Side:裕奈
『やれ、キメラテック・オーバードラゴン!!『エヴォリューション・リザルト・バーストォ』…5連打!!』
――ドガバァァァン!!
『ごわぁぁぁぁぁ!!!』
LP2000→0
うっわ〜〜〜…マジで圧倒的じゃん此れ――カイザー改めヘルカイザーはガチに強いっての。
私と十代が居なかった間にカイザーからヘルカイザーに変貌したらしいから、ヘルカイザーのデュエルを見るのは此れが初めてだけど――強い。
ぶっちゃけカイザーとしてリスペクトデュエルを重んじてた時よりも数倍強くなってる……なんつーか勝利への執念を感じるのよね。
だけど何でヘルカイザーに?
お母さんに負けて以降もずっとカイザーとしてデュエルしてたはずなのに……よっぽどの転機が有ったのかな?
或はお母さんが言ってた『足りない物』を見つけてヘルカイザーと化したのか…
いずれにしてもカイザーが更に強くなったことだけは間違いないっしょ?
だから、翔君も落ち込まないで顔を上げなって!
カイザーがヘルカイザーになった所で本質は変わらないでしょ?
其れにヒールを体験した事のない奴は、往々にして大成しないって相場が決まってんのよ?
だったらヘルカイザーへの転向で、カイザーはデュエリストとしてさらなる高みに上ろうとしてんのかも……
「裕奈さん…そうだよね…お兄さんはデュエリストとして更なる高みを目指して今はヒールになってるんだよね…」
…やっぱショックはでかいよねぇ……尊敬してた兄がこうなれば当然か…
翔君のショックは思いのほか大きいよ……ヘルカイザー、アンタは最終的に何処に向かってんだろうね…
遊戯王×リリカルなのは×ネギま 夜天と勇気と決闘者 GX93
『進撃の地獄帝王!』
Side:亮
あの地下デュエルから随分と時間が経ったが――ふ、俺は間違いなく成長しているようだ。
今日もまた、以前に俺を倒したデュエリストを完膚なきまでに叩きのめしてやったところだからな。
「きひひ…ヒール転向は大成功ですね…それもこれも全ては私のおかげ!」
モンキー猿山……確かに此処までの道はお前の力が有ればこそだっただろう……だが、お前の力は最早必要ない。
今直ぐこの場から去って貰おうか?…正直お前の下衆な笑い声は聞くに堪えんのでな……2度と俺の前にその姿を現すな。
「何を!?…のわぁぁ!?」
ふん…精々車に轢かれないように注意して移動するが良い……まぁ、お前の様な奴ほどしぶとく長生きするものだがな。
あの後アイツがどうなったかは知らんが……
「何か用か?」
「特に用ってほどでもないわ……亮君、君は見つけたのね――自分に足りないものを。」
…あぁ、見つけた――俺に足りなかったのは勝利への執念だ。
相手をリスペクトするデュエルに重点を置いていたせいで、俺は何時の頃からか勝利への執念を忘れてた。
其れを忘れていたからこそ『勝ちたい』と思う意識が薄れ、結果的に精彩を欠いた情けないデュエルを曝す事になった…
だが俺は見つけた…俺に足りなかったものをな!
「其れは見事な事ね…だけど、それでも君はまだ自分の限界を突破するに至ってない。
君は光のリスペクトデュエルと、闇のアンチリスペクトの双方を知っている……なら、それを統合し研磨した先に君のホントのデュエルがある。」
「分かっているさ…サイバー流デッキは俺のこのデッキが完成形とは思えんからな。」
恐らくは俺が知らないカードがサイバー流の道場には残されているはずだ……先ずは其れを手にれる!!
