ファイナルデュエルはのっけから全力全壊の手加減なし状態!
 互いのフィールドを埋め尽くす超弩級のモンスター達。

 遊哉の聖女神と4体の龍皇。
 霧恵の6体の霊魔導師。

 合計11体のモンスターは夫々が凄まじいステータスと効果を持ち、ともすれば4000のライフなど一撃で消し飛びかねない。

 観客も固唾を呑んでこのデュエルに集中。
 ピットの遊星達もまるで結果が予想できないとばかりの表情だ。


 ソレでいて尚、デュエル中の2人には笑顔が。


 当然だ、これほどのデュエルを楽しまない手は無い。
 デュエリストたるもの、そもそもデュエルが楽しめないのであれば意味など無い。

 楽しんだ上での全力全開。

 このデュエルが決まるときは、きっと一撃必殺なのだろう。











 遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel105
 『全力決闘の果てに…』











 「ったく、デュエル申し込んだ甲斐があったぜ!こんだけのデュエルが出来るたぁな!」
 遊哉:LP4000    SC12
 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK13100
 神龍皇−アルディオン:ATK5000
 聖女神−エアトス:ATK5100
 真氷龍皇−マガミヅチ:ATK3300
 真邪龍皇−ザベルズ:ATK3600


 「アタシも此処までのデュエルが出来るとは思ってなかったわよ!」
 霧恵:LP4900    SC6
 神水霊魔導師−エリア・ヘカーテ:ATK7400
 聖獄炎霊魔導師−ヒータ・ヘラルド:ATK6700
 聖巌霊魔導師−アウス・ヴェラール:ATK3000
 聖風雅霊魔導師−ウィン・シルフ:ATK3200
 天光霊魔導師−ライナ・コスモス:ATK3700
 闇黒霊魔導師−ダルク・ケイオス:ATK3500



 遊哉と霧恵は、否モンスター達も互いに火花を散らして一歩も引かない。
 最早小細工は不要!

 己が持てる力の全てを尽くして戦うのみだ。

 「まぁ最高のデュエルだが、だったら尚の事勝ちてぇよな?
  悪いが勝つのは俺だぜ霧恵!!紅蓮迦具土でヒータ・ヘラルドに攻撃!『轟炎滅殺衝 ザ・デストロイ・フレイム』!」

 其の合図が如く、紅蓮迦具土より発せられた炎熱砲がヒータ・ヘラルドを襲う。
 無論霧恵は通す心算は無い。

 「エリア・ヘカーテの効果!自身を除外する事で相手の攻撃を無効にする!」

 エリア・ヘカーテの効果で其の攻撃を防ごうとするが、遊哉だってそんな事は百も承知だ。

 「させるかよ!永続トラップ『純粋戦闘フィールド』
  このカードが存在する限り、互いにバトル中にモンスターをリリース&除外できねぇ!此れでエリアの効果は無効だぜ!」

 抜かりない。
 戦闘回避を無効に出来れば、パワーで上回る龍皇に分が有るだろう。



 と、誰もがそう思った。

 しかし、対峙するは霧恵だ。
 パワーでは及ばなくても、さながらイリュージョンの様な戦術は霧恵の十八番だ。


 ――シュゥゥ…


 紅蓮迦具土の攻撃が当たる瞬間、ヒータ・ヘラルドの姿が粒子化し、攻撃は其の粒子を飛ばしたに留まる。
 そして粒子は再びヒータ・ヘラルドの姿に戻ったのだ。

 「此れは!?」

 「トラップカード『幻影粒子−ミラージュコロイド』
  自分フィールド上の魔法使いシンクロモンスター1体を選択して発動。
  発動ターン選択したモンスターは戦闘では破壊されず、アタシへの戦闘ダメージも0になる!」

 ソレは霧恵が発動したトラップの効果。
 幻影粒子の名の如く、対象モンスターを粒子化して攻撃を防いだのだ。

 「流石…やってくれるぜ。
  けど、それなら別のモンスターを攻撃すりゃソレで済む事だぜ!
  聖女神−エアトスで、ウィン・シルフに攻撃!『ソウル・ラプソディ』!」

 だが、遊哉も高々一度防がれた程度で攻撃を止めたりはしない。
 幸いというか何と言うか、攻撃相手のモンスターには事欠かないのだから。

 「勿論そう来るわよね?けど其れも通さない!トラップ発動『精霊のミスト・イリュージョン』
  アタシの場の『霊魔導師』1体を選択して発動!
  このターン相手は、アタシが選択したモンスターにしか攻撃できないわ。
  アタシが選択するのは当然、『聖獄炎霊魔導師−ヒータ・ヘラルド』!」

