氷薙 稼津斗

Katzuto Suganagi


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生年月日 1984年6月11日
星座 双子座
身長 185cm
体重 70kg
血液型 AB(RH−)
好きな物 ウォッカ、ジン、焼酎、辛い物、甘い物
魚、読書、ギター、修行
自分の従者達
嫌いな物 すっぱい物、数学
所属 3−A副担任


・本作の主人公。
 科学と魔法が高度に発展した世界で、武術家として家族と共に極々普通の生活を送っていた。
 だが、19歳の時、『究極の戦士』を作る計画『XX(サイ・クロス)』の実験体として拉致・改造を施され人有らざる存在になってしまう。
 その際に心臓を『魔霊石・オリハルコン』と融合させられ不老不死の肉体と絶大な戦闘能力を得る。
 洗脳を施される前に辛くも施設を逃げ出すが、オリハルコンと身体のシンクロが不充分だった為意識を失ってしまう。
 次に目が覚めたときには既に500年が経過し、人類は滅び世界は異形の化け物が溢れかえる地獄と化していた。
 500年の間にオリハルコンと身体が完全にシンクロし、真に『究極の戦士』となった。
 崩壊の元凶を探るべく300年に亘って異形達との戦いを続け、遂に元凶であるミュータント『運命の輪(ホイール・オブ・フェイト)』に辿り着き交戦を開始。
 圧倒的力で勝利を収めるが直後、稼動実験中だった『次元転送機』が作動し麻帆良に転送されてしまう。
 稼津斗自身は確認できなかったものの転送終了直後に装置は爆破炎上し事実上戻る手段は失われた事になる。
 転送直後、異形と交戦中の龍宮真名を助太刀した事でその実力が近衛近右衛門の耳に入りスカウトされる。
 特に当てもなかったので此れを受け入れ、以降3−Aの副担任として生活する事になる。
 学園祭最終日に『歪んだ未来』から戻ってきた契約者全員がオリハルコンの力を引き出した事で契約が『真契約』になり、
 魂の繋がりを得て、その絆は例え神であろうとも引き裂く事は出来ないほどに強固なものになった。
 二度と自身の契約者を悲しませない為に特殊ダイオラマ球で修行を積み、XXの純粋進化形態に覚醒した。
 魔法世界で敵の策略で闇に堕ちかけるが、精神世界で何とか立ち上がり、殺意の波動と暗黒パワーを真に己の物とした


 

