Side:はやて


 唐突やけど、翔君がイエローに昇格するかも知れへん。
 さっきナポレオン教頭が、クロノス先生に話してたわ。


 「ほんっとに唐突だね?まぁ、翔君の実力ならイエローでも良いんじゃね?
  でもさ、何で翔君?十代にだってその話が来ても良いよね?」

 「もっと言うなら姉御とはやて先輩もアリだぜ?」


 ん〜〜…ナポレオン教頭が言うには『カイザーの弟』のネームバリューが必要なんやて。
 なんや、翔君を馬鹿にしたような理由やけど…ドナイするの翔君?


 「勿論、その話は受けるよ。僕はデュエリストとして更なる高みに上りたいから。」

 「おぉ!よく言ったぜ翔!!」


 ホンマ、良い心がけやね。
 やけど勿論無償で昇格は出来へんよ?…昇格試験があるからなぁ?


 「誰が来ても負ける心算は無いよ。
  お兄さんの弟じゃない……僕って言うデュエリストをその試験で見せる!」

 「よっしゃ、よく言った翔君!!ソレでこそデュエリストや!」

 試験の相手はブルー女子の『胡蝶 蘭』や……頑張り!












  遊戯王×リリカルなのは×ネギま  夜天と勇気と決闘者 GX67
 『翔、高みを目指す!』











 「胡蝶蘭…アイツかぁ?」

 「裕奈先輩知ってるザウルス?」

 「知ってるも何も、2年生の女子は殆ど知ってるよ?
  カイザーを信奉してた、昆虫デッキ使いで――まぁ、何て言うか偉そうで、ソコソコの実力は有るけどそれだけ。」

 「居たっけそんな奴?」

 「…つまりアニキの記憶にゃ残らない程度の奴ドン…」


 そう言う事や。
 それなりの実力があったのとブルー所属言う事に満足して自己研鑽怠ってもうたんやね。

 「加えて昆虫デッキの時点で碌なモンやないしね…」

 「異議無し。確かに碌なモンじゃねぇわ。」


 主にインセクター羽賀のせいやけどね。
 まぁ、蘭ちゃんの腕前は悪ないけど、果たしてレベルアップ繰り返してる今のレッド生に通じるかなぁ?

 そんな訳で気負わず自然体で行きや?


 「うん、大丈夫だよ。緊張なんてしないから。」

 「さよか、なら安心やね。」

 今の翔君に勝つのは、私等でも難しい時があるし――何より翔君が負けるとは思えへんのよね。


 「いや、普通に翔君勝つでしょ?」

 「翔は負けないぜ!!」

 「そやねぇ、多分レッド寮でアンケートとったら、翔君の勝率100%やろな。」

 「マジか!?丸藤先輩ドンだけだよ…いや、姉御が認めるんだから相当か…」


 せや。
 まぁ、岬ちゃんや剣山君はまだ翔君とデュエルした事ないから実感無いやろうけどね。
 機会があったら戦ってみるとえぇよ、その強さがよう分るから。


 「おう!そん時はよろしく頼むぜ丸藤先輩!」

 「アニキの一番舎弟でも容赦しないドン!」

 「僕だって負けないよ!」


 おぉ、燃えとる燃えとる。
 こら岬ちゃんと剣山君もまだまだ伸びそうやね♪


 昇進デュエルは明後日やったな……ほな、気合入れてガッツリデュエルしよか!!


 「「「「「賛成〜〜〜」」」」だドン!!」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・



 さて、昇進デュエル当日や!
 さっき皆でデュエル前の最後のエールを送りに行ったけど、翔君は気合充分で微塵も緊張は無い。

 最高のコンディションでデュエルに望めるな。

 「お、入ってきたな?…うん、ええ顔しとるね。」

 「だね。緊張しすぎず、だけどリラックスしすぎず…緊張と弛緩が見事に調和した感じだね。」


 反対に蘭ちゃんは無駄に気合が入ってるみたいやねぇ?
 高々昇進デュエルの相手でなんでそないに気合入れなアカンのや?


