此れは闇の書が起動して間もない頃、シグナム達『守護騎士』が八神家の一員になった頃のはなs…


 「だから何故お前が主はやてと寝床を共にしているのだ!!」

 「はやてに頼まれたからだが…問題があったか?」


 …初っ端からアレな話をしてるなぁ…まぁ其れこそが今回の内容に深〜〜〜く関わる事なんだけどね?


 「なんや、シグナムも一緒に寝たいん?」

 「えっ!?いえ、あの決してそう言うわけでは…!」

 「なんや水臭いなぁ〜。せやったら今日はシグナムも入れて『川の字』で寝よか?」

 はい、爆弾投下。

 「「「えぇぇぇえっぇぇぇ!!!?」」」

 「川の字か、子供の頃を思い出すな。」

 「百聞は一見にしかず…か。」

 そら驚くわな…クールとワイルドを除いて。
 ま、そう言う事みたいなんで…どっせい!!











 『一緒に寝ましょう2ndA's』











 「…2nd?如何言う事だ?」

 まぁ、映画公開中なんで其れにちなんで♪

 「そうか…メタなタイトルも程々にな。」

 其れは約束できないっぽいですな!
 だってキリ番なんて指定無い限りは基本『ギャグ属性全壊』でやってますからな!!

 「なら仕方ないな。」

 「遊星、誰とお話しとるん?」

 「…?どうやら作者と言う名の神から電波が送られてきたみたいだ。」

 「そか…パーフェクト超人やと要らん物も受信してまう事があるんやな…」

 意外と余裕だねアンタ等♪
 尤もそっちは余裕無さそうだけどな騎士殿?

 「………」

 もしもし?

 「あ〜〜…予想外の事で機能停止してんなコイツ。」
 「まさか『川の字』とは思わなかったものねぇ…」

 其処まで驚くこってすかね?
 いや、アンタ等も驚いてたけど機能停止するほどじゃなかったでしょ?

 「アタシ等はな。けど当事者はそうでもねぇみてぇだ。」

 と言うと?

 「主だけなら兎も角、遊星も一緒だと言う事で固まったのだろう。」
 「騎士道貫いてきたせいで男性経験無いものねぇ…私もだけど。其処に遊星君みたいな極上が一緒じゃ…」

 成程、そう言うことですか。
 けどまぁ、このまましといても話が進まないので…

 ギャグ系二次創作究極奥義!『キング・クリムゾン』!!
 夜まで時をすっ飛ばす!!

 おい、待て!そりゃ反則じゃねぇのかよ!!

 知らん!其れにもう遅い!!



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 ・・・・



 と、言う訳で『あっ』と言う間に就寝時間!つまり夜!!


 「ホンマに時をすっ飛ばしよったわコイツ…」

 「あぁ、イリアステルも吃驚だな。」

 二次創作だからこそ許される事さ!
 まぁ、なんだ、グダグダ喋っててもしょうがないし、読者の皆様が気になってるだろうから寝間着の詳細と行こうか!!


 「無駄なテンションの高さだな。」

 気にしたら負けだぜ遊星!
 先ずははやてから!

 子供らしく可愛らしいピンクのパジャマ!
 ちょっとフリフリ感のある襟と袖口が何ともキュートだ!!ポイント高し!!


 「何のやねん…」


 (無視)続いて遊星!
 落ち着いた黒のジャージに、これまた落ち着いた感じのグレーのTシャツ。
 就寝中に何が起きても直ぐに行動できる、機能性も備えた見事な寝間着だ〜〜!!



 そしてラストは我等がシグナム姐さん!

 「主はやて、他に何か無いのですか!?此れは流石に…!」

 「そうは言うても、シグナムが着れるのは其れしかないしなぁ…」

 「だが、ジャージ位は有った方がいいんじゃないか?マーサも言っていたが女性は腰から下を冷やすのは良くないんだろ?」

 え〜、何やら有るようですが、ぶっちゃけて言うとYシャツ1枚です!!
 所謂一つの『裸Yシャツ』な状態な訳ですよ!!いや、下着はつけてますけどね?