 それでも又も霧恵のイリュージョンタクティクスで攻撃がかわされる。
 無敵状態のヒータ・ヘラルドにしか攻撃できないのではどうしようもないだろう。


 「お前はイリュージョニストでも食ってけるかもな霧恵?
  何ともお前とのデュエルは少々ヤリ辛ぇ部分があるんだが、其れが逆に楽しかったりな!
  『スピードワールド2』の効果で1枚ドロー。カードを2枚伏せてターンエンドだ!」
 遊哉:SC12→5


 「アタシのターン!」


 遊哉:SC5→6
 霧恵:SC6→7




 しかし、遊哉の布陣は略『難攻不落』と言っても良い状態だ。
 シンクロに対しては如何なる効果もエアトスの前では1ターンに1度無効と也、アルディオンは墓地の龍皇の効果でこれまた破壊は難しい。
 攻撃を仕掛けても、これもアルディオンが自身に宿したミヅチの効果で迎撃を狙ってくるので悪手。
 バーンダメージに至っては紅蓮迦具土を強化するだけ――八方塞である。




 ただ、其れと対峙するのが霧恵でなければだが。

 「エリア・ヘカーテの効果発動!1ターンに1度、相手モンスターの効果を無効にする!」

 聖水の牢縛!

 「ちぃ!エアトスの効果!1ターンに1度、シンクロモンスターは相手の効果を受けない!」

 女神の聖域!


 エリア・ヘカーテの効果は何とか防いだが、此れでエアトスの効果はこのターンには使えない。
 シンクロの防御役として優秀なエアトスだが、効果耐性能力は強制効果である所に弱点がある。

 囮カードでも発動してしまうため、本命カードは受けてしまうこともあるのだ。

 「けど、此れでエアトスの効果はこのターンは発動しない!
  アルディオンは無効にさせてもらったけどね。
  バトルフェイズ!そしてこの瞬間に、ヒータ・ヘラルドの効果発動!
  アタシのターンのバトルフェイズ中のみ、相手モンスターの効果を無効にする!」

 炎熱の縛鎖ぁ!!


 「二重無効効果……流石にキツイな。」
 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK13100→4500
 聖女神−エアトス:ATK5100→3000



 バトル中のモンスター効果無効により、紅蓮迦具土とエアトスは大きく攻撃力がダウン。
 エアトスがエリア・ヘカーテの攻撃を受けたらそこでジ・エンドだ。

 「エリア・ヘカーテでエアトスに攻撃!」

 激流のダイヤモンド・スプラッシュ!

 当然霧恵も一撃狙いでエアトスを攻撃。
 猛烈な水の一撃はエアトスに直撃…!

 平伏せ小童が!

 する前にアルディオンの一喝で霧散した。

 「え?」

 「いい攻撃だがな霧恵、高攻撃力は時には防御にも使えるんだぜ?
  トラップカード『皇の一喝』を発動したんだよ!
  俺の場の龍皇1体を選択!このターン、元々の攻撃力が選択した龍皇の攻撃力よりも低いモンスターの攻撃は無効となる!
  俺が選択したアルディオンの攻撃力は5000!よって基本攻撃力が5000より低いモンスターの攻撃は無効だ!」

 「アンタが使うと殆ど絶対防御じゃない其のカードって!?」

 マッタク持ってその通りだ。
 現在デュエルモンスターズにおいて基本攻撃力が5000よりも高いモンスターは存在しない。
 つまりアルディオンを従えている状況においては、事実上如何なるモンスターも攻撃が通らない事になるのだ。

 「天下無敵の攻撃力馬鹿の俺だからこそのカードだろ?」

 「言えてる。『スピードワールド2』の効果で1枚ドロー…カードを3枚伏せてターンエンド。」
 霧恵:SC7→0


 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK4500→13100
 聖女神−エアトス:ATK3000→5100



 「俺のターン!」


 遊哉:SC6→7
 霧恵:SC0→1



 「さてとだ…楽しいデュエルなんだが、こんだけのモンスター従えてて数ターンダラダラとかありえねぇよな?
  いや、俺等はダラダラしてる訳じゃねぇが……そろそろスパッとケリつけっか霧恵!」