 
 「フッフッフ…丸藤翔!アンタには此処で私の踏み台になってもらうわ!
  アンタに勝てば、ナポレオン教頭が私をプロリーグに直に送り出してくれる事になってるのよ!
  カイザーと同じ舞台に立つためにも、遊城十代の腰巾着のアンタなんかに負けらんないわ!」


 ――ドンガラガッシャン!



 「ユーナ、ハヤテ、如何したノ?」

 「何でずっこけてんだ姉御にはやて先輩…」

 「ごめん岬、マック……アイツのあまりの馬鹿さ加減に思わずね…」

 「私の場合関西人としてズッコケズには居られんへんわ、あのボケには…」

 アホか蘭ちゃん……如何考えてもナポレオン教頭の策略やん。
 はぁ…コラ期待できそにないなぁ?

 最高のコンディションの翔君と無駄に気合入りすぎの蘭ちゃんじゃ差が有りすぎや。
 下手したら、翔君の3回目のターンでケリが付くかも知れへん。


 …始まるみたいやな。



 「精々踏み台になりなさい、腰巾着!」

 「僕は腰巾着じゃない!」



 ほな、行こか〜〜。



 「「デュエル!!」」


 翔:LP4000
 蘭:LP4000



 「先攻は私から!ドロー!『甲虫装甲騎士』を召喚!」
 甲虫装甲騎士:ATK1900


 「カードを2枚伏せてターンエンド。」


 先ずはレベル4、攻撃力1900のバニラ昆虫やね?
 探りか、或いは2枚のリバースに引っ掛ける心算やろけど、翔君は如何出る?


 「僕のターン!手札から魔法カード『緊急出撃』を発動!
  相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、このターンの通常召喚を封じる代わりにデッキから『ロイド』を2体まで特殊召喚出来る!
  頼むよ『バトルロイド・デュエル』『アサルトアーマーロイド』!」
 バトルロイド・デュエル:ATK1500
 アサルトアーマーロイド:ATK1500




 お、行き成り2体のロイドか〜。
 通常召喚権を捨てて呼んだ言う事は、翔君お得意の特殊融合やな?


 「でしょうね…相変わらず見事な速さです。」

 「うふふ、あの子も中々素敵になってきたわね…♪食べちゃおうかしら…

 「雪乃ん自重しろ。」

 「その発言は色々アウトや。」

 ぶれない雪乃ちゃんやなぁ…さて、ソレはさて置き何を見せてくれるんや翔君は?


 「僕はこの2体のロイドをゲームから除外し…出撃だ!『デュエルロイド アサルトシュラウド』!」

 『ゴォォォォン!』
 デュエルロイド アサルトシュラウド:ATK2300


 水色の戦闘用人型ロイドか!
 コラ格好良いわぁ…


 「バトル!デュエルロイド アサルトシュラウドで甲虫装甲騎士に攻撃!『リニアゲイボルグ』!!」

 「所詮は単細胞の腰巾着ね、上級モンスター出した程度で調子に乗るんじゃないわよ!
  トラップ発動『インセクト・マインスイーパー』!昆虫族モンスターが攻撃対象になった時に発動するわ。
  相手の攻撃モンスターを破壊し、相手に破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!
  此れでアンタのロボットは木端微塵よ、あはははははははh『ダァァアァッァァ!!』は?」


 ――バガァァァン!!!