 この状況に居て尚、理性を保って平常心を失わない遊星アンタは凄いよ!
 並みの男だったら理性が切れてルパンダイブかましてますから!……返り討ちは確実だろうけど。


 まぁ、要するに姐さんの身体に合うのが現状ではタンスの奥底に眠ってたYシャツしかなかった訳よ。
 姐さん的には騎士服(上着無し)でも良かったんだけど、はやてに

 『それは寝る時の格好やあらへん』

 て言われたら逆らえねぇべさ。
 今の格好が寝る時に相応しいかは又別としてもな?

 「いや、冷え云々は大丈夫だが…その…羞恥心と言うか…」

 ですよね。
 一緒なのがはやて『だけ』だったら大丈夫だったかもだが…ねぇ?

 「シグナム。」

 「は、はい!」


 ――ガシッ


 「裸Yシャツは正義やで?

 「意味が分かりません、主はやて〜〜!!」

 「…そうか、正義なのか。知らなかったな。

 うん、意味不明だね。
 ついでにナチュラルにボケるね遊星君や…

 「ま、そう言うことやからそろそろ寝よか?」

 無視された、私の突っ込み13文字!!

 「画面上で13文字、実際の文字数は15文字か…」

 テンパッてるのか余裕なのか、訳分からんね君達は。
 取り合えず話し進まんからベッド入れや。

 全ては其処からだ!!

 「確かに余り遅くまで起きているのは良くないな。」

 「不動〜〜〜〜!!」

 「ほな、お休みなさい。」

 はい、お休み〜〜〜〜♪



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 「あっという間に眠ってしまわれたか…」

 「はやてはまだ子供だ、遅くまで起きてるのは無理だ。」

 ベッドに入って然程たたずにはやては夢の世界へ。
 で、大人組はまだ起きてるわけね。

 因みに、はやての右側がシグナムで左側が遊星ね。

 「穏やかな寝顔だ、このような主を得て私は、私達は幸福であると思わねばいけないな。」

 「今までの闇の書の所持者はそんなに酷かったのか?」

 「全てではないがな。私達を『人』として扱ってくれたのは、主はやてを含めて片手で足りるほどしか居ない。
  殆どが我等を『道具』としてしか見ていなかった…それでもプログラム故に逆らう事はできなかったのだがな…」

 辛かったでしょうね〜…ホントはやてが所持して正解だよ。

 「だからこそ、この心優しい主にお仕え出来る事は騎士冥利に尽きる。私はそう思っている。」

 「そうか。お前は本当に騎士なんだな。本物の『騎士道精神』と言うものを初めて見た。」

 「私に言わせればお前も騎士であるんだがな。」

 最初の緊張は何処へやら。
 案外いい雰囲気だね君達?
 うん、はやてを中心にした川の字のせいで若夫婦に見えないくも無いね〜〜♪

 「若夫婦!?」

 「はやてが9歳だからその設定には無理があるな。」

 何処までも冷静だね遊星君や…シグナム姐さん顔真っ赤ですよ?

 「大丈夫かシグナム?」

 「だ、大丈夫だ問題ない!!」

 必死だね〜〜。ん?

 「…かんのや…」

 「はやて?」
 「主はやて?」

 どうにも寝言っぽいね?
 ドレドレ…

 「…海老じゃアカンねん!蟹や無いとアカンのや…海老じゃ蟹の代役はつとまらへんのや…!

 …なんだかなぁ…

 「…如何言う事だ?」

 「俺にも分からない。このての寝言は良く言うんだが海老に対しての評価が低いんだ。
  取り立てて海老が嫌いで、蟹が好物と言うわけでも無いと思うんだが…」

 その辺はアンタ等にゃ永劫理解できないでしょうよ。
 だがしかし、はやての寝言は多分リク主は諸手を挙げて賛成してくれるでしょうよ。

 「寝言の意味は分からないが…どうやら主はやてはお前と一緒だと安心して眠れるようだ。
  私の心配は取り越し苦労だったな。お前が一緒ならば、何も問題無さそうだ。」

 「取り越し苦労…?」

 「分からないならば良い。単純に私の中でのお前への評価が更に上がったと思ってくれ。」

 「…分かった。」

 中々ヤルネ姐さん。
 その姐さんに認めさせた遊星は流石だぜ!

