場所は毎度お馴染みの霧恵のコンドミニアム。
集まるもお馴染み『チーム遊戯王』の面々+3人娘+レン。
「「「「「「「「暴走教師!?」」」」」」」」
「えぇ、アカデミアの童実野町校の先生なんだけれどね。
エリート至上主義と言うか、そんな感じで成績の悪い生徒や初等部の生徒を排斥しようとしているの。」
そのおなじみの席ではなにやら起きている様子。
アキの言う事から、とてつもなく面倒な事のようだ。
だが、これがトンでもない衝撃のデュエルの発端になるとは、この時は思わなかっただろう。
「よし、取り敢えずそいつ〆るか。」
…遊哉以外は。
『だが開闢、テメーはダメだ!』
「そして今回のタイトルは作者のマジな心情らしい!!」
「危険発言にメタ発言かい!!毎度毎度アンタは…!!!」
なんともアレな雰囲気も健在。
と言うか、キリ番だから乗ってるな遊哉よ…
「ったりめーだ!リク内容からデュエルすんのは俺!
最近本編(46話〜54話の間)でデュエルしてねぇから暴れてやるぜ!!更に『エアトス』つー事も言われてるからなぁ!!!」
『久々に出番ですか。頑張らなくてはいけませんね。』
エアトス共々まぁ…
「緋渡はさっきから何を言ってるんだ?」
「気にしたら負けよ遊星。」
「そうか。」
遊星は何時もどおりのようだ。
「で、一体如何言う事か聞かせてもらおうか!」
「普通に会話戻すのね…良いけどさ。…けどアキ、それがホントだと問題じゃないの?」
霧恵の言う事はご尤も。
アキの言うような教師ではクレームが付いて首切りされそうなものだが…
「そうなんだけど、彼は学園で実技担当のトップなのよ。それ故に下手気に首切る事もできないらしいのよ。」
「何つーか初期の白塗りみたいな奴だな。」
何処までも危険な発言は遊哉の専売特許だ。
でも確かに問題だねそいつは。
アカデミアに残しとくと碌な事にならないよ?
「そうなのよ…で、如何しようかと思ったの。」
「だから〆れば良いだろ。つーか〆る。しめ鯖も吃驚するくらいに〆上げてやるぜ!!」
「うん、もう意味が分らない。何時もの事だけど。」
何時もの事ね…だから落ち着いてるのね霧恵さん。
まぁ、ガチで突っ込むと燃え尽きるからね…
「燃え尽きたよ、真っ白だよ。我が人生一片の悔いだらけだよ…」
美咲みたいに。(汗)
まぁ、復活するし放置でも問題ないだろう。
で、如何すんの?
「そりゃ、一度〆なきゃ満足出来ないぜ。遊哉はとっくに飛び出してったからな。」
は!?
って、マジでいねぇ!?
ドンだけ〆たいんだアイツはぁぁぁ!!
「…出動しようか?」
「そうね、遊哉が滅殺し切る前に止めたほうが良いでしょうから。」
止まるかねぇ…まぁ、頑張れや。
――――――
――デュエルアカデミア
「と言う事で貴方達、初等部の生徒と成績底辺組は本日付で退学とさせてもらう!」
あ〜〜〜、アキが言ってたのはコイツね。
高圧的態度で退学勧告とか…分りやすい悪人です事。
まぁ、お前以上の『悪役』が近づいてんだけどね?
「真正面からハローこんにちわーーー!!」
――ドガシャァァアン!!!
はい、ご登場悪役(笑)
飛び蹴りで正面玄関壊すとか流石……入り口の警備員は如何した?
「物理的に沈めた!」
…うん、聞かなかったことにする。
取り敢えず進めろや。
「応よ。さて其処のチョビヒゲ。」
「チョビヒゲではない!」
「……じゃあハゲ。」
「ハゲでもない!」
「いや、その光り輝く頭頂部をハゲと言わずに何と言うのか説明…しなくて良いや、面倒くせー。
まぁ、良い。テメーの愚劣さは十六夜から聞いた、随分好き勝手やってるみてぇだなぁオイ?
