はやて&万丈目:LP4000
煉獄龍 オーガ・ドラグーン:ATK3000
インフェルニティ・ジェネラル:ATK2700
真紅眼の黒焉竜:ATK2500(自身の効果を使用した事によるステータスダウン)
藤原:LP3000
Side:十代
いよっしゃー!!
はやてが行き成りオーガ・ドラグーンを呼び出した事で藤原の極悪フィールド魔法は封じる事が出来たし、万丈目がまさかの吹雪さんの真紅
眼との融合ドラゴンを呼び出して、藤原のモンスターを倒して1000ポイントのダメージまで与えた!!
此れは、流れは完全に万丈目達の方にあると思っても間違いじゃないよな遊奈?
「間違いじゃない所か、はやて達に傾いた流れが、藤原の方に傾くって言う事は有り得ないと思うわよ十代?
オーガ・ドラグーンが居る限り、藤原は捨て札に出来るカードが無い限りは、本命の魔法と罠を発動する事が出来ねーし、どんなに強力なモ
ンスターを召喚しても、其れは黒焉竜によって葬られて、ダメージを受ける訳なんだからさ?
しかも、黒焉竜は、その効果をあと4回発動できるから、ぶっちゃけて言うなら、藤原はモンスターの召喚まで制限を受けてる状況でしょ?
そんな奴を相手に、はやてと準のタッグが負ける要素は、何処にも見当たらねーってのよ、そうでしょ、十代?」
「言われてみりゃそうだよな♪」
それに、よくよく考えてみたら、はやても万丈目もノーダメージ宣言してたんだよな?…って事は、ノーダメージ勝利は確定してるじゃないか!
はやても万丈目も、やると言った事は絶対に実行するからな!!
吹雪さんをも倒した藤原を相手にしてのノーダメージ……考えるだけでワクワクして来たぜ!!
遊戯王×リリカルなのは×ネギま 夜天と勇気と決闘者 GX217
『煉獄の進撃!透明の終焉!』
Side:はやて
さてと、準が呼び出した、吹雪さんとの絆の融合モンスターの力で、アンタのフィールドはがら空きになってもうたな藤原?黒焉竜が、効果を
発動しても攻撃出来るモンスターやったら、アンタホンマに終わってたで?……吹雪さんの優しさに感謝するんやな。
「この程度で良い気になるな、クズが。
お前達は確かに強いかも知れないが、それでも俺が得たダークネスの力と比べれば、お前達の力如きは塵芥に過ぎないと知るが良い!
俺のターン!!『クリアー・プラント・リッカー』を召喚!」
クリアー・プラント・リッカー:ATK1500
「クリアー・プラント・リッカーの効果発動!
フィールド上のこのカードと手札1枚を墓地に送る事で、デッキか手札から『クリアー』モンスター1体を、召喚条件を無視して特殊召喚する!
俺はクリアー・プラント・リッカーをリリースし、デッキから『クリアー・ネメシス・ヒドラ』を特殊召喚する!!」
『がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
クリアー・ネメシス・ヒドラ:ATK3000
んで、呼び出して来たのは攻撃力3000のクリアー・モンスターか……相手にとって不足なし!本気で掛かってこいや藤原ぁ!!!
「クリアー・ネメシス・ヒドラが存在する場合、1ターンに1度だけ、俺が発動するカードの効果は無効にならない。
そして、このモンスターが相手モンスターを戦闘で破壊した場合、相手に破壊したモンスターの元々の攻撃力の倍のダメージを与える!!
つまり、相手モンスターが強力である程、コイツの効果ダメージは増加するって言う訳さ!
バトルだ!クリアー・ネメシス・ヒドラで、真紅眼の黒焉竜に攻撃!『クリアー・シメオン・ショット』!!」
「まぁ、此処は当然、黒焉竜を狙ってくるだろうとは思っていた。攻撃力2500の黒焉竜ではソイツには敵わないし、黒焉竜が戦闘破壊されれ
ば、俺達は6000ポイントの効果ダメージを受けて敗北してしまうからな。
だが、そう簡単には行かせると思うか?速攻魔法『禁じられた聖杯』!
エンドフェイズまで、フィールド上のモンスター1体の効果を無効にし、攻撃力を400ポイントアップする!
これで、黒焉竜の効果を無効にし、攻撃力を400ポイントアップする!!」
『グオォォォォォォ……』
真紅眼の黒焉竜:ATK2500→3400(禁じられた聖杯)
流石やな準?