 「気が合うわねヤッパリ…アタシもそろそろと思ってたのよ!」

 此れだけのモンスターを従えつつ、計5ターンを互いにライフ無傷と言うのは驚愕に値する。
 一撃でライフを消し飛ばす力を持ったモンスターを従えていてだ。

 それだけこの2人のタクティクスが卓越し、また互いに良く相手の事を知っているが故の事だろう。

 だが、それでも余り長くすると客ももどかしい。

 そもそもチマチマ削るなど性に合わない、お互いに。


 決めるときはスパッと改心の一撃で。
 デュエルタイプは違えど、フィニッシュタイプは結構似通っているのだ。

 「行くぜ!スピードスペル『Sp−オーバーブースト』
  コイツで俺のスピードカウンターを4つ増やす!」
 遊哉:SC7→11


 「この瞬間、ヒータ・ヘラルドの効果発動。
  魔法が発動したターン、攻撃力が1000ポイントアップする!」
 聖獄炎霊魔導師−ヒータ・ヘラルド:ATK6700→7700


 「おぉ、いいねぇ!マダマダ行くぜ!『Sp−天よりの宝札』で俺とお前の手札を6枚に補充!」

 「此処で…!」

 「大盤振る舞いって奴だろ?手札枚数気にするなんてセコイ事言わないでいこうぜ!
  続いてスピードスペル『Sp−ソウル・ストライク』
  コイツで紅蓮迦具土に、エアトス、アルディオン、ザベルズ、マガミヅチの攻撃力を集約!!」

 『では、終幕と行くか!!
 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK13100→30100


 そして毎度お馴染み異常攻撃力。
 こうなった以上、このターンがラストターンになるのは避けられない。

 霧恵も其れを見越して3枚ものカードを伏せたのだろう。


 「バトル!!紅天炎龍皇−紅蓮迦具土で、神水霊魔導師−エリア・ヘカーテに攻撃!『轟炎滅殺衝 ザ・デストロイ・フレイム』!」

 ラストバトルの相手に選んだのはエリア・ヘカーテ。
 最後はエース同士をぶつけようと言うのだろう。

 「受けて立つわ!トラップ発動『霊魔導−連鎖』
  アタシの場に『霊魔導師』が存在する時に発動!相手の墓地の魔法カード1枚を選択して其の効果を発動する!
  アタシがアンタの墓地から選ぶのは、『Sp−ソウル・ストライク』
  これで、エリア・ヘカーテに他の霊魔導師の攻撃力を集約するわ!」

 『皆の力を私に貸してね!
 神水霊魔導師−エリア・ヘカーテ:7400→28500


 「更にトラップ発動!『眠りし同調者』
  発動ターンのみ、アタシの墓地のモンスターは全てチューナーとして扱われる!」

 「全てチューナー!?…つー事はだ…!」

 「アタシの墓地の10体のモンスターは全てチューナーとなる!
  此れにより、非チューナー4体もチューナーとなり、エリア・ヘカーテの攻撃力は更に2800アップ!」
 神水霊魔導師−エリア・ヘカーテ:ATK28500→31300


 遊哉が直接的に攻撃力を爆増させるなら、霧恵は技巧を凝らして力を高めるタイプ。
 思いもよらない方法で攻撃力を上げるのも得意なのだ。


 だがしかし、矢張り攻撃力勝負となったら遊哉は退かない!退くはずがない!
 何故ならこの男は自他共に認める『攻撃力馬鹿』なのだから!

 「攻撃力で負けてられるかボゲェェ!
  スピードスペル『Sp−解龍の儀』!コイツは俺のスピードカウンターが10個以上ある時に速攻発動できる!
  エンドフェイズまで俺の場のドラゴンの攻撃力は2倍になるぜ!!」
 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK30100→60200
 神龍皇−アルディオン:ATK5000→10000
 真邪龍皇−ザベルズ:ATK3600→7200
 真氷龍皇−マガミヅチ:ATK3300→6600



 更なる強化で攻撃力が倍化!
 だが止まらない!

 「攻撃力6万オーバー…!けどやらせないわ!手札から『ギアーズ・シスター』の効果を発動!
  このカードを手札から捨てることで、ダメージ計算時アタシの魔法使いシンクロの攻撃力を戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!」

 『此れで如何だぁ〜〜?
 神水霊魔導師−エリア・ヘカーテ:ATK31300→91500


 「お前も持ってたかよ!だが俺だって『龍皇近衛兵』の効果を発動!
  紅蓮迦具土にエリア・ヘカーテの攻撃力を上乗せするぜ!!」

 『攻撃力で我が主に適うもの無し!
 紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK60200→151700


 とうとう来る所まで来てしまった。
 神殿内部で攻撃力140万以上をたたき出した遊哉にとっては此れくらい造作も無いのだろう。

 しかし、マダだ。

 「やっぱり攻撃力では適わないわね……けど搦め手ならアタシの方が上!
  トラップカード『霊魔導−呪怨』!霊魔導師が戦闘を行うことによって発生する戦闘ダメージは相手が受ける!
  そしてアタシの場に『霊魔導師』が3体以上存在する場合、この効果は無効に出来ない!」

