蓮杖一夏

Ichika Renjoh
生年月日 6月21日(戸籍上)
年齢 16歳
星座 双子座
身長 172cm
体重 57kg
血液型 A
使用機体 カリバーンストライク


・本作の主人公で、戸籍上は夏姫の双子の弟。
 夏姫や篠ノ之姉妹とは幼馴染で、夏姫と箒同様、束に可愛がられていた。
 双子の兄である一秋が早熟の天才であったのに対し、一夏は努力の天才で、何事にも真摯に取り組み、時間が掛かっても
 必ず結果を出して来た。
 が、其れを認める者は余り多くなく、一秋がなんでもそつなく簡単に熟してしまう為に『兄と比べると出来が悪い』と評価され
 て、不当な扱いを受ける事もあった。(一夏の努力を認めていたのは千冬と夏姫、箒と束と鈴、弾と数馬含め数名だった。)
 一夏自身は、『認めてくれる人だけ認めてくれればいい』と考え、周囲の評価は余り気にしていなかったが、自分の天才を
 鼻にかけて馬鹿にしてくる一秋と、其れに便乗していた散の事は本気で鬱陶しいと思っている。
 其れでも、夏姫や箒、束が居る間はストレスもなかったが、白騎士事件後に束が失踪し、箒も要人保護プログラムのせいで
 転校(但しこれに関してはストレス原因の1つである散も居なくなってるのでプラマイ0)、夏姫の家族が死亡し夏姫自身も消
 息不明になった事で一気にストレスが溜まり、小学5年の時に鈴音が転校して来て仲良くなるまでは可成り荒れていた。
 中学に上がった直後に、鈴音が両親の離婚が原因で中国に戻る事になり、帰国前に告白され、一夏自身も鈴音に好意を抱
 いていた事で其れに応え、晴れて恋人同士となり、その後は遠距離恋愛を続けている。
 同じ頃から一秋からの彼是がエスカレートしていたが、この頃になると一夏も適当にあしらう事を覚えていたため、以前より
 もストレスは溜まらなかったが、一秋の事は本気で嫌いになっていった。(出来る事なら一緒の家に居たくないレベル。)
 姉の千冬が出場した第2回モンド・グロッソを観戦しに行った際に、千冬の連覇を妨害しようとした一味に誘拐されるモノの、
 対IS用ISを纏った夏姫達によって助け出される。(顔の傷は、誘拐されても何処か落ち着いてる一夏の態度に逆上した犯人
 がISのブレードで切り付けて付いたモノ。)
 助け出された後に会場に戻ると言う選択肢もあったが、元々千冬が家に滅多に居ない事と、一秋との関係から、『あの場所
 には戻りたくない』と零し、事情を聞いた夏姫によって束の下へと連れて行かれ、束と再会。
 その後、自身が死亡扱いになった事を知り、束が新たな戸籍を作る上で夏姫の双子の弟と言う立場に収まった。
 幼い頃に両親が蒸発した事、千冬が滅多に家に帰ってこなかった事、兄の一秋との仲が最悪だった事から、家族愛に飢え
 ている部分があり、夏姫は元より、スコールやオータム、束の事も実の姉の様に慕っている。
 束が開発した『対IS用IS』を起動した事で世界初の『男性IS操縦者』となり、夏姫、マリアと共にIS学園に通う事になる。
 新装備のテストパイロットの名目でISラビットインダストリーを訪れた鈴音と再会し、『過激な愛情表現(飛び蹴り)』を受けた。
 表向きには束が『東雲千鶴』の偽名で設立した、亡国企業のダミー会社『ISラビットインダストリー』の企業代表と言う事にな
 っている。



 

使用機体

カリバーンストライク 形式番号『GAT-X105E 02T』。
ブレードストライクが二次移行した姿で、機体カラーが従来のトリコロールから黒を主体とした物に変わっている。
『ブレードストライカーパック』を発展強化させた『カリバーンストライカーパック』は、基本装備を強化した状態で全て受け継ぎつつ、本体には新たにビームダガーやビームシールドが搭載され、一夏の能力を最大限に引き出せる機体となっている。
また、二次移行の際に『白式』のコア人格が融合した事で、白式の能力の一部が使用可能になっており、その中には一秋では使用できなかった機能も存在している。
二次移行の際に、世界最初のISである『白騎士』のコアを改良したISコアを搭載している事が明らかになった。


