Side:裕奈
イキナリの大波(つーか寧ろ津波?)に十代と一緒に巻き込まれて…気が付きゃ知らない場所。
何処よ此処は?取り合えずアカデミア島じゃないよね?
「多分な…でもだとしたら一体…」
「分んねーよね…」
…取り合えずなんでかすき焼き丼は無事だから食しとけ。
「おう!……うめぇ!!!」
「そりゃ私とはやての特製だもん、美味いに決まってんじゃん♪」
ま、ソレは兎も角、問題は此処が何処かよね?
何処かの浜辺っぽいんだけど……ん?な〜〜〜んか見えるぞ?
え〜と、あの特徴的な赤い目玉模様は……ってアレ木星じゃん!!
え?木星ってこんなに見えないよね!?
ソレがこんなに鮮明に見えるって事は…まさか此処って木星の衛星!?
いやいやいや、何で大波に巻き込まれただけでこんな所に来るのよ!?意味わかんねーから!!
「ソレは君達…十代が呼ばれたからだ。」
「そうなの?……て、誰?」
私と十代以外は居ないはず…って!!ジ・アース!?
何でこんなとこに居るのよ!?
遊戯王×リリカルなのは×ネギま 夜天と勇気と決闘者 GX73
『新たなるHERO覚醒!』
予想外にも程があるでしょ!何で居るのよジ・アースが!?
「私も精霊だが…この空間は精霊世界のソレ、故に出てこれたというわけだ。」
「マジで?」
「おぉ、本物のジ・アースだぜ!!」
まぁ、十代は自分のエースカードが実体化し其処に居るんだから嬉しいよね。
本屋ちゃんと朝倉は実体化しねーの?
『今は必要無いので…』
『捜査途中で巻き込まれてそれどころじゃないさね。』
さいですか。
で、ジ・アースはどうして此処に?十代を励ましにでも来てくれたの?
「ソレもあるが、十代に思い出してもらおうと思ってね。」
「「思い出す?」」
十代が何か忘れてるって?
まぁ、十代は元々デュエルに関すること以外はあんまし深くかかわらないけど…それでも忘れてる事ってのは気になるね?
何を忘れてるのよ?
「…十代、君は幼いころ、KCが企画した『宇宙の波動で新たなカードを作る』計画にアイディアを送ったね?
自分が信じるヒーローを思い描いて……ソレがここにある。」
「なんだって!?」
「流石に予想外!」
アレ?でも何処にもカードなんて見当たらないんですけど?
此処に有るって言われてもねぇ?
「言い方が悪いわよジ・アース。
そのカードは既に十代のデッキの中に有るでしょう?私達は別個探してもらわないといけないけど。」
「今度は誰!?」
「こっちよこっち♪」
こっちって海?
つーか木星の衛星って海有るの!?うわ、新発見…写真とってNAS○に送りつけてやろうかな…
じゃ、なくて!
「え〜と…お前は?」
「N オーシャンマーメイド。君の新しい仲間よ十代。」
「おぉ、そうなのか!」
『どうやらそうみたいだね、良かったじゃないか十代。』
『クリ〜〜♪』
「ユベル!相棒!!はは、2人の事が見えるぜ!!」
おぉ、十代復活?
それとも、此処までは呪術の力も及ばないってか?
「うむ、呪力も此処までは届かない。
それに新たな力を得た十代ならば、再びその影響を受けることも無い。」
「成程、ソレを聞いて安心した。」
で、ソレは良いんだけど……どうやって帰れば良いのよ私等は?
つーか、そもそも波に飲まれて着いた先が木星の衛星とかマジで意味わからねーから!!
大体なんで私まで十代と一緒にトリップしてんのよ!!
「ソレは巻き込まれたとしか言いようがないわね…本当に申し訳ないけど。
けど、貴女も居るならある意味都合は良いかな?」
「は?どゆ事?」
「実はこの星には凶悪な宇宙人が居るから、十代に退治して欲しかったのよ。
私1人の力じゃ到底太刀打ちできない相手なの。」
SF展開来たコレ!
どうすんの十代?
「決まってるだろ?そんなのが居るなら倒すだけだぜ!!」
「やっぱそうだよね♪…じゃあ今回は2人で言いますか♪」
「お、良いな!」
それじゃあ、せ〜〜〜の!
聞こえるか、凶悪宇宙人〜〜!!
「「オイ、デュエルしろよ!!」」
「イイダロウ、カエリウチニシテヤル。」
あ、マジで現れた。
……コイツ倒して地球に持って帰ったら○ASAに売りつけたらどれ位で買い取ってくれっかね…
まぁ、ソレはソレとして…アンタが居ると此処の住人が迷惑なんだって、即刻立ち退いてくんねー?