其れを手に入れ、俺の中で研磨し昇華し、俺だけのデッキとした上で満足のいくデュエルが出来るようなった時に貴女にはリベンジさせてもらう。
「楽しみにしているわね。
だけど、あまり待たせないでね?おばさんは待つの苦手だから♪」
「……誰がおばさんだ?」
「私♪そろそろ40ですから。」
……20代前半の見た目を保っていながらどの口が言うか。
貴女がおばさんだと言うならば、同年代の女性は『お婆さん』になってしまうだろうな。
まぁ、そんな事は如何でも良い――何れ貴女からも勝利を奪わせてもらう。
カイザーも、ヘルカイザーも超越した『デュエリスト・丸藤亮』がな!!!
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それから数日後、嘗てのサイバー流道場が在った場所まで来た訳だが――改めて思う、何故こんな山奥に道場など建てたんだ?
或は、サイバー流の継承者を隠されている力から遠ざけるためにこんな場所に建てたのか…
だが、そうだとしても意味は無いな。
現に俺は隠された力の存在に気付き、それを手にするために、こうして此処に来ているのだからな。
問題はどうやって中に入るか…
この道場の鍵は特殊な電子ロック故にピッキングツールは使えない。
場合によっては、扉を発破で吹き飛ばすしかないかもしれんが…
――ガチャ
…鍵が開いている?――成程、そう言う事か。
「矢張り来たか……君が来る事は予想していたよ。」
「俺の行動など貴方には筒抜けか…」
お久しぶりです、鮫島校長――否、我が師匠、鮫島師範。
――――――
Side:鮫島
矢張り此処に来たか亮。
君の目的は分かっているよ?…私が隠し続けて来た、この道場に眠る力――『サイバー流裏デッキ』を求めて来たのだろう?
勝利を渇望するようになった君ならば、遠からずここを訪れるだろうとは思っていたよ。
「俺の目的を知って尚、貴方が此処にいると言う事は――俺の前に立ち塞がる…そう言う事ですね?」
「言うまでもないだろう。
嘗ての愛弟子が道を踏み外そうとしているのを止め、正道に戻してやるのも師の役目だからね。」
言葉は必要ないだろう亮。
此処から先に進み、サイバー流裏デッキを手に入れたければ私を倒すしかない――となればやる事は1つだろう?
「ふ…サイバー流裏デッキを手に入れる為の関門が嘗ての師とはな。
だが、貴方ならば俺がその力手にするために超えるべき壁としては申し分ない……行きますよ鮫島師範。」
「来い、亮!君に改めてサイバー流の真髄を叩き込んでやろう!!」
「「デュエル!!」」
亮:LP4000
鮫島:LP4000
「先攻は貰いますよ師範。俺のターン。
手札から永続魔法『サイバネティック・フュージョン・ファクトリー』を発動。
俺のエクストラデッキからサイバー・ドラゴンを融合素材にしたモンスター1体を選択して発動。 選択した融合モンスターの素材となるモンスターをデッキから墓地に送り、次の俺のターンのスタンバイフェイズに選択したモンスターを融合召喚する。
俺はデッキから3体のサイバー・ドラゴンを墓地に送り、次のターンに『サイバー・エンド・ドラゴン』を特殊召喚する!」
行き成りそのコンボを決めて来るか。
君が此処でデュエルの修業をしていた時に考えたそのコンボを見て、私は君にサイバーエンドを継承する事を決めた。
そしてその判断は間違いではなかったと思っているよ。
「だが、俺に継承したその力が、今最大の敵として貴方の前に立ち塞がる事になる。
俺は『サイバー・ヴァリー』を守備表示で召喚してターンを終了する。」
サイバー・ヴァリー:DEF0
先攻としては悪くない布陣だ。
サイバー・エンドへの布石を打って、更にドロー強化と攻撃停止効果を併せ持つモンスターを壁として出しておけば相手は攻めあぐねるだろうからね。
だが、私は君の戦術は全て知っている!
私のターン!
「此処は通さないよ亮?私はカードを2枚伏せてターンエンド。」
「通さないと言う割には、伏せカードが2枚だけ…其れで俺を止められるとでも?
俺のターン!!この瞬間、サイバネティック・フュージョン・ファクトリーの効果発動!エクストラデッキより『サイバー・エンド・ドラゴン』を特殊召喚する!」
『ゴギャァァァァ!!!』
サイバー・エンド・ドラゴン:ATK4000
来たか…だが私は其れを待っていた!
