『ななな何だこのデュエルは〜〜!?
今だ嘗て見た事もないような凄まじい攻防!互いに上級モンスターを呼び出しての小細工無しの殴り合い!
更に未来に飛んだ2体のモンスターも帰還した〜〜!!
互いにエースを召喚したこのデュエルは一体どうなってしまうのか!?俺には予想がマッタク付かない〜〜!!
観客諸君、デュエル好きの魂の貯蔵は充分か!?もっともっと盛り上がっていこうぜ〜〜〜〜!!』
「「「「「「「「「「「「お〜〜〜〜〜〜!!!」」」」」」」」」」」」
スタジアムが盛り上がるのは無理もない。
一瞬たりとも気が抜けない攻防を展開し、今このターンに互いのアクセルシンクロが戻ってきたのだから。
矢張り遊哉と遊星のデュエルは予想ができない。
だが、逆にソレが良い。
観客も次はどんな戦術が来るのかと楽しみなようだ。
「戻ってきたな、俺達のモンスターがよ!!」
「あぁ、だが負けないぞ緋渡!」
「俺だって負けるかよ!!」
互いにアクセルシンクロモンスターが帰還し、テンションは充分!
一撃で勝負が決まる布陣ながら、だが顔には笑み。
最強最高のライバル対決は、いよいよクライマックスだ。
遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel103
『限界すら存在せず!』
「さぁて…どうやって攻めるか…」
遊哉:LP2300 SC8
炎龍皇−アグニ:ATK3400(ハイパー・ドラグーン効果)
聖女神−エアトス:ATK3000
「どんな攻撃も、俺は受けきるぞ緋渡!」
遊星:LP2400 SC10
スターダスト・ドラゴン:ATK3200(スターダスト・ウォリアー効果)
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK3500
一歩も退かない最上級のデュエル。
観客だってこの対決には総立ち状態なのだ。
ソレ程までに遊哉vs遊星のデュエルは面白いようだ。
確かにそうだろう。
此れだけ一般デュエリストのデュエルをはるかに凌駕しているのだから。
「さてと、互いにモンスターが戻った訳だが――取り敢えずはエアトスの効果。
俺の墓地のシンクロモンスター1体に付き攻撃力が300ポイントアップする!
俺の墓地のシンクロモンスターは3体!よって攻撃力は900ポイントアップ!」
聖女神−エアトス:ATK3000→3900
「攻撃力上昇の効果はクリムゾン・ノヴァも備えている!
クリムゾン・ノヴァは互いの墓地のチューナーの数だけ攻撃力が300ポイントアップする!
俺とお前の墓地のチューナーは11体、よって攻撃力は3300ポイントアップ!」
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK3500→6800
どちらも攻撃力アップ効果を備えているが今は遊星の方が上のようだ。
ソレを速攻で覆すのが遊哉なのだが…
「攻撃力6800か…いいねぇ、高攻撃力と来たら尚の事負けられねぇ!
俺はエアトスの効果で、墓地からシンクロモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する!蘇れミヅチ!!」
『さぁ、共に行きましょう。』
聖女神−エアトス:ATK3900→3600
『うむ、私はまだ戦える!』
氷龍皇−ミヅチ:ATK2500
「更に、俺はこのターンまだ通常召喚をしてねぇ…なので『リボンドラゴン』を召喚!」
リボンドラゴン:ATK0
「リボンドラゴンは召喚に成功したとき、墓地からレベル4以下のドラゴン1体を特殊召喚出来る!舞い戻れ『フォーミュラ・ドラゴン』!」
フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200
聖女神エアトス−ATK3600→3300
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK6800→6500
通常召喚件を残していたことからの大量展開。
しかも呼び戻したのはシンクロチューナー…間違いないやる気だ。
「シンクロチューナー……今度はミヅチか!」
「おうよ!でもってコイツで7龍皇全部の進化が完了だ…行くぜ!
