Side:亮
凡そ半年ぶりになるアカデミア島だが、成程可成り活気に満ちているな…此れも鮫島師範が開催すると言っていたジェネックスの影響か?
何にしてもデュエルの機運が高まっているのならば申し分ない。
このデッキを試すには、デュエリストの闘気が最大限に膨らんでいる相手でなければ意味はない。
先ずは誰を相手にしたものか……ん?
「…………」(クイ、クイ)
吹雪?…付いて来いと言うのか?
良いだろう、お前が相手ならば、このデッキの初披露には丁度良い……
先ずはお前を倒し、俺は更なる高みへと上る……上りきる!!!
吹雪、悪いがお前には俺が更なる高みへと上る為の糧となってもらうぞ!
遊戯王×リリカルなのは×ネギま 夜天と勇気と決闘者 GX98
『Cyber Dark Impact!!』
吹雪について来て、辿り着いたのはアカデミア島の火山の噴火口付近だと?こんな所に一体何があるんだ、吹雪よ
「此処は嘗て十代君と、セブンスターズの1人『ダークネス』が闘った場所であるらしい。僕にそのデュエルでの記憶はないけどね。
それにしても、随分と雰囲気が変わったじゃないか亮?全身黒尽くめのその姿――正にヘルカイザーと言うに相応しい姿だよ。」
褒め言葉と受け取っておこう……それで、こんな所に連れ出して雑談でもないだろう?
俺にデュエルを挑んでくるのだと思ったが、違うのか?
「無論、君を此処に連れて来たのはデュエルをするためさ――僕達のデュエルは激しくなるだろうからね。
亮、君がヘルカイザーへと変貌した理由は何となく分かる……デュエルの光と闇の双方を知って、更なる高みへと上る為だろう?
其れを否定するつもりはないし、否定する権利も僕にはない。……だからこそ、僕はこの場で君にデュエルを申し込む。」
「ほう?」
「デュエリストにとって、デュエルは言葉以上にモノを言う――このデュエルで君の進もうとしている道が如何言う物か、知る事が出来ると思ってね。
そして、君の進もうとしている道が、真なる闇に堕ちる道であるなら僕は友として君を止めなければ成らない……それが友達ってモノだろう?」
ふ……変わらないなお前は。
良いだろう、俺は道を誤った心算はないが、お前に俺が目指す道を見せると言うのも悪くない。
「それに、お前との本気のデュエルも随分と久しぶりだ……吹雪、お前には俺の糧になって貰うぞ?」
「糧ねぇ?どんな相手とのデュエルでも糧にはなると思うけど……僕を糧にするのは簡単じゃないぞ亮!」
分かっているさ……簡単に行かない相手だからこそ意味もある。行くぞ吹雪!
「「デュエル!!」」
亮:LP4000
吹雪:LP4000
「先攻は貰うよ亮!僕のターン、ドロー……『黒竜の雛』を召喚!」
黒竜の雛:ATK800
「更に、黒竜の雛の効果発動!このカードを墓地に送り、黒竜の雛は最強の黒竜に成長する!現れろ『真紅眼の黒竜』!!」
『ガァァァァァァ!!!』
真紅眼の黒竜:ATK2400
レッドアイズ…吹雪のデッキのエースモンスターが1ターン目から現れたか。初手から全力だな吹雪?
「君相手に手加減は必要ないだろう?其れに此れだけじゃないさ。手札から、魔法カード『黒炎弾』を発動!
このターンの真紅眼の攻撃を封じる代わりに、相手に真紅眼の攻撃力分のダメージを与える!やれ真紅眼、『黒炎弾・零式』!!」
――ドゴォォォォォン!!!
