Side:はやて


此処が最果ての宮殿……何て言うか、『如何にも』な雰囲気が満載の場所やなぁ?パッと見、誰が如何見ても『凄くレベルの高いエネミーが登場する最高
難易度のダンジョンです』って言う感じがするからなぁ……見た目だけやったら。

まぁ、カイザーすら倒す事の出来なかった邪神の存在は脅威やけど、私達なら、きっと超える事は出来る……てか、越えへんと遊奈は戻ってこないからな。


尤も、其処に辿り着くまでには、無駄に複雑な迷宮めいた回廊を進まなならんのやけどね。何やねん、崩れる床とか、フリークライミングの壁とか、何処のアトラクションや!?



「大丈夫かはやて?」

「無理はするなよ?お前が無理して倒れたら、其れこそ遊奈は慌てるだろうからな。」

「む~~~……子供扱いせんといてや?
 見た目こそ同年代やけど、私の精神年齢は、とっくに40歳越えとるからな無理とかそのレベルやあらへんし遊奈を取り戻す為なら、多少のアクロバティック
 は有って然るべきや。やから、心配ご無用!自分の限界は、ちゃんと分かっとるから、無理も無茶も意図しない限りは出来へんのやね。」

なんて事を『くっちゃべってる』間に、魔王の玉座に辿り着いた感じや時やけど、この無駄に大きい扉は、如何にもって感じやで。



だから玉座には奴がいる……遊奈を乗っ取ったアイツが!!



「だろうな……だから、俺達でクソッ垂れをブッ飛ばして、遊奈を取り戻そうぜ!!」

「異論はなかろう、はやてよ?」



有る訳ないやろ?
必ず遊奈は取り戻す……何が有ろうとも、絶対になぁ!!











遊戯王×リリカルなのは×ネギま  夜天と勇気と決闘者 GX179
『邁進せよ最強決闘者チーム』











さて、この扉は開けるのも面倒なので、取り敢えず真正面からぶち壊すのが定石なんやけど……この面子で、超大型の鉄扉を壊せる人挙手~~!!



「いや、如何考えても無理だろう此れは?
 高さおよそ8m、幅はおよそ3m、厚さは最低でも15cmは下らない代物だ、武道の達人であっても鉄塊の如き扉を粉砕する事など不可能だろう?」

「んぎぎぎぎぎ……ダメだ、押してもビクともしねぇ。俺達3人で押しても、微動だにしないかもだぜ。
 だからと言って壊す事も出来そうにねぇ……いや、遊奈と一緒に訪れた平行世界の『あの人』なら蹴破れるかもしれないけどな。次元ホールの隙間を蹴り
 で強引に広げてたからな。」

「緋渡遊哉さんやったっけ?……ふっつーに常識なんてモンが存在してへんやろ絶対に!?」

無理を通して道理を蹴っ飛ばすを、地で行きそうな人やなホンマに!
やけど、ホンマにこの扉はドナイしたもんやろ?此れを開けへんと、魔王と戦う事も出来へんし……果てさて、ふ~む……?



なら、私達に任せてよはやてちゃん。

私等で、扉ぶっ壊してみっからさ。



は?なのはちゃんと和美ちゃんで?
って、ちょっと待って!?なのはちゃんのストライクカノンはえぇとして、和美ちゃんの其れは何!?確か、カードイラストで持ってるのってライフルやなかった
っけ!?やけど、今装備してる其れは、誰が如何見ても『グレネードランチャー』やろ!?しかも、6連発型の凶悪仕様!!



