Side:庵
限りなく京に近い力を持ったクローンとの事だったので多少は期待したが……蓋を開けてみれば、所詮は此の程度か。――確かに可成り
高いレベルでのクローニングがされているようだが、そうであっても本物の京とは比べるのも烏滸がましい。
所詮貴様は『良く出来た劣化コピー』でしかなかった様だなKUSANAGIよ。
「クソたれがぁ……何だってテメェなんぞに俺が遅れを取る!!
俺は最もオリジナルに近い力を持ってるんだ!そうであるなら、テメェに負ける道理はねぇ……其れなのに、何で、如何してこうなる!!
俺は、オリジナルにも負けてねぇんだぞ!!!」
「其れすら分からんとは、哀れだな……」
貴様は確かに強い。其れは認めてやろう。
だが、貴様は強いだけで、その拳は軽い……京の鍛え上げた拳に比べれば、貴様の拳など蠅が止まったような物……一切の重みを感じ
る事が出来ん。
ハッキリと言わせて貰うが、そんな拳では俺は倒せん――尤も、貴様がその先を知る事は無いがなぁ!!
「なに!?」
「貴様との座興も飽きた……だからもう、遊びは終わりだ!!」
「!!」
泣け!叫べ!!そして……ふん!ふあぁぁ!!燃え尽きろぉぉぉぉぉぉぉ!!!
――バガァァァァァァァァァァァン!!
「そんな馬鹿なぁぁぁぁ!!」
フン、八稚女→彩華の連続攻撃を喰らったら、如何に京のクローンとは言えタダで済むはずがない……と、言うよりも紛い物では、即死は
免れても、『死』から逃れる事は出来ん――精々其処で野垂れ死ぬが良い。寧ろそのまま死ね。
此れでクローン軍団はほぼ壊滅させたが……何とも嫌な予感を感じ取ったモノだ……まさか、オロチの気配を感じ取るとはな。
しかもその力は、ティアナとか言う小娘を乗っ取った時よりも強い……が、俺が出張らずとも何とかなろう――其の力を感じた先では、京の
妹分とやらが戦って居る場所だったのでな。
俺は、此処でガジェットを狩る事に専念させて貰うぞ!!
リリカルなのは×THE KING OF FIGHTERS~紅蓮の炎~ Round40
『意思の力~Origin Of Mind~』
Side:ノーヴェ
クソっ垂れ……倒したと思ったのに、強化されて復活ってのは反則だろ!?――ある意味では『王道』って言える展開かもしれねぇけど。
だが、強化されたギンガは、髪が銀色になってボディスーツには不可思議な文様が現れて、瞳孔が爬虫類の其れみたいに縦に長くなって
る……何よりも、その身から発せられる力は、前にティアナが取り込まれた『オロチの力』に他ならねぇ。
ギンガを改造しただけでなく、オロチの力まで植え付けてくれるとは、其れをやった奴をマジでぶっ殺してやりたい所だが……スカリエッティ
の事は、フェイトさんに任せるぜ。
だから、アタシ等はギンガに集中しなきゃなんだが……オロチギンガの力は、さっきまでの倍じゃ済まねぇだろ絶対?
闘気は勿論の事、殺気も半端じゃねぇし、何よりもギンガは『飛ぶ事が出来なかった』筈なのに、今は『ウィングロードの上に浮いてる』って
のを考えると、オロチの力は宿主が出来なかった事すら可能にするって事なんだろうな……
「多分そうかも。
模擬戦の時のレオナさんも、オロチの力使ったらフェイトさんのスピードに付いて行ってたし、ティアも取り込まれた時には、不得手な格闘
で、ロックさんとやり合ってたからね?
だけど大丈夫だよノーヴェ!アタシ達には、付け焼刃とは言え京兄から教わった草薙流の技がある!オロチを祓う草薙流ならきっとオロ
チに取り込まれたギン姉を倒して助ける事が出来る!」
「お前……アタシ等がアニキから習ったのは、外式の技ばっかだろ!他は見様見真似でしか出来ねぇ上に、炎もねぇんだぞオイ!
見せかけだけの草薙流で、オロチを倒せるならアニキの世界の1800年前のオロチ討伐は草薙じゃなくても出来たって事になるだろ!」
「大丈夫、アタシ達の草薙流が付け焼刃で見様見真似なら、ギン姉のオロチだって力を植え付けられただけの紛い物だから!
本物なら本物にしか倒せないけど、紛い物になら贋作でも勝つ事は出来ると思うから。」
色々突っ込みてぇ所はあるし、なんちゅー無茶苦茶な暴論だが、お前が言うと不思議とそう思えるからスゲェわ――確かに、相手が偽物
なら、本物の草薙流じゃなくても何とかなるかもな。
なら、始めるとすっか……贋作の草薙流と、紛い物のオロチの戦いをな!