トラップカード『サイバー・シャドー・ガードナー』!
このカードは発動後、モンスターカードとなり私のフィールドに特殊召喚される。
モンスターカードとなったこのカードの攻守は不明だが、相手がこのカードを攻撃する場合、このカードの攻守は戦闘相手のモンスターと同じになる。
サイバー・シャドー・ガードナー:ATK?
「成程…其れでは攻撃しても俺はモンスターを失うだけとなる…だが、速攻魔法『融合解除』!
此れで、サイバー・エンドを3体の『サイバー・ドラゴン』に分離する!!」
サイバー・エンド・ドラゴン:ATK4000
↓
サイバー・ドラゴン:ATK2100(×3)
「所詮コピーはコピーに過ぎない。
姿形は真似する事は出来ても、数まで真似する事は不可能だ。
バトル!サイバー・ドラゴンで、サイバー・シャドー・ガードナーに攻撃!!『エヴォリューション・バースト』!!」
サイバー・シャドー・ガードナー:ATK?→2100
――バガァァァン!!
く…相撃ちだからダメージは発生しない。
だが、相殺を狙ってくれたことは私にとって嬉しい事だ!
「トラップカード『バイロード・サクリファイス』!
私のフィールドのモンスターが戦闘で破壊されたとき、手札の『サイバー・オーガ』を特殊召喚する!」
サイバー・オーガ:ATK1900
「そんな方法でモンスターを…だが、攻撃力1900ならばサイバー・ドラゴンの敵ではない。
2体目のサイバー・ドラゴンで、サイバー・オーガを攻撃!『エヴォリューション・バースト』!!」
その攻撃も読んでいた。
手札のサイバー・オーガの効果発動。
手札のこのカードを墓地に捨てる事で、私のフィールド上のサイバー・オーガの戦闘を無効にし、次の戦闘終了まで攻撃力を2000ポイントアップする!
サイバー・オーガ:ATK1900→3900
さて、君のモンスターはまだ攻撃出来るが如何する?
「俺はバトルを終了する…そして、カードを1枚伏せてターンエンド。」
「私のターン!」
手札から速攻魔法『サイクロン』を発動し、君が伏せたそのカードを破壊するよ。
「其れに対してチェーンを発動する!トラップカード『アタック・リフレクター・ユニット』!
俺のフィールド上のサイバー・ドラゴン1体をリリースし、デッキか手札から『サイバー・バリア・ドラゴン』を特殊召喚する!」
サイバー・バリア・ドラゴン:ATK800
デッキから特殊召喚して来たか。
此れでは攻撃しても無駄に攻撃力を下げるだけとなるな。
だが、只では終わらんよ?
魔法カード『機鬼の威圧』を発動。
私の場に『サイバー・オーガ』が存在する場合、相手モンスター1体を破壊する。
この効果で、攻撃無効と1ドローと言う厄介な効果を持つサイバー・ヴァリーを破壊させてもらうよ。
――バリィィン!!
「カードを1枚セットしてターンエンド。」
「俺のターン…『プロト・サイバー・ドラゴン』を召喚。」
プロト・サイバー・ドラゴン:ATK1100
「そして速攻魔法『フォトン・ジェネレーター・ユニット』!
俺のフィールドのサイバー・ドラゴン2体をリリースし、デッキ、手札、墓地の何れかから『サイバー・レーザー・ドラゴン』を特殊召喚する。
プロト・サイバーはフィールド上では『サイバー・ドラゴン』となるモンスター…俺はサイバー・ドラゴンとプロト・サイバーの2体をリリース!
デッキより現れろ『サイバー・レーザー・ドラゴン』!!」
サイバー・レーザー・ドラゴン:ATK2400
此処でそのモンスターを!!
道を踏み外しかけても、そのデュエルタクティクスは健在のようだね……ならば余計に、私は君を止めねばならないな!