能力&技

無影(むえい)月詠(つくよみ) 瞬間移動。場所、或いは人の気配を察知する事でその場へ一瞬で移動する事が可能となる。
自分だけでなくやろうと思えば3−A全員を移動させる事も出来る。
無影(むえい)疾風(はやて) 『気』を操って行う空中浮遊。そのまま飛行、滑空が可能で移動手段としてはかなり優秀。
無論此処から攻撃を展開することも出来る。
絶気障(ぜっきしょう) 『気』で作った防御壁。自身を覆う球状で展開される。
爆閃衝(ばくせんしょう) 『絶気障』と同じ原理で、こちらは攻撃技。広範囲をカバーする為1対多で有効。
鬼魂刃(きこんじん) 『気』で作った剣であり、得物を持った相手との剣戟や単純な中距離奇襲技など汎用性が高い。
使う『気』の量で長さや強度が変化する。
羅刹爪(らせつそう) 気で作り出した鎌状の気弾を投げつける技。
連射が可能で、『爆閃衝』同様、複数の相手に有効。
羅刹葬爪(らせつそうそう) 無数に分裂させて放つ『羅刹爪』だが分裂させている分威力は幾分低め。
ただ、威力が低い代わりに此方は気弾を操作できる。
波導掌(はどうしょう) 『気』を込めた掌打。此の技をXX時限定に昇華させたのが『無闇神楽』である。
完全に単体への攻撃だが、その威力は正に『必殺』と言えるレベルのもの。
尖爪(せんそう) 飛び上がって二回蹴りを放つ技だが、単純なようでその難易度は高い。
長い滞空時間と、連続蹴りを放っても保てるボディバランスが無ければ使う事は不可能。
難易度は高いがその分、効果は大きく、此処から様々な攻撃に繋げる事が出来る。
飛燕烈風脚 飛び横蹴りから空中回し蹴りへと繋ぐ飛び蹴りコンビネーションだが「尖爪」よりも範囲が広い。
連続蹴りのスピードも速く、隙も少ないので奇襲や連携にも使える体術である。
刺突破砕撃(しとつはさいげき) 人差し指と中指の先に『気』を集中して放つ貫通力の高い技。
ピンポイントで狙う場合の他、殺傷力を極端に落としてカモへの制裁に使われる。
金剛裂爪斬(こんごうれっそうざん) 高めた気を纏った拳を地面に叩き付けて、衝撃波を発生させる技。
その特性から完全に地上戦専用技だが、攻撃範囲は極めて広い。
虚空穿(こくうせん) 掌に気を溜めて放つ『気功波』で、攻撃範囲と射程に優れる。
左右どちらの手からでも放てるが利き腕である左から放つ場合が多い。
覇王翔哮拳(はおうしょうこうけん) 『虚空穿』の両手撃ち版で見た目も派手。
両手を使っている為連射は出来ないが威力と射程は単純計算で2倍。
本人に言わせると『全力で使えば月までは届く』らしい。
『虚空裂風穿』と言う名だったが、精神世界で闘った龍から新たに『覇王翔哮拳』の名を送られた。
デアボリック覇王翔哮拳 リインフォースとユニゾンした場合限定の気と魔力の混合直射砲。
着弾点から拡散し、相当な広域攻撃が可能になる。
雷神覇王翔哮拳(らいじんはおうしょうこうけん) 高めた気に暗黒パワーを纏わせ、更に殺意の波動で包んで放つ覇王翔哮拳。
異種の力を同時に使う事で、力の電位差を発生させ疑似的な雷属性砲撃となる。
破壊力は絶大で、一撃で相手の意識を刈り取れるほどである。
蒼月(そうげつ) XX時限定。
腕又は足を高速で振ることで発生させる真空波。
見た目は『羅刹爪』に似ているが威力はこちらの方が数段上。
本気で使用した場合軽く数十メートルは大地に亀裂が入り、学園の半壊・全壊は確実。
蒼月(そうげつ)連弾(れんだん) XX時限定。
その名のとおり、蒼月の連続使用。連続回数は稼津斗の気合次第(笑)
唯でさえ強力な『蒼月』を連発するため、殆ど本気で使用する事は無い。
無闇神楽(むおんかぐら) XX時限定の稼津斗最強技。
拳打や掌打と共に高めた『気』で相手を打ち抜く所謂『寸勁』。
打ち抜く瞬間、周囲の空気が摩擦により、放電・発火現象と強烈な閃光が発生する。
強烈な『打』と『気』を同時に喰らわせる為、他の技とは比べ物にならない威力を誇る。
又発生した『気の余波』は拳打・掌打を喰らわなかった相手にすらダメージを与える。
天地覇王拳(てんちはおうけん) 稼津斗の原点にして究極の一撃である『気を篭めた正拳突き』で威力は無闇神楽をも凌駕する。
気を篭めた打撃の域を既に超えており、練りこまれた気は拳が打ち付けられると同時に炸裂。
さながら極大気功波の如き一撃を生み出す。
勿論正拳突きそのものの威力も、一撃で高層ビルを塵芥に変えるほどである。
瞬滅殺 闇の魔法の試練に引きずりこまれた際に、暗殺者・龍より受け継いだ暗殺拳奥義。
一瞬で間合いを詰め、すれ違い様に相手の経絡に気を叩き込み内側から攻撃する。
内側からの攻撃ゆえに防御も回避も軽減も出来ない、一撃必殺の正に奥義である。
剛昇龍拳(ごうしょうりゅうけん) 抉り込む様に放つジャンピングアッパーカット。
元々体術が得意な稼津斗ゆえに、その破壊力は相当なものである。
竜巻斬空脚(たつまきざんくうきゃく) 回転しながら3発の飛び回し蹴りを放つ。
隙は大きく見えるが、着地と同時に別の技が飛んで来るので油断はできない。
阿修羅閃空(あしゅらせんくう) 地を滑る様に移動する、高速移動術。
微妙な緩急をつけることで、移動と同時に残像分身を残し、相手に的を絞らせない。
天魔空刃脚(てんまくうじんきゃく) 空中から強襲する鋭い飛び蹴り。
略真下に『降って来る』感覚ゆえに回避は極めて困難。攻撃の速度も速い。
剛覇王翔哮拳(ごうはおうしょうこうけん) 覇王翔哮拳の殺意の波動バージョンだが、此方は巨大な気弾を放つ。
