とある家族の異世界冒険記 コラボ編
第一章 第一話 次はデュエルの街!?



「と?ちゃくーって暑っ!?」

あ、どうも神崎遊梨です。前の世界で七皇をボコして後はその世界の人間に放り出しました。
そしてゲートを超えて到着したら暑い!とにかく暑い!

「全くどこよここ!」

近くを見回すと丁度看板がありました。なになに...ネオ童実野シティ...。

《またも聞いたことのない町...全く今度はなんだ?》

さぁ、でも取り敢えず...

「俺のターン!『ハウンド・ドラゴン』をリリースして『ストロング・ウィンド・ドラゴン』をアドバンス召喚!」

「罠発動!『ゴットバード・アタック』!!
 俺の場の鳥獣族モンスター、『BF-黒槍のブラスト』をリリースしてお前の場のストロング・ウィンド・ドラゴンとそのセットカードを破壊するぜ!」

「MA☆TTE!」

ライディングデュエルは盛んみたい。

《だな。》

今もウイング付きの黒いD・ホイールとモノサイクル型の白いD・ホイールがデュエルしながら通り過ぎて行ったし。
あ、モノサイクルは1輪ってことね。

さてまずはこの世界のネットにアクセス、情報入手から。
さてさてどんな世界かな〜。

というわけでネットとかで手に入れた情報を整理する。

まず今は夏。そりゃ熱いわけだ。
そしてこの町はつい1ヶ月前に改名したらしく前の名前は童実野町だとか。
そしてこの世界ではデュエルが大流行していてちょっと前にはこの町でライディングデュエルの世界大会もあったらしい。


取り敢えず聖地巡礼的にその世界大会、WRG1の決勝リーグが繰り広げられた童実野中央スタジアムに行って見ることにした。




そしてD・ホイールで走って30分、到着した私の目の前にはでっかいスタジアムがあった。
大きさは...サッカースタジアムや陸上競技場よりもおっきいかな?
大きさからして中にはオーバルコースがあってその中にピットとかがある構造と見た。
バイクや爆発の音が聞こえるからライディングデュエルしているのかな?
D・ホイール専用の入り口があったからそこから中に入ると予想通りデュエルしていた。
丁度決着が着いたらしく龍を従えている男の方が勝ったらしい。
というかよく見るとあの龍、精霊じゃん。
さて取り敢えずこれからどうするかな〜。誰かとデュエルしよっかな〜。
でも私はこの世界の人間じゃないし...悩む。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「おし!これで29連勝!」
《今日は特に絶好調だな、主よ。》

俺、緋渡遊哉は童実野中央スタジアムに来ていた。理由はデュエルに決まってんだろ!
今日はチーム遊戯王のメンバーで出会う予定で帰国したんだがまだ誰も来ていなくてな。
霧恵は用事があるらしいから別行動で暇でな。折角だからここ、童実野中央スタジアムでデュエルしてたんだが...。

《マスターに勝てるどころか互角に戦える人はそういませんよ。》

とエアトスが言ってくるがそうなんだよなぁ。中々骨のある奴がいなくてこうして探しているわけだが...。
さて、次は誰とやるかなぁ...よし!

「おーい、そこのお前!」

「わ、私?」

「そう、お前だ!D・ホイール持ってんだろ!」

俺が選んだのは瑠璃色のD・ホイールに腰掛けた茶色い髪をストレートに肩まで伸ばしていてこめかみのあたりを編んでいて瞳は瑠璃色の女だ。
選んだ理由?単純だ。オーラさ、オーラ。
選んだ理由はデュエリスト独特のオーラが普通じゃねぇ事だ。
デュエリストには少なからずオーラがあるんだがあいつはここにいる中でも格段にそのオーラが強い。
別に出ている量が凄いわけではないが滲み出ているオーラが凄く濃密だ。
あそこまでのオーラになってくると遊星や霧恵レベルじゃないと出せないレベル、相手にとって不足なし!

「持ってますけど、やります?」

「ああ!すぐにでも始めようぜ!お前の名は?」

「神崎遊梨、貴方は?」

「緋渡遊哉だ!」

自己紹介も済んだ。さて、鬼柳じゃねえが満足させてもらおうか!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

というわけでコースのグリッドに出た私達。

【緋渡遊哉30連勝なるか!それとも謎のガール、神崎遊梨が食い止めるか!さぁ、デュエルの時間だぁぁぁ!!】

というか今気づいたけどリーゼントの人が実況している。結構有名なMCらしく私もこのテンションの実況は好きだね。あ、私の名前を知っているのはデュエルする時の申請書でね。
スタジアムも大勢の人で賑わっている。正直ちょっと緊張したりする。

《おいおい、今更緊張してデュエル出来ませんなんて言わないよな?》

「当たり前。というか今更後に引けないし。」

クライスが冷やかしてくるけど大丈夫、やれる!

《ほう、貴様は精霊か。見たこともないが。》

《ん?ああ、そりゃぁちょっと事情ありでね。よろしく。》


「ふ〜ん、お前も精霊持ちか。ってか事情ってなんだよ。」

「貴方もただの精霊持ちじゃないみたいですけど。それと事情は簡単に話せないから事情なのだよ、ワトソン君。」

「あ〜、そりゃぁある意味ごもっともか。」

あちらさんも準備万端なようで闘気を漲らせている。

【さぁ、両者の準備は整ったようだぁ!ではいくぞぉ!ライディングデュエル!アクセラレーション!】

MCのその掛け声でアクセルを捻って加速、加速力は...勝ってる!流石モーメント2基積みは伊達じゃない!

「くそっ、負けるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「嘘っ!?」

気合で詰めてきた!?どんなチート技よ!全く!
結果立ち上がりでインを抜かれてしまったけど...まぁいいか。

【先行を取ったのは緋渡遊哉だぁぁ!!】


「気合で加速ってどんなチートよ!」

「うるせぇ!主人公なら許されるんだよ!」

「それには両手を挙げて賛成ね!」

「分かってんじゃねぇか!じゃあ行くぞ!」

つい叫んでしまうのは許して欲しい。いや、この理不尽さは実際に相対しないと分からない。
でも遊哉さんとは凄く気が合いそう。だって主人公なら許されるのは私達もだもの。

「「デュエル!」」

遊哉:LP4000 SC0
遊梨:LP4000 SC0




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「俺のターン!こいっつぁ俺のデッキもお前と全力で戦いたいみたいだぜ!
 俺の墓地にモンスターが存在しない時、『ガーディアン・エアトス』を特殊召喚!」

《見せて貰いますよ、遊梨。あなたに眠る力の真髄を!》

ガーディアン・エアトス:ATK2500
遊哉:手札5枚



遊哉の場に1対の白い翼を持った鳥人が現れる。そのエアトス本人はやる気満々のようだ。

「更にエアトスが存在する時、手札の『慈愛の守護龍』を特殊召喚出来る!」

慈愛の守護龍:ATK0
遊哉:手札4枚


そしてチューナーを速攻召喚。この速攻展開こそ遊哉の持ち味の1つである。

「レベル8のガーディアン・エアトスに、レベル1の慈愛の守護龍をチューニング!
全ての命を守護する女神よ、その身の真なる力を今こそ解き放て!シンクロ召喚!舞い降りろ『守護女神−エアトス』!」

守護女神−エアトス:ATK3000


そして勿論シンクロ。初手で攻撃力3000は遊哉にとっては当たり前だ。

「エアトスのシンクロ召喚に成功したとき、俺はカードを2枚ドローする!
 そして俺がモンスターを特殊召喚した事で、手札の『ブリッツ・ドラグーン』を特殊召喚!
 そして『ドラクリボー』を通常召喚!」


ブリッツドラグーン:ATK0
ドラクリボー:ATK300
遊哉:手札6枚→4枚



さらに手札を補充してさらにモンスターを展開。

「レベル1のドラクリボーに、レベル1のブリッツ・ドラグーンをチューニング!
進化を促す光速の翼よ、その力を今こそ解き放て!シンクロ召喚、奇跡の化身シンクロチューナー『フォーミュラ・ドラゴン』!!」

「シンクロチューナー!来る!!」

フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200


そして遊哉の場にF1カーを模した進化の龍が現れる。

次の一手は遊梨にも分かっていたようだ。

そして遊哉のD・ホイールは加速を開始、遊梨を振り切って加速の境地へと達する。

「勿論だ、行くぜ!!レベル9の守護女神−エアトスに、レベル2のフォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
 守護の光を宿した女神よ、其の力を昇華し、聖なる輝きと共に現れろ!アクセルシンクロォォォ!!!」

そして遊哉は光を振り切ってワープ、遊梨の後方に出現する。

「降臨せよ『聖女神−エアトス』!」

聖女神−エアトス:ATK3000


そして光を超えた遊哉と共に現れる聖なる女神。その光は金とも銀とも取れる不思議な輝きに満ちている。

「攻撃力は変わらない...でもアクセルシンクロモンスター、どう来る!」

「さぁな!でもエアトスの効果を発動!
 聖女神となったエアトスは自分の墓地のシンクロモンスター1体に付き攻撃力が300ポイントアップする!」

《いつもに比べれば控えめですが問題ありません。》

聖女神−エアトス:ATK3600

「更に『フォーミュラ・ドラゴン』の効果でデッキから2枚ドロー!」

遊哉:手札6枚

アクセルシンクロモンスターを展開しても手札が全く減らない遊哉。手札が多いという事はさらなる戦略を意味する。

「俺は...カードを2枚伏せてターンエンドだ!」

遊哉
LP4000
手札4枚
フィールド
聖女神-エアトス
伏せカード2枚


だが今は展開しないらしい。カードを伏せて終了。

「さて、私のターン!」

遊哉:SC1
遊梨:SC1

「私のデッキも遊哉さんと全力でぶつかり合いたいみたい!『ライジング・ストライカー』を召喚!」

ライジング・ストライカー:ATK800
遊梨:手札5枚


「このカードの召喚に成功した時、手札のレベル4モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する!
 私は『ブラスト・ドラグーン』を特殊召喚!」

ブラスト・ドラグーン:DEF0
遊梨:手札4枚


「シンクロか!来い!」

「遠慮なく!レベル4のブラスト・ドラグーンにレベル4のライジング・ストライカーをチューニング!
世界に危機が訪れし時、全てを喰らう龍がその姿を表す。その力で世界を導け!シンクロ召喚!現れよ、『クライシス・ドレイン・ドラゴン』!」