 蘭:LP4000→3600

 「な、何でよ!?何でそのロボットは破壊されてないわけ!?」


 いやいや、普通に考えて効果破壊耐性か罠耐性もっとるからに決まってるやろ。
 てか、そうやなかったらリバース無警戒で攻撃せぇへんやろ…


 「アサルトシュラウドは罠の効果を受けないモンスターだからインセクト・マインスイーパーにも耐えられたんだよ。」

 「オンノれぇ、腰巾着の分際でぇぇ!!
  まぁ、良いわ……此れ位は必要経費として、トラップ発動『虫虫団の救援隊』
  私の昆虫族モンスターが戦闘で破壊されたとき、デッキか手札からレベル4以下の昆虫1体を特殊召喚するわ。
  私はデッキからこのモンスターを呼ぶわ!来なさい『ツインヘッド・マンティス』!」
 ツインヘッド・マンティス:ATK1500


 先手を取ったのは翔君やけど、蘭ちゃんもトラップで上級モンスター用のリリースを確保したか…
 しかもあの双頭の蟷螂は昆虫族用のダブルコストモンスター…狙いは最上級のインセクトってとこやな。

 対して翔君は…伏せ2でターンエンド。
 うん、相手の戦術を冷静に見てるな――焦りも恐れもない、一流のデュエリストの顔しとるわ。


 さて、蘭ちゃんのターンやけど…?
 ……なんや、あの顔は?何を引いたんや?


 「ツインヘッド・マンティスは、昆虫族をアドバンス召喚する場合、1体で2体分のリリースになる。
  ダブルコストのツインヘッド・マンティスをリリースし、現れなさい『インセクト女王』!!」

 『ギヤァァァァァァ!!』
 インセクト女王:ATK2200→2400




 「「「「「う゛…」」」」」


 私を含め、女性陣が顔顰めたんはしゃー無いやろ……キモイし!
 女王アリがモチーフや言うてもコラ生理的に受け付けんわ。

 やけど、蘭ちゃんの狙いは女王だけやないやろな。
 何かを狙ってる…何か…


 「インセクト女王の攻撃力はフィールド上の昆虫1体に付き200ポイントアップ。
  女王自身が昆虫であるために攻撃力は2400と言う所ね…カードを2枚セット。
  そして魔法カード『天よりの宝札』!互いに手札が6枚になるまでカードをドローする!
  ……!!!」


 !!表情が変わった!?アカンあの顔は必殺の一手を思いついた顔や!


 「このターンで終りにしてあげるわ腰巾着!
  リバースカードオープン!魔法カード『メタモルポットの呪い』
  互いのプレイヤーは手札を全て捨て、新たに5枚の手札を得る!」

 「手札の入れ替え…」


 入れ替え?…ちゃう、狙いは恐らく墓地にカードを溜める事や…
 そして切り札はもう1枚のリバースカード!!


 「更にリバースカード発動!魔法カード『蟲の晩餐』
  手札の昆虫2体を墓地に送り、デッキからレベル8以上の昆虫1体を手札に加えるわ。
  私が手札に加えるのは『インセクト皇帝』。
  そして、墓地に存在する計8体の昆虫全てをゲームから除外し、食い荒らしなさい…『インセクト皇帝(エンペラー)!!」

 『キシャァァァァァァ!!!!』
 インセクト皇帝:ATK?
 インセクト女王:ATK2400→2600




 此れは又如何ともしがたいモンが出てきたなぁ……え〜と、百足やろか?
 攻守不明の特殊召喚モンスター…ドナイなモンスターやろか?



 「インセクト皇帝の攻守は、特殊召喚の際に除外した昆虫×600ポイントになるわ。
  私が除外した昆虫は8体!よって攻撃力は4800!!」

 『ガァァァァァ!!』
 インセクト皇帝:ATK?→4800


 「更に魔法カード『啓蟄』
  私のフィールドに可能な限り『幼虫トークン』をトークンを特殊召喚するわ!」
 幼虫トークン:(星1・地・昆虫・攻守100)×3
 インセクト女王:ATK2600→3200




 狙いは此れか!
 最上級のモンスターを呼びつつ、女王の攻撃力を上げる……成程、去年『ブルー屈指の実力者』言われただけの事は有るな。

 せやけど、翔君からは微塵も焦りを感じへん。
 ……出来てるんやね『勝利の方程式』が!

 腰巾着言うて馬鹿にしとる蘭ちゃんに目に物見せたりや!!



