「さぁ、お前の罪を数えろ!」

 圧縮空間内でのライディングデュエルを行っているブルーノとディック。
 人の持つ7つの大罪をモチーフにしたモンスターを操るディックに対し、ブルーノはサイボーグ集団『TG』で対抗。

 ディックの戦術をモノの見事にかわして決めたアクセルシンクロ。
 呼び出した碧色の機械戦士は見るからに強そうだ。


 「速攻アクセルとは…流石はアクセルシンクロの開祖、魅せてくれるぜ!!」

 「あぁ、其れに其の前の段階でディックの伏せカードを破壊する堅実さもある。
  デュエルに絶対は無いが、今の流れはブルーノに向いているはずだ。」

 「だよな!流れを引き寄せたら、後は乗るだけだぜ!行けブルーノ!!」


 観戦中の遊哉と遊星もブルーノを応援する。


 「死に損ないが…まぁいい、今度こそ冥獄へ叩き落してやろう!」

 「無理だな。お前では私は倒せない。私は未来を紡ぐ為に戦う、絶望を払うために戦う!
  滅びを齎すお前達ファントムには決して屈しないぞ!」

 因縁清算のデュエルはまだ過熱状態だが、それでも其の熱気は留まる事を知らないようだ。











 遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel82
 『進化の先の進化!』











 ブルーノ:LP4000   SC2
 TG ブレード・ガンナー:ATK3300


 ディック:LP4000   SC2
 セブンヘルズ・暴食のグラトニー:ATK2400(TGC−X360効果)


 ディックのフィールドには弱体化したモンスターが1体のみ。
 ワンダー・マジシャンの効果で伏せカードを処理した今、ブルーノの攻撃を躊躇わせるものは何もない。

 「遠慮なく行くぞ!バトル、ブレード・ガンナーで暴食のグラトニーを攻撃!『シュート・ブレード』!」

 ブレードガンナーの銃剣が火を噴き、無数の弾丸がグラトニーを撃ち抜く。
 そして止めにブレードで一文字に切り裂きフィニッシュ!

 実にカッコイイ攻撃で暴食の罪人を葬り去った。


 ディック:LP4000→3100
 「ぐおぉぉぉ!!ぐ…だが、私のモンスターが戦闘で破壊され、更に戦闘ダメージを受けたことで『セブンヘルズ・憤怒のアング』を特殊召喚する!」
 セブンヘルズ・憤怒のアング:ATK1500


 だがディックもこのバトルをトリガーに、新たな罪人を特殊召喚する。
 新たに現れたのは巨大な爆弾を背負った細身の怪人だ。

 「新たなモンスターか…私はカードを1枚セットしてターンエンドだ。」

 先手は取ったが、相手の戦術を攻略した訳ではない。
 返しのターンに備えてのリバースもセットし、出方を伺う。

 「私のターン…」


 ブルーノ:SC2→3
 ディック:SC2→3



 「相手フィールドにのみシンクロモンスター及びエクシーズモンスターが存在する時、手札から『セブンヘルズ・怠惰のスロース』を特殊召喚出来る。」
 セブンヘルズ・怠惰のスロース:ATK1300


 「更に、『セブンヘルズ・強欲のグリード』を通常召喚!」
 セブンヘルズ・強欲のグリード:ATK300


 出方を伺ったのは間違いではなかったようだ。
 ディックもまた高速展開で3体のモンスターを並べてきた。
 しかもそのうち1体はチューナーであり、レベル合計は9!
 高レベルのシンクロを狙う心算だろう。

 「行くぞブルーノよ!私はレベル4のスロースとアングに、レベル1のグリードをチューニング!
  妬みの炎に焼かれた憐れなる亡者よ、其の妬みを力として示現せよ!シンクロ召喚、『セブンヘルズ・嫉妬のエンヴィー』!!」
 『しゃぁぁぁぁぁぁ!!』
 セブンヘルズ・嫉妬のエンヴィー:ATK3000



 合計レベル9で呼び出されたのは、全身の皮膚を剥がされたかのような容姿の異形。
 手にした巨大な鎌が恐ろしさを感じさせる。


 「レベル9で攻撃力3000かよ…」

 「矢張り並のデュエリストじゃないな。其れだけに惜しいんだが…」

 「だな。下らねぇ事考えなきゃ結構強いデュエリストだったかもな。」

 ダメージを貰いながらも返しのターンでフィールドを整えたディックの腕前を遊哉と遊星も評価する。
 評価すればこそ、ファントムを組織した事が残念ではあるのだが。


 「攻撃力3000…見事だが、それでは私のブレード・ガンナーは倒せないぞ!」

 「慌てるな…先ずは強欲のグリードの効果、強欲のグリードは悪魔族のシンクロモンスターのシンクロ素材となった時、デッキからカードを2枚ドロー出来る。
  そして嫉妬のエンヴィーの効果!
  1ターンに1度、フィールド上のこのカードを除く最も攻撃力の高いモンスター1体を破壊し、
  相手に破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」