亮:LP4000→1600
「行き成りレッドアイズのコンボを仕掛けて来るとは、流石だな吹雪。
或は、この力は一度完全に闇に捕らわれたが故の物か?」
「さてね?だが、僕はもう闇に捕らわれたりしないさ。カードを1枚伏せてターンエンド。」
俺のターン。手札より永続魔法『境界無き墓所』を発動。
このカードが存在する限り、互いのプレイヤーは自分の墓地のモンスターを対象にする効果を発動する際、相手の墓地のモンスターも対象にする事が出来る。
そして『サイバー・ダーク・ホーン』を召喚!
サイバー・ダーク・ホーン:ATK800
「サイバー・ダーク・ホーンは、召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族を装備できる。
俺の墓地にドラゴン族は存在しないが、境界無き墓所の効果で、俺はお前の墓地の黒竜の雛をサイバー・ダーク・ホーンに装備する!
そして、サイバー・ダーク・ホーンの攻撃力は装備したドラゴン族の攻撃力分アップする!!」
サイバー・ダーク・ホーン:ATK800→1600(黒龍の雛装備)
更に、装備魔法『巨大化』を装備!
俺のライフが相手よりも低い時、装備モンスターの元々の攻撃力は倍になる!
サイバー・ダーク・ホーン:ATK1600→2400(黒龍の雛&巨大化装備)
「攻撃力が真紅眼と同じに…」
「其れだけではない。
サイバー・ダーク・ホーンは戦闘で破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する……この意味は分かるだろう?」
「同じ攻撃力で、僕の真紅眼だけを一方的に葬る心算か…!」
「その通りだ!サイバー・ダーク・ホーンで真紅眼の黒竜に攻撃!『ダーク・スピア』!!」
「だけど、そう簡単にやられはしない!カウンタートラップ『攻撃の無力化』!此れでサイバー・ダーク・ホーンの攻撃を無効にする!!」
そう簡単にやらせてはくれないか…ターンエンドだ。
「僕のターン!装備魔法『魔霊水晶・紅』を真紅眼の黒竜に装備し、攻撃力を600ポイントアップする!」
真紅眼の黒竜:ATK2400→3000
「そして魔霊水晶・紅を装備した真紅眼の黒竜をリリースし、デッキから究極の力を秘めた黒竜が顕現する!降臨せよ『真紅眼の漆黒竜』!!」
『ギシャァァァァァァァ!!!』
真紅眼の漆黒竜:ATK2800
「真紅眼の漆黒竜の攻撃力は、僕の墓地のドラゴン1体に付き200ポイントアップする。
僕の墓地のドラゴンは1体だから、攻撃力は200ポイントアップして3000となる!」
真紅眼の漆黒竜:ATK2800→3000
「行くぞ亮!真紅眼の漆黒竜で、サイバー・ダーク・ホーンに攻撃!『ダーク・テラ・フレア』!!!」
――ドゴォォォン!!!
亮:LP1600→1000
「サイバー・ダーク・ホーンが戦闘で破壊される時、代わりに装備したモンスターを破壊する。
この効果で、装備した黒竜の雛を破壊し、サイバー・ダーク・ホーンは無傷だ。」
サイバー・ダーク・ホーン:ATK2400→1600
「だけど、其れは同時に僕に有利に働く効果でもある。
黒竜の雛が僕の墓地に戻った事で、僕の墓地のドラゴンの数は2体に増え、漆黒竜の攻撃力は3200にアップする!」
真紅眼の漆黒竜:ATK3000→3200
「カードを1枚伏せてターンを終了する。」
間違いない、吹雪は昔よりも更に強くなっている……其れでこそ戦う価値があると言うモノだがな!俺のターン!!
――――――
Side:はやて
「喰らえ、そして目を覚ませやアホンダラ!煉獄龍 オーガ・ドラグーンでダイレクトアタックや!『インフェルニティ・カオス・バースト』!!」
『グオォォォォォォ…!!』
――ドガァァァァン!!
「俺って進歩ねぇ~~~~!!」
嘗て青と呼ばれ何れ黄色と呼ばれる白:LP2200→0
なんや、良く分かっとるやん?ホンマに進歩なさ過ぎやで?