――――――
No Side
ギンガに植え付けられたオロチの力が目覚めた事で始まった第2ラウンドは、オロチギンガから仕掛けてきた。
右手を軽く振るような動作で、魔力弾を放って攻撃して来たのだ――尤も、その魔力弾自体はさして大きくなく、弾速も其処まで速くなかっ
たので、スバルもノーヴェも回避するのは容易だったのだが……
――バァン!!
「んな!?」
「掠っただけで!?」
僅かに魔力弾が掠ったバリアジャケットの肩部分が完全に消し飛んでいた。
スバルとノーヴェのバリアジャケットは、クロスレンジでの戦闘がメインになる事から、六課のフォワード陣の中でも最高レベルの強度を持
っており、その強度は1発だけならなのはのキチガイ砲撃にも耐える事が出来るレベルだ。
其れだけの強度を誇るバリアジャケットを掠っただけで破壊するとは、この魔力弾は、膨大な力が凝縮されたモノ――言うなれば核爆弾を
拳銃の弾に圧縮したような物なのだろう。
流石に誘導性は無いが、発射前後の隙が殆どない為に連射が可能な事を考えると相当に厄介な物だろうこの魔力弾は。
更に……
――ドォォォォォォォォォォン!!
「のわ!?行き成り火柱が!!」
「く……流石に此れは反則だろオイ!!」
スバルとノーヴェの足元から魔力の火柱が上がり、2人を強襲する。
持ち前の運動神経と超反応でギリギリ回避できたが、直撃してたら戦闘不能は免れなかっただろう――が、この火柱と魔力弾を組み合わ
せた攻撃は驚異だろう。
言うなれば、此方からは攻撃出来ないのに、相手は攻撃し放題な訳なのだから。
この状況だけを考えれば、ジリ貧は免れない……だが、其処はスバルとノーヴェだ。
「オロチだか何だか知らねぇが、アタシ等を舐めんじゃねぇぇぇ!!」
「此の位の攻撃、なのはさんの砲撃に比べたら蚊に刺されたようなもんだよ!!!」
オロチギンガの魔力弾をシューティングアーツの打撃で殴り飛ばし、足元からの火柱攻撃は、超人的な感覚で予測を立てて、足元が光っ
た瞬間に回避をしていた。
普段から、なのはの拷問染みた……もとい、非常に熱心な訓練を受けて来た2人は、魔力弾の速度は元より、火柱発生のタイミングを1度
見ただけで掴み取ったのだ。
そのまま、超人的な運動能力で攻撃を回避しながらオロチギンガに近付き、スバルは重い拳打を、ノーヴェは鋭い蹴撃を繰り出す。
完全な2方向からの攻撃であるが故に、最悪でもどちらかはヒットする――筈だった。
「………」
――ピィィィン!
「バリア!?」
「しかもコイツは……おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
この攻撃を止めようと、オロチギンガが手を前に突き出した途端、其処にバリアが現れて攻撃を防ぎ、更にはスバルとノーヴェの事を吹き
飛ばしたのだ。
更にそれだけではなく、オロチギンガは風と共に姿を消すと吹き飛ばされている途中だったスバルの背後に現れ……
「暗黒雷光拳。」
巨大な雷球を纏った拳を叩きつける!
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
「スバル!んのやろぉ!!!」
其れを見たノーヴェは、すぐさまオロチギンガに向かって行くが、オロチギンガは慌てる事なく、その指先に青紫色の炎を宿し――
「暗黒大蛇薙。」
一気に薙ぎ払う!!
それは紛れもなく、京の代名詞でもあり、草薙流の奥義である『大蛇薙』だ。
此れには当然スバルとノーヴェは驚く。如何にギンガが独学で草薙流を身に付けていたとは言え、奥義である大蛇薙を独学で習得できる
とは思えないし、仮に習得出来ていても其れは不完全な物である筈だから。
にも拘らず、此の大蛇薙は京の物と遜色ないレベルの完成度であり、若しもノーヴェがあと一歩踏み込んで居たら完全に炎に呑まれて戦
闘不能となっただろう。
「大蛇薙とかマジかよオイ……」
「トンデモないけど……でもどうして、オロチの力を移植されたギン姉が、オロチを祓う大蛇薙を使えるんだろう?