成績底辺の奴や、デュエル始めたばっかりの初等部のガキ共を排斥たぁどういう了見だゴルァ!
そう言うのを、教え導くのが教師って奴の役目じゃねぇのか?その辺の考えを述べやがれ300字以内で!」
あ、火が点いた。
やばいかな?
「そもそもテメェみたいなエリート至上の大馬鹿野郎は遥か昔に『白塗り先生』がやってるから二番煎じだろ!
そして、そういう奴は先ず間違いなく主役にフルボッコにされるって相場が決まっとるんじゃボゲェ!!」
「「「「「「「「「「確かに。」」」」」」」」」」
完全に火が点いたねこの言いたい放題は。
てか退学勧告された生徒も納得しちゃったよ。
「ふむ…では説明しようか?彼等のようなs「黙れハゲ!お前の発言は許可してない!」考えを述べろと言っただろう?」
「聞くとは誰も言ってない!ついでに聞くとムカつくだけだから言わなくて良い。寧ろその口ミシンで縫いつけて閉じとけ!」
無茶苦茶だなぁおい…で、そろそろね?
「結局のところ何が言いたいのかって言うとだな…「「おい、デュエルしろよ。」」…思ったよりも早かったな。」
「全速力で来たからな。」
おぉう、チーム遊戯王ご登場!
全員揃うと凄いねやっぱり。
で、警備員は?
「丁度目を覚まそうとしてたんでな、もう1度眠ってもらった物理的に。」
OKグッジョブ。
流石は満足、其処に痺れる憧れる!
「で、如何するハゲ?デュエルするのかしねぇのかハッキリしやがれ!
俺が勝ったらこいつ等の退学は白紙撤回、其れと全員に謝罪しろ。」
「勝手に…。良いだろう。だが私が勝ったら、君には私の地獄のデュエルレッスンを受けてもらう。」
「上等だゴラ!」
あの、じゃあデュエルする方向で宜しいでしょうか?
つーかそれ以外に無いよね。
「でしょうね。まぁ、遊哉が負けるとは思わないけど。」
『そうだね〜。で、何してるんですかアグニさん?』
『我を含め、今回龍皇の出番はなさそうであるからな…見物よ。』
エリアとアグニも何してるのやら…
「「デュエル!!」」
遊哉:LP4000
大河:LP4000
って、始まってる!?
つか大河って名前だったんかいこの教師…
「先行は私から。魔法カード『トレード・イン』!手札のレベル8のモンスターを捨て2枚ドローする。
ダーク・ホルス・ドラゴンを捨て2枚ドロー。更に2枚目の『トレード・イン』!トライホーン・ドラゴンを捨て2枚ドロー。
3枚目の『トレード・イン』発動!トライホーン・ドラゴンを捨てて2枚ドロー!」
初っ端から大量ドローね。
てかコイツもドラゴンデッキか、遊哉とはタイプが違うけど。
「私の墓地のモンスターが闇属性3体のみのなので『ダーク・アームド・ドラゴン』を特殊召喚!」
「グガァァァ…!」
ダーク・アームド・ドラゴン:ATK2800
行き成りダムド…全力だねぇ…
「『ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−』を守備表示で召喚し、魔法カード『ドラゴンを呼ぶ笛』!
この効果で手札より2体の『ダーク・ホルス・ドラゴン』を特殊召喚する!」
ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−:DEF1100
ダーク・ホルス・ドラゴン:ATK3000(×2)
おぉ、中々爽快な布陣。
闇ドラゴンデッキって所ですな。
「此れでターンエンドだ。」
しかしなぁ…相手が悪いって。
だって主人公ですよコイツは一応。
「一応じゃねぇ!!俺のターン!!俺の墓地にモンスターが存在しない場合コイツを特殊召喚できる。
久々の出番だ、来い『ガーディアン・エアトス』!」
『えぇ、随分久しぶりの出番ですね。デュエルでは。』
ガーディアン・エアトス:ATK2500
出た、今回の登場要望モンスター!