いやー、射程のあるライフルも良いんだけど、破壊力抜群のグレネードランチャーも捨て難いっしょ?
 まぁ欲を言うなら、超高プラズマインパルスビームキャノンとかも装備したいんだけど、流石にガンダ○の武器は持てねぇし♪

「誰と戦争おっぱじめる気やねん、和美ちゃんは!!」

いやまぁ、頼もしい事は認めるけど、流石にグレネードランチャーを装備して来るとは思わなかったわぁ。しかも6連弾型って言う事は、最大6種の異なる弾丸
を使う事が出来る訳やしな……人が持ち運びできる銃器の中では、総合性能でトップかも知れへんね此れは。

でもまぁ、そんな事は如何でもえぇ。
大事なのは、この扉を如何にか出来るか否や……なのはちゃんと和美ちゃんやったら、この扉を『確実』に抜く事が出来るんやな?



そうじゃなかったら言わないよはやてちゃん。和美ちゃんも中々の使い手だから、私達の一撃なら、こんな扉位余裕なの!

歴戦の猛者に高評価いただけるってのは、少しむず痒いんだけど、だったら尚の事頑張らないとでしょ?
 まして、ダチ公を助けるためなら私はどんな事でもする覚悟だからね?――其れは多分、本屋ちゃんも同様だとは思うけどね。



成程……ホンマに頼もしいで。
やったら手加減は無用や!!高町一尉、朝倉和美一等兵……扉に向かっての発砲を許可します!!



了解!!徹甲炸裂弾装填!

徹甲榴弾装填完了!!……んじゃまぁ、景気付けに行きますかね!!

『『Fire!!!』』



――ドガァァァァァアァァァァァァァァァァァッァ!!……バリィィィィィィン!!



んでもって、開かれた扉の先にはトンでもない結果が待っていました!まさか、一撃で粉砕するとか、幾ら何でも予想外やで此れは!!
せやけど、此れで魔王への道が開けたんやから、彼是言うのは無しやろね。



「ほう?乗り込んで来たか?……寧ろそうでなくては面白くもないがな。」

「面白くない?……随分とおめでたい脳味噌しとるみたいやな魔王?
 私と十代と準がこの場に集ってるって言うのに、それだけの余裕な態度を何でとる事が出来るのか、メッチャ聞いてみたい感じやな?聞く価値なさそうやけどね。

「クックック……此の娘の力は素晴らしい。
 この力が有れば、私は精霊世界を統治する事すら夢ではない……私は真の意味で、神と化す!その為にも貴様等とのデュエルは必要不可欠なのだ!」



流石にそう言われると何も言えへんのやけど――私等に勝てると思ってるん?



「本当の遊奈であれば、俺達3人を相手にしても、或は勝ってしまう事も有るのかも知れんが、遊奈に寄生しているだけの貴様では俺達の敵ではないぞ?
 にも拘らず、己の力量を鑑みないで俺達にデュエルを挑むとは笑わせてくれる――如何やら、相当に俺達に倒されたいと見えるな?」

「俺と万丈目、其れにはやてが力を合わせてるって言うのに、其れに勝てると思ってるのか魔王?
 だけど、幾ら遊奈に憑りついてるって言っても、お前じゃ俺達には勝てないぜ?――今こうしてお前と対峙しても、ワクワクも何も感じないからな!!」

「十代がワクワクしないって言う事は、=デュエリスト未満の似非言う事やろな。
 幾ら遊奈の身体を乗っ取った言うても、デュエリストのレベルが足りんのやったら脅威やないで?……アンタの『邪神』が有ったとしてもな!」

「貴様等……!」



おぉっと、怒ったんかな?――せやけど、事実やろ?
遊奈は暫定的とは言え、アカデミア四天王最強と言われとるデュエリストやから、私ら3人を相手にしても勝てないまでも、気合と根性、ノリと勢いで2勝位は
してまう筈やけど、其れに寄生してるだけのアンタに、其れが可能かと問われれば其れは絶対に『否』や。

力に縋り、力に頼り切ったアンタじゃ私等には絶対に勝てへんで?
何よりも、無限煉獄の使者たる私と、融合マスターの十代、そして完璧以上にドラゴンを操る準のチームに勝てると思てんの?やったら滑稽極まりないな?