オロチの力と、オロチを祓う力は、普通に考えたら絶対に相性が悪い筈だから大蛇薙なんて使えない筈なのに………」
だが、疑問もある。
オロチの力を宿したオロチギンガが、何故オロチを祓った大蛇薙を使えるのかだ――が、其れに答えたのは、意外にもオロチギンガ本人
であった。
「オロチの血を引く者の中には、オロチ一族から離反し敵対する者が現れる事がある。
そんな輩を粛正する為に、オロチ一族にも必要だったのだ、同族を祓う為の技が――大蛇薙がな。」
「んだと?……ハッ、テメェの同族をテメェで祓ってりゃ世話ないぜ。」
「同族殺しの為の技……罪深い技だね。」
答えは単純明快。
オロチの血を引く者は決して少なくないが、その多くはその事実を知らずに普通に暮らしている者達だ――が、極僅か存在しているオロチ
の血を引いている事を自覚している者達の中には、オロチ一族のやり方に疑問を覚え反旗を翻す者や、従わない者達が存在する。
それ等を粛正・排除する為に、オロチにも大蛇薙が必要だったのだ。
とは言え、オロチ一族全てが暗黒大蛇薙を使えるわけではなく、この技を使えるのは『四天王』の中の炎を司る者のみだ――つまり、ギン
ガはオロチ四天王の力をも移植されている事になる。
暗黒大蛇薙は『炎の運命のクリス』、暗黒雷光拳は『荒れ狂う稲妻のシェルミー』と言う四天王の技であり、風と共に消えた技は『吹き荒ぶ
風のゲーニッツ』の技なのだから。
此れを考えれば、四天王の残る1人『乾いた大地の社』の技も使えるだろう――そもそも最初に使った魔力弾と火柱とバリア-は、オロチ
の長の技であるのだから、其れ位は出来て当然だろう。
そしてそれらの事を考えると、オロチギンガに不得手な間合いはマッタク持って存在しない事になる。
オロチ四天王の力を全て持っていると言う事は、どんな間合いであっても必殺の攻撃が出来ると言う事であり、オロチの長ともなれば間合
い所か、範囲すら超越した攻撃が出来るのだから。
「本気で罪深い技だが……兄貴の大蛇薙と比べると、威力は兎も角、重さが全くねぇよ。
兄貴の、草薙流の大蛇薙は、人に仇なすオロチを祓う為の技だが、テメェの大蛇薙は従わねぇ同族を粛正する為のモンだ――そんな技
じゃ、アタシ等は倒せないぞ!!」
「それに、其の力は凄いけど、ギン姉の強さを全部潰してる……ギン姉の本領は格闘戦――矢継ぎ早に飛んでくる拳と蹴りこそがギン姉
の強さなんだからね!」
其れでも、ノーヴェもスバルも怯みはしない。
確かにオロチの技は途轍もなく強力だが、其れは所詮上辺だけの強さだと言う事を、2人は理解していたのだ。
六課に於いて、真に最強の力と触れ合う環境に有ったスバルとノーヴェからしたら、上辺だけの強さなどは、ドレだけ強大であろうとも驚異
足り得ないのだ。
「愚かな……ならば無に帰るが良い。」
其れを聞いたオロチギンガは頭上で両手を組み、そして次の瞬間に強烈な光が発生しスバルとギンガを襲う。
その破壊力はすさまじく、此の光を喰らったビルが一瞬で灰燼に帰している――破壊力と攻撃範囲は、アインスのデアボリックエミッション
に匹敵するだろう。
此れこそ、オロチの長の最大必殺技である『混(まろかれ)』であり、其の力は嘗て京も苦戦した程であり、其れを考えるとスバルとノーヴェ
は、戦闘不能になったのだろうと思うが……
「其れが如何した!効かないよ!!」
「舐めんじゃねぇ!!」
「なに……馬鹿な!!!」
スバルもノーヴェも健在!
全くの無傷ではないが、驚異的な広範囲攻撃を喰らったにしてはダメージが少ない――バリアジャケットの上着こそなくなっているが、ダメ
ージは其れ程でもないのだ。
其れはとっさの判断の賜物だ。
オロチギンガの混が放たれた刹那の瞬間に、スバルとノーヴェは咄嗟にバリアジャケットの上着を脱いで放り投げて、其れを盾としたのだ。
無論上着は消滅してしまったが、この攻撃を防げたのは大きいだろう――何故ならば、オロチギンガの大技後の隙を突く事ができるのだ
から。
大抵の場合、大技の後は大きな隙が生じる物であり、其れはオロチギンガも例外ではなく、特に勝負を決する為に放った技ならば尚の事
その隙は大きくなる。
加えて混のような強力な攻撃を放った際には、多量のエネルギーを消費した事で、次の攻撃の為のエネルギーチャージがどうしても必要
になるのだ。
故に、其れで倒せれば問題ないが、倒しきれなかった場合には最悪の隙を曝す事になるのだ。
実際に、エネルギーが十全でないオロチギンガは、スバルとノーヴェに攻め込まれる形になったのだから。
「てやぁぁぁ!ボディが、お留守だよ!!」
「おらぁ、こっちだぜ!!」
スバルが見様見真似の荒咬み→九傷→七瀬の連続技を繰り出せば、その連携で身体を浮かせたオロチギンガを、ノーヴェがこれまた見
様見真似の七拾五式・改で蹴り上げた後に、R.E.D.KicKで蹴り落とす。
普通ならKOされているだろうが、オロチギンガが相手ではそうは行かない。大ダメージを与えても、オロチギンガは未だ健在であり、正気
は失ったままなのだから。
此のままでは埒が明かないが、スバルとノーヴェは、自然と――半ば本能的に、如何すればギンガを救い出す事が出来るかに思い至って
いた。
植え付けられたオロチの力を取り外す事は出来ない――ならば、其れを上回る力でオロチを吹き飛ばすしかないと。
実際に其れは間違いではない。
ギンガをナンバー13へと変えたレリックとオロチの力は物理的に摘出する事は不可能で、其れを排除するには、圧倒的な魔量ダメージで
それ等を吹き飛ばすしかないのだ。
だが、そうであるのならば、それを実行するのみだ。
「行くよ、ギン姉……!」
「此れで、終わりにしてやる……!!」
瞬間、スバルの右拳と、ノーヴェの右足に膨大な魔力が集中し、リボルバーナックルとジェットエッジのシリンダーが火花を散らして高速回
転する。
「愚かな……深き闇に沈め。」
其れに合わせる様にオロチギンガも、右手をドリルに変化させて攻撃態勢を整える。
「「「………」」」
一瞬の静寂……そして――!!