レベル8シンクロモンスター、氷龍皇−ミヅチに、レベル2シンクロチューナー、フォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
凍てつく氷の翼と牙よ、絶対零度の其の力で光すら氷結させろ!アクセルシンクロォォォォ!!!」
――シュン!!
「猛吹雪の化神『真氷龍皇−マガミヅチ』!!」
『全て凍てつかせてくれる!』
真氷龍皇−マガミヅチ:ATK3300
聖女神−エアトス:ATK3300→3900
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK6500→6800
進化した氷龍皇は身体が鋭くシャープになり、全身はまるで透き通った氷かクリスタルの様な光沢を放っている。
だが、その身から発せられるのは紛れもない強者の波動だ。
「俺がモンスターをシンクロ召喚したことで『ドラグ・シンクロン』を特殊召喚するが…フィールドに空きがねぇから効果は不発。
で、フォーミュラの効果で2枚ドロー。」
ドラグ・シンクロン:DEF500
その上更に展開。
一体何処まで行こうというのか…
「レベル1のリボンドラゴンに、レベル1のドラグ・シンクロンをチューニング!
気高き龍の誇りが集い、更なる力で未来を開く!シンクロ召喚、進化の担い手、シンクロチューナー『龍姫リティア』!!」
『参りましょう!』
龍姫リティア:DEF300
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK6800→7100
更なるシンクロチューナー!
又してもアクセルか?
「リティアの効果で2枚ドロー…カードを3枚伏せてターンエンド。」
と思いきや、3枚セットでターンエンド。
如何やら狙いは別に有るらしい。
「俺のターン!」
遊哉:SC8→9
遊星:SC10→11
――敢えてアクセルをしないで…一体何を考えているんだ?
「チューナーモンスター『ターボ・シンクロン』を召喚!
そして、俺の場にチューナーが存在する時、手札の『ブースト・ウォリアー』を特殊召喚出来る!」
ターボ・シンクロン:ATK100
ブースト・ウォリアー:ATK300→600
続いて遊星も速攻召喚でモンスターを大量展開。
狙うは只一つだろう。
「レベル1のブースト・ウォリアーに、レベル1のターボ・シンクロンをチューニング!
集いし意志が、更なる速度の境地を導く。光射す道となれ!シンクロ召喚、進化の礎『マッハ・ウォリアー』!」
マッハ・ウォリアー:DEF1200
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK7100→7400
「マッハ・ウォリアーのシンクロ召喚に成功したとき、墓地からチューナー1体を特殊召喚出来る!頼むぞ『フォーミュラ・シンクロン』!」
フォーミュラ・シンクロン:DEF1500
聖女神−エアトスATK3900→3600
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK7400→7100
そう、3体のシンクロモンスターを使った究極のシンクロ召喚だ。
だが、ソレを狙っていたのは何も遊星だけではない。
「やっぱそう来るよな?なら俺だって負けねぇぜ!トラップ発動『不死の竜』!
コイツで舞い戻れ、『フォーミュラ・ドラゴン』!!」
フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK7100→6800
遊哉もまた狙っていたのだ自身の最強戦術を。
ソレを行うために、敢えてシンクロをしなかったのだろう。
「此処で…ふ、矢張りお前もか!」
「当然だろうが!序でにこっちの方がより盛り上がるからなぁ!!」
狙いは同じ。
なれば迷う事などない……揃ってやるだけだ!
「トップ・クリアマインド!!」
「バーニング・クリアマインドォ!!」
――轟!!
最強レベルの力が弾け、そして独特のフィールドが2つ形成される。
同じ理屈で異なる方法の進化の道が!
「レベル8のスターダスト・ドラゴンと、レベル2のマッハ・ウォリアーに、レベル2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!
集いし絆が一つになる時、進化の鼓動が未来を照らす!光射す道となれ!デルタ・アクセルシンクロォォォォォ!!」
「レベル8の炎龍皇−アグニに、レベル2のフォーミュラ・ドラゴンと龍姫リティアをデュアルチューニング!