 攻撃力では及ばないが、自分以外の強者を抹殺する効果を備えていた。
 嫉妬深き者は、自分以外の強者の存在を認めないと言うことなのだろう。

 「此れで貴様のモンスターは消滅だな…」

 「其れはどうかな?ブレード・ガンナーの効果!私の墓地の『TG』を除外する事で、相手ターンに1度除外できる。
  私は墓地の『TG カタパルト・ドラゴン』を除外しブレード・ガンナーを除外する!」

 其の効果に対し、アクセルシンクロお得意のエスケープ効果でかわす。
 しかし、遊哉や遊星、更には自分の使う『ストライク・ブレイカー』と比べると除外にはコストが必要なようだ。

 「そしてこの効果で除外したブレード・ガンナーは次の私のターンのスタンバイフェイズに舞い戻る。
  だが安心すると良い、ブレード・ガンナーのエスケープ能力に相手の攻撃を止める効果は無い。」

 「なんだと?」

 更には攻撃も無効に出来ないらしい。
 そうなるとブルーノのフィールドはがら空きで3000ポイントの攻撃を通してしまうことになる。
 ダメージを受けてでもモンスターを護りたかったのか、或いは…

 「大ダメージ覚悟でモンスターを護るか…ならば其の心意気に敬意を表して望み通り苦痛をくれてやるとしようか?
  バトル!嫉妬のエンヴィーでプレイヤーにダイレクトアタック!『アッシドウェーブ』!!」

 「矢張り攻撃してきたか…だが甘いぞディック!トラップ発動『TGD−S20A』
  相手からダイレクトアタックを受けるとき、ライフを1000ポイント払って発動する。
  ゲームから除外されている『TG』を2体選択して特殊召喚し、相手のバトルフェイズを終了する!
  そして、この効果で特殊召喚されたモンスターの攻守は0となり効果は墓地発動効果も含めて無効となる!」

 其れすらも戦術だった。


 「巧いな、其の為の除外コストか。」

 「だな。しかもブレード・ガンナーは自己帰還するから戻すのはそれ以外!レベル5のシンクロ素材が揃うぜ!」

 全てに無駄の無い戦術だ。
 敢えて相手のダイレクトを誘い、其れを無効にした上で更なるシンクロの展開だ。

 「私はライフを1000ポイント払いこの2体を帰還させる!
  カモン『TG ジェット・ファルコン』『TG カタパルト・ドラゴン』!」
 ブルーノ:LP4000→3000
 TG ジェット・ファルコン:ATK1400→0
 TG カタパルト・ドラゴン:DEF1300→0



 1000ポイントのライフを失ったとは言え新たなシンクロの素材が揃ったのならば寧ろ安いものだろう。
 流れは完全にブルーのモノだ。

 「どうしたディック、デュエルに切れがないぞ!私をファントムに勧誘してきた頃のお前のデュエルにはもっとナイフの様な鋭さが有った!」

 「小癪な…カードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 実力的にもブルーノはディックを上回っている。
 更には操られている影響かディックのデュエルは何処か切れが欠けている。
 戦術そのものは悪くないが、其の先の鋭さがないのだ。


 「邪な野望に魅入られて鈍ったか?私のターン!」


 ブルーノ:SC3→4
 ディック:SC3→4


 「スタンバイフェイズにブレード・ガンナーは帰還する!カモン『TG ブレード・ガンナー』!」
 『ハァァァァ!!』
 TG ブレード・ガンナー:ATK3300


 ブレード・ガンナーも帰還しフィールドに隙はない。

 「本気ではないのか、それとも腕が鈍ったのか……何れにせよ畳み掛ける!
  私はレベル2のカタパルト・ドラゴンに、レベル3のジェット・ファルコンをチューニング!」

 そしてすぐさまシンクロ。
 速攻で畳み掛けて勝負をつける心算のようだ。

 「シンクロフライコントロール、リミッター解放レベル5!ブースター注入120%、リカバリーネットワークレンジ修正!
  オールクリア!GO、シンクロ召喚!カモン、『TG パワー・グラディエーター』!!」
 『うおぉぉぉぉ!!』
 TG パワー・グラディエーター:ATK2300



 新たに斧を装備した戦士を呼び出し戦力を増強する。
 このターンの攻撃が全て通れば、一気にディックのライフはライディングデュエルの危険域である1000以下だ。

 「一気に行くぞディック!バトル、ブレード・ガンナーで、嫉妬のエンヴィーに攻撃!『シュート・ブレード』!!」


 ――ズバシュゥゥゥ!!