アンタ強いんだけどねぇ…
「その強さ、今回は遺憾無く発揮させるぜ!装備魔法『ミスト・ボディ』をエアトスに装備!
で、その『ミスト・ボディ』を墓地に送ってエアトスの効果発動!
相手の墓地のモンスターを3体まで選択して除外し、除外したモンスター1体に付き攻撃力がエンドフェイズまで500ポイントアップ!
テメェの墓地のモンスターは丁度3体!そいつ等を全部除外してエアトスの攻撃力は1500アップだ!」
『行きます。聖剣のソウル!』
ガーディアン・エアトス:ATK2500→4000
流石は高攻撃力中毒者、速攻で4000を叩き出しやがったよ…
つかなんだろ、この展開は物凄く恐ろしい予感がしてならない…
「バトル!エアトスでダムドに攻撃!『フォビドゥン・ゴスペル』!」
『安らかに眠れ…!』
――バシュゥゥゥゥ…!
ダムドが消えた!
まぁ、攻撃力は圧倒的に上回ったからねぇ。
大河:LP4000→2800
「むぅぅ…大口を叩くだけあって中々やる。だが、エンドフェイズにはエアトスの攻撃力は元通り。
次の私のターンでロード・オブ・ドラゴンを攻撃表示にし、総攻撃をかければ其れで終わり!」
いやまぁ確かにそうなんですけどね?
この状況で飛び出すセリフくらいは想像出来ません?
あっしは容易に想像できますよ?
「…何勘違いしてるんだ。」
ほら来た。
「俺のバトルフェイズはまだ終了してねぇぜ!!」
…やっぱりね。
それでは皆様『クリティウスの牙』の脳内再生もしくはBGM再生の準備を。
「速攻魔法『狂戦士の魂・極』!」
はい、お約束!
初代処刑カードの(多分)上位版!!
つーか、何入れてんのこの主人公!?
「悪役全開の遊哉には何言っても無駄。」
「だが、それだけにアノ状態だと恐ろしく強いがな。」
霧恵と遊星はなれたもんだなぁ…いや、チーム遊戯王全員だけど。
「手札を全て捨て効果発動!このカードはモンスター以外のカードが出るまで何枚でもカードをドローしその全てを墓地に捨てるカード。
そしてその枚数分だけ、レベル8以上のモンスターは追加攻撃できるぜ!!」
…何つー効果だ。
場合によっちゃ即死コンボじゃんよ。
『私にこの手のカードを使うのは如何かとも思いますけど…まぁ、アレが相手なら問題無いでしょう。』
エアトスさん!?
あ〜…まぁなんだ?大河先生……ご愁傷様。
「先ずは1枚目!モンスターカード『シルバー・ドラグーン』を墓地に捨てエアトス、ダーク・ホルスに攻撃!」
『追加1撃目…!』
「むおぉぉぉぉ!!」
大河:LP2800→1800
「2枚目…モンスターカード!!2体目のダーク・ホルスに攻撃!」
『もう1撃!』
「のわぁぁぁ!!」
大河:LP1800→800
「3枚目…モンスターカード!!ロード・オブ・ドラゴンに攻撃!」
『此れはダメージは無しですね。』
守備表示だからね。
けど此れで大河先生の場はがら空きだね。
「4枚目!…モンスターカード!!ダイレクトアタックだ『精霊のオペラ』!」
『取り敢えず、じっくり反省なされば良いかと。』
「うおわぁぁぁぁ!!!…ば、馬鹿な…!」
大河:LP800→0
は〜いライフ0!
見事に勝ったn「5枚目!!!」うえ!?
「ちょ、ちょっと待て私のライフはもう0だ!これ以上の攻撃など…」
「それがそうも行かないのがそのカードの恐ろしいところなんだ。」
どう言うことっすか遊星さん?