灼熱の炎の爪牙が、滾る闘気に火を点ける。猛る炎よ、今こそこの地に降り立て!トライアクセルシンクロォォォォォォ!!」
――ゴォォォ……バァァアァァン!!
あまりの強い力に、まるで火薬が爆発したかのような轟音が鳴り響き、遊哉と遊星が消える。
そして次の瞬間……
――ドォォォォン!!
これまた轟音と共に究極進化の龍と共に帰還!
「降誕せよ、『コズミック・クェーサー・ドラゴン』!!」
『クァァァァェェェ!!』
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK4000
「光来せよ、極炎の化神『紅天炎龍皇−紅蓮迦具土』!!」
『うむ…そろそろ佳境であるかこのデュエルも!!』
紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK4500
究極の龍の揃い踏み。
最早観客も驚きを通り越しての大興奮!
超絶上級モンスターの博覧会の如きこのフィールドは早々見ることが出来ないだろう。
「墓地のチューナーが合計で3体増えた事で、クリムゾン・ノヴァの攻撃力は900ポイントアップする!」
『バオォォォォ!!』
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK6800→8700
「更に、コズミック・クェーサーは俺の場のシンクロモンスター1体に付き攻撃力が700ポイントアップする。
俺の場のシンクロモンスターは2体!攻撃力は1400ポイントアップする!」
『クァァァァァ…!』
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK4000→5400
「へっ!紅蓮迦具土は俺のフィールドの自分以外のドラゴンとシンクロのレベル合計×200ポイント攻撃力がアップする!
紅蓮迦具土以外の俺の場のシンクロとドラゴンのレベル合計は21!よって攻撃力は4200ポイントアップ!」
『攻撃力ならば負けはせぬ!!』
紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK4500→8700
「次いで、俺の墓地のシンクロが3体増えた事で、エアトスの攻撃力も900アップだ!」
『本当に、攻撃力に関しては敵無しですね。』
聖女神−エアトス:ATK3600→4500
そして恐ろしいまでの攻撃力の増大!
どのモンスターが戦闘を行っても一撃必殺レベルの攻撃力だ。
だが、同時にソレはデュエルの終焉が近い事を意味する。
互いにライフの残り半分ほどで、そしてフィールド上には超弩級のモンスター達。
こんな状況で数ターン掛けての削り合い等は有り得ないだろう。
「スピードスペル『Sp−ファイナルバトル』!
スピードカウンターが10個以上ある時、手札を全て捨て、俺のデッキからカードを3枚選択する。
そして選択した3枚を手札に加えてシャッフルし、その後デッキのカードが残り1枚になるようにデッキのカードを墓地に送る!」
「マジか!?…成程な、このターンでケリをつけるってか――オッシャァァ、来いや遊星ぃ!!!」
遊星もこのターンで決着を付ける心算らしく、必殺の――背水の陣となる戦術を展開。
確実に必要な3枚を手札に加えられるが、発動ターンで決着を付けなければ敗北必至の一発だ。
「行くぞ緋渡!スピードスペル『Sp−シンクロン・アビリティユニオン』!
スピードカウンターが8個以上ある時に、俺の場のシンクロモンスター1体を選択して発動!
選択したモンスターはこのターン、俺の場の他のシンクロモンスター全ての効果を得る!」
「他のシンクロッつー事は…シューティング・クェーサーにクリムゾン・ノヴァの力が宿るってか!?」
「そうだ。此れによりシューティング・クェーサーもまた墓地のチューナーの数だけパワーアップする効果を得た!
俺達の墓地のチューナーの数は14体!よって攻撃力は4200ポイントアップ!」
『クァァァァ!!』
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK5400→9600
「更にスピードスペル『Sp−スピードエナジー』!
俺のスピードカウンターが2個以上ある時、俺の場のモンスター1体の攻撃力をエンドフェイズまで俺のスピードカウンターの数×200ポイントアップする!