邪神の力は、確かに脅威かも知れへんけど、攻略不能の相手やない。
何よりも、私等は遊奈のデッキの最強の象徴である『神』を入手しとるんやで?……其れでもまだやるって言うならやったる……アンタをボッコボコにぶっ倒
して、遊奈の事を取り戻させて貰うで!!

そんな訳で、覚悟は良いな魔王!!



「ククク……寧ろ望むところだ。」

「その望みが、貴様の絶望に変わると知れ!」

「お前を打っ倒す事に、ワクワクして来たぜ!」

「これ以上好き勝手はさせへん……遊奈は必ず取り戻す!!そしてアンタの事は叩きのめす!!二度と復活できんようにな!!!」

ほな、行こか?



「「「「デュエル!!」」」」


はやて:LP4000
十代:LP4000
万丈目:LP4000

魔王:LP12000




む、変則デュエルやから、魔王のライフは私等3人分の合計になっとる訳か……まぁ、12000のライフであっても、根こそぎ奪ったるけどなぁ!!
先攻は貰うで、私のターン!!

「私はカードを1枚セットし、魔法カード『煉獄の契約』を発動!
 手札を全て捨て、その後捨て札の中から『インフェルニティ』1体を特殊召喚する。――出番やで『インフェルニティ・ジェネラル』!!」

『ハァァァァァァァァァ!』
インフェルニティ・ジェネラル:ATK2700



「おぉ!1ターン目からハンドレス状態を作り上げ、更には上級モンスターまで……流石だぜはやて!!」



ま、此れが私のデュエルスタイルやからね。
先攻ターンは攻撃出来へんから、此れでターンエンドや。



「今度は俺が行かせて貰う!俺のターン!」



で、この変則デュエルは、私→準→十代とターンを回してから魔王にターンが移る。
やから1ターン目は攻撃出来へんのやけど、逆に言うなら私等は魔王に妨害される事なく戦線を整える事が出来るとも言えるから、先ずは戦闘準備やで!



「手札からマジックカード『ドラゴンの孵化』を発動。
 俺のフィールド上にドラゴン族モンスターが存在しない時、デッキからレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
 俺が、この効果でデッキから呼び出すのは、レベル2の『ウィッシュ・ドラゴン』!」
ウィッシュ・ドラゴン:DEF100


「ウィッシュ・ドラゴンの効果発動。このカードをリリースし、2体の『ドラゴン・トークン』を俺のフィールド上に呼び出す!」
ウィッシュ・ドラゴン:DEF100
       ↓
ドラゴン・トークン:DEF100(×2)


「そして、ドラゴン・トークン2体をリリースし、『神龍-セルシウス』をアドバンス召喚!!」

『グオォォォォォォォォォ!』
神龍-セルシウス:ATK2800



初手から、行き成り最上級のドラゴンを呼び出すとは、流石は準や!
私や十代みたいに、特殊召喚主体やないのに此の速攻は、ある意味で脅威な事のこの上ないわ……準のデッキはパワーデッキの究極型と言っても差し支
えないかも知れへん完成度やで。



「カードを1枚セットしてターンエンドだ。」

「今度は俺だな!俺のターン!!」



でもって今度は十代のターンや。――さて、如何来るんやろか?



「俺は『E・HERO バブルマン』を守備表示で召喚!」
E・HERO バブルマン:DEF1200


「バブルマンの召喚に成功した時、俺のフィールドに他のカードがなければ、デッキからカードを2枚ドローする!
 更にマジックカード『エレメント・ドロー』を発動!手札の『E-HERO ブラック・ウェイブ』を墓地に捨てて、2枚ドロー!!
 そして、ブラック・ウェイブの効果発動!このカードが墓地に送られた場合、デッキから『ダーク・フュージョン』を手札に加えるぜ!!」



此れはまた、相変わらずの速さやな十代!
手札を補充しつつ、必要なカードを手札に持って来るとは見事なモンやで!!