《遠慮なくやらせてもらうぞ!》

クライシス・ドレイン・ドラゴン:ATK2700


遊梨の場に舞い降りたのは禍々しい黒い龍で彼女のエース、クライシス・ドレイン・ドラゴン。
無数の可能性を持つ龍だ。この意味はおいおい説明していこう。

「ほー、こいつがお前のエースか!だがそいつじゃぁ攻撃力が足りねぇなぁ。」

「まぁまぁ、まずブラスト・ドラグーンの効果でカードを2枚ドロー。...うん、カードを3枚伏せてターンエンド!」

遊梨
LP4000
手札3枚
フィールド
クライシス・ドレイン・ドラゴン:ATK2700
伏せカード3枚

遊梨も負けずに手札を確保してエンド。お互いに静かなスタートだ。

【お?とぉ!お互い動かない!勝負は次のターンかぁ!?】

「おいおい、そんなんじゃぁ一瞬でケリがついちまうぞ!」

「じゃぁ、かかって来なさいよ!」

「遠慮なく!俺のターン!」

遊哉:手札5枚
遊哉:SC2
遊梨:SC2

「俺は『sp-エンジェル・バトン』を発動!
 スピードカウンターが2つ以上ある時デッキからカードを2枚ドローして手札1枚を墓地に送る!」

遊哉がまず取ったのは手札交換。墓地は第2の手札ともいう為、墓地にカードがあるという事は結構重要で墓地封じのカードもある位だ。

「そして『ミッドナイト・ウイング』を召喚!さらに俺がドラゴン族モンスターを召喚した時、手札から『コイル・ドラグーン』を特殊召喚する!」

ミッドナイト・ウイング:ATK1700
コイル・ドラグーン:ATK1200
遊哉:手札3枚


「行くぜ!レベル4のミッドナイト・ウイングにレベル4のコイル・ドラグーンをチューニング!
吹き荒ぶ疾風かぜを制する翼よ、天を切り裂き嵐を起こせ!シンクロ召喚、烈風の化神『嵐龍皇-ルドラ』!」

《ほぅ、今回の獲物は奴か。》

《よくほざく、狩れるもんなら狩ってみろ!》

嵐龍皇-ルドラ:ATK2500


遊哉の場に風の化身たる龍皇が現れる。だがクライスは余裕そうにしている。遊梨とクライスの信頼関係の証だ。

「お前の精霊は口が減らねぇなぁ、おい!」

「だったら黙らせて見なさいよ!」

「上等!ミッドナイト・ウイングをシンクロ素材にしたルドラの攻撃力は600ポイントアップして相手の罠では破壊されない! だがそれはどうでもいい!」

嵐龍皇-ルドラ:ATK3100(罠耐性)

「罠発動!『不死の竜』!墓地のフォーミュラ・ドラゴンを蘇生する!」

そして再び現れるシンクロチューナー。この布陣でする事は直ぐに分かるだろう。

「嘘っ、またアクセルシンクロ!?」

「おうよ!行くぜぇ……クリアマインド!!
 レベル8シンクロモンスター、嵐龍皇-ルドラに、レベル2シンクロチューナーのフォーミュラ・ドラゴンをチューニング!
 吹き荒れる嵐を翔ける翼よ、其の暴風を制し風と共に示現せよ!アクセルシンクロォォォォォ!!」

そして再び加速してワープ、遊梨の後方に再出現する。

「暴嵐の化神『真嵐龍皇-ミナギ』!!」

『溢れるぞパワー、吹き荒れるぞ嵐、刻むぞ龍族のビートォ!!』
真嵐龍皇-ミナギ:ATK3300


進化した風の化身の巻き起こす烈風でスタジアムが包まれるがそれを超えるレベルの大歓声が溢れる。

「まずフォーミュラ・ドラゴンの効果でカードを2枚ドロー!そしてミナギの第一の効果!
 手札のドラゴン1体を墓地に送って相手の場の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊する!『カイザー・テンペスト』!」

《吹きとべ!》

遊哉:手札5枚

ミナギが翼で突風を発生させて遊梨の場のカードを吹き飛ばす。
だがそれが遊梨の作戦だった。

「かかった!破壊された3枚の罠の効果発動!」

「んだと!?」

墓地から先ほど破壊された3枚のカードが現れる。

「まず、『ソニック・イリュージョン』の効果!
 このカードが墓地に送られた時、私のスピードカウンターを2個増やす!
 次に『フェイク・ミッション』の効果!
 セット状態のこのカードが破壊された時、デッキからカードを2枚ドローしてドローしたカードを確認!
 その中にモンスターが存在している時、そのカードを墓地に送りそのモンスターと同じレベルのモンスター1体を墓地から特殊召喚できる!
 ドロー!レベル4の『ディフェンス・ウォリアー』とsp-エンジェル・バトン!よってディフェンス・ウォリアーを墓地に送って墓地からブラスト・ドラグーンを特殊召喚!
 最後に『トラップ・トリック』の効果!
 セットされたこのカードが相手によりフィールドを離れた時デッキから罠カードを1枚選択して発動、もしくは伏せる。
 そしてその後デッキからカードを1枚ドローする。この効果で伏せたカードはこのターンに発動出来る!
 私は罠カードを1枚伏せてデッキからカードをドロー!」

ブラスト・ドラグーン:DEF0
遊梨:SC4
遊梨:手札5枚


 
「まさか全部破壊で効果発動のカードって...お前は霧恵か!」

「誰それ!?」

「俺の妻だ!というかお前!俺の妻をそれ扱いとはいい度胸してんじゃねぇか!ああ!?」

「知ってたら言わないわよ!このヤクザ!」

スタジアムの大歓声の中言い合いしている2人。

「まぁ今はいいか。ミナギ第2の効果!
 デッキの上からカード5枚を確認し、その中のドラゴン1体に付き200ポイント俺の場のモンスターの攻撃力をアップする!
 ……俺が引いたドラゴンは3体!よって攻撃力は600ポイントアップ!!
 さらに墓地にシンクロモンスターが増えた事でエアトスの攻撃力も上昇!」

真嵐龍皇−ミナギ:ATK3900
聖女神−エアトス:ATK4500


そしてこの攻撃力が遊哉最大の持ち味だ。これでも序の口だが。

「そしてバトルだ!行け、ミナギ!クライシス・ドレイン・ドラゴンを攻撃!『エアロショット・ブレイカー』!」

「させない!カウンター罠、『攻撃吸収』
 自分の場にクライスがいる時、相手のバトルフェイズを終了して手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。 私は『DT-ダークネス・ドラグーン』を特殊召喚!」

「んなっ!?ダークチューナーだとぉ!?」

DT-ダークネス・ドラグーン:ATK0
遊梨:手札4枚

遊梨が召喚したのは全身が真っ黒な闇への誘い手。闇のシンクロの元となるチューナーだ。

「というかそいつはレベル10だろうが!」

「ところがぎっちょん!このカードはデッキ、手札、墓地にいる時レベル1として扱う!
 そしてこのカードが特殊召喚された時、このカードのレベルを2つ変化させる!私はレベルを2つ上げる!」

DT-ダークネス・ドラグーン:☆12

「なんじゃそりゃぁ!?」

《遊梨、貴方は一体何者なのですか?》

「私は...光であり闇ってとこかな?」

エアトスの問いにあえてはぐらかして返す遊梨。

「光であり闇だと?」

「その話はおいおい。でどうするの?」

「そうだなぁ...カードを1枚伏せてターンエンドだ!そして攻撃力も元に戻る。」

遊哉
LP4000
手札2枚
フィールド
真嵐龍皇−ミナギ:ATK3300
聖女神−エアトス:ATK3900
伏せカード3枚

【おぉぉぉーとぉ!凌いだぞぉぉぉ!これはどうなるか分からない!観客諸君!直ぐに友達に電話だぁぁぁ!】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「あー!あの馬鹿、何処に行ってんのよぉぉぉぉ!!」

《き、霧恵、落ち着いて!》

私、迦神霧恵は今猛烈に怒っている。理由はあの馬鹿だ。

コンドミニアムにメンバーが全員揃ったから電話したけど繋がらないしどこほっつき歩いてるのよぉぉぉぉぉ!!

「おい、霧恵。」

ったくこんな時に限ってぇぇぇぇぇぇ!!!今日はチーム遊戯王全員集合でしょうがぁぁぁ!!

「霧恵。」

「あ、ごめん。何、遊星?」

遊星が私に声を掛けてくる。さっきまで呼んでいたけど気づかなかった...。

「いや、気にするな。俺の友人からの電話で今緋渡がデュエルしているらしい。」

「デュエルを?」

「デュエルたぁあいつらしいなぁ。」

まぁ、あっちでも暇があればデュエルしてたしね。私もだけど。

「どゅぁぁぁれが相手なんだぁぁぁぁ?」

「神崎遊梨というらしい。俺は聞いた事はないが知ってるか?」

神崎遊梨...聞いた事がない名前ね。皆は知ってる?

「聞いた事がないわね。」

「ええ、こっちでは聞いた事はない人ね。」

豪州で活躍しているアキとシェリーは知らないか...鬼柳は?

「いや、知らねぇな。というか遊星、デュエルの状況はどうなってんだ?」

「それがどうも互角らしい。遊哉も真龍皇を呼び出している。」

嘘でしょ!?真龍皇は余程強い相手だと出さないアクセルシンクロモンスター!それを出すって本気って事じゃない!

「でも遊哉と互角となると相当な強さという事になるわよね。それで無名ってのはおかしくない?」

簪の言う通りね。でも取り敢えずスタジアムに行かない?

『賛成。』

よし決定。待ってなさいよぉぉぉぉ!遊哉ぁぁぁぁぁぁ!!!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ふぅ、私のターン!」

遊梨:手札6枚
遊哉:SC3
遊梨:SC5


強い、遊哉さん半端なく強い!でも負けたくない!絶対に勝ちに行く!

「私もsp-エンジェル・バトン』を発動!デッキからカードを2枚ドローしてその後手札を1枚捨てる!」

まずは手札交換。うん、いい感じ!

「効果で手札に加わった『ダークネス・ウイング』の効果!
 効果でこのカードが手札に加わった時、このカードを墓地に送ってデッキと墓地から☆4以下のモンスター1体ずつを特殊召喚する!
 私はデッキから『ライトニング・シンクロン』、墓地から『リジェネイト・ウォリアー』を特殊召喚!」

遊梨:手札5枚
ライトニング・シンクロン:ATK100
リジェネイト・ウォリアー:ATK0


「そしてリジェネイト・ウォリアーはモンスター効果で特殊召喚された時、レベルを4として扱いカードを1枚ドローする!」

遊梨:手札6枚

フィールドを埋め尽くしつつ私も手札を補充。勝利へのキーは揃った!

「おいおい、決めにかかるつもりかぁ!」

「当たり前!ライトニング・シンクロンは手札のモンスターとシンクロ出来る。
 レベル1の『チューニング・サポーター』と同じくレベル1のライトニング・シンクロンをチューニング!
 集いし希望が新たな速度の地平へ誘う、光指す道となれ!シンクロ召喚!希望の力、シンクロチューナー、『フォーミュラ・シンクロン』!」

フォーミュラ・シンクロン:ATK200
遊梨:手札5枚


私の場に速度を司る進化への導き手が現れる。

「フォーミュラ・シンクロンだと!?という事はお前もか!」

「そゆこと。でフォーミュラ・シンクロンとチューニング・サポーターの効果でカードを2枚ドローして......クリア・マインド!
 レベル8、シンクロモンスター、クライシス・ドレイン・ドラゴンにレベル2、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!
 全てを喰らう竜が光を超えた時、その力は未来への可能性へと昇華する。光り輝く翼となれ!アクセルシンクロ!天空に駆け上がれ、『クライシス・ソニック・ドラゴン』!」

《俺は可能性そのものだ!このまま行かせて貰うぜ!》

クライシス・ソニック・ドラゴン:ATK3800
遊梨:手札7枚

光を超えた私の場に流線形になり灰色の輝きを放つ龍が現れる。

「やっぱりアクセルシンクロか!どんな効果持ってんのか見せてもらおうか!」

「おうともさ!クライシス・ソニック・ドラゴンの効果を発動!
 デッキトップを5枚確認!その中のチューナーの数だけ攻撃出来る!
 ドロー!...引いたチューナーは3枚!よってこのカードは1ターンに3回攻撃出来る!」

《よし!いい引きだ!》

まだまだ行かせて貰う!