「コトワル…チョウドイイ、オマエタチヲワタシノジッケンザイリョウニシテヤロウ。」
「話通じね〜〜。」
「通じるならとっくに出てってるよな。」
だよね……って事はやっぱしデュエルで立ち退かせるしかねーでしょ!
「だよな!って何だ!?デッキが…!!」
「光ってる!!…若しかして!十代デッキの中確認して!」
「おう!…ユベルとハネクリボーは戻ってきた!それに…此れは、新しいカード!!」
「『E・HERO ネオス』…!」
コレがジ・アースが言ってた十代が作ったヒーロー…結構センスあるじゃん。
新たなヒーロー携えて、十代完全復活だね!
んじゃまぁ、復活記念に、2人で悪徳宇宙人退治と行きますか!
それに、展開的にコイツ倒せば多分帰れると思うし。
「そうなのか?」
「お約束でしょ?」
つー事で始めようぜ!
待たせたわね、宇宙生物!!行くわよ!!
「「「デュエル!!」」」
裕奈&十代:LP4000
宇宙生物:LP4000
先攻は貰うぜ宇宙生物、私のターン!
「手札から魔法カード『調律』を発動!
デッキから『シンクロン』と名のつくチューナー1体を選択して手札に加え、その後デッキをシャッフルしデッキトップのカードを墓地に送る。
私はデッキから『ラミネート・シンクロン』を手札に加えるぜ!」
で、デッキをシャッフルして、デッキトップカードを墓地に…よし、『スキル・サクセサー』落ちた!
手札の『レベル・スティーラー』を捨てて、チューナーモンスター『ラミネート・シンクロン』を特殊召喚!
ラミネート・シンクロン:DEF0
「でもって『シールド・ウォリアー』を守備表示で召喚!」
シールド・ウォリアー:DEF1600
「おぉ!イキナリレベル8のシンクロモンスターか!!」
「イキナリ全力は当然でしょ?行くぜ宇宙生物!
レベル3のシールド・ウォリアーに、レベル5のラミネート・シンクロンをチューニング!
疾風に思いが集うとき、その思いは天に輝く星となる。光射す道となれ、シンクロ召喚!飛翔せよ『天星龍 スターダスト』!」
『クァァァァァァ!!』
天星龍 スターダスト:ATK2500
ラミネートを素材とした事で、スターダストの攻撃力は300ポイントアップし、戦闘では破壊されねーわ!
天星龍 スターダスト:ATK2500→2800(戦闘耐性)
カードを2枚セットしてターンエンド。
さぁ、来なさい宇宙生物!!
「ワタシノターン、アイテフィールドニレベル8ノモンスターガソンザイシ、ワタシノフィールドニモンスターガソンザイシナイトキ、
テフダヲ1マイステテ、レベル12ノ『ウチュウカイジュウゴレイアス』ヲトクシュショウカンデキル。」
『シャァァアァ!!』
宇宙怪獣ゴレイアス:ATK0
行き成りレベル12で攻守0のモンスター?
まぁ、最高レベルってんだからそれなりの効果を持ってるんだろうけど…
「ゴレイアスノコウゲキリョクトシュビリョクハ、ワタシノテフダ1マイニツキ1000ポイントアップスル。」
宇宙怪獣ゴレイアス:ATK0→4000
オシリスかよ!!
てか、こうも手も無く攻撃力4000を出してくるとは…やるわね宇宙生物。
「バトル、ゴレイアスデスターダストヲコウゲキ!『ヘル・エクスプロージョン』!」
「そうは行くかっての!トラップ発動『ガード・ブロック』!
バトルダメージを0にしてカードを1枚ドローする!更にラミネートの効果でスターダストは無傷よ!」
1200のダメージは流石にキツイからね〜〜。
さて、如何する?
「コシャクナ、ターンエンド。」
あ、終りなんだ?
んじゃあ、こっちの番!頼むよ十代!!
「おう、任せとけ!!」
――――――
Side:十代
「俺のターン!手札から魔法カード『エレメンタル・ドロー』を発動。
手札の『E・HERO』1体を捨てて、デッキからカードを2枚ドローする。」
俺は『ウェイブマン』を捨てて2枚ドローし、更にウェイブマンの効果でデッキから『融合』を手札に加える。
そして『E−エマージェンシーコール』を発動して、デッキから『エアーマン』を手札に加え、そのままエアーマンを召喚!