取り敢えずこれでメダル15個目やな……次は誰と…ん?
『グオォォォォォォ!!!!』
真紅眼の漆黒竜:ATK3200
アレは『真紅眼の漆黒竜』!確か吹雪さんの切り札やなかったっけ?
しかもあっちは確か、十代がダークネスと化した吹雪さんと戦った場所やと思ったけど…?
あの場所でデュエルが?…相手は一体誰やねん?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「俺は『サイバー・ダーク・エッジ』を召喚!」
サイバー・ダーク・エッジ:ATK800
「サイバー・ダーク・エッジもまた、召喚時に墓地のレベル3以下のドラゴンを装備し、その攻撃力を自身に上乗せする。
境界無き墓所の効果で、俺は再びお前の墓地の黒竜の雛を眠りから引きずり起こす!」
サイバー・ダーク・エッジ:ATK800→1600(黒竜の雛装備)
真紅眼の漆黒竜:ATK3200→3000
なんと、吹雪さんの相手はヘルカイザーやったか!…翔君と十代も来てたんやね?
「おう!漆黒竜が見えたから気になってさ!」
「まさかお兄さんがジェネックスに参加してるとは思わなかったけど…」
せやな…私も驚いたで?けど、このデュエル結構なモンやないの?
ライフは吹雪さんが圧倒的に有利で、従えてるモンスターも吹雪さんの方が上なのに、ヘルカイザーはまるで焦りがない…この状況を楽しんでるみたいや。
「サイバー・ダーク・エッジは攻撃力を半分にする事で、相手にダイレクトアタックできる!
サイバー・ダーク・エッジで吹雪にダイレクトアタック!『カウンター・バーン』!!」
サイバー・ダーク・エッジ:ATK1600→800
「ぐあぁぁ!!…く、ダイレクトアタック効果とは予想外だよ…」
吹雪:LP4000→3200
「サイバー・ダーク・ホーンを守備表示に変更。…カードを2枚伏せてターンエンドだ。」
サイバー・ダーク・ホーン:ATK1600→DEF800
サイバー・ダーク・エッジ:ATK800→1600
やっとこ吹雪さんのライフを削ったみたいやな?
せやけど、次の吹雪さんのターンで漆黒竜の攻撃がダーク・エッジに炸裂したらライフは0やで?どないする心算やろか?
「僕のターン!
リバースカードオープン!永続トラップ『メタル化-魔法反射装甲』を発動し、真紅眼の漆黒竜に装備する!」
真紅眼の漆黒竜:ATK3000→3300
此処でメタル化やと!?……いや、ちゃう…吹雪さんの狙いはその先や!
「更に、メタル化を装備した漆黒竜をリリースし、デッキから僕の最強モンスターを呼び出す!
漆黒の身体を鋼鉄に変え、今こそ現れろ!『レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン』!!!」
『ギショアァァァアァァァァァ!!!』
レッド・アイズ・ディープブラックドラゴン:ATK3200
「メタル・ディープブラックの攻撃力は僕の墓地のドラゴン1体に付き300ポイントアップ!
更にこのカードは相手の魔法カードの効果を受けず、1ターンに1度だけ効果で破壊されない!」
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン:ATK3200→3800
「未だだ!魔法カード『ドラゴン・ハート』!
デッキからドラゴン3体を墓地に送り、僕のドラゴン1体の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップ!
そして、墓地のドラゴンが3体増え、メタル・ディープブラックの攻撃力は合計で1900ポイントアップする!!!!」
『グオァァァァァァ!!!!』
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン:ATK3800→5700
攻撃力5700やと!?いや、其処まで上げんでもダーク・エッジに攻撃通ったら其処で終わりやろ!?
「此れが僕の最大の攻撃だ…受けてみろ亮!
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴンで、サイバー・ダーク・エッジに攻撃!『ダーク・エクサ・フレア』!!!」
――キィィィン…ドガァァァァァァァァァ!!!!