「あのカードは『モンスター以外のカード』が出るまでは効果処理が終わらない。」
「つまり、場合によってはまだ攻撃は続くって事よ…」
うわ〜…流石は『最恐魔法』の名は伊達じゃねぇやな…
「そんな…そんな事は…」
「覚悟を決めろ…モンスター以外のカードが出るまで俺は!」
『私は!』
「『攻撃を止めない!』」
…合掌也。
「6枚目!モンスターカード!」
『御覚悟!』
「ひぎやぁぁぁぁぁ!!!!」
――只今効果処理中です、少々お待ちください。
「21枚目…ちっ魔法カードか。」
舌打ちしたよこの主人公!?
つーか…大河先生生きてるか?
『生きてますよ。辛うじてですが。まぁ十二分に反省はしたのではないでしょうか?』
でしょうなぁ…消し炭寸前ですからねこれ。
「遊哉の逆鱗に触れたのが最大の過ちだな。俺もアノ手の人間はあまり好きじゃないが。」
「単純にアイツの気に入らない奴だったってのも大いにあるけどね。私もあの手は好きじゃないけど。」
さいですか。
まぁやる事やったし此れで…
「十六夜、他に問題ありそうな奴はいねぇのか?」
「そう来ると思って一覧表にしておいたわ!」
何してんすかアキさぁぁぁぁん!!!!!
え、ちょ待て粛清の嵐ふかせる気!?
てかなんでアキさんも『黒薔薇』召喚してんの!?
「私も直々に参加するからよ…」
うぇい…魔女モード入ってしまったヨ此れ…
「一緒に行った方が良いよね、遊星?」
「あぁ、いざと言う時に止められるようにな。」
たのんます、ヒロイン&主役兼ライバル。
その他の面々は如何するね?
「勿論ついてくわ。」
「衝撃のデュエルは見逃せないからな!」
「ある意味で『笑撃』でしょうが…」
さいですか。
その後の事は筆舌に尽くしがたいですよえぇ。
何てたってアキさんのサイコパワーと、其れの影響受けた遊哉が暴れまくってアカデミア半壊しましたから!
本来なら警察沙汰だけど、その辺はレンがもみ消したらしいし…なんでもありだなオイ!
『まぁ、我の主ならばな…。しかし本当に出番が無かったな。』
『本編では出番ありますって♪』
『うむ。そうだな。』
アンタ等も仲良いなぁ。
主役とヒロインのエースコンビは。
まぁ何だ、今回の格言!
『やられ悪役は調子に乗るべからず!』
此れに尽きるやな。
終わりと言う奴だ!
後書き座談会
吉良「キリ番来たーーーー!!」
遊哉「初っ端からテンションたけぇなオイ…」
霧恵「隠し踏み逃げられまくったからね。」
遊星「その割りに内容が…」
吉良「『ギャグ全開』って事だから問題なし!久々にはっちゃけた!楽だわこう言うのは!!」
アキ「読みきりだから次への展開は考えなくて良いものね。」
鬼柳「リク主のllednarさんに満足してもらえるかが問題だな。」
シェリー「其ればかりはどうしようもないわね。」
遊哉「しっかしこのタイトル…気持ちは分るけどよぉ…」
吉良「開闢はさっさと禁止に帰れ!!モグラも禁止にして!!ロック系カードと激流葬は制限に!!マジで!!」
霧恵「切実だなぁ…」
遊星「規制解除で暴れまくってるカードがあるのは事実だしな。」
吉良「カムバック『トリシューラ』&『ブリューナク』!!」
鬼柳「其れの解除もどうかと思うぜ…?」
遊哉「オメーが無双状態になっからな。」
シェリー「まったくね。」
吉良「開闢の馬鹿ヤロー!お前なんか大嫌いだーー!!」
作者暴走につき、座談会は強制終了とさせていただきます。
llednarさん、リクエストありがとうございました!
あと開闢好きだったらゴメンナサイ…