFに参加させなかった限り、俺とチ
ームを組む事なんて無かった訳だし。
……其れを考えると、時には殺されかけながらも勧誘して、最終的に俺と八神にチーム組ませた真吾って、実はスゲェ奴なのかも。
「……八神庵、貴方は馬鹿?」
「レオナ?」
「「レオナちゃん?」」
「何だと貴様?」
此処で、今まで黙ってたレオナが強烈な一撃入れて来たなオイ?
八神に面と向かって馬鹿って言える奴が果たしてどれだけ居るか……つーか、普段無口で表情変わらない奴が、真顔で歯に衣を着せない物
言いするってのは、普通に馬鹿って言われるよりも破壊力が高いぜ。
「貴方は考える事の出来ない野獣?
はやて達とは知り合いの様だけれど、貴方にとって此処は異世界……生活して行く術はない。如何にバンドマンであるとは言っても、この世
界で貴方をミュージシャンとして知っている人はいないから活動しても金にはならない。
何よりもメンバーが居ないから無理。
KOFも開催されてはいないから、その優勝賞金も当てにできない。己の生活を確保できなければ、京を殺す事だって難しい筈。
少なくとも京は、この世界での生活の基盤は手に入れているから、何時貴方に襲われても万全の状態で対応できるけど、生活基盤が無い
貴方では、何時か力尽きて野垂れ死にするだけ。
そうなったら、京との決着を着けることは出来ない……其れでも良いの?」
「戯言を……今此処で京を殺せば、其れで良いだけの事だ。」
「……そう言いながら、KOFの舞台でも貴方は一度も京に勝った事はないわ。」
「ぐはぁ!!」
レオナ、ソイツは禁句だぜ。
KOFは試合時間があるし、殺しはNGだからルール的に俺に対して絶対有利なんだからさ……まぁ、ルールのない野試合でも負ける心算は毛
頭ねぇけどな。
「ん~~~……こうなったら、しゃーないな。
庵さん、殺しNGで制限時間ありの試合で、京さんと戦って、庵さんが勝ったら庵さんの好きにすればえぇ。けど、庵さんが勝つ事が出来なか
ったら、私等に力を貸す……其れでどないや?」
「おい、はやて!行き成り何言ってんだ!?てか、俺が戦うのかよ!!」
「だって、此れ位やないと言う事聞かへんやろ庵さんて?」
「其れはそうかもだが……如何するんだ八神?
俺は、上司命令だからやるしかねぇんだが、お前は別に断ってもいいんだぜ?無様な姿を曝したくねぇなら、止めときな。」
「減らず口を……良いだろう、その条件飲んでやる。
だが、俺が勝ったその時は、其のまま京を殺す!其れだけは忘れるな。」
アドリブではやてに乗っかってみたが、予想通り来やがった八神?……ある意味で単純だよなコイツ。
しかしまぁ、はやての奴はタヌキと言うか策士と言うか……此の試合、八神は勝たなきゃならないが、俺は負けなければ良いんだから、こんな
に楽な事は無いぜ。
だが、その試合は明日でな。
「まぁ、そうやろな普通に考えて。」
「ふざけるな!今すぐ戦え京!!」
「アホ抜かせや庵さん!
京さんは午前中にシグナムとガチでバトルした上に、今し方ノーヴェとスパーリングしたばかりでコンディションは抜群やないんやで?
序に言っとくと、私の書類整理も手伝ってもろたから、精神的な面でも疲労は来とる……調子が十分やない京さんと戦っても無意味やろ?」
「まぁ、そう言う事だからテメェとの戦いは明日だ明日。
其れに、シグナムとアンだけ良い試合した後で、テメェみたいな趣味の悪い赤毛と戦うってのは、俺としても勘弁願いたいんでね。」
つーか、お前よりもシグナムの方がライバルって感じだし。
そもそも、目付きの悪い赤毛野郎と、姫騎士って感じの美人剣士のどっちをライバルにするかなんて、考えるまでもねぇっての。
「京、貴様!!!」
「庵さん、暴れちゃダメだよ?」(魔王の笑顔)
「……チッ。」
……なのはに睨まれると言う事聞くんだなマジで。って、如何したノーヴェ?
