Side:遊里


「墓地の終末の騎士と、ライトロード・サモナー ルミナスをゲームから除外し、現れろ『混沌帝龍-終焉の使者ー』!!」

『グオォォォォォォォォォ!!』
混沌帝龍-終焉の使者-:ATK3000



この局面で、混沌帝龍だと!?」

「ライフを1000ポイント払い、混沌帝龍の効果発動!
 互いの手札とフィールド上のカードを墓地に送り、墓地に送った相手カードの数×300ポイントのダメージを相手に与える!
 お前の手札は4枚。そしてお前のフィールド上のカードは合計4枚!よって8×300……2400ポイントのダメージを受けて貰うぞ弥生!!」
アイン:LP1400→400


「そんな……嘘だろぉぉぉぉぉ!?」

「消え去れ……『セメタリー・オブ・ファイヤー』!!!!」


――バガァァァン!!!


「この、私が……」
弥生:LP2100→0


今日も今日とてマーサハウスは平和そのものね~~?庭では盛んにデュエルが行われて、今し方アインが弥生を凶悪カードで撃滅したところだし。
てか、テキストがエラッタされたにもかかわらず、その効果の極悪さと打点の高さから、混沌帝龍は依然強力極まりないと思うんだけど、如何思うジャック?


「取り敢えず、此れが出てきたら機皇帝も簡単に倒せるだろうな。」

「あ、そっちに行くんだ。」

確かに、混沌帝龍が出張れば、機皇帝も敵じゃないってのには同意ね――まぁ、其れは其れとして、良い場所よね此処は?
子供達にとっては目一杯デュエルが出来る場所であり、身寄りのないお年寄りには、老後を安心して過ごせる宿な訳だし――でも、マーサは浮かない顔。

何かあったのかしら?











異聞・遊戯王5D's Turn77
『王道対決!悪ガキvs頑固爺』











どったのマーサ、何か難しい顔してるけど――マーサハウスの運営で何か問題が発生した?


「遊里……別にそんな事は無いさ。
 アンタが毎月振り込みをしてくれてるし、ジャックもデュエルのファイトマネーの30%を寄付してくれてるから経営面ではマッタク持って問題ないよ。
 けど、其れとは別に気になる人が居てねぇ?大分高齢だから、こっちに来て欲しいって誘ってるんだけど、頑なに移住を拒否されて困ってるんだよ。」


要するに孤独老人?
マーサハウスへの入居を拒否してるって事は、誰の世話にもなりたくないか、或は今住んでる場所に特別の思い入れが有るかの何方かだけど――


「鉄蔵って言う御爺さんなんだけど、遊里の予想通り、入居を拒否してる理由が分からないんだよ。
 せめて理由が分かれば如何にか出来るんだろうけど、この人の家の周りには幾つものトラップが有って、真面に先進めた人が居ないって言うんだ。」

「トラップ?」

「落とし穴とか、くず鉄のかかしとか、死なないけど物理ダメージを喰らうようなトラップが此れでもかって言う位にねぇ?」

「「「其れは個人宅に付けて良いトラップじゃない。」」」


ともあれ、面倒な頑固老人が居るって事か。
確かにその人をマーサハウスに入居させるのは至難の技かも知れないけど……だからって、見過ごすわけにも行かないからね?

OKマーサ、先ずはアタシ達がその人と会って、交渉してみる。
なんかの流れで、デュエルで勝負する事になったらその時は――倒してこっちに連れて来るよ。叩けば少しは話が通じるかも知れないし。


「一発叩いて目を覚ましてくれると良いんだけどねぇ……まぁ、その辺はアンタ達に任せるよ。」


任されました!其れじゃあ行くわよ、ジャック、クロウ!



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・・・



で、件の頑固爺ちゃんの家ってのにやって来た訳だけど……此れが家?本当に家?お願いだから誰か違うって言ってよ!!
怪しいどころの騒ぎじゃないでしょ此れ!?取り敢えず、ジャック、目の前の此れを簡潔に、分かり易く言い表わすとしたら如何なるかしら?


「グラウンド・ゼロの跡地に建てられたくず鉄の要塞と言ったところか?
 作り其の物は頑丈なようだが……取り敢えず入ってみるか?――邪魔するぞ!!」



「勝手に俺の家に入ってくるんじゃねぇ!トラップ発動、くず鉄のかかし!!」

「!?温いぞ、フィール・バニッシュ!!」


――バキィィィン!!


今のがトラップ!?
物理的攻撃能力を持ったトラップの一撃を、フィール・バニッシュで防ぐジャックもジャックだけど、一歩足を踏み入れただけで攻撃してくるのは如何かなぁ?
幾ら何でも、乱暴すぎやしない頑固爺ちゃん?