E・HERO エアーマン:ATK1800
「エアーマンの効果により、デッキから『フォレストマン』を手札に加える!
行くぜ…魔法カード『融合』発動!手札のフォレストマンとオーシャンを融合!
大地と海をその身に宿す奇跡の地球にE・HEROが降臨する!融合召喚、現れろ『E・HERO ジ・アース』!」
「任せろ、十代。」
E・HERO ジ・アース:ATK2500
へへ、頼りにしてるぜ!
ジ・アースの効果発動!他のE・HEROを吸収してその攻撃力を自身に上乗せする!『地球灼熱』!!
「エアーマン…その力、貰い受けるぞ!」
E・HERO ジ・アース:ATK2500→4300
コレで攻撃力はこっちが上だ!頼むぜ、ジ・アース!!『地球灼熱斬』!!
「喰らえ!!」
――ズバァァ!!!
宇宙生物:LP4000→3700
「ウガァァァ!…ダガ、ゴレイアスハセントウデハハカイサレナイモンスターダ。」
なんだと?
って事は効果破壊しかないのか…カードを2枚伏せてターンエンド。
E・HERO ジ・アース:ATK4300→2500
「ワタシノターン。ゴレイアスガソンザイスルカギリ、ワタシハドローフェイズニカードヲドローデキナイ。
ダガ、マホウカード『メグミノホウサツ』ヲハツドウ。
コノカードヲハツドウスルターン、ワタシハモンスターヲショウカンデキナイガ、テフダガ6マイニナルヨウニカードヲドロースル!
コレニヨリテフダハ6マイニナリ、ゴレイアスノコウゲキリョクハ6000ニナル!」
『ガァァァァァアァ!!』
宇宙怪獣ゴレイアス:ATK4000→6000
攻撃力6000だって!?
此れはちょっときついぜ…
「バトル!ゴレイアスデ、ジ・アースヲコウゲキ!『ヘル・エクスプロージョン』!」
「く…!トラップ発動『エレメンタル・チャージ』!
俺のフィールド上のE・HERO1体につき、ライフを1000ポイント回復する!」
裕奈&十代:LP4000→5000
「次いで、墓地の『シールド・ウォリアー』の効果発動!
墓地のこのカードを除外する事で、1度だけモンスターの戦闘破壊を無効にする!
此れで、ジ・アースは戦闘で破壊されねーぜっ!」
裕奈サンキュー!!
耐えてくれ、ジ・アース!!
「むぅぅぅ…!!」
「く…!!」
「結構キツイ…!」
裕奈&十代:LP5000→1500
「タエタカ…ダガ、オマエタチノモンスターモゴレイアスノマエニハザコニスギナイ。ターンエンド。」
「雑魚かどうかはその目でよくみなって!私のターン!
チューナーモンスター『ジャンク・シンクロン』を召喚!その効果で墓地の『レベル・スティーラー』を特殊召喚!」
ジャンク・シンクロン:ATK1300
レベル・スティーラー:DEF0
おぉ、来たかジャンクロン!
又シンクロ召喚だな?
「もち当然!レベル・スティーラーに、ジャンク・シンクロンをチューニング!
集いし力が、新たな強さを導く。光射す道となれ!シンクロ召喚、頼むよ『フルメタル・ウォリアー』!」
フルメタル・ウォリアー:ATK1800
「フルメタル・ウォリアーの効果発動!私のシンクロモンスター1体に装備カードとして装備できる!
フルメタル・ウォリアーを装備するのは、当然『天星龍 スターダスト』!!
そして、装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップするわ!」
『ショォォォォ!!』
天星龍 スターダスト:ATK2800→3800
スターダストが鎧をまとって攻撃力3800…!
けど、まだアイツの方が攻撃力は高いぜ?
「心配御無用!装備魔法『フェニックス・ソウル』をスターダストに装備!
装備モンスターの攻撃力は倍になるわ!…つってもこのカードはエンドフェイズにデッキに戻るんだけどね…」
天星龍 スターダスト:ATK3800→7600
それでも攻撃力7600は凄いぜ!
一気にライフを削ってやろうぜ!!
「勿論!天星龍 スターダストで、宇宙怪獣ゴレイアスに攻撃!『シューティング・フルメタル・ストライク』!!」
――ドシュゥゥゥ!!
「グワァァァァァァ!!」
宇宙生物:LP3700→2100
「カードを1枚セットしターンエンド。フェニックス・ソウルはデッキに戻るわ。」
天星龍 スターダスト:ATK7600→3800
あいつのライフは大きく削れたけど、次のターンを耐えられなけりゃ其処までだ。
俺のカードは『残留思念』だからダメージは0に出来るけど…裕奈のカードは…成程な!