うっわーーー……なのはちゃんのブレイカー並みの弩派手さやな…此れは決まったやろか?
「良い攻撃だ吹雪…だが、俺は負けん!
トラップ発動『パワー・ウォール』!俺のデッキから任意の枚数のカードを墓地に送り、その数×100ポイントの戦闘ダメージを0にする。
俺はデッキから32枚のカードを墓地に送り、3200ポイント分のダメージを0にする!!」
――バッ!!
デッキをばら撒いて!……って、此れはソリッドヴィジョンの演出やね――ばら撒いたカードをデュエル後に拾い集めるのはカッコ悪過ぎやもん。
まぁ、非難浴びそうな演出やけど、悪役のヘルカイザーにはピッタリの演出なんやろか?
演出とは別にカードは普通に墓地送りしとるから、カードを粗末にしてる訳やないし…墓地肥しは立派な戦術やしなぁ?
せやけど此れでデッキの残り枚数は0…ターンエンドで終わりやけど…
亮:LP1000→100
「更にダーク・エッジは戦闘で破壊される時、装備したドラゴンを破壊する…」
サイバー・ダーク・エッジ:ATK1600→800
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン:ATK5700→6000
せやけどヘルカイザーのライフは残り100。
対する吹雪さんのライフは3200も有って、超強力なドラゴンまで居る……正直言ってヘルカイザーには分が悪すぎやろ。
「そんな方法でダメージを軽減するとは…カイザーだった頃の君からは想像できないね。
だが、ライフは残っても此れで君のデッキは残り0枚でライフも僅かに100ポイント…僕がエンド宣言すればデュエルは終わりだ…ターンエンド。」
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン:ATK6000→5000
「そう思うか?…甘いぞ吹雪、エンドフェイズにトラップ発動『死に際の抵抗』!俺のデッキのカードが0枚の時、墓地のカード1枚を選択しデッキに戻す。
これにより俺のデッキの残りのカードは1枚となり、このターンでデッキ切れによる敗北はない。」
そう来たか!!
確かにデッキに1枚でもカードが残ってればデッキ切れによる負けはあらへんし、この効果なら欲しいカードをデッキに戻せるからなぁ?
もしかして、此処からヘルカイザーの大逆転劇が来るんやろか?
「そして、此れで俺には勝利の為の札が全て揃った!…俺のターン!手札からマジックカード『墓穴の掟』を発動!
このターンのエンドフェイズまで、俺の墓地のカードは全てモンスターカードとして扱われる!
そしてマジックカード『融合』!フィールドのサイバー・ダーク・エッジとサイバー・ダーク・ホーン、そして手札の『サイバー・ダーク・キール』を融合!」
此処で3体融合!しかも、サイバー・エンドとは違う融合モンスターや!…何が出てくんねん?
「サイバー・ダークへの扉が開くとき、新たなる衝撃が巻き起こる!融合召喚、現れよ『鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン』!!」
『ガオォォォォン!!』
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン:ATK1000
「サイバー・ダーク・ドラゴンは融合召喚に成功した時、俺の墓地のドラゴン1体を装備できる…レベル制限はない。
境界無き墓所の効果で、当然この効果もまたお前の墓地のモンスターを対象と出来る…俺はお前の墓地より『真紅眼の漆黒竜』を装備する!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン:ATK1000→3800(真紅眼の漆黒竜装備)
レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴン:ATK5000→4700
「!!だけど、攻撃力は僕のドラゴンの方が上だ!」
「焦るな吹雪、サイバー・ダーク・ドラゴンの効果はまだある。
サイバー・ダーク・ドラゴンの攻撃力は俺の墓地のモンスター1体に付き100ポイントアップする。
そして『墓穴の掟』の効果により、このターン俺の墓地のカードは全てモンスターカードと化している!」
…と言う事はつまり…
「俺の墓地のカードは38枚!よって、攻撃力は7600!!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン:ATK3800→7600
「そして此れで終焉だ吹雪!