「やっかましい!!どうせお前達も、ワシを此処から引きずり出すために来たんじゃろ!!
 わしは此処から出る心算は毛頭ないぞ!!梃子でも動かん!!絶対に動かんからな!!さっさと帰った帰った!!」

「いや、そうも行かないんだよね此れが。
 何だってそんなに此処に固執するのよ?マーサハウスが悪い所じゃないってのは知ってるでしょ?此処に1人で居るよりは良いと思うんだけど?」

「五月蠅い!動かんと言ったら動かん!!さっさと帰れと言ってるじゃろう……が!!」


――カコ~~~ン!!


あた!……った~~~~~~……よりにもよって金ダライ投げるかね普通?つか、ドンだけのスピードで投げたのやら……見えなかったんだけど。
ちょっと爺ちゃん、アタシだから痛かった程度で済んでるけど、普通の人間だったら間違いなく顔面強打で鼻骨骨折位してるからね!少しは考えてよ!!


「む……ちとやり過ぎたか?……だが、ワシは此処を離れん!!
 如何してもワシを此処から連れ出したいと言うならば、全部のトラップをかいくぐった上で、ワシとデュエルして倒してみるが良い!!」


そう来たか……でも、その条件は満たされちゃいそうよ?



「おぉっと、コイツはまた中々の……けど、この位のトラップなら、セキュリティの警備システムを掻い潜るのと比べたら楽勝だぜ?」

「なんと!?」



アタシにタライ投げたのと略同時に、クロウが特攻隊長として突撃してるのよね~~~?ハッキリ言うと、このトラップでクロウは止められないよ?
クロウは何度も、セキュリティの警備システムを掻い潜ってセキュリティ内部に侵入してるから、トラップを回避する事くらいは訳ないわ。



「んで、到着と!
 おい爺さん、全部のトラップを掻い潜って来てやったぜ?――なら、今度は俺と爺さんがデュエルする番だよな?」

「マーカーだらけの悪ガキが……少し、お仕置きしてやるわい!」

「けっ、やってみろよ!
 てか、チビ共の面倒を見てるガキ大将と、近所の頑固爺さんてのは、分かり易く伝統的な戦いの構図だよな?」

「フン、手加減はせんぞガキンチョ!」

「望むところだ頑固爺!!」


「「デュエル!!」」


クロウ:LP4000
鉄蔵:LP4000



うん、大体予想通りだけど、やっぱりデュエルになったね?
どうなると思うジャック?


「普通に考えればクロウの圧勝だろうが、あの老人からはフィールとも異なる気迫と言うモノが感じられる。
 デュエルの腕は絶対的にクロウの方が上なのは間違いないが、あの気迫は実力差を埋めてしまうくらいの強さが有りそうだから、果たしてどうなるか…」



「先攻は貰うぞ悪ガキ!ワシのターン!!『マテーナル・ジャンク』を守備表示で召喚!」
マテーナル・ジャンク:DEF1500


「カードを1枚セットしてターンエンドじゃい。」


「俺のターン!!相手フィールドにのみモンスターが存在する時、手札の『BF-暁のシロッコ』はリリースなしで召喚できる!」
BF-暁のシロッコ:ATK2000


「更に、俺のフィールド上に攻撃力1500以上の『BF』が存在する時、手札の『BF-荒天のテンペスト』は特殊召喚する事が出来るぜ!!」
BF-荒天のテンペスト:ATK800


相変わらず早いわねクロウは……行き成りレベル7のシンクロを可能にする布陣と来たか…


「行くぜ!レベル5の暁のシロッコに、レベル2の荒天のテンペストをチューニング!
 猛禽を操る漆黒の鷹匠よ、黒き羽を纏め上げ疾風を呼べ!シンクロ召喚、現れろ『BFT-漆黒のホーク・ジョー』!」

『ムオォォォォォォ!!』
BFT-漆黒のホーク・ジョー:ATK2600



「シンクロ召喚か…甘いわい!!
 カウンタートラップ『くず鉄の落とし穴』!相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、そのモンスターを持ち主の手札に戻す!
 そしてこのカードは発動後、墓地には送られず再びフィールドにセットされるんじゃ!!」


でも、爺ちゃんも再セットされるカードで対抗!?
てかくず鉄トラップとは性質が悪いわね?……同一ターンに発動出来ないとは言え、あのトラップが有る限りクロウのシンクロは先ず通らないわよ!?