「レベル4のブラスト・ドラグーンにレベル12のDT-ダークネス・ドラグーンをダークチューニング!
世界に危機が訪れし時、死の世界より闇の化身が現れる。その力で世界を洗え!ダークシンクロ!死へと誘え『インフィニティ・リバース・ドラゴン』!」

《俺の出番か。》

インフィニティ・リバース・ドラゴン:ATK2500


ダークネス・ドラグーンから現れた黒い星がブラスト・ドラグーンの星と相殺、そして残った8つの星が禍々しい龍を形取る。

「アクセルシンクロしてさらにダークシンクロってお前、どんだけ多芸なんだよ!?」

「まだまだこんな物じゃない!ダークネス・ドラグーンとブラスト・ドラグーンの効果でデッキからカードを合計4枚ドロー!」

【ここで神崎遊梨、2体のドラゴンを従えてさらに手札を大量獲得!やはり只者ではない!一体何者なんだぁぁぁぁぁ!!】

遊梨:手札11枚

しめしめ、手札も大量大量♪さて次は...

「おいおい手札11枚たぁ羨ましいなぁ、おい!」



「遊哉!あんた何やってんのよ!?」

うん?私達はその声にピットを見ると遊哉さんの仲間?達がいた。

【チーム遊戯遊戯王のメンバーが全員集合だぁ!これはなんというサプライズ!】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

げっ!もう来てたのかよ!?俺のD・ホイールのモニターに霧恵の顔がどアップで映し出されていた。

「何やってる?デュエルしてんだよ!」

【みりゃ分かるわよ!馬鹿遊哉!】

【落ち着いて霧恵。でもこのデュエル...】

【ああ、あいつは半端なく強いぞ。オーラで分かる。満足出来そうな奴だ。


「ああ!満足してるぜ!」

そうだ。あいつは半端なく強ぇ。俺のデッキに眠るあいつらも全力で戦いたいと騒いでる!

「まずは永続魔法!『sp-龍族の秘術-増大』
 スピードカウンターが4個以上ある時発動出来、このカードとドラゴン族モンスターが存在する限りモンスターを魔法・罠ゾーンに召喚出来る!」

遊梨:手札10枚

おおう、面白いスピードスペル使うじゃねぇか!
永続魔法のスピードスペルなんざ初めてだ。だがその効果は俺にも適応されるんだぜ?

「承知の上!寧ろ面白い!」

やっぱりあいつ、分かってんじゃねぇか!

「くくくくくく...」

「ふふふふふふ...」

「「ははははははははははははは!!!!」」

ついに笑いが止まらなくなっちまった。だが悪くない!断じて悪くない!

【何笑ってんのよ!とっととケリつけなさい!】

だな!でも今はあいつのターン、まだまだ来そうだが凌がせて貰うぜ!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ったく羨ましいぜ!あんな満足そうにデュエルしやがって!」

「ええ、私も後で相手して貰おうかしら。」

そう言う鬼柳とシェリー。アキと霧恵は声を出していないがやりたがっている目をしているな。俺もだが。

だが気になる事もある。ダークシンクロだ。彼女がアクセルシンクロモンスターの次に呼んだモンスターは召喚時のエフェクトからして間違いなくダークシンクロモンスターだ。

《うん、でもあのダークシンクロで呼び出されたドラゴン、そこまで悪者には見えないんだよね。》

《あー、それは言えてんな。》

エリア、ヒータどういう事だ?

《遊星、まず力の質...とでも言うのかな??そんなのがカードには少なからずあるの。》

《そしてかつて戦ったダークシンクロモンスターやダークネスのカードには悪しき力の様な物が凝縮されていた。》

《でもあのダークシンクロモンスターにはそれがないどころかスターダストやアグニの様に聖なる力が宿っている訳です。》


つまりウィン、ダルク、アウスの言った通りなら

「あのダークシンクロモンスターは悪しきモンスターではなく寧ろ逆と。」

という事になるな。

「だぁぁぁが、今はこのでゅぅぅぅえるを見守ろぉぉぉぉうではないかぁぁぁ。」

「フレディの言う通りだな。この事は後で彼女から直接聞こう。」

さてデュエルはどう転ぶか興味深いな。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

手札は10枚、場には2体のシンクロモンスターとリジェネイト・ウォリアー。まだ通常召喚はしていない。

「さてとダークシンクロに成功したターン、手札の『シンクロン・サポーター』を捨てて効果発動!
 デッキと墓地から☆3以下のモンスターを1体ずつ攻撃力を0にして攻撃表示で特殊召喚する!
 この効果で特殊召喚されたモンスターは表示形式を変更できないけど問題ない!
 デッキから『スタードライブ・ドラゴン』、墓地からDT-ダークネス・ドラグーンを特殊召喚する!
 効果でレベルを2つ上げる!」

遊梨:手札9枚
スタードライブ・ドラゴン:ATK1300
DT-ダークネス・ドラグーン:ATK0 ☆12



「そしてレベル4のスタードライブ・ドラゴンにレベル4のリジェネイト・ウォリアーをチューニング!
世界に危機が訪れし時、光の化身が舞い降りる。その光で闇を払え!シンクロ召喚!舞い降りろ!『インフィニティ・エンド・ドラゴン』!」

《ふん、任せろ!》

インフィニティ・エンド・ドラゴン:ATK3000


私の場に舞い降りる光の龍。そしてその光が遊哉さんを照らす。

「なんだ!?」

「イシスの効果!このカードが存在する限り相手の手札を公開させる!」

そして光が帯が帯状になりカードがそこに映し出される...ふむふむなるほどね。

「そしてお待たせしました!通常召喚!『ファイティング・ウォリアー』!」

ファイティング・ウォリアー:ATK1200
遊梨:手札8枚


「レベル2のファイティング・ウォリアーにレベル12のダークネス・ドラグーンをダークチューニング!
 世界に危機が訪れし時、暗黒より闇の使者がその姿を表す。その闇で立ちはだかる敵を粉砕せよ!
 ダークシンクロ、暗黒よりその姿を表せ、『ダークネス・ドレイン・ドラゴン』!」

《我の本能が叫ぶのさ……貴様等を殺せとな!》

ダークネス・ドレイン・ドラゴン:ATK3000


クワッと出てくるのはクライスを暗黒進化的な事をさせた感じのドラゴン。愛称ダリス、まぁ分かると思うけど

「ったくやっぱりダークシンクロてか...というかあいつって...。」

《俗に言う厨二病というものですね。周りにそのような人がいないので新鮮です。》

「でも中々疲れるのよこれ。
 ファイティング・ウォリアーをシンクロ素材としてシンクロモンスターはそのモンスターの攻撃力は600ポイントアップして戦闘では破壊されない!
 これはダークシンクロモンスターにも適応される!」

《ククク、この我の右手が疼くぞぉぉぉぉ!!》

ダークネス・ドレイン・ドラゴン:ATK3400(戦闘耐性)


「そしてダリスの効果!
 ダリスが自分の場に表側表示で存在する限り相手フィールド上のモンスターの効果は無効になり、無効にしたモンスターの効果を得る!」

「甘いぜ!エアトスの効果!
 このカードが表側表示で存在する限り自分フィールド上のシンクロモンスターは1ターンに1度だけ相手のカード効果を受けない!」

《通しません!》

エアトスがエネルギーフィールドを展開して自分の場のモンスターを守る。

《我が力を抑える...まさか貴様の左手にあの力があるとでもいうのか!?》

《何ですか、それ!?》


言ったでしょ?疲れるって。

「これはまたなんっつうか...。」

「ほうけてるとは余裕だねぇ、バトル!
 クライシス・ソニック・ドラゴン!真嵐龍皇-ミナギを攻撃!『クライシス・ソニック・ミラージュ』!」

クライスは3つに分身、そのままミナギに突撃する。

「ミナギの効果!ゲームから除外して相手の攻撃を無効にする!」

ミナギは粒子になってそれが烈風と化してクライスの分身を吹き飛ばす。でも問題ない、予測済みだ。

「続いてイリスの攻撃!『ダークネス・リバイバル・キャノン』!」

《地獄へ堕ちろ!》

イリスは黒い闇の炎の弾丸をエアトスに向けて連続射出する。

「攻撃力ではこっちが上だから効果か!」

「その通り!このカードは戦闘では破壊されずこのカードと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に墓地に送られる。
 そしてこのカードは自身の効果、及び戦闘で破壊して墓地に送ったモンスターの攻撃力の半分を得る!ダメージは必要経費!」

《くっ!申し訳ありません、マスター。》

遊梨:LP2600
インフィニティ・リバース・ドラゴン:ATK4450


エアトスは必死に闇の弾丸を切り裂くがやがて弾丸の炎に包まれて破壊される。

「これで終わらせる!ダリスのダイレクトアタック!『ダークネス・エンド・ストリーム』!」

《ふっ、我が闇に飲み込まれろ!

ダリスは相変わらずな厨二病セリフを吐いて口から黒い奔流を放つ。でも届かない...。

遊哉:LP600
「ぐぅぁぁぁ!くぅぅぅ効いたぜ!」

【ダークネス・ドレイン・ドラゴンのダイレクトアタックが緋渡遊哉に直撃ぃ!これは痛い!緋渡遊哉敗北なるかぁ!?】

嘘、何で!?防げたのに防がなかった!?いや、さっきのカード...そういう事か!

「でも終わらせて貰う!クライシス・ソニックの第2撃!」

「それは喰らわないぜ!俺がダイレクトアタックを受けるとき、手札の『シールド・ワイバーン』を特殊召喚出来る!」

シールド・ワイバーン:DEF1500
遊哉:手札1枚


遊哉さんの場に翼が盾のように肥大化したドラゴンが現れるけど関係ない!

「ならそのまま攻撃!」

「ま、当然そう来るよな?だが、ソイツが俺の狙いだ!罠発動!『魂の交換』
 俺の場のモンスターをリリースする事でバトルを終了させ、その後リリースしたモンスター以外のレベル4以下のモンスター1体を墓地から特殊召喚する!
 シールド・ワイバーンをリリースしてバトルを終了!そして墓地から『ダイヤモンド・ウィング』を特殊召喚する!」

ダイヤモンド・ウィング:DEF500

「更に、ダイヤモンド・ウィングが墓地から特殊召喚された事で、俺はカードを2枚ドローする!」

遊哉:手札3枚

ダリスの放った奔流は青白いバリアに防がれてしまう。でもあの手札...やってみるか!

「ならカードを4枚伏せてターンエンド!」

「エンドフェイズ!ミナギが帰還!さらに罠2枚発動!『痛撃加速-ダメージアクセル』
 俺がこのターン受けたダメージ1000ポイントにつき1個俺のスピードカウンターを増やす!
 俺が受けたダメージは3000以上!よってスピードカウンターを合計6個増やす!」

真嵐龍皇-ミナギ:ATK3300
遊哉:SC9

遊梨
LP2600
手札4枚
フィールド
クライシス・ソニック・ドラゴン:ATK3800
インフィニティ・エンド・ドラゴン:ATK3000
インフィニティ・リバース・ドラゴン:ATK4450
ダークネス・ドレイン・ドラゴン:ATK3400(戦闘耐性)
sp-龍族の秘術-増大
伏せカード4枚


スピードカウンターを増やされたか...これ不味くない!?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

伏せカードが4枚たぁガン伏せじゃねぇか。だけど何と無くやる事は分かる。だが俺に勝てると思うなよ!