俺が選択するのは当然コズミック・クェーサー・ドラゴン!
そして俺のスピードカウンターは11!よって攻撃力は2200ポイントアップ!」
『クェアァァァァァァ!!』
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK9600→11800
此処で攻撃力が1万を突破。
いや、寧ろ遊哉を相手にするならば此処からが真骨頂だろう。
「攻撃力12000超……受けて立つぜ!!」
「此れがラストバトルだ!
コズミック・クェーサー・ドラゴンで紅天炎龍皇−紅蓮迦具土に攻撃!
撃ち貫け!『天地開闢撃 ザ・エヌマリエシュ・バースト』!」
『コォォォ…カァアッァァァ!!』
天地開闢の力を宿した光の砲撃が放たれ紅蓮迦具土を襲う。
普通ならゲームエンドとなる一撃も、しかしこの2人には此処からが本当の攻防のスタートだ。
「そう簡単にはやらせねぇ!手札から『龍皇近衛兵』を捨てて効果発動!
龍皇の攻撃力を、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップするぜ!!」
「矢張りそう来るか!
だが、コズミック・クェーサーは1ターンに1度カード効果の発動を無効にして破壊できる!『ギャラクシー・フォース』!」
先ずは遊哉が紅蓮迦具土の攻撃力アップを狙うが当然遊星はそれを通さない。
だが、この程度では終らない。
「無効にしてくるよな当然?けどその効果は1ターンに1度のみ!つまりコイツは無効にゃ出来ねぇってこった!
トラップカード『シンクロブースト・セメタリードライブ』!
発動ターンのみ、俺の場のシンクロモンスター1体の攻撃力を、墓地のシンクロモンスターの数で倍化させる!
俺の墓地のシンクロモンスターは5体!よって、紅蓮迦具土の攻撃力を5倍にするぜ!!」
紅天炎龍皇−紅蓮迦具土:ATK8700→43500
「反撃だぜ紅蓮迦具土!!ブチかませ『轟炎滅殺衝 ザ・デストロイ・フレイム』!」
『我が炎に敵など無いわ!!』
更なる攻撃力アップカードで攻撃力を増し、紅蓮迦具土の爆炎がコズミック・クェーサーの一撃を押し返し始める。
「此処で攻撃力4万オーバーとは流石だな!
だが、俺も負けはしない!手札から『シンクロ・バトルオーダー』を捨てて効果発動!
俺のシンクロモンスターの攻撃力に、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力を加える!
これでコズミック・クェーサーに、紅蓮迦具土の攻撃力43500ポイントを上乗せする!」
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK11800→55300
だが、再びコズミック・クェーサーが攻撃力で上回り、今度は紅蓮迦具土の爆炎が押し戻される。
「おぉ!お前もオネスト系を…まぁ、この状況で3枚選ぶなら当然か。
けどな…マガミヅチの効果を忘れてもらっちゃ困るぜ!」
「なに?…!!まさか、ソイツの効果は相手ターンでも発動が出来るのか!?」
「応よ!マガミヅチは手札のドラゴンを捨てることで、エンドフェイズまで相手フィールド上に表側存在するモンスターの攻撃力を半分にする!」
『凍てつけ!』
――カキィィィン!!
コズミック・クェーサー・ドラゴン:ATK55300→27650
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK7700→3850
マガミヅチが発した冷気で、コズミック・クェーサーとクリムゾン・ノヴァの翼が凍りつきその攻撃力が半減する。
再び力関係が逆転した事で、紅蓮迦具土の爆炎が今度こそコズミック・クェーサーの砲撃を押し切り…
――バガァァァン!!
大爆発!
巻き上がった粉塵で詳細はまるで分らない。
『うおぉぉぉ!?此れはなんと言う衝撃だ〜〜!!
攻撃力では緋渡遊哉の龍皇が上回っていたが…一体どうなった〜〜!?』
程なく粉塵は晴れ……そして紅蓮迦具土とコズミック・クェーサーの姿が明らかになる。
2体の龍は共に健在だ。
『こ、此れは!?互いのモンスターは健在!?デュエルは…』
勝敗はどうなったのか?