 「此れで終りね腰巾着!バトル、インセクト皇帝でアサルトシュラウドに攻撃!『エンペラー・クラッシュ』!」

 「終りじゃないよ!トラップ発動『戦闘援護』
  僕の場の機械族モンスターが攻撃対象になったときに発動!
  デッキからレベル4以下の機械族モンスターを攻撃表示で特殊召喚し、相手モンスターの攻撃をそのモンスターに移し変える!頼むよ『サーチロイド』!」
 サーチロイド:ATK1400



 …此れは…!
 成程…『肉を切らせて骨を絶つ』言う事やね…



 「ふん、そんな雑魚如き皇帝の敵じゃないわ!」


 ――バガァァン!!



 翔:LP4000→600

 「うわぁぁぁ!!…サーチロイドの効果発動!!
  戦闘で破壊されたとき、デッキから攻撃力1500以下のロイド1体を手札に加える!
  僕はサーチの効果で『ターボロイド』を手札に加えて、ターボロイドの効果発動!
  ターボロイドがカード効果で手札に加わった時、デッキからターボロイド以外の攻撃力1500以下のロイドを手札に加える!
  此れで更に『ステルスロイドU』を手札に加えるよ!」

 「だから何?此れでお前は終るのよ!幼虫トークンをリリースし、インセクト女王でアサルトシュラウドに攻撃!『クイーンズ・ヘル・ブレス』!」
 インセクト女王:ATK3200→3000


 「ソレは如何かな!速攻魔法『リミッター解除』!此れで僕の場の機械族は攻撃力が倍になる!
  反撃だよアサルトシュラウド!『リニアゲイボルグ』!!」」
 デュエルロイド アサルトシュラウド:ATK2300→4600


 「しまった!!きゃぁぁぁ!!」
 蘭:LP3600→2000



 お見事。
 此れでこのターンはもう蘭ちゃんは攻撃できへんからね。

 リミッター解除の効果でアサルトシュラウドは破壊されるけど…もう揃ってるんやろ翔君!



 「この…でも、私の有利は変わらない…ターンエンド!」



 これでアサルトシュラウドは消滅……さぁ、ラストターンや!



 「僕のターン!さっきの蘭さんの言葉をそのまま返すよ、このターンで終らせる!」

 「何ですって!?」

 「僕は手札の『ターボロイド』『ステルスロイドU』『ストライクロイド』の3体を墓地に送る!
  チェェェンジソリッドα!変形合体『ソリッドロイドα』、召喚!!」

 『トゥアァァァァ!!』
 ソリッドロイドα:ATK2600



 来たか、翔君のデッキの中核をなすソリッドロイド。
 蘭ちゃんの場に伏せカードは無い…決まりやね。


 「ソリッドロイドαは召喚時に相手モンスター1体を選択し、選択したモンスターの攻撃力を自身に加える。
  僕はインセクト皇帝を選択し、その攻撃力4800をソリッドロイドαに加える!」

 『ウオォォォォォ!!』
 ソリッドロイドα:ATK2600→7400


 「こ、攻撃力7400!?そんな…あの卒業デュエルはカイザーが手心加えたわけでは無いというの…?」



 当たり前やボケ。
 てか、そんな事考えてる事がそもそもカイザーと翔君に対する最大級の侮辱やで?

 もうえぇわ…

 「翔君、派手にトドメ行ってや!!」

 「全力でブチかませ翔!!」

 「全力全壊手加減なしだよ翔君!!」


 「うん!此れで終りだよ蘭さん!
  ソリッドロイドαで、インセクト皇帝を攻撃!『ソリッドビィィィィム』!!!」



 ――キィィィン…ビィィィィ!!!――バガァァン!!



 「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
 蘭:LP2000→0



 お見事!
 肉を切らせて骨を絶つ!感服モノの戦術やったな。

 良くやったで、翔君!