「俺のターン!」

遊哉:手札4枚
遊哉:SC10
遊梨:SC6

「手札からスピードスペル『sp-ドラゴニック・エンゲイジ』を発動!
 スピードカウンターが5個以上あり、俺のライフが相手より1000ポイント以上低い時に発動!
 デッキと墓地から1体ずつドラゴンを呼び出す!来い!『ジェム・ウイング』『ドラクリボー』!」

ジェム・ウイング:ATK1500
ドラクリボー:ATK300
遊哉:手札3枚


これでレベル8、勿論あいつだ!

「レベル4のダイヤモンド・ウィングに、レベル4のジェム・ウィングをチューニング!
燃え盛る紅蓮の双眸、そして灼熱の牙よ、全てを焼き払い此処に降臨せよ!シンクロ召喚!烈火の化神『炎龍皇-アグニ』!」

《ようやく我の出番か!》

「おう、待たせたな!」

炎龍皇-アグニ:ATK2900

【ついに来たァァァァ!!緋渡遊哉のエースモンスター、炎龍皇-アグニだぁぁぁぁぁぁ!!】

「そんでジェム・ウィングの効果でカードを2枚ドロー!」

遊哉:手札5枚

「そしてドラグ・シンクロンを特殊召喚!このカードは俺がシンクロ召喚した時手札から特殊召喚出来る!
 この効果で特殊召喚した時墓地のレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する!俺はフォーミュラ・ドラゴンを特殊召喚!」

遊哉:手札4枚
ドラグ・シンクロン:ATK500
フォーミュラ・ドラゴン:DEF1200


「これで揃った!レベル1のドラクリボーに、レベル1のドラグ・シンクロンをチューニング!
 気高き龍の誇りが集い、更なる力で未来を開く!シンクロ召喚、進化の担い手、シンクロチューナー『龍姫リティア』!!」

《さぁ、舞い踊りましょう!》

龍姫リティア:DEF300


これで準備OKだ!このまま一気に行かせて貰うぜ!

「2体のシンクロチューナーに1体のシンクロモンスター...シンクロ!」

「その通り、ご名答だ!これが最高のダチと嫁が俺に授けてくれた最強至極の戦術だ!行くぜ…バーニング・クリアマインドォォォォ!!」

その瞬間俺の目の前が金色を帯びた真紅のフィールドが作られる。

「レベル2のシンクロチューナー、フォーミュラ・ドラゴンと龍姫リティアを、レベル8シンクロモンスター、炎龍皇-アグニにデュアルチューニング!!」

そして2体のシンクロチューナーが独特のシンクロフィールドを作り上げ、俺ごとアグニを包み込む。

「灼熱の炎の爪牙が、滾る闘気に火を点ける。猛る炎よ、今こそこの地に降り立て!トライアクセルシンクロォォォォォォ!!」

俺はアグニと共にワープ、遊梨の後方にまた出現する。刮目しろ!これが俺の最強の切り札!

「光来せよ、極炎の化神『紅天炎龍皇-紅蓮迦具土』!!」

《ふむ、この姿は久しいな。》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK4500


《おーおー!随分と豪華に進化しやがって!》

《これが主が超えた限界の先だ!貴様らにもあるんだろうな!?》


「あったりまえ!もう分かってるわよね!」

「ああ!俺はリティアの効果で2枚ドローして紅蓮迦具土の効果!
 こいつは俺のフィールドの自分以外のドラゴンとシンクロのレベル合計×200ポイント攻撃力がアップする!
 紅蓮迦具土以外の俺の場のシンクロとドラゴンのレベル合計は10!よって攻撃力は2000ポイントアップ!」

《ふむ、控えめだな。》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK6500
遊哉:手札6枚


今から嫌って程増やすから安心しろ!紅蓮迦具土!

「更に手札から『sp-貪欲な壺』を発動!
 スピードカウンターが5個以上あるとき、墓地のモンスター5体をデッキに戻してシャッフルし新たに2枚ドロー!」

遊哉:手札7枚

「マダマダ行くぜ!『sp-エクストラフュージョン』発動!
スピードカウンターが10個以上あるとき、エクストラデッキから融合素材モンスターを墓地に送ってモンスターを融合召喚する!」

遊哉:手札6枚

「エクストラデッキで融合!?」

「その通りだ !こいつはレアだぜ?エクストラデッキから『炎龍皇-アグニ』、『氷龍皇-ミヅチ』、『鋼龍皇-グラン』、
 『嵐龍皇-ルドラ』、『雷龍皇-イズナ』、『邪龍皇-ヴァリアス』、『幻龍皇-アシェル』の7体を墓地に送ってエクストラ融合!!」

さぁ拝みやがれ、これが7体のモンスターを融合する究極の融合だ!

「7体の龍皇が1つになる時、龍族の頂点に立つ存在が其の姿を現す!融合召喚、降臨せよ『神龍皇-アルディオン』!」

『さぁ、これで終りにしようぞ…!』
神龍皇-アルディオン:ATK5000


「そして紅蓮迦具土はアルディオンの力を得る!」

《受け取れ!我が力を!》

《感謝するぞ、アルディオン!》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK8900

「まだまだぁ!『sp-死者蘇生』を発動!
 俺のスピードカウンターが5個以上あるとき、墓地のモンスター1体を特殊召喚する!戻って来い!聖女神-エアトス!
 墓地には10体のシンクロモンスター!よって攻撃力は3000アップだ!」

《有難うございます。マスター!》

聖女神-エアトス:ATK6000
遊哉:手札5枚

《ほぅ、冥府より這い出たか!我が生涯最大のライバルよ!》

《えぇ、潔く戻らせてもらいました!》


あれ?エアトスも案外乗り気じゃねぇか。

「慣れたんだよ。あの2人いいコンビ組めそうな気がするね?。」

だな!だが今はデュエル中だ。しっかりついて来いよ!

「当たり前!こんなに楽しくて心躍るデュエル、滅多にしないわよ!」

「その意気やよし!俺はエアトスの効果!墓地のシンクロモンスター1体を効果を無効にして蘇生する!
 戻って来い!『幻龍皇-アシェル!』!」

《任せろ!》

幻龍皇-アシェル:ATK3000
聖女神-エアトス:ATK5700
紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK10900


「...カードを4枚伏せてターンエンド!」

遊哉:LP600
遊哉:手札1枚
SC10
フィールド
真嵐龍皇-ミナギ:ATK3300
幻龍皇-アシェル:ATK3000
聖女神-エアトス:ATK5700
紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK10900
伏せカード4枚


さてやろうじゃねぇか!合戦をよぉ!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【おーとぉぉ!まさかのターンエンドだぁ!これは一体どういうことだぁぁぁぁ!?】


「こいっつぁ...。」

「ええ、始まるわね。」

「攻撃力勝負か。」

お互いの布陣からしてこれは準備。次のターンで全てが決まる。さてどんだけ上がって行くか...。

「負けるんじゃないわよ、遊哉。」

私そう言って静かに見守る。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「これがファイナルターン!私のターン!」

遊梨:手札5枚
遊哉:SC11
遊梨:SC7

【おーとぉ!神崎遊梨!ここでファイナルターンを宣言したぞ!】

「私は罠カード、『エンジェル・リフト』を発動して墓地からライトニング・シンクロンを呼び出す!」

ライトニング・シンクロン:ATK100

「そして手札のレベル1、『ツイン・ストライカー・ドラグーン』にレベル1のライトニング・シンクロンをチューニング!
 集いし絆の象徴が新たなる未来を切り開く、光指す道となれ!シンクロ召喚!加速の同調者、シンクロチューナー、『アクセル・シンクロン』!」

遊梨:手札4枚

私の場に新たなシンクロチューナーが現れる。私がやろうとしているのは遊哉さんと同じ事。まぁ、達した境地が違うけど。

「そして『シンクロダブルサモン』
 シンクロ召喚成功時、デッキ、手札、墓地から☆2以下のモンスターを2体まで自分の場に攻撃表示で特殊召喚する。
 私は墓地からフォーミュラ・シンクロンを特殊召喚する!」

「この布陣...嘘だろ!?」

《まさかアクセルシンクロモンスターにデュアルチューニングするというのか!?》

あ、6体だけどsp-龍族の秘術-増大で魔法・罠ゾーンにモンスターを置いているので問題なし。

「ご名答!正解者へのプレゼントは私のMyBGM!」

私はデッキホルダーのタッチパネルを操作して起動する。うちの家のお家芸を。

《Sound System Standby 『Re:birth』》

そして音楽がスタジアム全部のスピーカーから流れ出す。この曲好きなんだー♪

【な、なんだぁ!?突如スタジアムに音楽が流れ出したぞォォ!!】

「お前なにやってんだよ!?」

「ノリを上げるには完璧な装備!かっこいいでしょ!?」

「くそっ!なんて斬新な奴だ!後で遊星につけてもらうか...。」

「それはそうとこれが仲間との絆で掴み取る境地!...オーバートップ・クリアマインド!」

私は加速して遊哉さんを後方へと置いていく。

「言葉借ります!
 レベル10のクライシス・ソニック・ドラゴンにレベル2のフォーミュラ・シンクロンとアクセル・シンクロンをデュアルチューニング!」

私は眩い黄金色に包まれて光を超えてワープ、その先へと驀進して行く!

「集いし絆の結晶が限界を超越した龍を呼び覚ます、その力で眼前の敵を打ち砕け!リミットオーバーアクセルシンクロォォォォ!!」

そしてその言葉を合図に私は通常空間へ帰ってくる。

「絆の結晶、『クライシス・ディザスター・ドラゴン』!」

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK4500

《見たか!遊梨と俺のの進化の証を!》

《成る程、自分1人だけでなく仲間達との絆で掴み取った境地か!》


「面白ぇ、面白ぇぜ遊梨!かかってこい!」

「いいけどまずはアクセル・シンクロンの効果で2枚ドローして墓地のツイン・ストライカー・ドラグーンを除外してクライスはこのターン2回攻撃出来る!
 そしてクライスの効果!デッキの上からカード5枚をめくる。
 このターン、このカードは通常の攻撃に加え此の効果でめくったカードの中のチューナーの数だけ攻撃できる。
 1枚目!シャイニング・ウイング!
 2枚目!フレイム・ウイング!
 3枚目!フライング・シンクロン!
 4枚目!アストラル・ゾンビ!
 5枚目!クライシス・シンクロン!
 引いたチューナーは5枚!よって7連攻撃が可能になる!」

《キタキタキタキタァァァァァ!!!!》

遊梨:手札6枚


まず1つ目は成功、あとは...