「ちぃ……カードを2枚伏せてターンエンドだ。」

「ワシのターン!!『パテーナル・ジャンク』を攻撃表示で召喚じゃい!!」
パテーナル・ジャンク:ATK1600


「ワシのフィールドにマテーナル・ジャンクが存在する場合、このカードの攻撃力は500ポイントアップする!!」
パテーナル・ジャンク:ATK1600→2100


「更に装備魔法『錆びた剣-ラストエッジ』をパテーナル・ジャンクに装備じゃ!
 此れにより、パテーナル・ジャンクの攻撃力は800ポイントアップするぞ!恐れ入ったか悪ガキめ!!」
パテーナル・ジャンク:ATK2100→2900(錆びた剣-ラストエッジ装備)


攻撃力2900!!やるわね爺ちゃん!
しかも、マテーナル・ジャンクの効果を使えば『キッズ・ジャンク』をサーチ出来るし、それを特殊召喚出来ればパテーナル・ジャンクの攻撃力は3900!!
全軍で突撃かませば一撃必殺じゃない――


「行くぞ悪ガキが!!パテーナル・ジャンクで、プレイヤーにダイレクトアタックじゃ!!」


――メリィィィィィィ!!


「どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
クロウ:LP4000→1100


え?マテーナル・ジャンクの効果は使わないの?
キッズ・ジャンクの攻撃力は僅か300だから、幾らでも特殊召喚の手段は有る筈なのにどうして…若しかして、爺ちゃんが此処を離れたくない理由って!

ガール、ヴァルキリア、至急このくず鉄の要塞の周囲を徹底的に探し回って『写真』みたいな物を見つけ出してくれる?
恐らく、あの爺ちゃんが意固地なまでに此処から動かないって言ってるのは、それが原因だと思うから!!


まっかせなさい!泥船に乗った心算で居てよ遊里!

其れを言うなら大船に乗ったつもりで、でしょう?……ですが、了解しました。直ぐに見つけてきますね。


お願いね――このデュエルも、そう長引くモノでもない感じがするから。



「カードを1枚セットしてターンエンドじゃ!!」

「やってくれるぜ爺さん……効いたぜ今のは!!
 ったく、こんだけの一撃をブチかませるなら、爺さんはマダマダ現役で行けそうだが、俺だって負ける訳には行かねぇんだよ!俺のターン!!
 手札から『BF-祈祷のシキミ』の効果発動!コイツを手札から捨てる事で、墓地の『BF』を蘇生させる!来い『BF-暁のシロッコ』!!」
BF-暁のシロッコ:ATK2000


「更に、手札の『BF-黒槍ブラスト』『BF-疾風のゲイル』を特殊召喚するぜ!!」
BF-黒槍のブラスト:ATK1700
BF-疾風のゲイル:ATK1300



ライフを大幅に削られたとは言え、この展開力は凄いわよね?
正直な事を言うと、クロウとのデュエルではライフが上回ってるからって油断は出来ない……超高速展開から一気にアドバンテージ持って行かれるしね。


「疾風のゲイルの効果発動!1ターンに1度、相手モンスター1体の攻守力を半分にする!
 コイツの効果で、パテーナル・ジャンクの攻撃力と守備力を半分にするぜ!!」

「なにぃ!?」
パテーナル・ジャンク:ATK2900→1450


「行くぜ!レベル4の黒槍のブラストに、レベル3の疾風のゲイルをチューニング!
 黒き風、今虚空を貫き一筋の閃光となれ!!シンクロ召喚、虚空を斬り裂け『ABF-雷雲のサンダーボルト』!!」

『ムオォォォォォォ!!』
ABF-雷雲のサンダーボルト:ATK2700



ABF!?クロウの新たな仲間ってところかな?
何とも強そうじゃない。


「じゃ、じゃが其れは消えて貰うぞ!カウンタートラップ『くず鉄の落とし穴』!!」

「其れは読んでたぜ!!カウンタートラップ『神の宣告』
 ライフを半分支払い、相手のモンスターの召喚、魔法・罠カードの発動を無効にして破壊する!!
 コイツの効果で、アンタの『くず鉄の落とし穴』は攻略してやったぜ!!!」
クロウ:LP1100→550


流石は読めてるわねクロウ……このまま一気に決めちゃいなさいよ!!


「悪ガキが……」

「更にトラップ発動!!『ブラックフェザー・バースト』!!
 このターンのみ、俺のフィールド上に表側表示で存在する『ブラック・フェザー』の攻撃力は1000ポイントアップする!!」
ABF-雷撃のサンダーボルト:ATK2700→3700
BF-暁のシロッコ:ATK2000→3000



「そして、暁のシロッコの効果を発動し、攻撃力をサンダーボルトに集中するぜ!!」

『ウオォォォォォォォォ!!』
ABF-雷撃のサンダーボルト:ATK3700→6700



攻撃力6700!!此れは何ともやってくれたわ!!
やっちまえクロウ!頑固爺ちゃんの目を最大の一撃で覚ませてあげてよ!!魂のままにブチかませ!!