 ディック:LP3100→2800
 「ぐぉぉ!!…だが、この瞬間にエンヴィーの効果発動!
  このカードが戦闘で破壊された場合『セブンヘルズトークン』を私のフィールド上に可能な限り特殊召喚する!!」
 セブンヘルズトークン(星4・闇・悪魔):ATK&DEF1000×5


 ライフは削られた。
 だがモンスター効果で壁となるモンスターを5体も守備表示で!

 以下にパワー・グラディエーターに貫通効果が有るとは言えディックのライフは危険域までは減らない。

 「一気に5体のモンスターを…だが、此処は攻める!
  パワー・グラディエーターでセブンヘルズトークンに攻撃!!『パワード・クラッシャー』!」

 とは言えライフを削れることに変わりない。
 貫通効果を利用して、トークンに攻撃を仕掛ける。

 「ふ、さっきのお前の言葉をそのまま返してやる!甘いわ、トラップ発動『怠惰の大罪』
  相手の攻撃を無効にし、其の攻撃モンスターの効果を無効にし表示形式の変更を不能にする!」

 「なに!?」

 其の攻撃はシャットダウン。
 エンヴィーへの攻撃の際に発動しなかったのはトークンが欲しかったからだろう。

 「成程な、あえて誘いをかけてきたわけか…その辺は鈍っていないようだな。カードを1枚伏せてターンエンド。」

 「私のターン。」


 ブルーノ:SC4→5
 ディック:SC4→5



 「手札からスピードスペル『Sp−壺の中の魔導書』を発動!私のスピードカウンターが5個以上あるとき、互いにデッキからカードを3枚ドローする。」

 ディックは手札を補充から。
 ブルーノの手札も増えるが3枚ドローは大きい。

 そして良いカードを引いたのだろう、ディックの顔が凶悪な笑みに染まった。


 「行くぞブルーノよ…恐怖を味わえ!私は3体のトークンをリリース!」

 「「「3体リリース!?」」」

 「7つの大罪など生温い!これこそが罪の根源、許されぬ原罪!現れよ『Zero Hell's The Original Sin』!」
 『Gwuahahahahahaha!!』
 Zero Hell's The Original Sin:ATK4000



 3体のトークンをリリースして現れたのは今までのセブンヘルズ以上の異形。
 人の形をしながら、其の肌は漆黒で白い呪術のような紋様が浮き上がり、眼は赤く輝いている。
 さながら禁断の力を手にしたかのような人の姿だ。

 「Original Sin……原罪か…」

 「そうだ。3体のリリースが必要な原罪の悪魔だが、其の力は強大だぞ?」

 確かに3体ものモンスターをリリースした以上ステータスも効果も強力なのだろう。
 その身からは不気味な黒いオーラが立ち昇っている。

 「Original Sinの効果発動!相手モンスター1体を選択し、選択したモンスターの攻撃力分自身の攻撃力をアップする!
  この効果の対象になるのは貴様の『パワー・グラディエーター』だ!」

 「く、ブレード・ガンナーは流石に外すか…ならば私は墓地の『TG カタパルト・ドラゴン』を除外してブレード・ガンナーを除外する!」

 流石に同じ愚は繰り返さない。
 今度はパワー・グラディエーターを狙って効果を成立。
 ブレード・ガンナーには逃げられたものの大幅なパワーアップは果たせた。


 Zero Hell's The Original Sin:ATK4000→6300


 「除外しようとも無駄だ!バトル、Original Sinでパワー・グラディエーターを攻撃!『ヘルズ・レイン』!!」

 原罪の名を冠する者から発せられた闇色の魔力の雨。
 この攻撃が成立したらブルーノは終わりだ。

 「く…トラップ発動『TGS−G3000』!このカードは発動後装備カードとなって私の『TG』に装備される。
  そして装備モンスターは1ターンに1度だけ戦闘で破壊されず、プレイヤーへのダメージも0にする!」

 その攻撃はトラップ装備で対処。
 機械的な盾がパワー・グラディエーターに装備され致死ダメージを回避できた。
 最上級の攻撃力を備えたモンスターが相手であってもまるで隙がない。

 「むぅ…だが、そのカードはエンドフェイズに墓地に送られる筈…私はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 この時点でシールドが消滅だ。

 「私のターン!」


 ブルーノ:SC5→6
 ディック:SC5→6



 「この瞬間にブレード・ガンナーは帰還する!」
 TG ブレード・ガンナー:ATK3300


 流れを掴んでいるのはブルーノ。
 だが、ディックも攻撃力6300となった超大型モンスターを従えている。
 一筋縄では行かないだろう。

 「私のフィールドに『TG』のシンクロモンスターが存在する時、手札の『TG ボルテック・ワーム』を特殊召喚出来る!
  更に『バスター・ショットマン』を通常召喚!」
 TG ボルテック・ワーム:DEF100
 バスター・ショットマン:DEF0