『sp-地獄同調』
 スピードカウンターが5個以上ある時に発動出来、エクストラデッキのシンクロモンスター1体を選択して墓地に存在する素材モンスターをゲームから除外してシンクロ召喚を行う!
 私が選択するのはDT-ダークネス・シンクロン!
 墓地のレベル8のクライシス・ドレイン・ドラゴンとレベル10のDT-ダークネス・ドラグーンをゲームから除外してダークチューニング!
 闇を光に変える使者よ!その力で闇を進化させよ!ダークシンクロ!ダークシンクロチューナー、『DT-ダークネス・シンクロン』!」

DT-ダークネス・シンクロン:ATK0
手札5枚

「そしてダークネス・シンクロンの特殊召喚時効果とダークネス・ドラグーンの効果でカードを4枚ドロー!」

遊梨:手札9枚

再び私の手札はウハウハ...でも今更ねぇ...。

「ダークシンクロチューナーだとぉ!?お前、どこまで俺の想像を上回る気だ!?」

「どこまでも上回って見せる!私は進化そのものだから!クリアマインド!
 レベルー10のダークネス・ドレイン・ドラゴンにレベルー2のDT-ダークネス・シンクロンをダークチューニング!」

私はアクセルシンクロのフィールドが黒くなった様なフィールドに包まれて加速。もう何回置いてったり置いてかれたりしてんだろう...。

「闇よ舞え!進化の時の中で全てを飲み込め!ダークアクセルシンクロ!爆誕せよ、『ブラックホール・ストライク・ドラゴン』!」

《見せてやろう、この右手の真の力を!》

ブラックホール・ストライク・ドラゴン:ATK3600


「ダークネス・シンクロンの効果でこのカードをダークシンクロ素材としたダークアクセルシンクロモンスターの攻撃力は800ポイントアップして効果では破壊されない!」

《流石は我の眷属!》

ブラックホール・ストライク・ドラゴン:ATK4400(効果破壊耐性)

「そしてクライス第2の効果!再び自分のデッキの上からカード5枚をめくる。
 エンドフェイズまで自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力はその中のチューナーの数×300ポイントアップする!
 1枚目!フライング・シンクロン!
 2枚目!シャイニング・ウイング!
 3枚目!ミラージュ・シンクロン!
 4枚目!クライシス・シンクロン!
 5枚目!アストラル・ゾンビ!
 よって1500ポイントアップする!」

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK6000
インフィニティ・エンド・ドラゴン:ATK4500
インフィニティ・リバース・ドラゴン:ATK5950
ブラックホール・ストライク・ドラゴン:ATK5900(効果破壊耐性)


デッキの皆は答えてくれた。ならば絶対に裏切れない!絶対に勝つ!

「3つ目の効果!手札のドラゴン族モンスターを墓地に送って発動する。このカードの攻撃力はこの効果で墓地に送ったモンスターの攻撃力分アップする!
 私は『刻竜-UNKNOWN』を墓地に送って攻撃力を5000ポイントアップする!」

《俺を止められるもんなら止めてみやがれってんだぁぁぁぁぁぁ!!!》

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK11000
遊梨:手札8枚


これで紅蓮迦具土は超えたけどまだだ!遊哉さんは絶対超えてくる!

「そしてユニオンモンスター、『マキシマム・パワード』を召喚!
 そしてクライスに装備して装備モンスターの攻撃力は1600ポイントアップして守備力は800ポイントダウンする!」

《まだまだぁぁ!》

クライシス・ディザスター・ドラゴン(マキシマム・パワード装備):ATK12600 DEF3500
遊梨:手札7枚


「更に『sp-オーバー・ブースト』!スピードカウンターが2個以上ある時スピードカウンターを4つ増やす!」

遊梨:手札6枚
sc11

私のD・ホイールは更に加速。エンジンが悲鳴を上げ始めてる...急げ!

『sp-クロス・ソウル・アタック』
 スピードカウンターが7個以上ある時、自分の場のモンスター1体に攻撃力を集中させる!クライスを選択!」

《ついてこれるか!?炎の龍皇!》

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK28950
遊梨:手札5枚

「そして『sp-スピード・エナジー』
 自分の場のモンスター1体を自分のスピードカウンター×200ポイントの攻撃力を加算する!
 私のスピードカウンターは11個!よって2200アップ!」

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK31150
遊梨:手札4枚


「手札の『アグレッシブ・アグレッサー』の効果!
 このカードを墓地に送って自分の場のモンスター1体の攻撃力を1200アップさせる!
 そして手札の罠カード1枚を伏せる!この効果で伏せたカードはこのターン、発動出来る!」

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK32350
遊梨:手札3枚

『sp-ファイナル・アタック』!クライスの攻撃力を2倍にする!」

《まだ上げるか、遊梨!》

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK64700
遊梨:手札2枚


勿論!これは合戦だから!それにこのターンがラストって宣言したから!

【何という事だぁ!緋渡遊哉のお株を奪う超攻撃力!緋渡遊哉どう出る!?】


「バトル!クライシス・ディザスター・ドラゴン!紅天炎龍皇-紅蓮迦具土に攻撃!『ディザスター・ブラスト・バースト』!」

「迎え撃て!紅蓮迦具土!『轟炎滅殺衝 ザ・デストロイ・フレイム』!」

クライスのブレスと紅蓮迦具土の炎がぶつかり合う!

「手札から『龍皇近衛兵』を捨てて効果発動!龍皇の攻撃力を、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップするぜ!!」

《どうだクライスよ!ついて行くどころか追い抜いたぞ!》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK75600
遊哉:手札0枚


紅蓮迦具土の炎がブレスを押し返し始める...させるか!

「罠発動!『収束攻撃』!クライスの攻撃力を1つに集中させる!よって7倍!」

《だぁれが抜いたってぇ!?》

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK452900


「なら俺も罠2枚発動!『龍の覇道』、『シンクロブースト・セメタリードライブ』
 龍の覇道で紅蓮迦具土攻撃力を3倍にする!!
 そしてシンクロブースト・セメタリードライブは発動ターンのみ、俺の場のシンクロモンスター1体の攻撃力を、墓地のシンクロモンスターの数で倍化させる!
 俺の墓地のシンクロモンスターは9体!よって、紅蓮迦具土の攻撃力を9倍にするぜ!!よって攻撃力は27倍!」

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK2041200

攻撃力、200万オーバーですって!?でもまだ!

「手札の『龍神の使者』の効果発動!クライスの攻撃力を戦闘する相手モンスターの攻撃力分アップさせる!」

《クハハハハハハ!!!天元突破だぁぁぁぁぁぁ!!!!》

クライシス・ディザスター・ドラゴン:ATK2494100
遊梨:手札1枚


こ、これならいい加減大丈夫な筈!これで勝ちだ!

「ああ、おめぇは強ぇ。だが勝つのは俺だ!『sp-セメタリー・タスク』、チェーンして『皇の秘術-真言』発動!!」

「嘘!?それ通常魔法じゃない!?」

「sp-セメタリー・タスクの発動に必要なスピードカウンターは8だがスピードカウンターが10個以上ある時、このカードは速攻魔法としての発動が可能になる!!
 逆順処理で皇の秘術-真言の効果!俺の場に龍皇が存在する場合に、墓地の魔法か罠1枚の効果を発動できる!」

「ま、まさか...。」

「俺が発動するのはシンクロブースト・セメタリードライブ!紅蓮迦具土の攻撃力を9倍にする!」

《これで我も天元突破だぁぁぁぁぁぁ!!》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK18370800


「まだだぜェェェ!!セメタリー・タスクの効果!
 ライフを半分支払いシンクロブースト・セメタリードライブを除外!その効果を発動する!よって再び9倍だぁ!」

「嘘ぉ!?」

《よもやここまで高めるとはな!》

紅天炎龍皇-紅蓮迦具土:ATK165337200
遊哉:LP300


ご、合計81倍...こんな奴どうしろっていうのよ!?

「こ、攻撃力1億6533万7200!?なんて無理ゲー!」

「これが俺の全力だァァ!!ラストバトル!紅天炎龍皇-紅蓮迦具土!クライシス・ディザスター・ドラゴンを攻撃!『轟炎滅殺衝 ザ・デストロイ・フレイム』!!」

負けた、曲も終わった......あれ?そう言えばあと1枚...げっ、使いたくはないけど...負けたくない!

「罠発動!『龍族の秘術-交撃』!このターン、戦闘ダメージはお互いが受ける!」

「......っつう事は。」

「相討ち。でも負けたァァァァァ!!!」

「やっぱりかァァァァァァァァ!!!でも勝ったァァァァ!!」

遊哉:LPー162842800
遊梨:LPー162840500


結果は引き分けだけど勝った気しなぁぁぁぁい!!!というか熱い熱い熱い!!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【壮絶な攻撃力の合戦で凄まじい事になったデュエルもついに決着!結果はまさかの引き分け!
 残念ながら緋渡遊哉の連勝も29でストップだぁ!】


あー、29連勝でストップか...くそぉぉぉぉ!!!

《あれだけの攻撃力を叩き出して何を言うか....。》

アグニは相当お疲れな様で地に突っ伏してる。

でも...

「く、クライスー!しっかりしてー!!」

《あ、あかん、もう一歩も動けん...。》

クライスはすっかり焦げちまってるがな。

『遊哉〜!!』

「おう、皆!すまねぇな!」

ピットのガレージから皆がやってくる。

「何がすまないよ!馬鹿遊哉!」

「でも凄いデュエルだったわね。私も相手してもらっていいかしら?」

簪が遊梨にデュエルを申し込む。それに続いて他の奴らもデュエルしろと言い出す。
だが今は聞きたい事があるからちょっと待ってもらうぜ。

「おい、遊梨。」

「分かってますよ、あの子達でしょ?」

分かってんなら説明して貰おうか。あいつらとお前の事。

「まぁ、まず私、異世界から飛ばされてきたんです。」

「異世界だと?」

「はい、そしてこれはその世界の精霊界を救ったモンスター達です。」

そう言って遊梨は5枚のカードを見せる。クライシス・ドレイン・ドラゴン、ダークネス・ドレイン・ドラゴン、
インフィニティ・エンド・ドラゴン、インフィニティ・リバース・ドラゴンの4枚はさっきのデュエルに出たが
ダークネス・ブラッディ・ドラゴン、こいつは効果モンスターでさっきのデュエルでは使われなかったカードだな。

「成る程、英雄って訳ね。」

「どぅぁぁぁからぁ、あぁぁぁのダークシンクロモンスターからは闇の力が感じないわけかぁぁぁぁぁぁ。」

「でも英雄が何でダークシンクロモンスターに?」

《それは...色々あってな、その結果の戒めの様な物さ。》

ダークネス・ドレイン・ドラゴンが答えるが戒めねぇ...。難儀なこった。

「というか信じるんですか?」

「まぁ、時間超えたりしてるしな。」

『確かに。』

それに精霊達がいるんだ。その程度じゃ驚かねぇよ。

「じゃぁ、やります?」

「ええ、簪・ジェニー・雪花よ。宜しく。」

「神崎遊梨です。全力でいかせてもらいますよ。」

さて、今はこいつらのデュエルを見るか。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ち、ちかれた...。
流石にあれから連続で全力デュエルするのはきつい。
でも凄く充実したデュエルだったし楽しかった。うん、マジで。
その後、この世界のspを買い漁ったりした。常に量子変換で現金で持ち歩いていて正解だったよ。
で、私は今コンドミニアムにお邪魔して夕食を頂いている。でもさ...

「遊哉さん食べ過ぎじゃないですか!?」

「んん〜ひょうか?(そうか〜?)」

遊哉さんの所には山積みされた肉と野菜の山に滅茶苦茶高いご飯の山。これで当たり前!?