 「私達も寝るか。お休み不動…良い夢をな。」

 「お休み。お前もな。」

 はい就寝〜〜。
 3人とも良い夢見ろよ〜〜。








 ――――――








 てな事が有って、シグナムが『遊星ならば何の問題も無い』と判断して、はやてと遊星は一緒に寝てる訳さ。

 まぁ、それ以来2人きりと言うのは余りなくなったんだけどね?
 その証拠に今日も…


 「ザフィーラ、俺はどうやって起きれば良い?」

 「うむ…ヴィータは私が引き離そう。主はお前が起こしてやってくれ。」

 ヴィータが潜り込んでたみたいね〜。
 殆どの場合で女子の誰かがもぐりこんでくるからね。

 ま、其れを見越して毎朝寝室にザッフィーが来るのがお約束になってるんだけどね?

 「何時もすまないなザフィーラ。」

 「気にするな。好きでやってることだ。」

 アンタ良い人やねザッフィーや。

 「シグナムとシャマルは如何した?」

 「2人とも起きているが、シャマルはキッチンに入ろうとしたところでシグナムが止めた…力ずくでな。」

 「そうか。シャマルには悪いが朝食に劇物が上がる事態だけは避けられたな。」

 まぁ、フライパンがリアルに火を吹くからなぁシャマルが料理すると…
 にしても好かれてるね遊星。
 アンタなら誰からも好かれるでしょうけどよ!


 「そう言えば、毎朝如何言う訳か俺の胸の上に闇の書が有るんだが…如何してだ?」

 「…アイツもお前と一緒に寝たいのかもしれんな。」

 否定は出来ないねその辺り♪
 ま、将来的には潜り込んでくる奴が1人増えるから覚悟だけはしとけ。

 「?良く分からないがそうしよう。」

 頑張れよ〜。


 「しかし…極稀とは言え全員で俺の周囲を固めるのは如何にかならないか?」

 「諦めろ遊星。そこになのはとテスタロッサが常時居ないだけ楽だろう?」

 「まぁそうなんだが、目が覚めた時に身動きが取れないのは結構辛いぞ?」

 「…其れがお前に対する皆の『愛』だ。ありがたく受けておけ。」

 「…分かった。」


 如何にも八神家の就寝事情はまだまだ波乱が起きそうではあるね〜。
 地縛神事件解決後は更なる激化が確定してるからな。



 まぁ、アレだ………精々頑張れイケメン蟹!!

 うむ、巧く締まった!!


 「「取り立てて巧くは無いと思うけどな。」」


 良いんだよ!
 此れは気持ちの問題なんだから!!


 ま、結論だけ言うと、遊星は無害で有益と言うことで添い寝は問題ないということだね!








 つー事で…此れにて終焉だ!!!








 お終い










 後書き座談会



 吉良「久々のキリ番やな。隠しキリ番96187以降、踏み逃げのオンパレードだったから…報告は普通に嬉しかった!!」

 はやて「まぁキリ番報告は任意やからね。踏み逃げる奴かて居るやろ?」

 遊星「強制ではないからな。」

 吉良「まぁね。でも踏み逃げられると切ないのですよ…まぁ、其れはさておきだ…意外と難航した今回のキリ番!!
     案外この添い寝エピソードってむっかしいわ。騎士全員で行こうかと思ったけど内容が被るのよ?
     なので代表してシグナムにやってもらった!」

 シグナム「其れは良いのだが…なんなんだ私の格好は!下着着きとは言え事実上の『裸Yシャツ』と言うのは!!」

 吉良「公式で裸Yシャツ曝してんだから良いじゃん。温泉でタオル1枚とかもな!!」

 シグナム「言うな!!恥ずかしいんだぞ結構!!」

 吉良「恥ずかしがる要素が何処にもないプロポーションですけどね。」(爆)

 シグナム「黙れぇぇぇぇ!!!」



 遊星「暴走したな。」

 はやて「ま、お約束や。シグナムも非殺傷でやっとるから問題は無いやろ。」

 遊星「そうだな。……帰るか?」

 はやて「せやな。シグナム〜…はムリポやね。」



 シグナム「其処に直れ!紫電一閃!!」

 吉良「直ったら直撃ですよ!!なので逃げる!!地の果てまでも逃げる!!」

 シグナム「逃げられると思うな!!必ずや一太刀入れてやる〜〜!!」




 何やらデインジャラスな雰囲気が漂ってまいりましたので座談会終了!
 kou氏、こんなのでよければ貰ってやってくださいな〜〜!