速攻魔法『リミッター解除』!この効果で、俺のフィールドの機械族の攻撃力は2倍になる!!」
『ギシャァアァァァァ!!!!』
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン:ATK7600→15200
うぇ~~い……この土壇場で攻撃力15200やと!?……全力すぎやろヘルカイザー…
けど、此れで決まったな…吹雪さんの場に伏せカードは無い――攻撃は略確実に通ってまうからね。
「バトル!鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴンで、レッドアイズ・メタル・ディープブラックドラゴンに攻撃!『フル・ダークネス・バーストォォォォォォォ』!!!」
――ドガバアァァァァァァァァァァァン!!!
「ぐ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
吹雪:LP3200→0
お見事……流石はヘルカイザー、闇方面の力を手に入れた事で、その強さに磨きがかかったみたやね…
――――――
Side:亮
俺の勝ちだな吹雪……どうだ、俺が歩まんとしている道は見えたか?
「朧気にだけどね……だが亮、君が進もうとしているのは茨の道だ――多くの困難が待ち受けているのは間違いないが…其れでも進むのかい?」
「無論だ。
例え棘だらけの茨の道だろうと、俺はその道を突き進み、デュエリストの頂点に立つ…其れだけだ。」
「ふぅ…如何やら僕が思っていた以上に君の意志は強いらしい。
分かったよ亮、君は君の目指すモノに向かって進め……少なくとも君が真の闇に堕ちる事はないと言う事は分かったからね。
何れ、君は清濁双方を飲み込んだ自分のデッキを作り上げるんだろう?……完成したその時は、また僕とデュエルをしてくれ。」
ふ、望むところだ。
……なんだ、お前達も来ていたのか…デュエルに夢中で気が付かなかったぞ。
「……………」
翔……ふ、お前からしたら今の俺のデュエルは容認できんのだろう?
頭では分かっていても、感情が理解出来んと言うところか?……まぁ其れも仕方ないだろうがな。
――ポン…
「!!」
「今の俺は気に入らんか?…ならば俺に挑んで来い翔……其れで全てが分かる筈だ。」
「お兄さん…!……分かった……今は未だだけど、今度は僕がお兄さんに挑んで…そして勝つ!!」
俺に勝つか……やってみろ翔――出来るモノならばな。
お前が挑んでくるのを楽しみにしておこう。
……そう言えば、吹雪からメダルを奪うのを忘れたな――まぁあんなモノに興味はないから別にかまわんか…
To Be Continued… 
*登場カード補足
墓穴の掟
通常魔法
エンドフェイズまで自分の墓地のカードは「モンスターカード」として扱う。
このカードを発動したターンに、墓地からモンスターカード扱いとなっている魔法か罠カードを特殊召喚した場合、そのカードは攻守1500のモンスターとして扱う。
ドラゴン・ハート
通常魔法
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する ドラゴン族モンスター1体を選択して発動する。
自分のデッキからドラゴン族モンスターを3体選択して墓地へ送る。
選択したモンスターの攻撃力はこのターンのエンドフェイズまで 1000ポイントアップする。
このカードを発動するターン、自分はモンスターの召喚・特殊召喚を行う事ができない。
境界無き墓所
永続魔法
このカードが表側表示で存在する限り、互いのプレイヤーは「自分の墓地のモンスター」を対象にした効果を発動する場合、相手の墓地のモンスターも対象に出来る。
パワー・ウォール
通常罠
ダメージ計算時に発動する事ができる。
自分のデッキの上から任意の枚数墓地へ送る事で、自分が受けるダメージを墓地に送ったカードの枚数×100ポイント少なくする。
死に際の抵抗
通常罠
自分のデッキのカードが0の時に発動できる。自分の墓地のカードを1枚選択してデッキに戻す。
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