光と闇の竜を筆頭に、自身のステータスをコストにして発動する効果を持っとるモンスター達を使ってるだけあって、自身の効果でステータス
ダウンしとるモンスターが攻撃された場合の対策もバッチリやで!
「返り討ちにしろ黒焉竜!『ダーク・エンド・フレア』!」
「く……手札から速攻魔法『クリアー・シールド』!エンドフェイズまで、俺の『クリアー』モンスターは破壊されない!!……流石に、ダメージ
までは0に出来ないけれどな。」
藤原:LP3000→2600
「本気で忌々しい奴等だ!!カードを1枚セットして、ターンエンド!」
真紅眼の黒焉竜:ATK3400→3000
今度は私のターンや!
私は、チューナーモンスター『インフェルニティ・ルーク』を召喚!
インフェルニティ・ルーク:DEF0
「今度は、私の親友を見せたるわ藤原ぁ!
レベル7のインフェルニティ・ジェネラルに、レベル1のインフェルニティ・ルークをチューニング!
煉獄に、虚空を切り裂く雷鳴が轟く!シンクロ召喚、金の閃光『インフェルニティ・ヴァルキリー-フェイト』!」
『任せて、はやて!』
インフェルニティ・ヴァルキリー-フェイト:ATK3000
頼りにしてんで、フェイトちゃん♪
さて、先ずはインフェルニティ・ルークの効果発動や!手札0枚で、このカードがシンクロ素材として墓地に送られた時、デッキから『煉獄』また
は『インフェルニティ』と名の付く魔法か罠を手札に加えられる。
私はこの効果で『インフェルニティ・ブレイク』を手札に加え、そしてフィールドにセットや。
本来やったら、こっちの方がモンスター総数では多い訳やから、フェイトちゃんを特攻させて、オーガ・ドラグーンで攻撃って言うのがセオリー
なんやろうけど、親友を自爆特攻させるのは流石に気が引けるからなぁ?私は此れでターンエンドや。
墓地に『インフェルニティ・ビショップ』が居なかった事を感謝するんやな藤原。
「俺のターン!……その甘さを後悔させてやる!
手札から魔法カード『クリアー・サクリファイス』を発動!俺のフィールド上に『クリスタルトークン』(星1・無属性・岩石・攻守0)を2体守
備表示で特殊召喚する!
そしてこのカードは、クリアー・ネメシス・ヒドラの効果によって無効にはされない!」
クリスタルトークン:DEF0×2
「俺は2体のクリスタルトークンをリリースし、現れろ『クリアー・ヘイト・ゴーレム』!!」
クリアー・ヘイト・ゴーレム:ATK3000
新たに攻撃力3000か……だが甘いで!
トラップ発動『インフェルニティ・ブレイク』!墓地の『インフェルニティ・ジェネラル』をゲームから除外して、ヘイト・ゴーレムを破壊すんで!!
――バリィィィィィン!!
「く……だが、クリアー・ヘイト・ゴーレムが相手によって破壊された場合、墓地の『クリアー』モンスター1体を特殊召喚出来る!
舞い戻れ『クリアー・タイラント・オーガ』!」
クリアー・タイラント・オーガ:ATK2200
「だが、攻撃をするメリットが無い……ターンエンドだ。」
「ならば行くぞ、俺のターン!
真紅眼の黒焉竜の効果発動!
攻守力を500ポイントダウンする事で、相手モンスター1体を墓地に送り、1000ポイントのダメージを与える!
この効果で、再びクリアー・タイラント・オーガには退場して貰うぞ!!焼き尽くせ『黒焉弾』!
真紅眼の黒焉竜:ATK3000→2500
「トラップ発動『クリアー・ライフ』!
俺のフィールド上に『クリアー』モンスターが存在する場合、エンドフェイズまで俺が受ける効果ダメージは0になる!!」
流石に、同じ手を二度喰らうアホでは無かったみたいやね……まぁ、素直に喰らったら喰らったで、ある意味でおもろいモンが有ったけどな。
「防いだか……カードを1枚セットしてターンエンドだ。」
「俺のターン!!もうこれ以上は我慢できない……お前達は殺す!絶対に殺す!
手札から魔法カード『クリアー・フュージョン』を発動!自分の手札、フィールド、墓地から融合素材モンスターをゲームから除外し、『クリア
-』融合モンスターを特殊召喚する!