「ワタシノターン!オノレ、カトウセイブツガ!カンプナキマデタタキノメシテヤル。
テフダカラマホウカード『ウチュウノハドウ』ヲハツドウ!
ウチュウカイジュウガ、ワタシノバニソンザイスルトキ、アイテモンスターヲスベテハカイシ、テフダガ10マイニナルヨウニデッキカラカードヲドロースル。」
「待てこら、何よその卑怯カードは!!
冗談じゃないわ!トラップ発動『バリア・ウィンド』!
私のフィールド上に『天星龍 スターダスト』が存在する場合、このターン私達のモンスターは破壊されねーよ!」
「ムダナアガキヲ!ハカイデキナクトモドローコウカハユウコウ!ワタシノテフダハ10マイ!
コレニヨリゴレイアスノコウゲキリョクハ10000ニナル!」
『キョシャァァァ!!』
宇宙怪獣ゴレイアス:ATK6000→10000
此処で攻撃力10000か。
けど俺達は負けないぜ!!来い、悪役宇宙人!!
「ホザケ、コレデオワリダ!コウゲキリョク10000のゴレイアスデ、ジ・アースヲコウゲキ!『ヘル・エクスプロージョン』!」
「甘いぜ!トラップカード『残留思念』!墓地のフォレストマンとオーシャンを除外して戦闘ダメージを0にする!」
更に裕奈が発動した『バリア・ウィンド』の効果でジ・アースは破壊されないぜ!
「ク…コザカシイコトヲ!ダガゴレイアスノコウカデワタシノテフダマイスウセイゲンハナイ、ターンエンドダ。」
7枚以上の手札を持てるって言うのか…。
「俺のターン!」
…此れは!!
「十代…若しかして『来た』?」
「おう!コレなら行けるぜ!」
「んじゃ…決めちまえ!!」
おう!俺は『N オーシャンマーメイド』を攻撃表示で召喚!
「よっと…じゃあ頑張ろうかしら♪」
N オーシャンマーメイド:ATK900
宜しく頼むぜ♪
更に魔法カード『アース・コンタクト』を発動!
俺のフィールドに『E・HERO ジ・アース』が存在するとき、デッキか手札から『E・HERO ネオス』を特殊召喚する!
頼むぞ、俺の新たなヒーロー!『E・HERO ネオス』!!
『フゥゥゥ…トゥアァァ!!』
E・HERO ネオス:ATK2500
「ネオス…こりゃ中々カッコイイね?日本人には馴染み深い『某光の国の宇宙人』みたいな外見で親しみやすい感じ?」
「あ、確かに似てるかもな…」
まぁ、ソレは良いとして…オーシャンマーメイドの効果発動!
1ターンに1度自分フィールド上のモンスター1体を選択し、相手の手札を確認する。
確認した手札に、俺が選択したモンスターの攻撃力よりも低い攻撃力のモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て墓地に送る!
この効果で俺が選択するのは、攻撃力3800のスターダスト!
さぁ、お前の手札を見せてもらうぜ!!
「グ……」
「10枚のうち5枚がモンスター…その中にスターダストよりも攻撃力の高いモンスターは居ないよな?」
「てか、手札に持てるモンスターで早々攻撃力3800は上回れねーでしょ?」
確かにな。
さぁ、5枚のモンスターを捨ててもらうぜ!
「オノレ…!」
宇宙怪獣ゴレイアス:ATK10000→5000
「それだけじゃないよ?墓地の『スキル・サクセサー』を除外して、ネオスの攻撃力を800ポイントアップする!」
E・HERO ネオス:ATK2500→3300
「更にリバースカードオープン!トラップカード『シューティング・ストライク』!
天星龍 スターダストが存在するとき、フィールド上のモンスター1体の攻撃力を3倍にする!
此れでネオスの攻撃力を3倍にするぜっ!
『オォォォォ!!!』
E・HERO ネオス:ATK3300→9900
流石だぜ裕奈!
見たか宇宙人、此れが俺達の仲間の強さだぜ!!
「バ、バカナ…!」
「ったく、デカイモンスターに頼りすぎなのよアンタは。
たった1枚のカードで押し切れるほどデュエルは甘くないぜ?デュエルを舐めんな!!」
「幾つのもカードを組み合わせて戦うのがデュエルの醍醐味だ!
行くぜ!!E・HERO ネオスで、宇宙怪獣ゴレイアスに攻撃!」
示せ、宇宙の怒りを!