「京、アタシも赤毛なんだけど、やっぱ趣味悪いのかな?」
「そんな訳ないだろ?って言うか、ノーヴェの其れは地毛だろ?なら問題ねぇよ。寧ろ綺麗な赤色だ。
八神のは地毛じゃなくて染めてるから悪趣味だってんだよ。しかも綺麗に染めるには一度脱色しないとならないから髪の毛は傷む……間違
い無く、アイツは将来禿げる。」
「京ーーーーー!!!」
「レイジングハート。」
『Make it quiet, redheaded man.(大人しくしなさい赤毛野郎。)』
――ガキィィイン!!
「ぐ、なのは、貴様ぁ!!」
「試合は明日ね?……分かって貰えないなら少しO・HA・NA・SHIが必要になるんだけどなぁ?」
「仕方あるまい……此処は退いてやる。」
あの八神がこうもアッサリ引き下がるとは……はやて、ヤッパリなのはの事を取り締まった方がよくねぇか?ハッキリ言って、重武装したギャン
グよりも危険だろ絶対。
「なのはちゃんを止めるまでに、管理局の一個中隊10個が壊滅すんで?」
「普通にあり得ねぇ……」
もしもこの世界にオロチが現れても、なのはが出張れば大概何とかなっちまうのかも知れねぇな……うん、なのはだけは絶対に敵に回さない
ようにしとこう。
其れは兎も角そして、全ては明日の試合だ……其れで良いな八神?
「精々今日を楽しむが良い……明日が貴様の命日だ。
灰に変えてやるぞ京――血染めの真っ赤な灰にな!!」
「そう巧く行くかな?……負けるのはテメェだぜ八神!!」
其れ以前に、この勝負を受けた時点でお前ははやての策略に嵌ってんだよ――ま、精々頑張って俺を倒す事だな。
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んで翌日。
昨日は八神は強制的にはやてに連れ行かれて、そんではやての家でバインドでぐるぐる巻きにされながら一晩を過ごしたみてぇだ。逆にレオ
ナは俺達と一緒にナカジマ家で過ごしたんだけどな。
ゲンヤとクイントさんは、レオナの事を速攻で気に入ったみたいで、レオナも満更じゃなかったからな。
「しかし八神と戦う事に成るとは、アンタも大変だな京?」
「まぁ、野郎とは何時かどっかで戦う事にはなってただろうから、其れが少し早くなっただけだから、特に大変でもねぇよ。」
んで、結局ルールの方はどうなったんだはやて?
「試合時間は10分で延長なし。
DSAAルールを採用して、互いに30000ポイントのライフを設定して、其れが0になるかギブアップするかで終了。
時間切れの場合の判定裁定はなしや。何か質問は?」
「俺はねぇな。分かり易かったしな。」
「ふん、俺もない……京を殺す事が出来んのは不満だが、此の試合に勝てば良いだけの事……さっさと始めろ。」
「せやね、ほな始めよか?」
さてと、そろそろ時間みてぇだな――八神!!
「炎が、お前を呼んでるぜ……!」
「なら燃え尽きろ……潔くな!」
「行くぜ!!」
「京vs庵!Get Ready……Go Fight!!」
試合開始だ!!
テメェは俺には勝てねぇよ八神――其れを、骨の髄にまで教えてやるぜ!!
――――――
No Side
――推奨BGM:Sadistic Eyes
「うりゃあ!!」
「如何したぁ!!」
試合開始。
先ずは京も庵も闇払いを放って相手の出方を見る心算だったのだろうが、考えていた事が同じだったために両者の闇払いは激突し、爆発を
起こして相殺!