「行くぜ!マジックカード『ダーク・フュージョン』
 コイツの効果で、手札の『シャドー・ミスト』とフィールドの『バブルマン』を暗黒融合!!来い『E-HERO ジェノサイド・ブレイカー』!!」

『ムオォォォォォォォォン!』
E-HERO ジェノサイド・ブレイカー:ATK2700



「シャドー・ミストが墓地に送られた事で効果発動!
 デッキから『E・HERO エアーマン』を手札に加える!――カードを1枚セットして、ターンエンドだぜ!」



よっしゃ、1ターン目から全員が上級モンスターを展開出来た!しかも、只の上級よのうて、私はレベル7、十代と準はレベル8の最上級モンスターやで?
この布陣、そう簡単に超える事は出来へんで魔王!!



「ククク……そう来なくては面白くない、精々楽しませろ、私のターン!
 私は、罠カードを3枚セット。そして、セットした3枚の罠カードを墓地に送り、現れよ『神炎皇ウリア』!!」

『キショアァァァァァァァァァァァ!!』
神炎皇ウリア:ATK0




んな、1ターン目から幻魔やと!?此れは流石に予想してなかったで……!
しかもウリアは、その効果と特殊召喚の条件によって、召喚時には攻撃力が最低でも3000が略確定しとるモンスターやからなぁ?…魔王の名は、伊達や
酔狂って訳でもなさそうやね。



「神炎皇ウリアの攻撃力は、私の墓地の罠カード1枚につき1000ポイントアップする。
 私の墓地の罠カードは3枚、よって攻撃力は3000と言った所か。」
神炎皇ウリア:ATK0→3000



「更にウリアの効果発動!相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を破壊出来る。
 私はこの効果で、八神はやての伏せカードを破壊する!『スペルディストラクション』!!」



――バガァァァァァン!!



チェーン不能のリバース破壊は脅威やけど、ちょ~~~~っとばかし破壊するカードを間違えたみたいやな?
アンタが破壊したのは、トラップカード『煉獄の轟炎』

私の手札が0の状態で、セット状態のこのカードが破壊された場合、次の私のターンの終了時まで、私等のフィールド上のモンスターの攻撃力は1000ポイ
ントアップする!!



インフェルニティ・ジェネラル:ATK2700→3700
神龍-セルシウス:ATK2800→3800
E-HERO ジェノサイド・ブレイカー:ATK2700→3700



「ウリアの効果が裏目に出たか……だが、其れが如何した!!
 私はチューナーモンスター『パワード・シンクロン』を召喚!」
パワード・シンクロン:DEF700



此処でチューナーやと?……まさか、此れは!!



「絶望に落ちるが良い。私はレベル10の神炎皇ウリアに、レベル2のパワード・シンクロンをチューニング!
 集いし焔が、極炎の主を呼び覚ます。闇を誘う道となれ!シンクロ召喚『神獄炎皇 ウリア』!!」

『ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』
神獄炎皇 ウリア:ATK0



ウリアがシンクロで進化しよった!!しかも、最高レベルの12!!……此れは、こけ脅しのモンスターと、捨て置く事は出来へんレベルや、略間違いなくな。
尤も、此れが相手であっても負ける気はあらへんけどね。



「神獄炎皇 ウリアの攻撃力は私の墓地の罠カード1枚につき1500ポイントアップ!よって、攻撃力は4500!!」
神獄炎皇 ウリア:ATK0→4500



「更に神獄炎皇 ウリアは、1ターンに1度、相手フィールド上のカード1枚を破壊出来る。当然この効果にチェーンは出来ん。」

「セットされた魔法・罠のみならず、あらゆるカードを破壊出来ると言うのか!?」

「しかもチェーン不能って、流石に強過ぎだろ其れは……!」

「此れが、明石遊奈のシンクロの力と言う物だ。
 弱小モンスターですら強力なモンスターとなるシンクロ、其れを元々強力なモンスターに使えば、其れは絶対無敵のモンスターと言っても過言ではない!」