「あー、遊哉は滅茶苦茶大食いよ。牛丼50個も良くある話だし。」

嘘ぉ!?まるでうちの腹ペコ剣士じゃあるまいし!
でも私今日1日で何回「嘘ぉ!?」って叫び続けてるっけ?

《ヘぇ?お前らも災難だったなぁ。》

《はい、危うく死ぬところでした。》

《ぽぇー。》

《あはは、ありがとうゆきぽちゃん。》

《ぽぇ♪》

あっちだと精霊達が思い思いに会話してる。喧嘩は特になさそうでよかった、よかった。

「だが神崎、お前はこれからどうするんだ?」

「遊梨で構いませんよ、遊星さん。あ?、考えてもいませんでしたね。前は撃破後に直ぐゲートが開いたから......開きましたね。」

「なんじゃこりゃ。やけにあっさりしてるなぁ、おい。」

うん、コンドミニアムの一角にゲートが開いた。何という都合の良さ。というかいつの間に完食したんですか。

「じゃあ、夕食、ご馳走様でした。」

「ああ、気をつけてな。」

「また機会があったら会いましょう、その時は勿論」

『デュエルしよう!』

その時、私の手元に7つの光が現れてカードになる...これは!?

「龍皇だと!?真龍皇や龍皇の融合カードまで!?」

《いや、力は感じない...我らのコピーと言うべきか...。》

出てきたのは10数枚の龍皇。作った覚えないんだけどなぁ...。

「えーと...これ。」

「...持ってけ。餞別代わりだ。」

え?でもこれは遊哉さんの大事な...。

「だったら約束だ。またこの世界に来たら龍皇同士で勝負だ。」

「...はい!私なりの可能性で限界まで進化させて見せます!」

「おう!楽しみにしてるぜ!」

そして龍皇をデッキにしまって皆を戻す。そしてD・ホイールを起動...あれ?なんか調子いい。

「俺が調整しておいた。デュエルの礼だ。」

「あ、ありがとうございます!遊星さん!」

「気にするな、達者でな。」

会えて良かったな、本当に。
そして私は突き進み続ける。いつまでもどこまでも!

「じゃあまたいつか!絶対に会いましょう!」

そうしてチーム遊戯王の皆さんに見送ってもらいながらゲートに突入する。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

行っちまったか。

「でもあの子嵐みたいだったわね。」

ああ、でも割とすぐに会えそうなんだよな...あいつ。

「私も考えてた。例え世界が違くてもまたいつか会えるわよ。きっと。」

だな!
でもまだまだ食いたりねぇなぁ!おかわり!

「まだ食う気!?何杯目よ!?」

「100杯目だ!」

よっしゃぁ、今日もきっちり食って明日はチーム遊戯王のメンバー総当たりデュエルだぁぁ!

















『コラボ座談会!!』

遊梨「はいはーい!皆さん、お〜はこ〜んばんは〜!神崎遊梨です!コラボする度に開くコラボ座談会!
    その記念すべき第一回のゲストは吉良飛鳥さんの作品、『遊戯王デュエルモンスターズNew Generation』より緋渡遊哉さんと緋渡霧恵さんの夫婦での出演でーす。」

遊哉「よう!よろしくな!」

霧恵「光栄ね。第一回のゲストなんて。」

遊梨「いやいや、作者もコラボしたかった!とか言ってたし寧ろ大歓迎ですよ〜!」

霧恵「そう言ってもらうと嬉しいわね。」

遊哉「んで...何話すんだ?」

遊梨「え〜と...」(スタッフから渡された紙束をペラペラ)

遊梨「ここでは執筆中の裏話とかするらしいですね。」

遊哉「ほぅ、じゃぁ質問。」

遊梨「はいどうぞ。」

遊哉「なんだか俺のカードの中で妨害系が全く引けてないがどういうことだぁぁぁぁ!!」(ちゃぶ台をどんがらがっしゃ〜ん)

霧恵「何やってんのよ、馬鹿!」(遊哉の頭にげんこつ)

遊哉「ペプシ!」

遊梨「そ、それではその質問は...攻撃力を極めて見た!だそうです。」

遊哉「まぁ、俺も元のとこで100万オーバーはやったしな。」

霧恵「攻撃力バカなのがあんただもんね。でもやりすぎでしょ、攻撃力1億オーバーって何よ?
    それにプレイング的にも2枚使ったりと無駄があるんじゃない?」

遊梨「作者の言い訳はどうせ攻撃力に影響しないしいいじゃん♪との事。」

遊哉「よしぶっとばす。」

遊梨「わー!やめてー!このシリーズ終わっちゃうー!」(遊哉を必死に止めるスタッフ達と遊梨)

霧恵「というか私達のデュエルはどこいったのよ?」

遊梨「それもそんなに書いたらキリがないじゃないか!だそうです。」

霧恵「ったく、しょうがない作者ね。」

遊梨「全くです。執筆もスロー、そのくせに色々と書こうとする...とんだクズ野郎ですね。」

遊哉「で、俺のカードはいいのか?」

遊梨「そこは吉良さんとの相談だそうです。あ、時間。」

遊哉、霧恵『はっ!?』(驚愕の事実に唖然する夫婦)

遊梨「いやぁ、この後はオリジナルカード紹介もありますしね。」

遊哉「くそっ、しょうがねぇな!!」

霧恵「某冒険王版機動戦士か!?」

遊梨「じゃぁ今回のゲストは緋渡遊哉さんと緋渡霧恵さんでした〜!」

3人『またどこかで!』



座談会終了


オリジナルカード展覧会
遊梨「という訳でオリジナルカード発表でーす。」

遊哉「無くてもよくね?と考えてもいたらしいが説明求められても大丈夫な様にとの事だ。」

遊梨「ではまずは私から?。」

神崎遊梨
・ライジング・ストライカー
☆4 光 戦士族 チューナー/効果モンスター 攻撃力800 守備力1200
このカードの召喚に成功した時、手札から☆4のモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する。

・ブラスト・ドラグーン
☆4 炎 ドラゴン族 効果モンスター 攻撃力0 守備力0
このカードは通常召喚出来ない。このカードがシンクロ素材として墓地になった時、デッキからカードを2枚ドローする。

・クライシス・ドレイン・ドラゴン
☆8 闇 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター 攻撃力2700 守備力2300
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはモンスター効果の対象にはならない。
このカードが相手フィールド上の守備表示モンスターを攻撃した時、貫通ダメージを与える。
このカードが相手モンスターを戦闘を行う時、相手モンスターの効果は無効になり、その効果を得ることができる。このカードが戦闘で破壊したモンスターが☆6以上の時デッキからカードを2枚ドローできる。

・ソニック・イリュージョン 通常罠
このカードが墓地に送られた時自分のスピードカウンターを2個上昇させる。

・フェイク・ミッション  通常罠
セット状態のこのカードが破壊された時、デッキからカードを2枚ドローしてドローしたカードを確認してその中にモンスターが存在している時、そのカードを墓地に送りそのモンスターと同じレベルのモンスター1体を墓地から特殊召喚できる。

・ディフェンス・ウォリアー
☆4 地 戦士族 効果モンスター 攻撃力0 守備力2100
このカードは1ターンに1度破壊されず、攻撃表示の時、自身への戦闘ダメージを0にして発動後このカードを守備表示にする。
墓地に存在するこのカードをゲームから除外して一度だけ相手からの効果ダメージを0にする。

・トラップ・トリック 通常罠
セットされたこのカードが相手によりフィールドを離れた時デッキから罠カードを1枚選択して発動、もしくは伏せる。その後デッキからカードを1枚ドローする。この効果で伏せたカードはこのターンに発動出来る。

・攻撃吸収(アタック・ドレイン)  カウンター罠
自分の場に「クライシス・ドレイン・ドラゴン」が存在する時に発動できる。
バトルフェイズを終了しその後デッキか墓地から☆4以下のモンスター1体を自分の場に守備表示で特殊召喚する。

・DT-ダークネス・ドラグーン
☆10 闇 ドラゴン族 ダークチューナー/効果モンスター  攻撃力0 守備力0
このカードはデッキ、手札、墓地に存在する時、☆1モンスターとして扱う。このカードが特殊召喚された時、このカードのレベルを2つまで上げることができる。このカードがダークシンクロのシンクロ素材になった時、デッキからカードを2枚ドローできる。

・ダークネス・ウイング
☆2 闇 鳥獣族 効果モンスター 攻撃力0 守備力500
このカードが効果で手札に加わった時、このカードを墓地に送って発動する。
デッキと墓地から☆4以下のモンスター1体ずつを特殊召喚する。

・リジェネイト・ウォリアー
☆2 地 戦士族 チューナー/効果モンスター 攻撃力0 守備力0
このカードの効果は無効にはならない。このカードは自分の場にモンスターが存在しない時、手札から特殊召喚できる。このカードがモンスター効果によって特殊召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローして☆4として扱う。

・ライトニング・シンクロン
☆1 光 機械族 チューナー/効果モンスター 攻撃力100 守備力100
このカードが自分の場に表側攻撃表示で存在している時このカードは手札のモンスター1体とシンクロできる。このカードを使用してシンクロ召喚を行う場合、相手ターン中でも可能になる。

・クライシス・ソニック・ドラゴン
☆10 風 ドラゴン族 アクセルシンクロ/効果モンスター 攻撃力3800 守備力3300
シンクロチューナー1体+「クライシス・ドレイン・ドラゴン」
このカードのシンクロ召喚は相手ターンでも行うことが出来る。
1ターンに1度ずつ以下の効果を発動できる。
●墓地のモンスターを1体ゲームから除外して除外したモンスターの攻撃力を得て守備力の半分のダメージを相手に与える。
●デッキの上からカードを5枚めくる。このターン、このカードはめくった中のチューナーの数だけこのターン攻撃できる。この効果はバトルフェイズ中にも発動できる。
●魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊して破壊したカードと同じ種類のカード1枚を墓地から手札に加える。
●このカードをゲームから除外できる。この効果を使用した時、相手モンスターの攻撃を1度無効にできる。この効果でフィールドから離れたこのカードはエンドフェイズにフィールドに戻る。
このカードが自身の効果以外でフィールドから離れた場合、エクストラデッキ、墓地から「クライシス・ドレイン・ドラゴン」を特殊召喚する。

・インフィニティ・リバース・ドラゴン
☆−8 闇 ドラゴン族 ダークシンクロモンスター/効果モンスター 攻撃力2500 守備力3000
チューナー以外のモンスター1体?ダークチューナー
このカードを特殊召喚するには、自分フィールド上に「DT」と名のついたチューナーのレベルを、それ以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体のレベルから引き、その数字がこのカードのレベルと等しくならなければいけない。
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に墓地に送られる。このカードは自身の効果、及び戦闘で破壊して墓地に送ったモンスターの攻撃力の半分を得る。
このカードがフィールドから離れた場合、エクストラデッキか墓地に存在する「インフィニティ・エンド・ドラゴン」を1体特殊召喚する。

・インフィニティ・エンド・ドラゴン
☆8 光 ドラゴン族 シンクロモンスター/効果モンスター 攻撃力3000 守備力2500
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り相手は手札を公開しなければならない。1ターンに1度、相手のデッキの上からカードを5枚墓地に送る。
このカードがフィールドから離れた場合、エクストラデッキか墓地に存在する「インフィニティ・リバース・ドラゴン」を1体特殊召喚する。