威力は通常と遜色なく、それどころか着弾時の爆散と言った効果も備えている。
滅殺剛波動(めっさつごうはどう) 無数の気弾を両手から連射する技。
超高速で連射されるので距離が近いと回避は困難。
一発一発の威力は低いが、物量が多いので結果的にダメージは大きい。
滅殺剛昇龍(めっさつごうしょうりゅう) 剛昇龍拳の強化版で、スライドしながら3連続で放つ。
更にこの技の場合は、拳に闇色の波動を纏って繰り出される。
滅殺剛覇王翔哮拳(めっさつごうはおうしょうこうけん) 気弾・気功波攻撃では殺意の波動最強の技。
極大の気功波を放つのは通常の覇王翔哮拳と同じだが、威力は数倍に跳ね上がっている。
また、気功波の色が紫色になり、更に螺旋状のエネルギーを有している。
瞬獄殺(しゅんごくさつ) 殺意の波動の奥義ともいえる究極至極極滅の一撃。
一瞬にして計33発の攻撃を加える瞬獄滅殺一瞬千撃の技。
相手をこの技で葬れば葬るほど威力を増す、血塗られた『死』の奥義である。
(みそぎ) 虚空に飛び上がり、殺意の波動を纏った手刀で強襲する技。
相手からは消えたように見えるので、回避や防御は極めて困難。
同調(どうちょう) 自身の気を対象と同調させる事で、その性質を読み取る。
やろうと思えば、『記憶』『思考』を読み取る事も可能だが使う事は殆ど無い。
結界や封印と言ったモノを解析するのが主な使い方。
同調(どうちょう)癒羽羅(ゆうら) 自身の気と物を同調させ、壊れたものを修復・再生する『同調』からの派生技。
無生物限定。(建物・自然など。精霊などが宿っていても、それが無生物であれば修復できる。)
フィールドに被害が及んだ時、(主に自分が)壊す前の状態に戻す(直す)。
XX時限定ではないが精度とスピードが段違いの為、XX状態で使用する事が多い。
同調(どうちょう)(かい) 自身の気を対象と同調させ、呪いや封印と言った魔術的拘束を解除する『同調』からの派生技。
大抵の呪いや封印は此れで解く事が可能。相手の気や魔法を使った強化状態も解除できる。
同調(どうちょう)(ぜつ) 『同調・解』が呪いや封印を『解除』するのに対し此方は完全に『破壊』する技。
呪い、封印、結界など気や魔法を利用したモノならば例外なく破壊できる。
使う力が大きいため完全にXX限定時の技。
同調(どうちょう)絶空(ぜっくう) 『同調』を遠距離攻撃へと変化させた技で見た目は『刺突破砕撃』に酷似する。
主に遠距離に有る結界や術式を破壊する場合に使われる。
あくまで『術式破壊』を目的とした技なので威力はそれ程ではない。
同調(どうちょう)断空(だんくう) 『同調』を近距離戦闘技へと昇華させた技で『波導掌』に酷似する。
主に接近戦で使うので常に障壁を纏っている近接戦闘型の相手に非常に有効。
術式を破壊せずそのまま貫通するので拳打や掌打の威力は殺されずに相手に届く。
同調(どうちょう)天空(てんくう) 同調系の集大成とも言うべき究極の術式破壊技。
術式破壊を目的とした同調に攻撃系の気を混ぜる事で実質防御不能の効果を生み出す。
銀閃華(ぎんせんか) 元々はオリハルコンの力を扱いきれていなかった時に偶発的に発動した強化状態。
全身に銀色のオーラを纏い、移動や攻撃の際に銀色の軌跡を残すようになる。
自身の力を数倍に高める事ができるがXXに覚醒後は単体で使う事は殆ど無い。
契約執行時にパートナーをこの状態にする事が可能。
U・Tコンビネーション 『アルティメット・突っ込み・コンビネーション』のこと。
明日菜と共に繰り出す突っ込み技のバーゲンセール。
トドメは明日菜が天魔の剣(ハリセンVer)で吹き飛ばしたところに『刺突破砕撃』をぶっ放す。
念話 所謂テレパシー。この能力を有していない人間とも行う事が可能。
気配察知 自身の『気』で周囲を探る能力。
例え気配を完全に消していたとしても、索敵範囲に入ったものは完全に認識出来る。
XX(ダブルエックス) 体内のオリハルコンの力を覚醒させた『究極の戦士』状態。
普段の黒髪黒眼から銀髪蒼眼となり、稲妻のようなオーラを纏い戦闘能力は50倍に跳ね上がる。
通常此れだけの能力倍加を行えば身体の方が耐えられないが不死の肉体の前では問題にならない
本来ならばこの姿は計画名から『XX(サイ・クロス)』と呼ぶべきだが、稼津斗は『XX(ダブルエックス)』の呼称で通している
XX銀装(ダブルエックスぎんそう) XX+銀閃華の状態で、稲妻オーラが銀色へと変わっている。
攻撃力はXX時の更に3倍近くまで跳ね上がるが、スピードは少々ダウンする。
2ndに覚醒したあとは、使われる事は先ずなくなっている。
XX2nd(セカンド) 学園祭の際に『XX銀装を超える力』を追求し、辿り着いたXXの純粋進化状態。
最大攻撃力こそ銀装に僅かに劣るが、此方はスピードと防御力も上昇している。
結果として総合的な戦闘力では銀装を上回りその能力はXX時の5倍。
XXV 幻想世界で覚醒したオリハルコンの力を最大に引き出したXXの究極形態。
銀髪が腰のあたりまで伸び、稲妻オーラも蒼と銀の二色になっている。
その戦闘力はすさまじく、XX2ndのさらに3倍の戦闘力を有している。
XX/Zero ザ・ワールドに取り込まれた虚無の空間で会得した、XXVをも超えた形態。
殆ど姿を変える事なく、XXV以上の力を発揮している。
仲間の思いを受け取ったからこそ到達できた『1人では辿り着けなかった世界』だ。