「おうよ!!
 ラストバトルだ爺さん!!ABF-雷撃のサンダーボルトで、パテーナル・ジャンクに攻撃!!『ライトニング・スプラッシュ』!!」

「トラップ発動『くず鉄の爆弾』
 相手モンスターが攻撃した時、そのモンスターを破壊し、相手に1000ポイントのダメージを与えるぞ!!」

「甘いぜ爺さん!!サンダーボルトは、1ターンに2回までカード効果では破壊されねぇ!!
 よって、アンタが狙ってた効果破壊は無効となり消滅――この一撃で終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


――ドッゴォォオオォォン!!


「ぐおわぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!」
鉄蔵:LP4000→0


終わってみれば一撃必殺――爺ちゃんは頑張った方だと思うけどね。



見つけましたよ遊里。

此れ見て。


で、実にタイミングよく戻って来たガールとヴァルキリアだけど……成程、確かに此れは十二分な理由にはなるわ――鉄蔵爺ちゃん!!



「なんじゃい……ワシは負けた、これ以上はどうなるかは知らんがな……」

「そんな世捨て人にならないでよ?爺ちゃんが、此処を離れたくなかった一番の要因は其れでしょ?仲間が探してくれたわ。」

「!!!此れは……此れはぁぁぁぁぁぁぁあ!!
 たった一枚のワシの家族との写真……ゼロリバース以降行方が知れなかったが、こうしてまた見る事が出来るとは……礼を言うぞお嬢ちゃん。」


やっぱり大切な物で、それを探し出すために頑なに移住を拒否してたんだね?
だけど、目的の物は見つかったんだからもう良いでしょ?――詰まらない意地を張るのは止めて、マーサハウスに行こう?そっちの方が絶対良いって。


「そうじゃな……残る余生には限りが有ると言うならば、今の世界を楽しまねば損だ。
 再三入居を拒んで来たが、此処が落としどころなんじゃろうなぁ……此度はワシの完敗じゃ――じゃが、次は負けんぞクロウ!!」

「ヘッ!次やる時でも、俺のBFがアンタのジャンクを超えてやるぜ!
 だけど、こんだけ豪語したんだから、100歳までは生きてくれよ爺さん?寿命で先におっ死んじまったとかは無しだからな!!」



あはは……クロウと鉄蔵爺ちゃんの言い合いはまだまだ続きそうだねこりゃ。
でも、鉄蔵の爺ちゃんが此処から動く事は間違いないし、きっとマーサハウスにも入居してくれる――良くやってくれたわクロウ!!


「此れ位朝飯前だぜ?頑固爺と分かり合うには殴り合うのが一番てのを聞いた事が有るしな。
 でも、此れでマーサへの義理も果たせたから、今回は此れで良しとしようぜ?――爺さんだって、この期に及んで何かするとは思えないからな。」


だよね♪




で、鉄蔵爺ちゃんは最終的にマーサハウスに移住して、其処で新たに暮らす事になった――目出度し、目出度しだね♪












 To Be Continued… 






登場カード補足







パテーナル・ジャンク
レベル4     地属性
機械族・効果
自分フィールド上に「マテーナル・ジャンク」が存在する場合、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
また、自分フィールド上に「キッズ・ジャンク」が存在する場合、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
ATK1600     DEF1000



マテーナル・ジャンク
レベル3     地属性
機械族・効果
1ターンに1度、自分フィールド上に「パテーナル・ジャンク」が存在する場合、 デッキ・墓地から「キッズ・ジャンク」1体を手札に加える事ができる。
ATK300     DEF1500



錆びた剣-ラストエッジ
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
自分の墓地の「ジャンク」モンスター1体をゲームから除外して発動する、自分のデッキか墓地からこのカードを1枚選択して手札に加える。



ブラックフェザー・バースト
通常罠
エンドフェイズまで自分フィールド上に表側表示で存在する「BF」の攻撃力は1000ポイントアップする。



くず鉄の爆弾
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
そのモンスターを破壊し、相手に1000ポイントのダメージを与える。発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。
このカードは3回目に発動されたターンのエンドフェイズに破壊されゲームから除外される。



くず鉄の落とし穴
カウンター罠
相手モンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。そのモンスター1体を相手の手札に戻す。
発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。