俺は、墓地の『クリアー・タイラント・オーガ』『クリアー・ヘイト・ゴーレム』『クリアー・プラント・リッカー』と、フィールドの『クリアー・ネメシス・ヒド
ラ』をゲームから除外して融合!
現れろ、透明の世界を統治する最強の支配者……『クリアー・ゼブルン・ドラグーン』!!」
『グオアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』
クリアー・ゼブルン・ドラグーン:ATK4000
「コイツは、バトルフェイズ中に全てのモンスターに攻撃する事が出来るモンスターだ。
3体のモンスターは何れも攻撃表示だから、コイツの攻撃が通れば、お前達には合計で3500ポイントのダメージが入る……決めてやる!
クリアー・ゼブルン・ドラグーンで、煉獄龍 オーガ・ドラグーンに攻撃!『クリアー・デッド・ストリーム』!!」
確かにこの攻撃を喰らったら只では済まへんけど、其の位は予想済みや!!――頼むで準!!
「任せろ!カウンタートラップ『攻撃の無力化』!此れで、ゼブルン・ドラグーンの攻撃は無効となり、俺達のモンスターも無傷だ!!!」
「くそ!くそぉぉぉぉ!!!俺は此れでターンエンド!!」
「私のターン!」
しかし、嘗ては吹雪さんやカイザーと肩を並べていたって言うデュエリストが、此処まで落ちてしもたんは悲しくて仕方ないで……しかも、相当
に弱くなってしもたみたいやからね。
「俺が弱くなっただと!!馬鹿にしてるのか貴様!!」
「馬鹿にはしてへんよ、只事実を言うただけや。」
嘗てアンタは、吹雪さんやカイザーと肩を並べる程のデュエリストやった……もしも、共に成長しとったら、私等では敵わないデュエリストにな
ってたんは間違いないやろ?
てか、今のデュエルでも、速攻で上級モンスターを呼び出して来たのを見ると、デュエリストの腕前としては、私と準に勝るとも劣らへんよ。
にも拘らず、何でこんなに後れを取るのか……其れはアンタが、己のデュエリストとしての力以外の何かに頼っとるからや!!
恐らくは、アンタの本来の実力は私等『アカデミア四天王』を上回るもんかも知れんけど、ダークネスの力に頼った事でアンタの性根は腐って
しもて、本来の実力を発揮できへんのや!!
自分の力が発揮できへんなんて、こんな屈辱を此のまま繰り返していいんか藤原!!其れでアンタは満足なんか!!
「ダークネスの力が、俺を弱くしただって……?」
「分からんのやったら、教えたるわ!私のターン!」
魔法カード『煉獄の宝札』!
手札が0の時、デッキからカードを2枚ドローして、このターン私の手札を0として扱う!でもって『インフェルニティ・エクソシスト』を召喚!!
インフェルニティ・エクソシスト:DEF0
手札0で、このカードの召喚、または特殊召喚に成功した時、墓地の『インフェルニティ』モンスター1体を特殊召喚出来る!!
私はこの効果で、墓地からチューナーモンスター『インフェルニティ・リベンジャー』を呼び戻すで!!
インフェルニティ・リベンジャー:DEF0
ほな行くで?
レベル1のインフェルニティ・エクソシストに、レベル1のインフェルニティ・リベンジャーをチューニング!
無限の煉獄に猛る炎が、更なる焔を呼び覚ます!シンクロ召喚!烈火の剣精、シンクロチューナー『煉獄融合騎 アギト』!!」
『やっと出番か……待ちかねたぜ!』
煉獄融合騎 アギト:DEF500
此れで終わりにしたる!!ノーフィア―マインド!!
――轟!!!
「レベル8のインフェルニティ・ヴァルキリー-フェイトに、レベル2シンクロチューナー煉獄融合騎 アギトをチューニング!
無限煉獄に雷光が煌く時、金色の死神が深淵より現れる!アドバンスシンクロォ!轟雷降臨!『煉獄雷騎士-フェイト』!」
『此れが、私達の力だ!』
煉獄雷騎士-フェイト:ATK4000
強化されたフェイトちゃんは、私の手札が0枚の時、1ターンに1度相手フィールド上に表側表示で存在するカードを全て破壊出来る!!
「恐ろしい効果だが、クリアー・ゼブルン・ドラグーンはカード効果では破壊されない効果も持っている!」
ちぃ、耐えたか……フェイトちゃんは自身の効果を発動したターンは攻撃できへんから、普通に考えれば、このターンで藤原を倒す事は出来
ないと思うんやろうけど…其れは如何かなぁ?