「サイバー・レーザーの効果発動。
1ターンに1度、このカードよりも攻撃力の高いモンスター1体を破壊できる。
俺はこの効果で、攻撃力3900となった師範のサイバー・オーガを破壊する!『破壊光線 フォトン・エクスターミネーション』!!」
――バリィィン!!
「此れで師範の場はがら空き…サイバー・レーザー・ドラゴンでダイレクトアタック!『エヴォリューション・レーザーショット』!!」
其れは通さない。
カウンタートラップ『攻撃の無力化』!此れでバトルを終了するよ。
「この攻撃も防ぐとは流石は師範…俺は此れでターンを終了する。」
「私のターン!」
よし、此れならば一気に私が有利となる!
私は『サイバー・シャーマン』を召喚!!
サイバー・シャーマン:ATK1200
「亮、君の目的は此処で砕く!
手札からマジックカード『スクラップ・フュージョン』を発動。
相手の墓地の融合素材モンスターを除外し、除外したモンスターを素材とする融合モンスターを自分か相手のエクストラデッキから特殊召喚する。
私は君の墓地に存在する3体のサイバー・ドラゴンを除外し、君のデッキから『サイバー・エンド・ドラゴン』を特殊召喚する!」
君に渡したサイバー・エンドは返してもらうよ。
サイバー・エンド・ドラゴン:ATK4000
此れでパワーボンドとサイバネティック・フ―ジョン・サポートのコンボでサイバー・エンド・フォースが出て来る事もない。
一気に行くぞ亮!
サイバー・シャーマンで、サイバー・バリア・ドラゴンを攻撃!
「サイバー・バリアの効果発動。
このカードが攻撃表示で存在する場合、相手モンスターの攻撃を1ターンに1度だけ無効に出来る。」
矢張りその効果を使ってくるか…サイバー・バリアは護りの要となるカードだからね。
だが、此れでこのターンは攻撃を防ぐ事は出来ない!
サイバー・レーザーを残しておいては、次のターンでサイバー・エンドは破壊されるから…此処で叩く!
「サイバー・エンド・ドラゴンで、サイバー・レーザー・ドラゴンに攻撃!『エターナル・エヴォリューション・バースト』!!」
――ドガァァァン!!
「………」
亮:LP4000→2400
「カードを1枚伏せターンエンド。」
そしてこの瞬間にサイバー・シャーマンの効果発動。
エンドフェイズ毎に、相手の手札を確認できる――手札を見せてもらおうか?
「………」
『強制転移』と『リミッター解除』か…ふふ、読めたぞ君の狙いが。
リミッター解除でサイバー・バリアの攻撃力を倍加した上でサイバー・シャーマンを戦闘破壊し、その後強制転移でバリアとエンドを入れ替える心算だろう?
確かにそれならば、一気に君が有利となるが――其れをした瞬間、君は敗北する。
私が伏せたカードは『トロイボム』。
サイバー・エンドのコントロールが君に移った瞬間、それを破壊しサイバー・エンドの攻撃力分のダメージを君に与える。
私に隙は無いぞ亮!
「俺のターン………師範、貴方は俺が強制転移でサイバー・エンドを奪うと思っているだろう?」
「む…流石に予想していたか…」
「恐らくその伏せカードは、モンスターのコントロールが変わった時に発動するカード。
だが、残念だったな師範……貴方の目論見は露と消える!
俺は手札から魔法カード『サイバー・チェンジユニット』を発動!
俺のフィールド上の『サイバー』1体をリリースし、デッキから『サイバー』1体を選択して手札に加える。」
!!なんだと…まさか…
「俺はサイバー・バリア・ドラゴンをリリースし、デッキから『サイバー・エルタニン』を手札に加える。
そして、墓地の光属性機械族を全てゲームから除外し、『サイバー・エルタニン』を特殊召喚する!!」
『ゴォォン!!』
サイバー・エルタニン:ATK?