「コイツで決めてやる!!」
「この一撃で、目を覚ましてギン姉!!」
「消えろ、屑共!!」
弾かれるように飛び出し、必殺の一撃を繰り出す。
オロチギンガはドリルを繰り出してスバルとノーヴェを穿たんとするが、スバルとノーヴェは其れを超反応で回避する――スバルは鉢巻が、
ノーヴェはソックスが消し飛んだが、そんな物は気にしない。
そして攻撃を回避すれば、其れは絶対の好機!
此処か決め所と判断し、スバルは拳を、ノーヴェは蹴りをオロチギンガに叩き込む。
「見様見真似!」
「最終決戦奥義・十拳ぁ!!!」
そして其れは、以前に京が放った、草薙流の禁断の奥義『十拳』。
スバルもノーヴェも、その威力の凄まじさは身をもって体験しているが、それだけにこれを非殺傷で放った場合には、可成りの制圧力があ
ると考えたのだ。
無論これは即興の付け焼刃なので、オリジナルの十拳と比べたら威力は月と鼈だが、其れであってもオロチギンガに決定的なダメージを
与えるには充分だった。
膨大な魔力が炸裂し、爆炎が上がる。
そして爆炎が晴れると、其処にはウィングロードに四肢を放り出して大の字になっているギンガが居たのだから。――非殺傷だったので略
無傷だが、膨大な魔量ダメージには耐える事が出来なかったのだろう。
「ギン姉!!」
「ギンガ!!」
すぐさまスバルとノーヴェが駆け寄り、ギンガの身体を起こす――此処までガチンコで戦って来たとは思えない光景だが、此れはスカリエッ
ティによって仕組まれた戦いだと言う事を考えると、此れもまたアリなのだろう。
「スバル……ノーヴェ……そうか、貴女達が私を助けてくれたのね?
ありがとう……お陰で、生き恥を曝さずに済んだ……良くやってくれたわね。」
そのギンガも、正気を取り戻したようで、己を元に戻してくれたスバルとノーヴェに礼を言う――如何に洗脳しても、絆を断ち切る事は出来
無いと言う事なのだろう。
「本当に、ギン姉なんだよね……」
「良かった、正気を取り戻したんだなギンガ!!」
「えぇ、やっと私になれた……迷惑をかけたわねスバル、ノーヴェ。」
ギンガは完全に正気と本来の人格を取り戻し、スバルとノーヴェを優しく抱き留める――オロチの力でも家族の絆を断ち切る事は出来ない
と言う事を、この戦いは見せてくれた。
スバルとノーヴェは、見事ギンガの奪還を果たしたのだった。
――――――
――同刻
Side:スカリエッティ
ふははは!素晴らしい!実に素晴らしい!!
鹵獲したタイプゼロにオロチの力を持たせて再生させたが……よもや其れすら超える者達が居るとは、マッタク持って興味が尽きない!!
全く君達は最高だな機動六課……この私の無限の欲望を満たしてくれるからね……あぁ、実に素晴らしい!!
君達が此処からどう攻めて来るのか、考えるだけでも楽しいモノだ――だから、くれぐれも私を失望させてくれるなよ?……ゆりかごは未だ
健全で、此処には私が居るのだから、利は我等にある。
――そろそろ、執務官殿が来る頃だな。そして、オロチの血を引く少女も……良かろう、纏めて消し去ってくれる――精々、覚悟しておくと
良いさ――最後の勝つのは、この私『ジェイル・スカリエッティ』なのだからね!!
To Be Continued… 
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