・ファイティング・ウォリアー
☆2 地 戦士族 効果モンスター 攻撃力1200 守備力0
このカードをシンクロ素材としてシンクロモンスターをシンクロ召喚した時、そのモンスターの攻撃力は600ポイントアップして戦闘では破壊されない。

・sp-龍族の秘術-増大 永続魔法
このカードとドラゴン族モンスターが自分フィールド上に表側表示で存在する限りモンスターを魔法・罠ゾーンに召喚できる。

・シンクロン・サポーター
☆2 地 戦士族 効果モンスター 攻撃力0 守備力0
自分がシンクロ召喚、ダークシンクロ召喚に成功したターン、手札のこのカードを捨てて自分のデッキと墓地から☆3以下のモンスターを1体ずつ攻撃力を0にして攻撃表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは表示形式を変更できない。この効果は1ターンに1度のみ使用できる。

・スタードライブ・ドラゴン
☆4 地 ドラゴン族 効果モンスター 攻撃力1300 守備力1200
このカードの召喚に成功した時、デッキから☆2以下のチューナー1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効になりエンドフェイズにゲームから除外される。

・ダークネス・ドレイン・ドラゴン
☆-10 闇 ドラゴン族 ダークシンクロモンスター/効果モンスター 攻撃力3000 守備力2800
チューナー以外のモンスター1体−ダークチューナー
このカードを特殊召喚するには、自分フィールド上に「DT」と名のついたチューナーのレベルを、それ以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体のレベルから引き、その数字がこのカードのレベルと等しくならなければいけない。
このカードが自分の場に表側表示で存在する限り相手フィールド上のモンスターの効果は無効になり、無効にしたモンスターの効果を得る。

・ツイン・ストライカー・ドラグーン
☆1 風 ドラゴン族 効果モンスター 攻撃力0 守備力0
このカードは自分の場にチューナーがいる時手札から特殊召喚出来る。墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。自分の場の☆8以上のドラゴン族モンスター1体はこのターン2回攻撃が行える。この効果はデュエル中に一度しか使えない。

・アクセル・シンクロン
☆2 風 機械族 シンクロチューナー/効果モンスター 攻撃力200 守備力300
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体
このカードが「シンクロチューナー」、もしくはこのカードを素材に指定するシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用された時デッキからカードを2枚ドローする。

・シンクロ・ダブルサモン  通常罠
自分がシンクロ召喚に成功した時に発動出来る。デッキ、手札、墓地から☆2以下のモンスターを2体まで自分の場に攻撃表示で特殊召喚する。

・クライシス・ディザスター・ドラゴン
☆14 光 ドラゴン族 リミットオーバーアクセルシンクロ/効果モンスター 攻撃力4500 守備力4300
シンクロチューナー2体+「クライシス・ソニック・ドラゴン」
このカードはシンクロ召喚でのみ特殊召喚出来る。このカードのシンクロ召喚は相手ターンでも行うことが出来る。
1ターンに1度ずつ以下の効果を発動出来る。
●デッキの上からカード5枚をめくる。このターン此のカードは通常の攻撃に加え此の効果でめくったカードの中のチューナーの数だけ攻撃できる。
●自分のデッキの上からカード5枚をめくる。エンドフェイズまで自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力はその中のチューナーの数×300ポイントアップする。
●手札のドラゴン族モンスターを墓地に送って発動する。このカードの攻撃力はこの効果で墓地に送ったモンスターの攻撃力分アップする。
●手札のドラゴン族モンスターを墓地に送って発動する。フィールド上の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊する。
●このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。この効果を発動する時相手はカード効果を発動出来ない。
●自分へのカード効果によるダメージを無効にして次の自分のエンドフェイズまで攻撃力を無効にした数値分アップする。
このカードがフィールドから離れた場合、エクストラデッキ、墓地から「クライシス・ソニック・ドラゴン」を特殊召喚する。

・シャイニング・ウイング
☆3 光 鳥獣族 チューナー/効果モンスター 攻撃力700 守備力400
このカードが墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローしてモンスターの場合、そのモンスターと同じレベルのモンスター1体をデッキから特殊召喚する。

・アストラル・ゾンビ
☆1 闇 アンデット族 チューナー/効果モンスター 攻撃力0 守備力0
デッキの上からカードを2枚墓地に送り墓地のこのカードを特殊召喚する。この効果はデュエル中に2度しか使えない。
シンクロ素材として墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。

・フレイム・ウイング
☆4 炎 鳥獣族 チューナー/効果モンスター 攻撃力1300 守備力600
このカードは自分がシンクロ召喚に成功した時、手札から特殊召喚出来る。このカードの特殊召喚に成功した時墓地から☆7以下のドラゴン、もしくは鳥獣族モンスター1体を特殊召喚出来る。

・フライング・シンクロン
☆4 風 機械族 チューナー/効果モンスター 攻撃力1300 守備力1200
このカードは効果で手札に加わった時、手札のこのカードと墓地のチューナー以外のモンスター1体をゲームから除外して除外したモンスターの合計のレベルを持つシンクロモンスター1体を墓地から特殊召喚できる。

・クライシス・シンクロン
☆4 闇 機械族 チューナー/効果モンスター 攻撃力1000 守備力700
このカードが「クライシス・ドレイン・ドラゴン」のシンクロ素材になった時「クライシス・ドレイン・ドラゴン」の攻撃力は800ポイントアップして戦闘では破壊されなくなる。

・sp-地獄同調  通常魔法
スピードカウンターが5個以上ある時に発動出来る。エクストラデッキのシンクロモンスター1体を選択して墓地に存在する素材モンスターをゲームから除外してシンクロ召喚を行う。

・DT-ダークネス・シンクロン
☆−2 闇 機械族 ダークシンクロチューナー/効果モンスター 攻撃力0 守備力800
チューナー以外のモンスター1体?ダークチューナー
このカードを特殊召喚するには、自分フィールド上に「DT」と名のついたチューナーのレベルを、それ以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体のレベルから引き、その数字がこのカードのレベルと等しくならなければいけない。
このカードの特殊召喚に成功した時デッキからカードを2枚ドローする。
このカードをダークシンクロ素材としたダークアクセルシンクロモンスターの攻撃力は800ポイントアップして効果では破壊されない。

・ブラックホール・ストライク・ドラゴン
☆−12 闇 ドラゴン族 ダークアクセルシンクロモンスター/効果モンスター 攻撃力3600 守備力2900
「ダークネス・ドレイン・ドラゴン」?ダークシンクロチューナー
このカードを特殊召喚するには、自分フィールド上にダークシンクロチューナーのレベルを、「ダークネス・ドレイン・ドラゴン」レベルから引き、その数字がこのカードのレベルと等しくならなければいけない。このカードのダークシンクロは相手ターンにも行える。
このカードはカード効果の対象にはならない。1ターンに2度自分の墓地に存在するシンクロモンスターの効果を得る。このカードをゲームから除外できる。この効果を使用した時、相手モンスターの攻撃を1度無効にできる。この効果でフィールドから離れたこのカードはエンドフェイズにフィールドに戻る。

・ミラージュ・シンクロン
☆2 光 機械族 チューナー/効果モンスター 攻撃力0 守備力0
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。このカードは自分の場にモンスターが特殊召喚された時、手札から特殊召喚できる。

・刻竜-UNKNOWN
☆12 闇 ドラゴン族 効果モンスター 攻撃力5000 守備力5000
このカードは「飛竜種」と名のついたモンスターとしても扱う。
このカードは自分の場の☆6以上で攻撃力2000以上のモンスター5体をリリースした時のみ自身の効果で特殊召喚できる。このカードの特殊召喚は無効にされず、特殊召喚時に相手はカード効果を発動できない。
このカードは自分の墓地に存在する全てのドラゴン族モンスターの効果を得る。
このカードの特殊召喚成功時にこのカードに「形態カウンター」(7個まででこのカウンターはフィールドから離れても消えない)を1つ置く。
自分のターンのドローフェイズ時に自分の場に存在するこのカードに「形態カウンター」を1つ置く事ができる。「形態カウンター」 の数で以下の効果を得る。
●1個以上
・このカードの効果は無効にはならない。
●2個以上
・1ターンに1度、相手の場のモンスターの守備力を2000ポイント下げる。
・相手の場の守備表示モンスターを攻撃した時、貫通ダメージを与える。
●3個以上
・このカード以外のモンスターの攻守を0にする。
●4個以上
・このカードは相手のカード効果を受け付けない。
・1ターンに1度フィールド上のこのカード以外のモンスターか魔法・罠ゾーンのカードを3枚破壊する。
・戦闘でモンスターを破壊した時、相手の場の全てのモンスターを破壊出来る。
●5個以上
・このカードが自身の効果でフィールド上のモンスターの攻守を0にした時相手に0にしたモンスター1体につき800ポイントのダメージを与える。
●6個以上
・このカードが戦闘で破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
●7個
・相手の場のモンスターの効果は無効になる。
・このカードに7個目の「形態カウンター」が置かれた時、相手の場の全てのカードを破壊する。

・マキシマム・パワード
☆4 地 機械族族 効果/ユニオンモンスター 攻撃力1600 守備力900
1ターンに1度だけ自分フィールド上のモンスターに装備、又は装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚出来る。この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力は1600ポイントアップして守備力は800ポイントダウンする。(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。装備モンスターが破壊される場合は代わりにこのカードを破壊する。)

・sp-クロス・ソウル・アタック 通常魔法
自分のスピードカウンターが7つ以上ある時に、自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターンは選択したモンスターのみ攻撃することが出来る。選択したモンスターの攻撃力は、エンドフェイズまで自分フィールド上の他のモンスターの攻撃力の合計分アップする。

・アグレッシブ・アグレッサー
☆2 炎 戦士族 効果モンスター 攻撃力1200 守備力500
このカードを墓地に送って発動する。自分の場のモンスター1体の攻撃力をエンドフェイズまで1200ポイントアップしてその後手札の罠カード1枚を伏せる。この効果で伏せたカードはこのターン発動出来る。

・収束攻撃  通常罠
自分の場のこのターン2回以上攻撃できるモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターはエンドフェイズまでこのターンの攻撃回数を1回にして減らした攻撃回数1回につきそのモンスターの攻撃力分そのモンスターの攻撃力をアップする。

・龍神の使者
☆4 炎 魔法使い族 効果モンスター 攻撃力1100 守備力1600
ダメージステップ時、手札にあるこのカードを墓地に送り発動する。自分の場のドラゴン族モンスターの攻撃力は戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

・龍族の秘術-交撃 通常罠
自分の場にドラゴン族モンスターが存在する時発動出来る。このターンの戦闘ダメージはお互いが受ける。

遊哉「こう見ると滅茶苦茶だな。」

遊梨「元は作者が2、3年前からちょくちょく作ってたカードだもんね。」

遊哉「でもクライシス・ディザスター俺の紅蓮迦具土と似てるっていうか同じだな。」

遊梨「作者曰く何枚も作ってたらそりゃぁ誰っかしらと被るだろ!との事。」

遊哉「駄目だな、そっちの作者。でもクライシス・ドレインの進化先結構あるらしいな。」

遊梨「そりゃ全属性全種族にアクセルシンクロ融合ダブルチューニング様々だもん。」

遊哉「そりゃすげぇな。っていうか元が機皇帝殺しじゃんか。」

遊梨「まぁね?。作者も機皇帝や時戒神を封殺するつもりで作ったらしいし。」

遊哉「いいのかよそれ。さて次は俺だな!」

緋渡遊哉
・慈愛の守護龍
☆1 水 ドラゴン族 チューナー/効果モンスター ATK0 DEF0
自分フィールド上に「ガーディアン・エアトス」が表側表示で存在する場合、このカードは手札から特殊召喚出来る。