まぁ、確かにシンクロの力はデュエル界に革命を起こす程に強力やったからね。
私と遊奈以外では、遊奈のお母さんである夕子さんが使ってたから、本格的に実装されるのはそう遠くないと思うけどな。

やけど、其れをしても尚、チェーン不能のカード1枚破壊は強力やろ?
フィールドの状況によっては、一撃必殺になりかねんからなぁ?……此れは、誰が狙われるかで、状況が変わってきそうやな。



「さて、どのカードを破壊するか…………よし、決まった。
 明石遊奈の魂と最も深い繋がりのある八神はやて、貴様から葬ってやるとしよう。貴様が死ねば、こやつの魂も壊れ、この身体は真に私の物になる!!
 消え去れインフェルニティ・ジェネラル!『ディストラクションΩ』!!」



――バリィィィィィン!!



「此れで貴様を護るモンスターは居ない!!
 バトル!神獄炎皇 ウリアで、八神はやてにダイレクトアタック!燃え尽きろ『アルティメット・ブレイズ』!!!」

『ガァァァァァァァァァァァァァァ!!』



――キュゴォォォォォォ……ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!



「………」
はやて:LP4000→0



「ハハハハハハ!真面に喰らいおったか!!
 加えて、この攻撃に対して伏せカードを発動しなかった事を考えると、貴様等の伏せカードはブラフか、遊城十代、万丈目準?」

「ブラフではないが、発動する必要が無かったと言うところだな。」

「寧ろ、発動した方がはやての足を引っ張るかもだからな♪」

「なに?如何言う事d「よ~~~~く、フィールドを見てみやダボが……」――なに!?此れは、如何言う事だ!?」



『グオォォォォォォォォォォ…!』
煉獄龍 オーガ・ドラグーン:ATK3000




私の手札が0、フィールドのカードも0で、私のライフも0になるって言う『全てが0になる』その瞬間に、墓地のトラップがその効果を発動したんや!!
そう、このカード『煉獄の零門』の効果がな!

私のライフが0になる事による敗北を無効にし、エクストラデッキから『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』を特殊召喚!
そして、この効果で呼び出したオーガ・ドラグーンが存在する限り、私はデュエルで敗北する事は無い……此れが、無手札の究極系の姿やで!!!



「つまりはそう言う事だ。
 もしも俺か十代が、攻撃反応型のカードを発動して居たら、はやての戦術を邪魔する結果になって居ただろうからな……だから、敢えて発動しなかったと
 言う訳だ、其れならば納得だろう?」

「はやてなら、絶対にこの布陣を敷いてるって思ったからな!」

「八神はやての戦術を予想していたと言うのか!?……そんな馬鹿な!そんな事が出来る筈がない!!」



まぁ、アンタじゃあ無理な事やろね。仲間も何もなかったアンタではな。
アンタと違って、私は日常的にアカデミアの色んな生徒とデュエルしてるんやけど、どうしてもデュエル回数は遊奈、十代、準の3人が多くなってまう故に互い
の戦術なんかも分かってくよってなぁ?

せやから、十代と準は、即座に私の狙いを見極めて、コンボの邪魔にならない様に、敢えて伏せカードを発動しなかったんや!



でも、そのお蔭で無限煉獄への扉は開かれた……本格的に、覚悟を決めとけや魔王?アンタの首は、必ず貰い受けるからなぁ!!


そして絶対に遊奈を助け出す!!――其れが、私等に課せられた使命なんやろうからね……!!!













 To Be Continued… 






*登場カード補足




ドラゴンの孵化
通常魔法
自分フィールド上にドラゴン族モンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。



煉獄の轟炎
通常罠
自分の手札が0枚の時に、フィールド上に伏せられたこのカードが破壊された場合に発動する。
次の自分のターンのエンドフェイズまで、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。