「サイバー・エルタニンの攻撃力は、特殊召喚の際に除外したモンスターの数×500ポイントとなる。
俺が除外したモンスターはサイバー・レーザー、サイバー・バリア、プロト・サイバー、サイバー・ヴァリーの4体…よって攻撃力は2000ポイントとなる。」
サイバー・エルタニン:ATK2000
「そして、サイバー・エルタニンは特殊召喚に成功した時、自分以外のモンスターを全て墓地に送る!『コンステレイション・シージュ』!!」
――ジュオォォォォ!!
な……馬鹿な、サイバー・エンドを葬って来るとは!!
亮、君にとってサイバー・エンドは切り札ではなかったのか!!
「俺は勝利を手にするためならば、たとえ自分のモンスターであろうとも葬る事は厭わない。
それに、師範の狙いが分かった以上、サイバー・エンドを俺の下に呼び戻す戦術は取らないのが普通だと思いますが?」
「其れはそうだが…!!」
「…如何やら、アカデミアの校長の座に就いた事で、貴方はデュエルの厳しさを忘れてしまったらしいな。
其れでは俺に勝つ事などできない!速攻魔法『リミッター解除』!これでエルタニンの攻撃力は倍になる!!」
サイバー・エルタニン:ATK2000→4000
馬鹿な…私が負けると言うのか……
「サイバー・エルタニンで、師範にダイレクトアタック!『ドラコニス・アセンション』!!」
――バガァァァァァン!!!
「ぬおわぁぁぁ!!!」
鮫島:LP4000→0
く…君は最早私では止められぬ場所へと行ってしまったのか…亮…!!
――――――
Side:亮
ふ…嘗ての師も、今の俺を止める事は出来なかったか。
此れで、裏デッキを俺の手中に収める事が出来る――ふふ、裏デッキ共々、サイバー流は俺が継いでいきますよ師範。
「………」
弟子に負けたショックで声も出ないか?
まぁ、良い…俺の目的はこのデッキだからな。
………成程、此れがサイバー流の裏デッキか!
こんなデッキがあるとは……だが此れはたしかに――成程、貴方が隠したがる訳だ。
このデッキはサイバー流が伝えるリスペクトデュエルの精神とはかけ離れたモノだからな。
だが、俺に言わせればリスペクトの精神のみを伝える方が間違っている。
清濁双方を教え、その上でリスペクトの精神を養うほうが大事ではないのか?……如何やら貴方は根本から間違っていたようだな師範。
このデッキは頂いていきますよ。
「待て亮…」
「まだ何か?」
「そのデッキは好きにすればいい…だが、私の頼みを聞いてくれ。
1週間後、アカデミアで大きなデュエルの大会――『ジェネックス』を開催する……其れに君も参加してほしい
此れが参加資格となるメダルだ…受け取ってはくれまいか?」
…ジェネックス……良いでしょう。
その大会そのものは、俺には何の興味もないが、このデッキを試す場としては申し分ない。
貴方が何を企んでいるかは知らないが、此処は師の顔を立てて参戦する事にしよう。
いや、興味がないと言えば嘘になるな。
裕奈、はやて、十代、万丈目――そして翔……このデッキの力をぶつけるに相応しい相手はアカデミアの方が多い。
ジェネックス――如何やら俺の真の力をお披露目する良い舞台になりそうだな…
To Be Continued… 
*登場カード補足
サイバー・シャーマン
レベル4 炎属性
機械族・効果
このカードが表側表示で存在する限り、自分のターンのエンドフェイズ毎に相手の手札を確認する。
ATK1200 DEF1000
サイバー・チェンジユニット
通常魔法
自分フィールド上の「サイバー」と名の付くモンスター1体をリリースする。
デッキから「サイバー」と名の付くモンスター1体を選択して手札に加える。
機鬼の威圧
通常魔法
自分フィールド上に「サイバー・オーガ」と名の付くモンスターが表側表示で存在する場合に発動できる。
相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。
スクラップ・フュージョン
速攻魔法
融合モンスターカードによって決められたモンスターを相手の墓地から選択してゲームから除外する。
その融合モンスター1体を、自分または相手のエクストラデッキから融合召喚扱いとして特殊召喚する。
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