 それでも慌てず騒がずシンクロ素材を揃える。
 今の状況ならレベル6〜7のシンクロも可能だ。

 「レベル1のバスター・ショットマンに、レベル1のボルテック・ワームをチューニング!
  セカンドブースター出力最大、システムオールグーン!オールクリア!GO、シンクロ召喚!カモン『TG アクセルリザード』!」
 TG アクセルリザード:DEF1000


 だが、呼び出したのは低級のシンクロ。
 きっと此処からが真の狙いだろう。

 「アクセルリザードの効果。自分フィールド上の『TG』をリリースし、墓地からリリースしたモンスターのレベル合計と同じになるように『TG』を特殊召喚する!
  私はブレード・ガンナーをリリースし、カモン『TG ワンダー・マジシャン』『TG ハイパー・ライブラリアン』!」
 TG ワンダー・マジシャン:ATK1900
 TG ハイパー・ライブラリアン:ATK2400



 更にブレード・ガンナーをリリースして墓地の2体を呼び起こした。
 一見すると意味が無い様にも見える戦術だが、勿論無意味な一手ではない。


 「遊哉、遊星、君達はアクセルシンクロを体得したデュエリストだ。
  だが、アクセルシンクロには無限の可能性がある!ただ身につけただけでは真髄はわからない!」

 「アクセルシンクロの…」

 「更なる可能性だとぉ!?」

 思いがけないブルーノの一言は遊哉と遊星には驚き。
 なにせ『アノ』アクセルシンクロの更に先があるといわれたのだ、驚き期待するのは当然だろう。

 「今から私がその可能性の一端を見せてやる!」

 気合を入れなおし、ブルーノは加速する。


 「これこそが速度の先の進化!トップ・クリアマインド!!」

 そう叫んだ瞬間、アクセルシンクロ独特のフィールドが出来上がる。
 だが、その強さはブレード・ガンナーを召喚した時の比ではない。


 「此れは…!」

 「スゲェな…コイツはよ!!」


 「レベル2のアクセルリザードと、レベル5のパワー・グラディエーターにレベル5のワンダー・マジシャンをチューニング!
  リミッター解放、レベルMAX!システムリミッターオールリリース、ブースタードライブ・オールクリア!GO、デルタ・アクセル!!」



 ――ゴォォォォォォォォォ……ゴバシュゥゥゥゥン!!!!



 嵐の如き力の渦と共にブルーノが再び消える。
 アクセルシンクロ特有の演出だが、何時も以上に力が強く感じる。


 「又してもか…小癪な…」

 其れにディックは顔を顰め、

 「何が来る!?く〜〜〜、楽しみだ!ガンガン燃えてくるってやつだ!」

 「あぁ、期待はしてしまうな。」

 反対に遊哉と遊星は何が来るのか楽しみと言った具合だ。


 「カモン!『TG フリーダム・ストライカー』!」
 『ムオォォォォォォ!!』
 TG フリーダム・ストライカー:ATK4000



 光の速さを超えたブルーノと共に現れたのは白を基調とした機械戦士。
 両手に装備したライフルと、両腰のリニアキャノン、両肩のプラズマランチャーと全身が武器のようなモンスターだ。

 見た目も派手で、存在するだけでデュエルフィールド全てを包み込むようなその雰囲気。
 凄まじい力だ。


 「シンクロチューナーとシンクロモンスター、計3体のシンクロモンスターで行う究極のシンクロ召喚、これが『デルタ・アクセルシンクロ』だ!」

 限界の更を超えた者のみが扱える究極のシンクロ召喚が此れだ。
 遊哉と遊星も食い入るように見ている。


 「3体のシンクロモンスターを使った究極のシンクロ召喚…」

 「『デルタ・アクセルシンクロ』……ハッ、魅せてくれるぜ!!」



 デュエリストの進化に、きっと果ては無いのだろう。















   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 Sp−壺の中の魔導書(制限)
 スピードスペル
 自分のスピードカウンターが5個以上ある時に発動できる。
 互いのプレイヤーはデッキからカードを3枚ドローする。



 TGD−S20A
 通常罠
 自分がダイレクトアタックを受ける時にライフを1000ポイント払って発動する。
 ゲームから除外しされている自分の「TG」と名の付くモンスターを2体まで選択して特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効になり攻撃力と守備力は0になる。
 また、この効果で特殊召喚したモンスターは墓地に送られた場合に効果を発動できない。



 TGS−G3000
 永続罠
 このカードは発動後装備カードとなり、自分フィール上に表側表示で存在する「TG」と名の付くモンスターに装備される。
 装備モンスターは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されず、プレイヤーへの戦闘ダメージも0になる。
 発動したターンのエンドフェイズ、このカードは墓地に送られる。