・守護女神-エアトス
☆9 光 天使族 シンクロ/効果モンスター ATK3000 DEF2500
チューナー1体+「ガーディアン・エアトス」
このカードのシンクロ召喚に成功した時、デッキからカードを2枚ドローする。このカードの攻撃力は自分の墓地のシンクロモンスターの数×200ポイントアップする。このカードが表側表示で存在する場合、自分フィールド上のシンクロモンスターは1ターンに1度だけ相手の効果モンスターの効果を受けない。

・ブリッツ・ドラグーン
☆1 炎 ドラゴン族 チューナー/効果モンスター ATK0 DEF0
自分がモンスターの特殊召喚に成功した時、手札からこのカードを特殊召喚出来る。

・ドラクリボー
☆1 闇 ドラゴン族 効果モンスター ATK300 DEF200
此のカードが攻撃対象になったとき、此のカードをゲームから除外する事でバトルを終了させ、その後デッキからカードを2枚ドローする。

・フォーミュラ・ドラゴン
☆2 光 ドラゴン族 シンクロチューナー/効果モンスター ATK300 DEF1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードが「シンクロモンスターのチューナー」を素材に指定するシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用された時、自分はデッキからカードを2枚ドローする。 また、相手のターンに自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚をする事ができる。

・聖女神−エアトス
☆11 聖 天使族 アクセルシンクロ/効果モンスター ATK3000 DEF3000
シンクロチューナー1体+「守護女神-エアトス」
このカードのシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える。。このカードの攻撃力は自分の墓地のシンクロモンスターの数×300ポイントアップする。このカードが表側表示で存在する場合、自分フィールド上のシンクロモンスターは1ターンに1度だけ相手のカード効果を受けない。1ターンに1度、自分の墓地からシンクロモンスター1体を選択して特殊召喚出来る。この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効になる。

・ミッドナイト・ウィング
☆4 闇 ドラゴン族 効果モンスター ATK1700 DEF1000
このカードを素材にしたレベル8以上のドラゴン族のシンクロモンスターの攻撃力は600ポイントアップし、相手の罠カードの効果では破壊されない。

・コイル・ドラグーン
☆4 地 ドラゴン族 チューナー/効果モンスター ATK1200 DEF1500
自分フィールド上にドラゴン族モンスターが召喚・特殊召喚された時、このカードを手札から特殊召喚できる。このカードはエクシーズ素材にできない。

・嵐龍皇-ルドラ
☆8 風 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2500 DEF2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のターンに1度手札のドラゴン族モンスター1体を捨てることで以下の効果を選んで発動できる。
●相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●このカードはバトルフェイズ中2回攻撃できる。

・不死の竜 通常罠
自分の墓地又はゲームから除外されているドラゴン族モンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

・真嵐龍皇-ミナギ
☆10 風 ドラゴン族 アクセルシンクロ/効果モンスター ATK3300 DEF3100
シンクロチューナー1体+「嵐龍皇-ルドラ」
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカード5枚をめくる。エンドフェイズまで自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力はその中のドラゴン族モンスターの数×200ポイントアップする。
● 手札のドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることで相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊し、この効果で破壊した表側表示のカード1枚に付き300ポイントのダメージを与える。
●相手ターンにこのカードをゲームから除外できる。この効果を使用した場合、相手モンスター1体の攻撃を無効に出来る。エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

・シールド・ワイバーン
☆3 地 ドラゴン族 効果モンスター ATK500 DEF1500
相手から直接攻撃を受けるとき、このカードを手札から特殊召喚出来る。

・魂の交換(ソウル・バーター) 通常罠
自分フィールド上のモンスター1体をリリースする事で相手の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
その後、墓地からリリースしたモンスター以外のレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。

・ダイヤモンド・ウィング
☆4 風 ドラゴン族 効果モンスター ATK1600 DEF500
このカードが墓地から特殊召喚された時、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

・痛撃加速-ダメージアクセル 通常罠
自分が2000ポイント以上のダメージを受けたターンのエンドフェイズに発動出来る。このターン受けたダメージ1000ポイントにつき1個自分のスピードカウンターを増やす。

・sp-ドラゴニック・エンゲイジ 通常魔法
自分のスピードカウンターが5個以上あり、相手よりもライフが1000ポイント以上低い場合に発動出来る。
自分のデッキと墓地からドラゴン族モンスターを1体ずつ選択して特殊召喚する。

・ジェム・ウィング
☆4 炎 ドラゴン族 チューナー/効果モンスター ATK1500 DEF0
このカードがレベル8以上のドラゴン族のシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用されて墓地に送られた場合、デッキからカードを2枚ドローする。

・炎龍皇-アグニ
☆8 炎 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2900 DEF2100
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
手札のドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることでエンドフェイズまでこのカードの攻撃力は、墓地へ送ったドラゴン族モンスターの元々の攻撃力分アップする。この効果は1ターンに1度自分のターンのメインフェイズでのみ発動できる。このカードが相手モンスターを戦闘で破壊し墓地へ送った場合、相手に破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。

・龍姫リティア
☆2 光 ドラゴン族 シンクロチューナー/効果モンスター ATK800 DEF300
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体
このカードのシンクロ召喚に成功した時、自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターがいた場合、自分はカードを2枚ドローする事が出来る。

・紅天炎龍皇-紅蓮迦具土(こうてんえんりゅうおう-ぐれんかぐづち)
☆12 炎 ドラゴン族 トライアクセルシンクロ/効果モンスター ATK4500DEF4500
シンクロチューナー2体+「炎龍皇-アグニ」
このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカード以外のシンクロモンスターとドラゴン族モンスターのレベル合計×200ポイントアップする。1ターンに1度自分へのカード効果によるダメージを無効に出来る。この効果を使用した場合、次の自分のターンのエンドフェイズまでこのカードの攻撃力は、無効にしたダメージの数値分アップする。このカードは相手のカード効果ではフィールドを離れない。このカードが相手モンスターを戦闘で破壊し墓地へ送った場合、相手に1000ポイントのダメージを与える。

・sp-貪欲な壺 通常魔法
自分のスピードカウンターが4つ以上ある時に発動できる。
自分の墓地のモンスター5体を選択して選択したモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、デッキからカードを2枚ドローする。

・sp-エクストラフュージョン 通常魔法
自分のスピードカウンターが10個以上ある時に発動出来る。
エクストラデッキから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

・氷龍皇-ミヅチ
☆8 水 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2500 DEF2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
手札のドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることでエンドフェイズまで相手モンスター1体の攻撃力を墓地へ送ったドラゴン族モンスターの元々の攻撃力分ダウンさせる。この効果はバトルフェイズ中にのみ発動できる。此のカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、破壊したモンスターの守備力分、自分のライフを回復する。

・雷龍皇-イズナ
☆8 光 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2800 DEF2200
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
手札のドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることで、フィールド上に存在する、墓地に送ったカードのレベル以下のモンスターを1体破壊する。このカードが攻撃を行う時、相手の魔法・罠ゾーンのカード1枚を破壊し、その後、ダメージ計算を行う。この破壊効果に対して、相手はカード効果をチェーンできない。

・邪龍皇-ヴァリアス
☆8 闇 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2800 DEF2000
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度手札のドラゴン族モンスター1体を墓地に送る事で以下の効果のうち1つを選択して発動できる。
●相手モンスター1体のコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
●相手モンスター1体を破壊する。
●相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。

・鋼龍皇-グラン
☆8 地 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK2000 DEF3000
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度手札のドラゴン族モンスター1体を捨てることでこのターン自分フィールド上のドラゴン族モンスターは1度だけ破壊されずプレイヤーへのダメージも0になる。この効果は相手ターンでも発動できる。このカードは戦闘によっては破壊されない。

・幻龍皇-アシェル
☆8 聖 ドラゴン族 シンクロ/効果モンスター ATK3000 DEF2000
チューナー1体+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは「破壊される」以外の効果ではフィールドを離れない。このカードの属性は戦闘を行うモンスターと同じになる。手札のドラゴン族モンスターを捨てることで此のターン相手は魔法、罠カードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。相手ターンでこの効果を発動した場合、次の自分のターンにこの効果は使えない。

・神龍皇-アルディオン
☆12 聖 ドラゴン族 融合/効果モンスター    ATK5000 DEF5000
「炎龍皇-アグニ」+「氷龍皇-ミヅチ」+「嵐龍皇-ルドラ」+「鋼龍皇-グラン」+「雷龍皇-イズナ」+「邪龍皇-ヴァリアス」 +「幻龍皇-アシェル」
このカードは上記のモンスターの融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードの属性は「光」、「闇」、「炎」、「水」、「風」、「地」としても扱う。このカードは自分の墓地のドラゴン族のシンクロモンスターの効果を全て得る。このカードは相手のカード効果を受けない。

・sp-死者蘇生 通常魔法
自分のスピードカウンターが5個以上ある時に発動できる。
自分、または相手の墓地のモンスター1体を選択し、選択したモンスターを任意の表示形式で自分フィールド上に特殊召喚する。

・龍皇近衛騎士
☆ 炎 ドラゴン族 効果モンスター ATK1100 DEF1900
ダメージステップ時に、手札からこのカードを墓地に送って発動する。自分フィールド上の『龍皇』と名の付くモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

・龍の覇道 通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体を選択する。
選択したモンスターの攻撃力を3倍にする。
エンドフェイズ、自分フィールド上のカードを全て破壊する。

・シンクロブースト・セメタリードライブ 通常罠
自分フィールド上のシンクロモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで自分の墓地のシンクロモンスターの数で倍加する。

・皇の秘術-真言 通常罠
自分フィールド上に「龍皇」と名の付くモンスターが表側表示で存在する時に発動できる。
自分の墓地から魔法カードか罠カードを1枚選択し、選択したカードの効果を発動する。

・sp-セメタリー・タスク 通常魔法
自分のスピードカウンターが8個以上ある時に発動できる。
自分のライフを半分払い自分の墓地の罠カード1枚を除外し、その効果を発動する。
自分のスピードカウンターが10個以上あるとき、このカードは「速攻魔法」として発動できる。


遊梨「こうしてみるとほんっとうに攻撃力馬鹿ですね。遊哉さん。」

遊哉「お前さらっと毒吐くな!?でも攻撃力こそ正義!」

遊梨「まあ今回使ったカードだけで真龍皇は龍皇全種にあるしこれでも本当に一部なんですよね。」

遊哉「ああ、攻撃力を最大限に生かす為にデッキ組んでるから妨害系のカードも入れてる。」

遊梨「でも使われない。精々聖女神-エアトスくらい。」

遊哉「やっぱぶっとばすか。」

遊梨「あーうん。もういいや。それはそうとぼちぼちですよ。」

遊哉「うぉ!マジか!?あ!最後に痛撃加速-ダメージ・アクセルは俺が原作で使ってたカードじゃねぇから!」

遊梨「スピードカウンターを稼ぎたくて作ったらしいですよ?では皆さんごきげんよう?。」