 ――――――








 Side:裕奈


 つー事で、翔君は無事にイエローに昇格!
 昇進祝い兼送別会は大いに盛り上がったんだけど…

 「食事はレッド寮で取るのね翔君や…まぁ良いけど。」

 「だって裕奈さんとはやてさんの料理は美味しいから、幾ら昇格しても食べたいよ。」

 「まぁ、えぇよ。そんだけ私等の料理が美味しいて評価されとることやから。」


 だね。
 まぁ『食堂Y&H』は何時でもオープンだから好きな時にくりゃ良いさ。


 そう言えば負けた蘭ちゃんはどうなったんだろ?降格とかの噂は聞かないしそのままかにゃ?

 まぁ如何でもいっか♪


 てか翔君がイエローに昇格…負けらんないね!
 まぁ私もはやても十代も上位クラスに行くつもりは無いけど、デュエリストとしては負けたくないよね!

 ふっふっふ…そのうち挑ませてもらおうか、翔君…!








 ――――――








 Side:亮


 「そうか、イエローに……いや、お前なら大丈夫だ。
  あぁ。俺も変わりはない……研鑽を怠るなよ翔。……あぁ、またな。」


 翔がイエローに昇格したか――変わらず成長を続けているようだな。
 きっと何時の日か俺を超えるときが来るだろう。

 だが、俺だってそう簡単には超えさせる心算は無い。


 プロになって既に9戦を戦い無敗。
 今度のデュエルに勝てばデビューから10連勝か…


 10連勝を成し遂げれば『彼女』が11戦目で出てくるだろう。


 破竹の勢いで勝ち続けるルーキーの前に『プロの壁』として立塞がるデュエリスト。

 「明石夕子…」

 彼女がプロのトップ組になってからというもの、ルーキーのデビューからの連勝記録は10で止まっている。
 エドですら彼女を倒しての『デビュー11連勝』は果たしていない……だからこそ面白い。

 今度のデュエルに勝ち、彼女に挑戦し、その上で勝つ…勝ってみせる。


 「ミスター丸藤…お時間です。」

 「あぁ、すぐに行く。」

 だが先ずはこの10戦目――勝たせてもらうぞ!














   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 インセクト皇帝
 レベル10    闇属性
 昆虫族・効果
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地の昆虫族モンスターを全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚出来る。
 このカードの攻撃力と守備力は、このカードの特殊召喚の際にゲームから除外した昆虫族モンスターの数×600ポイントになる。
 このカードは1ターンに1度だけカード効果では破壊されない。
 ATK?    DEF?



 ツインヘッド・マンティス
 レベル4    風属性
 昆虫族・効果
 昆虫族モンスターをアドバンス召喚する場合、このモンスター1体で2体分のリリースとすることができる。
 ATK1500    DEF1200



 緊急出撃
 通常魔法
 相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合に発動できる。
 自分のデッキから「ロイド」と名の付く機械族モンスターを2体まで選択して特殊召喚する。
 このカードを発動するターン、自分はモンスターを通常召喚できない。



 メタモルポットの呪い(制限)
 通常魔法
 互いのプレイヤーは手札を全て捨て、その後手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。



 蟲の晩餐
 通常魔法
 手札の昆虫族モンスターを2体墓地に送って発動する。
 デッキからレベル8以上の昆虫族モンスター1体を選択して手札に加える。



 啓蟄
 通常魔法
 自分フィールド上に「幼虫トークン」(星1・地・昆虫・攻守100)を可能な限り特殊召喚する。



 戦闘援護
 通常罠
 自分フィールド上の機械族モンスターが相手モンスターの攻撃対象になった時に発動できる。
 デッキからレベル4以下の機械族モンスターを攻撃表示で特殊召喚し、相手モンスターの攻撃対象を特殊召喚したモンスターに変更する。



 インセクト・マインスイーパー
 通常罠
 自分フィールド上の昆虫族モンスターが相手モンスターの攻撃対象になった時に発動できる。
 その攻撃モンスターを破壊し、相手に破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。



 虫虫団の救援隊
 通常罠
 自分フィールド上の昆虫族モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
 自分のデッキか手札からレベル4以下の昆虫族モンスター1体を選択して特殊召喚する。