其処から先に攻めて来たのは庵だ。
猛烈なダッシュから爪櫛で強襲すると、其処から葵花と繋ぐラッシュで京を攻める――が、京は巧みなガードと軽快なステップで直撃を許さず
に、ライフも1ポイント単位でしか削らせない。
「相変わらず、凶暴な力だが、其れもクリーンヒットしなけりゃ意味はねぇな八神?」
「貴様こそ、其のまま防戦一方で嬲り殺しにされる心算か?攻めてこい、京!!」
「言われなくても、そうしてやるよ、と!!おら!!」
庵の猛ラッシュに巧く対処して居た京は、繰り出された轟斧 陰"死神″を鵺摘みで捌くと即座に龍射りで反撃し、其処からアッパーへと繋ぎ、
「喰らえ!せい!うおりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
毒咬み→罪詠み→罰詠み→鬼焼きの連続技を叩き込んで、庵のライフを大きく減らす。
此れにて攻守逆転!今度は京が、庵の事を猛烈に攻め立てる。寧ろ、荒咬みからの多様な連携がある分だけ、ラッシュ力に関しては京の方
が庵よりも上だろう。
だが、だからと言って庵も黙ってはいない。
「舐めるな京!」
「おわ!」
繰り出された京の腕を掴むと、強引に屑風を繰り出して体勢を崩し、
「ごぉぉぁ、死ね!!」
琴月 陰を叩き込んで、先程の毒咬み連携の礼と言わんばかりに京のライフを削る。
言うなれば、連撃で削る京と、一発の重さで勝負する庵と言った所だろう……此れも、根幹を同じにしながら別の道を進んだ流派ゆえなのか
も知れない。
京が立て直すと同時に、今度は互いに攻めながら守る、攻防一体の戦いを展開し、決定打のない削り合いの様な戦いに突入。
戦いの激しさは当然増していくが、そんな中で、試合を見て居るはやては、庵の表情を観察している様だった。
「おぉぉぉぉぉぉ……喰らいやがれぇ!!!」
「ごぉあぁぁぁ!楽には死ねんぞ!!」
其れは其れとして、試合は過熱し、今度は大蛇薙と八酒杯が激突!
オロチを封じた炎と、オロチを払った炎の威力はすさまじく、技がぶつかって発生した爆風に、見て居たなのは達が思わず身構えたくらいだ。
だが、戦っている2人にはそんな事は関係ないのだろう。
爆風を突っ切るように突進すると、京は百八拾弐式を、庵は鬼焔を繰り出して攻撃!!そして此れもまた互角。
しかし!!
「遊びは終わりだ八神!!」
「!!」
技が互角に終わったかと思った次の瞬間、京が神塵を発動し、庵を爆発させると同時に自身にも炎を纏わせての連続攻撃を叩き込んで行く。
カウンター気味に入っただけに、その威力は凄まじく、庵のライフは遂に4000ポイントを切ってしまった。
此れで、ライフが残ってる庵も大概だが、神塵を決めた京は庵に背を向けて、その場から去ろうとしていた。
「何処へ行く京!決着はまだついてないぞ!!」
「此れで終いだ八神……タイムオーバーだよ。つまり引き分けだ。」
その理由は単純明快。要するに時間切れだったのだ。
神塵が決まったその瞬間にタイムが0になり試合は終了していた訳で、だから京は『もう戦う必要はない』と庵に背を向けたのである。そうで
なければ、京だってこんな事はしないだろう。
ともあれ、試合結果は引き分け――そして、庵は此の結果が何を齎すのかは分かっていなかった。
――――――
Side:京
試合終了~~~!結果は引き分けか、まぁ当然だな。
又しても灰色決着だが、でも今回は此れで良いんだ……こんな感じで良かったんだろはやて?
「バッチリや京さん。
さて、試合の結果は引き分けやから、庵さんには約束通りに私等に手を貸してもらうで?」
「なに!ふざけるな貴様、俺は負けて居ないぞ!!」
「うん、負けてへんな。
せやけど、私はハッキリ言った筈やで?『勝ったら好きにしろ、でも勝てなかったら力貸せ』ってな?負けてへんけど、引き分けやと勝っても
居ないから、勝てなかった場合の条件は満たしとるんやで?」
「き、貴様……そんな、ふざけた戯言が通ると思ってるのか!!」
通るに決まってんだろ八神。
テメェは、昨日はやての提案飲んでんだぜ?今更了承してねぇって言っても、たぶんなのはのデバイスが映像と音声記録してるだろうから逃
げる事は出来ねぇんだよ。
大人しく諦めな。
「まぁ、京さんの言う通りやな。
其れにな庵さん、今の試合見て私は確信したで?……京さんの事を殺すって言うてても、庵さんは絶対に京さんを殺す事はしないってな?」
「なに?」
「戦ってる時の庵さん、楽しそうやったからね。
本気で殺したいと思ってる相手との戦いやったら、楽しそうになる筈がない――もっと憎しみに彩られた、鬼の様な顔で戦っとるはずや。
でもそうやなかった……庵さん、ホンマは京さんとの戦いを楽しんどるんとちゃう?その楽しみがなくなるのが嫌やから京さんを殺さない。ど
や、当たらずとも遠からずやろ。」
ヤレヤレ、完全に一本取られたな八神。
タンの爺さんにだけじゃなく、はやてにまでこう言われちまうとは、マッタク持って笑えねぇよな?結局お前は、俺を殺す心算なんざ無いって事
なんだろ?ならそう言えよ。
俺と戦いたいってんなら、何時でも戦ってやるぜ?殺しなしでの戦いなら俺だって大歓迎だしな。
「京……!」
「でもまぁ、取り敢えず今は、お前はやてに力貸せよ?六課に所属しなくてもいいから、力貸せ。
はやての策略に嵌ったとは言え、お前は勝てなかったんだから、約束を破っちゃいけねぇよな八神?」
「……良いだろう。
大凡納得は出来んが、その条件を了承したのは俺自身だから、今は甘んじで其れを受けてやる。
だが、俺は貴様等と馴れ合う心算は毛頭ない!力が必要な場合には手を貸してやるが、それ以外では俺は俺のやりたいように生きる!!