「なに?」
「アンタが残したカードが、私等に勝利を齎してくれるって言う事や!!
手札から『バルログ』の効果発動!自分の闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、戦闘を行う相手モン
スターの攻撃力分だけ、戦闘を行う闇属性モンスターの攻撃力をアップする。
この効果で、オーガ・ドラグーンの攻撃力は、クリアー・ゼブルン・ドラグーンの攻撃力分だけアップすんで!」
『私の力を使ってくれ、煉獄の龍よ!』
『グオォォォォォォォォオォォオォォォォォォォ……!』
煉獄龍 オーガ・ドラグーン:ATK3000→7000
「そのカードは!!!」
せや、アンタがダークネスに捕らわれても、後生大事に箱にしまい込んどったカードや……そして、アンタの事をずっと待ってたカードや!!
此れを見ても未だアンタはまだ、ダークネスの力に酔う心算か藤原!!
アンタがバルログを廃棄しないで、しまい込んだのは、バルログを捨てる事が出来なかったから――ダークネスの力に当てられても、己の奥
底のデュエリスト魂を無くしてなかったからやないの!?
「バルログ……俺は、俺はぁぁぁぁ!!」
怯えるな藤原……此れでアンタを救ったる!!
バトル!!煉獄龍 オーガ・ドラグーンで、クリアー・ゼブルン・ドラグーンに攻撃!!焼き尽くせ『インフェルニティ・カオス・バースト』!!!
『グガァァァアァ……ガァァァァァァァァァアァァァァァァッァァ!!!!』
――ドゴガァァァァァァァァァァアッァアァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!――そうか、俺は……僕は気付いていないだけだったんだな、僕自身の可能性に…負けて当然だな。」
藤原:LP2600→0
「いよっしゃーーー!!宣言通りのパーフェクト勝利!スゲェよ、はやて、万丈目!!」
「文字通りの完勝でしょ此れは?藤原のバルログまで、使って勝った訳だからさ!!」
まぁ、そうやろな?逆に言うなら、バルログがなかったら勝つ事は出来へんかったから、きっとバルログが力を貸してくれたんやろね、藤原を
助ける為にな。
やけど、このデュエルは私と準の勝利や!!
デュエルに勝つだけじゃなくて、藤原を元に戻す事が出来た訳やからな……此れで満足や!!
To Be Continued… 
*登場カード補足
バルログ
レベル4 闇属性
戦士族・効果
自分メインフェイズに発動できる。フィールドの表側表示のこのカードを手札に戻す。自分の闇属性モンスターが 戦闘を行うダメージステップ
開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、 戦闘を行
う相手モンスターの攻撃力分アップする。
ATK1100 DEF1900
クリアー・ゼブルン・ドラグーン
レベル10 無属性
ドラゴン・融合/効果
「クリアー」モンスター×4
このカードは融合召喚でしか特殊召喚出来ない。このカードはバトルフェイズ中に相手フィールド上のモンスターに1回ずつ攻撃出来る。
このカードの攻撃対象になったモンスターは攻撃表示になる。このカードは、相手のカード効果では破壊されない。
ATK4000 DEF4000
クリアー・ネメシス・ヒドラ
レベル8 無属性
ドラゴン族・効果
このカードが表側表示で存在する限り、1ターンに1度だけ自分のカード効果は相手によって無効にされない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊して墓地に送った場合、相手にそのモンスターの元々の攻撃力の倍のダメージを与える。
ATK3000 DEF2000
クリアー・プラント・リッカー
レベル4 無属性
悪魔族・効果
フィールドのこのカードと手札1枚を墓地に送って発動する。
自分のデッキか手札から「クリアー」モンスター1体を選択して召喚条件を無視して特殊召喚する。
ATK1500 DEF1500
クリアー・サクリファイス
通常魔法
自分フィールド上に「クリスタルトークン」(星1・無属性・岩石・攻守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
クリアー・フュージョン
通常魔法
自分の手札、フィールド、墓地の何れかから、融合モンスターによって決められた融合素材モンスターをゲームから除外し、「クリアー」融合モ
ンスターを特殊召喚する。(この特殊召喚は融合召喚として扱う。)
クリアー・シールド
速攻魔法
エンドフェイまで、自分フィールド上の「クリアー」モンスターは破壊されない。
クリアー・ライフ
通常罠
自分フィールド上に「クリアー」モンスターが表側表示で存在する場合に発動できる。
エンドフェイズまで、自分が受ける効果ダメージは0になる。
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