 

武装

イーゲルシュテルン 頭部に搭載されている小型バルカン砲。
威力は然程高くなく、ミサイルなどの迎撃や相手への牽制に用いるのが主な使い方。
AQM/E-X02Tカリバーンストライカーパック AQM/E-X02Sブレードストライカーパックが二次移行の際に進化した新たなストライカーパック。
2本の大型レーザーブレードと、二連装リニアガンを2門搭載しているのは同じだが、パンツァーアイゼンのキャニスターにマウントされていたビームブーメランがストライカーパック本体に2本装備されていると言った違いがある。
また、ブースターとスラスターが強化され、機動力がブレードストライクの時よりも大幅に向上している。
MMI-710エクスカリバー シュベルトゲベールを発展強化したレーザーブレードで、形状が片刃から両刃に変更されており、ビームエッジが展開されない側は完全な実体剣となっている。
連刃刀連結は出来なくなったが、新たに柄の部分を連結させて長大な『アンビデクストラスフォーム』と言う形態にする事が可能で、この形態は槍やランスのように間合いをとった戦いに適する。
二刀流とアンビデクストラスフォームの使い分けにより、ブレードストライク以上の白兵戦能力を発揮出来る。
また、白式のコア人格が融合した事により、『零落白夜』の発動が可能になっている。零落白夜の使用中は、機体エネルギーを常に消費するが、核融合エンジンから無限のエネルギーを得ている本機では全く問題にならない。
MMI-370ビームダガー 腰部のリアアーマーに4本搭載されているビームダガー。
一応白兵戦を行う事が出来る装備ではあるが、本来は投擲武器。
ビームブーメランの様に曲線飛行は出来ない物の、形状から直進スピードが速く、中間距離からの奇襲として使う事で真価を発揮する。
パンツァーアイゼン ロケットモーターを搭載し、遠距離の相手を攻撃する自立推進式打突兵器。
アンカーの先端は、グラバーとして開閉可能であり、此れを利用して単純な打突武器として以外にも、相手を掴んで強引に引き寄せると言った使用も可能。
強靭な強化高分子ケーブルのリールを兼ねた本体キャニスターは新たにビームシールド発生装置が追加され、防御力の向上に一役買っている。
MX2100ビームシールド パンツァーアイゼンの本体キャニスターに新たに追加されたビームシールド発生装置。
広範囲にビームのシールドを形成する為、此れで相手の火器による攻撃を無効にしつつ、強引に近づくと言った戦術が可能になっている。
RQM60フラッシュエッジビームブーメラン マイダスメッサーの改良発展型で、従来と異なり量子通信でコントロール可能。
2つのブーメランの本体部分を結合する事でビームではなく実体の刃を持ったブーメランとして使用する事も出来、この状態では複数の敵機を撃破するとともに質量を生かした衝撃による攻撃等多用途な運用が行える。
勿論、手持ち状態でビームエッジを展開してのショートビームソードとしての運用も可能である。
M8F-SB2アサルトビームライフル M8F-SB1ビームライフルショーティーの強化発展型。
コンパクトなサイズは其のままに、オート連射の機能が加わり、トリガーを引いている間は自動でビームが放たれるようになっている。
此れにより連射性能は飛躍的に上昇し、レーザーブレードの間合いの外からでも大きなプレッシャーをかけられるようになった。
MAU-M3E5 2連装リニアガン改 MAU-M3E4二連装リニアガンの強化型の武装。未使用時はストライカーパックに収納されている。
リニアガンだけでなく荷電粒子砲も使用可能になっているが、此れは白式のコア人格が融合した影響で、白式が二次移行した際の武装『雪羅』の機能として発現する筈だった武装が追加されたからである。
EQS1358アンカーランチャー ストライクEタイプの両腕、両脚部に内装されているワイヤーアンカー。
近接戦闘において高い力を発揮し、対象にアンカーを貫通、またはワイヤーを絡ませて破壊、牽引するなど多彩な運用が可能。
束が考案した特殊被覆を施したワイヤーは1G環境下で、10tトラックを振り回しても切断されない程の高い強度を持っている。