其れだけは忘れるな!!」
「はいは~~い、了解や。
けどまぁ、一応民間協力者がホームレスってのはアカンから、こっちで用意したアパートを使って暮らしてな?一応日用品は取り揃えてある
から、必要のない物があったら言ってや?」
「……此の手際の良さ、正にタヌキだな。
10年前の、お前からは想像も出来ん……忌々しいまでのしたたかさを身につけた物だ。」
まぁ、確かにはやては歳からは想像も出来ねぇような腹芸をやるみたいだからな?
ゲンヤとクイントさんから聞いた話だが、この機動六課ってのも、管理局の部隊既定の彼是を潜り抜ける為に、可成りギリギリのグレーゾーン
な事もやってるって話だったしよ。
「京兄、あの人引き入れて大丈夫かなぁ?」
「どさくさに紛れて、京を殺しに来ないか?」
「其れについては大丈夫だろ?
アイツはアレで、一応戦いには拘りを持ってて、少なくとも俺に関しては不意打ちや寝首を掻くような真似をして殺しに来る事はねぇよ。
俺の事は、真正面から戦ってじゃないと、アイツは満足しねぇからな。」
「なら良いんだけど……」
安心しろよ、仮に襲われても俺は負けねぇから。
何よりも、俺には守りたい物や失いたくねぇモンが沢山あるしお前達がいるんだ、負ける筈がねぇよ――八神の奴には、守りたい物も失いたく
ない物も無いからな。
守る物を持たない拳ってのは、思った以上に脆いのさ。何よりも、アイツは『拳の痛み』を知らないからな。
「拳の痛み?」
「何だよ其れ?」
「『殴られた相手が痛いのは当然だが、殴った自分の拳も痛いんだ。』……俺の従兄弟、草薙流の兄弟弟子だった蒼司さんの言葉だ。
相手を傷つける事で自分が傷つく覚悟、其れが無けりゃ力を揮っちゃいけないって、あの人は良くそう言ってた。
ただ只管に強くなればいいって思ってた、ガキの頃の俺にはこの言葉が凄く響いたよ……この言葉が無かったら、俺は二流の格闘家で終
わってたかも知れないからな。」
「……深い、言葉だね。」
「そして、重いな。」
「だが、其れは真理だ。
戦いの場に身を置くのであれば、己が傷つく覚悟をもって居なければ一流とは言えないからな――まして、自分はやられないと思っている
等は愚の骨頂だ。」
アンタには分かるよなシグナム。
ぶっちゃけ、八神も恋人が存命だった頃の方が強かったからな――守る物が有った方が強いってのは、気付いてても知らねぇんだろうな。
でもまぁ、可成り危険な狂犬ではあるが、味方である以上は頼もしい奴が加わってくれたんだから、六課が何らかの事件に当たれば間違いな
く、如何にか出来るだろうよ。
実力抜群の六課の隊長陣に、伸びしろたっぷりの隊員、そんでもって俺とテリーとロックとレオナ、序に八神と、可成りの戦力が揃ってやがる
からな……へへ、燃えて来たぜ!
To Be Continued… 
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