邪悪な宇宙怪獣なんてブッ飛ばせ!!行けぇ!!
「「『ラス・オブ・ネオス』!!!」」
『ダァァァァァァ!!!』
――バガァァァァァァン!!
「ウゴワァァ!!ソンナバカナァァ!!」
宇宙生物:LP2100→0
ぃよっしゃーーーー!!
俺達の勝ちだ、やったな裕奈!
「当然!私と十代のタッグが早々負けるかっての♪
つか、今の一発で宇宙生物も吹っ飛んじまったみてーよ?…ま、別に良いけど。」
「まぁ、倒したんだから良いんじゃないか?」
って、倒したけど俺等は戻れるのか?
「心配御無用、戻れるよ♪
けど十代、ネオスペーシアンは私の他にも居るの。
私と君が邂逅した事で、他の仲間達はアカデミア島に降り立ってるはず…探してあげてね?」
「おう、勿論だぜ!」
必ず探し出してみせるぜ、俺の新たな仲間を!
「うん、安心した。お願いね十代。」
「それから2人とも心して聞いて欲しい。
間も無く『破滅の光』が君達の住む地球に降り注ぎ、世界を破滅に導こうとする。
その片鱗が君達の直ぐ傍に迫っている……止めてくれ、破滅の光の侵攻を…!」
破滅の光だって!?
何か聞くだけでやばそうだぜ……あぁ、止めてやるぜ!
俺が…俺達が!俺の仲間たちが力を合わせれば出来ないことなんてないぜ!!
「まぁね、私と十代、はやてと準が揃ったら負けねーっての。
それに、翔君に雪乃ん、委員長も居るし、岬と剣山君も頼りになっからね♪」
「だから任せてくれ!」
「あぁ…頼むぞ!」
おぉ!…って光が…!
なんか、このパターン多いよなぁ…
――――――
Side:裕奈
うぅ〜〜ん……此処は…浜辺?
戻ってきたのかにゃ?
お〜〜い、大丈夫か十代?
「あぁ、大丈夫だぜ…戻ってきたんだな?」
「みたいだね。…ネオスとマーメイドのカード有るよね?」
「えぇっと…おう、バッチリ!」
つー事は夢じゃなかったわけだ。
如何する十代?真っ直ぐ寮に戻る?それともネオスペーシアン探しに行く?
「速く見つけたいからな、探しに行こうぜ!」
「そう言うと思った。…付き合うわよ私も!」
「へへ、サンキュー!」
ネオスペーシアンにも興味あるしね。
へへ〜〜んだ、来るなら来てみろ破滅の光!
返り討ちにしてやっからね!
取り敢えず連絡…は明日にするか、もう遅いし。
まぁ、何にせよ十代復活だね!
To Be Continued… 
*登場カード補足
宇宙怪獣ゴレイアス
レベル12 闇属性
爬虫類族・効果
相手フィールドにレベル8のモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札を1枚捨ててこのカードを特殊召喚出来る。
このカードが表側表示で存在する限り自分はドローフェイズにカードをドロー出来ない。
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の手札の枚数制限は無くなる。
エレメンタル・ドロー
通常魔法
手札の「E・HERO」と名の付くモンスターカード1枚を捨てる。デッキからカードを2枚ドローする。
アース・コンタクト
通常魔法
自分フィールド上に「E・HERO ジ・アース」が表側表示で存在する場合に発動できる。
自分のデッキか手札から「E・HERO ネオス」1体を選択して特殊召喚する。
恵の宝札
通常魔法
自分は手札が6枚になるようにデッキからカードをドローする。
このカードを発動するターン、自分はモンスターの召喚、反転召喚、特殊召喚が出来ない。
宇宙の波動
通常魔法
自分フィールド上に「宇宙怪獣」と名の付くモンスターが表側表示で存在する場合に発動できる。
相手フィールド上のモンスターを全て破壊し、自分は手札が10枚になるようにデッキからカードをドローする。
フェニックス・ソウル
通常魔法
シンクロモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力を2倍にする。
エンドフェイズ、このカードをデッキに戻し、デッキをシャッフルする。
バリア・ウィンド
通常罠
自分フィールド上に「天星龍 スターダスト」が表側表示で存在する場合に発動できる。
エンドフェイズまで自分フィールド上のモンスターは破壊されない。
シューティング・ストライク
通常罠
自分フィールド上に「天星龍 スターダスト」が表側表示で存在する場合に発動できる。
自分フィールド上のモンスター1体を選択し、エンドフェイズまで選択したモンスターの攻撃力を3倍にする。