 此処で一撃必殺級のダメージ移し変えカード。
 差分ダメージは6万以上、打ち返せば其処で終りだ。


 にも拘らず、遊哉の顔には笑みが浮かんでいた。

 「最後の最後でトリックか…流石は霧恵だ、其の変幻自在の戦術には脱帽だぜ。
  けど、デュエルへの執念だったら負けねぇ!トラップカード『皇の轟咆』
  俺の場の『龍皇』1体をデッキに戻し、相手に其の攻撃力分のダメージを与える!
  俺はこの効果でアルディオンをエクストラデッキに戻し!お前に5000ポイントのダメージを与えるぜ!!」

 「な!?」

 共に此れでカードは出し尽くした。
 つまり…


 「ぐ…おわぁぁぁ!!」
 遊哉:LP4000→0


 「あ…きゃぁぁぁ!!」
 霧恵:LP4900→0



 共にライフが0。
 引き分けだ。


 なんとぉぉ!!ファイナルデュエルも引き分け!
  だが、だがこのデュエルは俺達に物凄い感動と衝撃を与えてくれた〜〜!!
  引き分けに不満があるか!?いや、無い!最高のデュエルを見せてくれたチーム遊戯王に拍手を〜〜〜!!



 「「「「「「わぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁあ!!!」」」」」」


 引き分けながら会場は割れんばかりの拍手と歓声の嵐。
 それだけ、この5つのデュエルは見事な戦いだったのだ。

 「うぅむ…すわぁすがチーム遊戯王〜、みぃごとなデュエルどぁぁ。」

 「完治したら、是非ともデュエルしたいわ。」

 雪花とフレディも満足した模様だ。






 「3勝2分か…まぁ、この面子相手に無敗なら取り敢えずはOKだな。」

 「ドンだけ負けず嫌いよアンタ…最後の最後でアレは予想外だったわ。」

 デュエルが終わって一息。
 遊星達も2人の下に集まってきていた。


 「まぁ、最高のデュエルができて俺的には最高の気分だ。」

 挑んだ側とすれば最高だろう。
 無論受けた霧恵達もまた最高のデュエルが出来た高揚感を感じているはずだ。


 「其れでだ……お前等、此れから如何するんだ?」


 そんな中で発せられた遊哉からの問い。
 若しかしたら、遊哉は其れを問うために、或いはこのデュエルを仕掛けたのだろうか?


 しかしこの問いは、チーム遊戯王全員の未来に掛かってくる問いであった…















   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 Sp−解龍の儀
 スピードスペル
 自分のスピードカウンターが6個以上ある時に発動出来る。
 自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族モンスターの攻撃力を2倍にする。
 エンドフェイズ、この効果を受けた自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
 自分のスピードカウンターが10個以上あるとき、このカードは速攻発動できる。



 皇の一喝
 通常罠
 自分の場の「龍皇」と名の付くモンスター1体を選択して発動する。。
 このターン、選択したモンスターの攻撃力よりも元々の攻撃力が低い相手モンスターの攻撃は無効になる。



 皇の轟咆
 通常罠
 自分フィールド上の「龍皇」と名の付くモンスター1体をデッキに戻して発動する。
 相手にデッキに戻したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える。



 霊魔導−連鎖
 通常罠
 自分フィールド上に「霊魔導師」と名の付くモンスターが表側表示で存在する場合にのみ発動できる。
 相手の墓地の魔法カード1枚を選択し、其の効果を発動する。



 霊魔導−呪怨
 通常罠
 発動ターン、自分フィールド上の「霊魔導師」と名の付いたモンスターが戦闘を行うことによって発生する戦闘ダメージは相手が受ける。
 自分フィールド上に「霊魔導師」の名の付くモンスターが3体以上表側表示で存在する場合、この効果は無効に出来ない。



 精霊のミスト・イリュージョン
 通常罠
 自分フィールド上に表側表示で存在する「霊魔導師」と名の付くモンスター1体を選択して発動する。
 このターン、相手は選択したモンスターにしか攻撃できない。



 幻影粒子−ミラージュコロイド
 通常罠
 自分フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族のシンクロモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、選択したモンスターが戦闘を行うことで発生する自分への戦闘ダメージは0になる。



 眠りし同調者
 通常罠
 エンドフェイズまで自分の墓地のモンスターは「チューナー」として扱う。



 純粋戦闘フィールド
 永続罠
 このカードが表側表示で存在する限り、互いにバトルフェイズ中にフィールド上のモンスターをリリース及び除外できない。