いや…ソレもすぐに明らかになった。
「ったく、最後の最後でそうきたか…」
遊哉:LP0
「力ではお前が上だが、技では俺のほうが少しだけ上だったな……まぁドローだが。」
遊星:LP0
大概にライフポイントは0――つまり引き分けだ。
『共にライフは0!!何とこのデュエルは引き分けだ〜〜!』
「やられたぜ、そのカードがあったとはな。」
「最後の賭けだったんだがな……トラップカード『王者の疾風』。
発動ターン、互いのモンスターは戦闘では破壊されず、俺が受ける戦闘ダメージは相手も受ける。」
「戦闘ダメージの反射じゃ、効果ダメージじゃねぇから紅蓮迦具土でも対処出来ねぇか…
あ〜〜くそ、全勝の夢は破れたか〜〜!
引き分けで墓地と手札もリセットされるから、エアトスの攻撃力も下がっちまったぜ。」
聖女神−エアトス:ATK4500→3000
「クリムゾン・ノヴァの攻撃力もな…」
クリムゾン・ノヴァ・ドラゴン:ATK3850→3500
「それでも、未だに無敗だ……だが最後の1人は迦神だぞ?」
「最後の最後でか……霧恵相手なら尚の事は負けられないぜ!
楽しかったぜ遊星!又何時かデュエルしようぜ!」
「あぁ、その時は又全力を尽くそう!」
ライバル対決はまさかの引き分け。
遊星はそのままピットインし、残したカードを霧恵に渡す。
ソレを受け取った霧恵もまた、意気揚々全速力でフィールドに登場!
速攻でエンジンを全開にして遊哉に並ぶ。
『さぁ、このデュエルもいよいよラストだ〜〜!!ラストデュエルは緋渡遊哉vs迦神霧恵〜〜!!
龍皇と霊魔導師の激突は、一体俺達にどんなデュエルを見せてくれるのか〜〜!?』
「最後がお前か……悪いが俺が勝つぜ霧恵!!」
「その言葉はそのまま返すわ遊哉!」
恋人同士でありながら、同時に最大のライバルでも有るこの2人。
デュエルはまだ始まっていないが既にヒートアップ状態だ。
「まぁ、何にせよコイツがラストだ……楽しもうぜ霧恵!!」
「えぇ、最高のデュエルをしましょう!!」
『さぁ、気分は既に最高潮!クライマックスを超えたクライマックスなデュエルを期待しようぜ!!
それじゃあ準備は良いか皆〜〜!?ファイナルデュエル!!デュエル…』
「「「「「「「「「「スタ〜トォォォォ〜〜〜!!」」」」」」」」」」
「「デュエル!!!」」
遊哉:LP4000 SC9
霧恵:LP4000 SC11
遂にラストデュエル。
さぁ、始めよう……最高にして、最強のデュエルを!!
To Be Continued… 
*登場カード補足
Sp−ファイナルバトル
スピードスペル
自分のスピードカウンターが10個以上ある時に発動できる。
自分の手札を全て捨て、デッキからカードを3枚選択して手札に加える。
その後、デッキをシャッフルしデッキの残り枚数が1枚になるようにデッキのカードを墓地に送る。
Sp−シンクロン・アビリティユニオン
スピードスペル
自分のスピードカウンターが8個以上ある時に自分フィールド上のシンクロモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターはエンドフェイズまで、自分フィールド上に表側表示で存在する選択したモンスター以外のシンクロモンスターの効果を得る。
シンクロブースト・セメタリードライブ(制限)
通常罠
自分フィールド上のシンクロモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで自分の墓地のシンクロモンスターの数で倍加する。
王者の疾風
通常罠
このカードを発動したターン、互いのモンスターは戦闘では破壊されない。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージは相手も受ける。